「目は口ほどにものを言う」2011.9.30

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表題の通り、良く使われることわざ。
これは囲碁でも、スポーツでも言われること。

囲碁では対面なので、お互いの表情を見ようと思えばはっきり見れます。
いつも盤面だけ見て、うんうん唸り、考えていると、そんなところに思いも至りませんが、
相手の表情やしぐさ一つで相手の思考が手に取るように伝わってしまいます。
ピンチだと思っている場面、何かを仕掛けようと考えている場面・・・
演技派はあえてそういうしぐさを出して相手を誘い込むようなこともしますが、
やはり基本的には冷静沈着に、ポーカーフェイスで押し通すほうが良いでしょう。
ちょっとした読みの時間が長くなっていたり、盤面のある一方向ばかり見てたら・・・
何か懸案事項があるかも、と気付かれますよね。
私は、出来るだけ相手の表情が見えるよう顔を上げて、盤面に食い入る姿勢を取らない様
いつも心掛けていました。それのほうが、余裕があるようにも感じます。

翻って、陸上では。
やはり先頭争いをしているとき、相手の表情や視線、息遣い、フォーム等、
些細な違いから相手の状態を読み取ることが出来ます。
嫌なのが、ポーカーフェイスの選手、サングラスも多少読みにくくなる。
相手から得る情報が多ければ多いほど自分の考える判断材料が増えてくるということ。

気をつけなければいけないのは、余計な情報は取得しないこと。
判断に必要のないところを気にしだすと自分の集中力が途切れます。
同じように、相手のことばかり伺っていたら、自分がどう見られているかを忘れがち。
相手も自分を見てることを忘れずにいることですね。
そこに双方向の駆け引きが存在します。
自分が疲れているときに「ペース遅いから上げてみるか?」
と時々有り難い話を振ってくる選手もいますが、勝負のときは強がるべきか、
無視を決め込むかはその瞬時に考え、判断し、対応するしかありません。
前に出ろよ、合図も同様です。

もう一つの注意点はそもそも相手を気にせずマイペースで事を運ぶ人は
あまり以上のことを気にしないほうがよいかもしれません。
知っておいて損はない程度の話ですが、自分のペースが崩れたら元も子もありません。

最後に、相手も同じように読み取ろうとしていること。
そして、相手の方が力が上だな、と感じているときに相手を読んでしまうと、
益々自分が落ち込む可能性もあります。
自信満々に行わなければならないでしょう。
高校の恩師、渡辺先生も常々仰られておられました。
「普段は謙虚に、レース中は超生意気に」
この言葉が一番しっくり来ると思います。