育成システム

指導者にとってはそれぞれの区分毎に、キッズ、ジュニア、学生、実業団などで選手と関わる、成果を上げる。
つまり短期的視野で見る可能性を高めるシステムの中で活動している。

だが、選手にとっては自身の競技は唯一無二のもので、節目はあっても断絶はしない一環したものである。
例えば、システムの都合で競技を中断した3ヶ月などは有効的に活動出来ていれば良いが、単なる空白になっていると貴重な時間を無駄にする。
また、選手の競技歴を把握し、その時その時に適切な指導が出来れば良いが、全く別の指導、重複指導を行うと、これもまた選手にとって混乱、停滞の原因となる。

そういったことへの解決方法はないか。
一環指導が良い答えかどうかはわからないけれど、ベターなケースは多いだろう。
また、地域で共有し、育成していく。
選手自身がポータブルカルテを持ち、競技歴、スキル、どんな指導を受けてきたかを共有し易くするなどの方法が考えられる。

私はそういった選手たち、ランナー、全ての方々のサポート、指導が出来れば、と常々考えて活動し続けている。
最終更新:2014年08月19日 10:31