「器を大きくする」2011.11.14

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トレーニング以前の「地の部分」。
わかりにくい表現だが、トレーニングとは関係ない身体の強さ。
腕力、脚力、体力等。
鍛え上げることを考える以前の「地の部分」を振り返り、
もし人より劣ると考えるならば、トレーニングで鍛え上げる度合いを厳しくせざるを得ない。
地にあたる根本的な身体の強さは、先天的な部分も勿論あるだろうが、
トレーニングと考えている以外の部分が培ったとみなすことも出来る。
野山を駆け巡り、身体を使って遊んできた子は、
身体を動かさなかった子よりは、トレーニング開始時の「地」は強いだろう。

学生時代に寮から大学迄自転車で通っていたが、
あの坂道は案外トレーニング以外の脚力強化に繋がっていた。
トレーニングだと思わない、遊び要素を含めた「自然な鍛錬」は少しでも行い、
地を強くしておいた方が、その後のトレーニングを施す上でも良い成果を生み出す。

そういった意味でも小さい頃は野球やサッカー、バスケ。
足腰を鍛える山道のハイキングや、踏ん張る行為・・・
草抜きや床吹きでも良いだろう。
あらゆる行為が将来の「地」を作り、トレーニングをより高次元から開始できる、
器としての基礎作りとなろう。
それを器と呼ぶか、素質と呼ぶかは別として、荒削りでも「地が強い」選手を育てたい。

今は大学の指導をしているので、「幼少期のような地」を作るのは難しいが、
実業団で競技を続けることを希望する選手は、実績作りもさることながら、
大学で再度地を作り、実業団で結果が出てくる選手として育成したい。