6巻 Amazonレビュー

ぼくにはどの作品が悪いとかどのメディアミックスが良いとか決められません。
ニホンにあるものぜんぶいいものです。
漫画もアニメも皆いいです。
日本の方々は自国の特別さを見て、色々な漫画を生み出す方々を再認識してもいいぐらいだと思います。

BURSTハートの所持者がBハートの中のモンスターを
友達に思ったり、特別な存在だと感謝したり自覚することではなく。
中のパートナーはそっとサポートしてくれる介在者っていう描き方が新しいと思います。
これまでARMSなんかで描かれた描き方ですね。
Bハートのモンスターとそれを使う人間は果てしなく離れているけれど
いつか使う人間が中のパートナーを自覚できたとき、一緒に戦ってくれた存在だと
認識出来たとき。又は大切なものを守りたい、強くなりたいと心から願ったとき
中のBハートのパートナーは最大限のポテンシャルで力を発揮してくれる。
そういう描き方がとても好きです。

果てしなく遠いBハートのモンスターと人間の関係ですが。
いつか人間がそれを大事なのだと思ったとき初めて新しい力やキズナが生まれる。
Bハートってすばらしい物語のアイテムだと思います。
ポケットモンスターがただ可愛がるばかりじゃない、こういうのもあるよって示して頂いたと思います。
その奥にある作者さんの真剣なテーマを考えてあげないと駄目だと思います。
作者さんたちも原作のゲームのことはちゃんと分かってます。
本当に原作のファンの方にこそ読んで頂きたいです。

モンスターボールなんかより先にBURSTハートの中身の世界を知らせてくれたのもこの漫画です。
原作のゲームや他メディアとは関係ないように思えて。
他の原作のメディアの本心や核心に迫るものを描くつもりだったと思います。

原作の方の人間だって自分は傷つかないからこそ心からパートナーを思いやる気持ち、支えがなければ
立派な指揮官、テイマーにはなれませんね。
描き方が違えど責任は漫画版もゲーム版も変わらないと思います。
この世、3次元界にあるものは本質的に同じレベルです。衝突、競争、傷つけ合い、プロスポーツの世界などに見られる悔しさや向上精神などの2元性です。
だからこそわたしらはそこから大事なものを見つけるのだと思います。
原作のゲームだからこそそういうことは学べると思います。
分離ではなく「同じあるもの」と認め合えばいいだけです

この漫画は人間自身ががんばるから、強くなるからこそのパートナーとの出会い
でこの描き方本当に私はすきです。

前のレビューで書いたフリーザ的悪の宇宙人ビードルの戦士の他にそれを追うため宇宙からやってきた正義のヘラクロスBURST戦士も考えてました。
悪の宇宙人B戦士は進化のコクーンにも必殺技などあり強いです。

  • 悪のB戦士第2、3進化形態コクーンでの必殺技
:インセクト・プロテクト[完全硬質化](ルビに漢字の「完全硬質化」で技名がインセクト・プロテクトです)
~コクーン第2形態限定の必殺技です。第3最強形態までの待ち技で全ての攻撃が効かずあらゆる破壊的な攻撃も効きません。
:ゲイル・ブラストシャドウ
~第3最終形態スピアーでの超必殺技です。悪の戦士の闇のパワーを腕の針に廻らせ細長く一直線に巨大化、どのような攻撃が介す間も与えず弾きながら相手を貫きます。必殺の毒を与えながら貫いた相手の背中から黒い闇のパワーが噴出します。スパ4の狂オシキ鬼の冥桐豪波動のようにです。

悪の戦士を追って、宇宙の銀河からやってきた正義のヘラクロスB戦士も存在しています。
身長2メートル10センチぐらい、超マッチョ巨大な体躯の宇宙人BURST戦士で
宇宙の惑星に名だたる武闘家でもあり、強大な力を持つ正義の使者で悪のB戦士を倒すため地球に降りてきました。力は地球内の存在たちを見ても最強といわれるほどです。

  • 正義のヘラクロスB戦士必殺技です
:バーニング・ギガゼクトブロー[甲虫衝突](技名に漢字名ルビで。BURSTしたヘラクロスとの合体技、燃える大気圏突入パンチです。格闘タイプの技で、巨大な重い拳を振りかざし激震の一撃を相手に与えます)
:バトルホーン・ジャスティスピア[一角激葬槍](技名に漢字ルビで。合体したヘラクロスの角で合体したBURST戦士の例に漏れず元のモンスターより破壊的な強いヘラクロスの角で突進します。あたりの地形一帯を崩壊させるほどです)
他にもスピアーになってからの誰も目に追いつけない高速移動や飛行でのかく乱などが行え最強です。

  • リバースト6巻の感想です。
~弱かったカルタの大きく強くなっていく過程と乗り越えるライバル(ルーカム)との戦いが良く描かれています。王道ですね。ルーカムのズルッグBURSTは笑ってしまいますので腹筋に注意してください(笑)
ズルッグ=アギルダー間でタイプ相性の設定が生かされています。カルタが練習して習得していた
虫タイプの蜻蛉返りのような必殺技でルーカムを押しています。見所あるカルタの強くなってきたシーンです。
~謎の戦士、顔なしサビンの強さ。ラスボスより強いです。リョウガのお父さんと昔共に戦っていたグループの一人です。見た目ともにシンボラーとの融合はアメコミヒーローか昔の古きよき戦隊ヒーロー的なデザインでかっこよく痺れました。設定画もネットで見たのですが田村先生はこのサビンに力を入れられていると思いました。
他にも新たに仲間になるチョロネコ戦士の女盗賊ラグがかわいいなどあります。

