「目標に対して」2011.9.6

目標というのを明確に掲げることは大切です。
そして、目標に向かって、プロセスを計画、実行していく。
勿論、目標は達成するに越した事はないけれど、達成できなかった場合の考え方。

目標達成が出来ないことが何度も続くと気持ちが落ち込んできます。
勿論、大目標を掲げ、長期的スパンで活動していて
「これは目標達成が困難だ」
と感じることも多いでしょう。
そういった場合にどうするか。

長期目標は動かしたくない。
けれど困難。
であっても私は最後まで諦めずに活動することが大切だと思います。
例え、今回達成できなくても、人生において新しい目標は何度も立てていくことになります。
目標が達成できないからといって、諦めて、目標を変更する癖を付けると
また新たに制定した目標も困難に直面すると変更してしまう可能性が高まるからです。

中期的目標、短期的な目標ならばそもそもの目標の見直しや細分化を図り、
達成出来る回数を増やしていくことにより、気分も向上していくことでしょう。
期間を短くし、一回一回の階段をしっかりと昇って行く。
私は現役時代もそうして強くなっていきました。
一時期、飛躍した目標を掲げ、そのプロセスにあたる目標制定が段階を追っていなかったので、
現役後半は常に苦戦しました。

大目標、レース目標、練習目標、補強の目標や、走行距離、体重や、学習度・・・
目標を細分化するのはいくらでも出来ます。
今週は腹筋が50回出来たから、来週は75回平均で行こう、程度からでも。

今、指導者をやっていて一番感じる部分。
チームが箱根駅伝出場を掲げる中、いくつものプロセスを考えます。
地道に細かな目標を達成し、箱根出場を達成します。
選手にもそういった考え方を持って、長い目でトレーニング、大学生活に取り組んで貰いたいですね。
最終更新:2013年01月25日 15:38