【世界観】

『———私はお前達に超人を教える。人間は超克さるべき何物かである。
 お前達は人間を超克すべく何かを為したか? 超人は大地の意義である。』
                ニーチェ「ツァラトゥストラはかく語りき」

時代は現代より先の近未来。大きな技術的革新が起き、とあるモノが発明された。
それはたった1つの小さな『機械』。
その一つが生まれたことにより世界は、大きく進歩し変わった。
人はそれを使っている限り、
人を超越したかような動きができるようになり、以前の兵器では砲撃すら中らなくなった。
そして、多少のことでは怪我すら負わなくなり、以前の兵器では銃弾すら意味をなさない。
そうした『機械』持つヒトのことを持たざる人々は、
超越した人ならざるヒト(ツァラトゥストラ)————『DeEd』と呼んだ。

【用語】

『S-AmRiTa』

正式名称「SYSTEM―Amend Rise Tablet」
技術的革新によって発明された小型の機器。
基本的には専用アクセサリーなどに埋め込まれており、装着者に身体の超人化、痛覚を除く感覚器官の鋭敏化、専用兵装の展開及び収納が可能になる。
また、それぞれに固有の名称と能力を1つ持つ。

『専用兵装』

S-AmRiTaを使用している者のみ使うことができる特殊な武器や兵器。
刀剣類などの近接系は壊れることがほとんど無く、銃砲類の射撃系は弾が切れると同時に、S-AmRiTaの方から弾倉の供給がされる。そのため、リロードをする必要はあるが、実質弾数はほとんど無限。
また各企業によって、それぞれの特色があり、長所、短所がある。

『DeEd』

正式名称「Decay Eden」
S-AmRiTaを所持し、人外の力を得たヒト達の総称。また蔑称でもある。

『SA-リーグ』

2~3人のDeEdで1チームとして、競い合う競技大会。
ランカーがあり、下位のチームが上位のチームに挑戦をするという形になっている。
この大会に出るには、企業に入り、ライセンスを取得しなければならない。
たまに、多数のランカーチームで2つに分かれ、広大なエリアでの大規模戦闘を行うこともある。
この大会では、専用兵装はリミッターを掛けられ、最大でも一時的な気絶程度となる。

『企業』

この都市にいくつもある会社のこと。
基本的にはS-AmRiTaの専用兵装を開発していたり、SA-Leagueへ自社のチームを出場させて広告をしたりしている。

『泉洲研究所-泉洲市』

S-AmRiTaを開発した研究所が、更なる研究をするために買い取った非常に大きい街のような研究所。
外部と内部を隔てるように大きな壁で覆われており、侵入が非常に困難となっている。
内部には、多数の企業が存在し、商業的な競争をしながら、S-AmRitaを更に強化させるという機構になっている。
基本的にS-AmRiTaの使用は禁じられてはいないが、それによって犯罪行為を行った場合は、S-AmRitaを回収され、拘置される。

『S.R.E.P.』

正式名称「Sensyu.Research.Establishment.Policer.」
泉洲市内の治安を守っている警察のような物。
所属している者の大半がS-AmRiTaを所持している。


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最終更新:2012年11月27日 07:51