サビン氏はシンボラーの設定をうまく生かされています。
リバーストは人間の方の身体的すごさの方がどちらかというと目に付くことが多く
モンスターの方の身体的特性はあまり生かされない感じはしてるなと私は思います・・
だからモンスターの方の身体的特性をクローズアップしてもいいと思います。
それこそそうしなければピクシブ止まりですよね。
サビンさんの他にヒル・グレイツのドリュウズもそういうところが生かされてて好きです。
生かしてもらいたかったのはゼクロムが飛べたりドラゴンの技を会得して頂きたかったことですね。

例えばウィンディなんかに融合するときでも女の子以外は顔が獣人、任意で4足歩行して
嗅覚を発揮したり獣形態での人間を越える神速のごとき動きや攻撃を発揮したりです。
サメハダーやラッタのB戦士なんかもかみくだくとかするためにロックマンエグゼの敵ボス系か。
ラッタとかは女の子は着ぐるみ系で考えてます(笑)
ヨーテリーとBURSTする際なども動物的な動きや特性を生かしたりなど出来ると思います。
人間の美形外観を保つことだけが変身融合ものではないと思います。
どんどん思い切ったものにチャレンジして頂いてもいいです。

でもこの漫画のハリルとゾロア、ゾロアークの変身は私は大好きです(笑)

コバルオン・テラキオン・ビリジオンを捕らえるのをGGの下っ端でなく初めから3闘将自身を送り込んで
戦って、力を認めさせてからBハート化するっていう方法でもいいと思いました。
後の物凄い必殺技にもすごく説得力が出てくると思います。
アムなんかは3週ペースで伸ばしてコバルオンとしっかり心を結んでからBURSTさせてもいいと思いました。
3闘将さんの活躍やキャラがあまり生かされなくやられてもったいないです。
キギャン・ルコフ・トガもいいキャラ。一ページで沈むのも惜しい。
アニメ化したらリメイクお願いします(笑)

田村先生の前作妖逆門がアニメ化されていたのでアニメ化を図って連載された企画なのだと思います。
ReBURSTが絶賛されている世界線の日本ではアニメ化されているかもしれませんね。
ポケスペに連なる名コミックになる素養があったのに残念でした・・
でもいいです。Fateアーチャーの一節のような漫画なのです。
歴史というのは先駆者、「馬鹿」が切り開いていく。
主人公のリョウガを通してそれが本当に分かります。
多くの取り残されてる人々には気づけませんがいずれその馬鹿がした多くのことが
全人類の人にとって大事なことだった、それが分かる時が必ずあるものです。
原作のゲームのメディアでこの漫画が出たのも必然できっと意味があることなのだと思います。

日本はともかく海外ではFacebookで人気がありファンページもあります。
擬人化のイラストも投稿されてます。
やっぱり派手で飛びぬけてるのがあちらの方々には人気なのだと思います。

  • 余談・ゲームコーナーでみる小さい子たちに人気のトレッタで
テラキオンのストーンエッジはガンクのBURSTの技のイメージに近く好きです。
技を発射すると同時に迫りくる格闘神の伝説って感じで。
田村先生のテラキオンガンクも目のアップのコマ割や迫りくる3闘神の伝説っていう描き方から先生原作のゲームを分かってるなって思いました。
このガンクも伝説のテラキオンの堂々たるイメージで七戦騎をすくみ上がらせ一撃で倒しかっこいいです。

でも連載打ち切りもあります。先生も全部思い巡らせていることをかける訳はないと思います。
自分にはできると思ってる方が多いですから奢ったことは書きたくないです。
先生の書き方がありますし世界があります。仕事として描くのは本当に大変ですから。
この漫画は比較的編集部さん方と設定考えながら楽しく描いてるんだよっていうことは伝わりました

総合的に見ましても6巻は友情、進歩、強くなること、かわいさ、強大な相手など燃えてそれにすごく楽しい要素がいっぱいです。面白かったです。
読まないのはもったいないと思います。
叩かれるからと好評レビューをしない楽しく読まれてる方もレビューしてけばいいのにと思います。
よくこれをしちゃいけない、そうしては駄目だといいますがそんな集合意識に縛られなくてもいいのですよ。日本人ならではだと思いますが。
僕が星5レビューでしてることも必然で作品が楽しいと思ってるからです。
是非たくさんの原作ファンの方にこの漫画リバーストをおススメします。

それにこの漫画は登場人物の名前も他のゲーム版やアニメとどこか違っていて新次元って感じがします。
同じカタカナ5文字以内でも。サビンやレンドなんてなかなか無い名前ですよね。
冒険ファンタジーって感じがします。

6巻の表紙は非常に新しい感じですね。チョロネコも描かれ登場人物も生き生き動いてて冒険物として読みたくなります。
余談になりますが4巻のリョウガのドヤ顔は去年出たブラック2ホワイト2のパッケージの伝説BWキュレム2体を対にして4巻の表紙を真ん中に置きででんと主張しているような気がして先生は意識されたのかなと思ってしまいました。
去年ニコ動の最新BW2PV動画でリバースト4巻を登録したときそうなったことがあります(笑)
強いリョウガが皆やモンスターたちを守るために戦ってくれそうな、そんな気がしてきます。

リバーストの他の商品化にはわたしはねんどろいどリョウガ、などを思っていました。
バリバリにシーンの想像再現ができてます(笑)あったらいいなぁ。

この漫画はぼくの中でしっかりリョウガ、カルタ、ハリルなどの登場したキャラは生きていました。
後年からじわじわ再評価されてくと思います!
よろしければ棚のコーナーに眠っているこのコミックスをお手にとって見てください。
是非原作のポケットモンスターのファンの方にこの漫画を読まれることを
ぼくは推奨します!

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最終更新:2013年07月23日 12:45
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