RPGツクールDS+とは
そもそも、RPGツクールとは何か
『RPGツクール』(アールピージー ツクール)は、株式会社エンターブレインから発売されているRPG制作ソフトである。
元々は株式会社アスキーから発売されていたが、「アスキーツクールシリーズ」の開発がエンターブレインに移行すると「ツクールシリーズ」に改称され、ロゴから「アスキー」の表記が無くなった。
様々な命令、画像、音楽を組み合わせてオリジナルのRPGを制作することができる。画像、音楽はあらかじめ用意されたものの他、自分で作ったものも使用できる。作成したRPGは遊ぶだけなら本ソフトを必要としないため、友人に遊ばせたりインターネットで配布したりする事ができる。また、命令の実行を応用すれば、RPG以外のジャンルのゲームを作る事もできる。
基本的には『ドラゴンクエスト』風(『ウルティマ』風の移動+『ウィザードリィ』風の戦闘)のRPG製作ソフトであるが、別のタイプの物も存在する。また最初からアクションRPG用なのは一部の古いソフトだけだが、「2000」以降はアクションゲームを作ることも可能な造りとなっている。
RPGツクールの歴史は古く、第1作は1990年発売のMSX2用『RPGコンストラクションツール Dante』である。なお、1992年発売の『RPGコンストラクションツール Dante2』はアクションRPG(イースシリーズ風のRPG)製作ソフトである。これらのことは、エンターブレインのサイトでは解説されていない。1995年発売のスーパーファミコン用『RPGツクール SUPER DANTE』以降、RPGツクールはパソコンとコンシューマーの両方を対象に作られるようになった。その後、プレイステーションやゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSなど、幅を広げていく。
2010年秋現在の最新版は、2010年3月11日に発売された『RPGツクールDS』である。
また、エンターブレインが主催するゲームコンテストもあり、ツクールソフトで作った作品を応募できる(ツクール以外での応募も可の場合もある)。
RPGツクールDS+
2010年に発売されて人気を博したコンストラクションソフト『RPGツクールDS』が、
新要素を追加しパワーアップして登場したのがRPGツクールDS+である。
注目したいのがグラフィックの変化。
本作では、現代、戦国、SF風の作品が制作可能になった。ほかの追加要素も、うれしいものばかりである。
とにかく良いところは作成できるゲームの数が前作の2本から4本に倍増されたことである。
1つのゲームに対しての容量も少し増えたということで楽しみも増えるであろう。
さらに、スイッチの数が前作の200個から500個に増えた。
また、名前がつけられるようになり、指定範囲のスイッチを一括で操作できるようになったようだ。
現代風のゲーム
前作は西洋中世風がメインだったが、本作では3種類のイメージのグラフィックが登場した。
現代風のものでは、学園の制服を着た主人公を始め、スパイ調、ホラー調、サイキック調などの敵が使える。
戦国風のゲーム
こちらは戦国時代風のグラフィック。主人公は着物姿だ。忍者や武将、魔神という敵を用意。敵は妖怪としても扱える。
ロマン溢れる時代劇を作成してみることもできるようだ。
SF系のゲーム
SF風のグラフィックを使った大作も作成可能。
現代風と戦国風を組み合わせてタイムスリップものにするなど、バリエーションが広がる。
ちなみにRPGツクールDS+の発売日は2011年12月15日を予定している。
コメント
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質問:たとえば…イベントを起こさないと手に入れられないキャラクターも作れますか? -- しけ (2012-02-11 23:42:20)
できますよ。仲間になる条件イベントを起こした時にスイッチをオン、そして仲間になるときそのスイッチがオンの時仲間になる。オフならならないにすればOK。 -- 名無しさん (2012-03-09 20:16:23)
格闘ゲーム風を 作りたい 誰か作り方教えてください -- シーヤンです (2015-02-19 20:00:10)
最終更新:2015年02月19日 20:00