ランニングフォーム改良への取り組み

最初に思い浮かぶのは「走りながら変える」ことだろう。
腕の位置、脚運びを注意して、腰はどうか、姿勢は、首の位置。

勿論「ランニングフォーム」なのだから、当然である。
が、実際は「ランニングフォーム」は自身の骨格や体型、筋力、神経、操作法、動作等の
集合の結果なのだから、事はそう簡単に終わらない。


形だけ整えようと思っても、元々持っている身体がそれを簡単には許さない。
これがいわゆる「クセ」であろう。
クセを直すにはやはり結果である「フォーム」を目指して、一つ一つの要素に分解し、
要素を改良、変化させた上で結果を変化させていく。
ストライド一つとっても根気強く取り組む。
着地も。腕の位置も。回転数も。身体の傾きも。

そのために、様々なトレーニング。
コアトレ、補強、ドリル、動き作りなどがある。
環境に対応すべく、トラック、ロード、クロカン、ヒルトレなどクロスしていく。

全ては相互に連動し、影響しあう。
単独でこれだけを変えたい、というのは相当困難。
個々のトレーニングを理解せず、ただ行っただけでは、
結果である「フォーム」もクセに負け、あまり大きく変化しない。


何のために変えたいか、変えるのか。
それを考え、定めた後は何故このトレーニングを行うか。
何処にどのように影響していくのか。
そういった部分に考えを持って行き、試行錯誤してみる。
変化を楽しむ。

そうして変わっていく、変わった事を実感出来る事は非常に楽しい。
最終更新:2014年06月02日 10:28