様々な形のマネジメント、指導を考察する

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マネジメント方法、チーム運営方法。
組織やチームの数だけ、またそれを扱う、構成する人の数だけスタイルが存在する。
これが正解で、これが全て、完成形。というものは瞬間においても存在しない。
常に、より良い形を目指し、更新、変更、改善していく必要がある。
当然、今良いとされているもの。
成果が表れている方法も時が経てば陳腐化、老朽化、
不適応、何かが欠けるもの。
そういったものが多くあるだろう。
だからといって一切そこから学ばない。
うちは独自にやるから、他は他、うちはうち。
そんな考えの下、学ぶ姿勢そのものを放棄しない事が大切だろう。
そういった姿勢のトップ、構成員が多ければ、早晩自壊する組織となろう。
かといって全面的に他の方法を導入するというのも考えもの。
他を知り、かつ構成員も納得しつつ自分たちの方法を模索、構築する。
そんな姿が好ましいと考える。
以下で考察してみよう。


例えば、最近こういったものが著書やブログ、報道である。

皆が自立している、独創的だからマネジメントはしていない。
選手が自主的にメニューを考えたりオーダーを決めている。
だから指導はしていない。
そんな発言をするトップ、指導者から聞いたり、学んだりする機会がある。
そういった新しい、紹介された手法等を学ぼう。
導入できる部分は導入しよう。
全面的に真似できる、要諦を掴めるならば取り入れよう。
しかし、安易には完全に真に受けない。
実際はそういう自主的に行っていける様にする「見えないマネジメント」を行っており、
プレイヤーが感じない程度にそういった指導、誘導、意識共有、構築をしているかもしれない。
でないとそういうシステムが動いて行かない事も多いだろう。
完全達成しているなら、そもそもプレイヤーのみで構成され、
その発言者はそこに存在しなくても良いかも知れない。
インタビューを受けるのはプレイヤーで良い。
一番チームの事を知っているのはプレイヤーだと言う事だから、説明するのもプレイヤーで良い。

勿論、マネジメントは完全にプレイヤー任せ。
技術指導のみ担当している場合、コーチ役割を指導者が果たし、
マネジメントはプレイヤーが担当している。
それはそれでマネジメント不在ではない。
自分しか指導者がいないのならば、プレイヤーがマネジメントをするようにマネジメントしている。
と考えることも出来るのではないだろうか。
それは結構難しく、高度なマネジメント能力が必要だったりする。
勿論、特に高等教育、クラブ等において理想的な形の一つではあるだろう。
指導者、プレイヤー、関係者とも相当な意識共有、役割分担を持つ必要がある。



また先述した、似た様なシステムで、
トップは何もしない。
指導者は専門でなく、何も指導しない。
それで学生が自主的に運営出来ている。
というのも有るが、それは当初から意図した事か、結果そうならざるを得なかったのか。
そういった場合は往々に学生側にリーダーが発生し、
リーダーがトップ役、マネジメント役、指導者役を果たし、成り立っている場合が多い。
イメージ的には「もしドラ」や「スラムダンク」の世界観が学生主体や所謂マネジメント、
「指導者不在」型組織を表している様に考える。

つまり、トップ型かリーダー型かに分類している。
勿論自然発生的に高いレベルのプレイヤーが集まり、集団を構成、運営していく場合も有る。
ただこれも世話役、裏方が発生する型か、稀なスタイルだろう。


システムは安易に自組織やチームに導入すると不適合を起こす可能性が有る。
何故ならそういった手法は従来型のマネジメント、指導より巧みさが必要で、
だからこそ実際上手にシステム化が出来ておらず、故に普及が進んでおらず、
故にその手法を紹介する時には同じ組織、指導者が紹介される。
NPOやベンチャー、クラブチーム、Jリーグ。
開始したとき、立ち上げは常に困難が付きまとう。
理解、普及、マニュアルが少なく、文化定着も少ない。
人材、資金も集まらず、評価も定まらない。
そういった困難さは従来の組織に導入したシステム開始時にも見受けられる。

システムやマネジメント、指導スタイル、チームスタイル等が難しいのは
構成している人は全て生身で、故に「完璧」や「正解」は存在しない。
システムはその組織に適合するものを選択する。少しずつ改良を加える。
もし完全にシステムを変更する場合は、変更先のシステムを隅々迄理解した上で、
マインド理解と導入、トップ、構成員共々意識共有が必要だろう。
より良いシステム、マネジメント、指導方法を学ぶのは大切だが、
先見力、見通す力、見抜く力、意識変革。
様々なものまでセットで組み込み構築、計画する事だろう。

勿論、これをもって従来型が全て良いとか、新しい形を阻害する意図は全くないし、
日々進化する情勢に合わせ、機構、組織、チーム等も進化、更新しなければいけないと思う。
私も常に今居る場所の最善を求めたいし、構築していきたい。
様々な法的、物理的、意識的、主義や伝統に因る制約はあるだろう。
構成員、資源等での制約や理想と現実、ギャップもある。
その中で適応するものを構築し、良い成果を生み出せるシステムを採用するのが大切だと考える。