【F1.4対決】(撮影 桜木町の青い雷)
1.ファイル命名法
DSC00XXX - メーカー頭文字/開放値 - 絞値
2.P:PETRI55mmF1.4
A:SMC-Takumar50mmF1.4
C:CANON FD50mmF1.4
M:MINOLTA MC Rokkor50mmF1.4
N:NIKON NIKKOR-S.C Auto 50mm F1.4
3.カメラ設定
SONY α7 6000×4000
ISO100(遠景の開放のみISO50)
WB:太陽光固定
コメント (桜木町の青い雷)
ペトリは開放から平坦性は良いが、開放時におけるハロの多さと絞った段階で中心部のコントラストの低下
があり解像感に関しても損をしている。
逆光に関しては、単層コーティングで他社の多層には敵わずハッキリしたゴーストがでる。
タクマーは解像力はそこそこだが平坦性が悪く、逆光に際し多層コーティング故にハッキリしたゴーストは
少ないが、全体的に薄くフレアーがありコントラストの低下を招いている。
FDに関しては、設計が新しい事もあり、コントラスト・解像度ともに良いがボケに関しては開放時では
やや硬さの有るボケであるF2.8まで絞ると和らぐ。
また逆光に際しても強い耐性を持つと思われる。
ロッコールに関しては、開放時から平坦性は優れているが絞ったときの解像力はキヤノン・ニコンに及ばず
逆光に関しても、やや旧式のコーティングのイメージを受ける。
ニコンは、コントラスト・解像度も高いが周辺の画像が整うのはF11.0からでありこの辺で設計の古さを
感じる。
反面逆光に関しては多層コーティングの効果も有り良好。
【総合評価(暫定】
PETRI55mmF1.4<SMC-Takumar50mmF1.4<MC Rokkor50mmF1.4<NIKKOR-S.C Auto 50mm F1.4<CANON FD50mmF1.4
総じてPETRI55mmF1.4は不利であるが、個体差の可能性もあり(リバースアダプタさん所有個体との差)。
【F1.4対決】(撮影 リバースアダプタ)
使用カメラ SONY α7 6000×4000
コメント (リバースアダプタ)
MDrokkorに比較して、ペトリ55/1.4の方は、開放時のコントラストがかなり低いですが、解像はしていてシャープと思います。
最終更新:2014年05月30日 21:34