レンズマウント |
ブリーチロック 自動絞り |
シャッター |
一軸不回転フォーカルプレーンB・1/2~1/500 |
重量・大きさ |
143x95x88.5 870g(55mmF2付き) |
価格 |
¥23,800(55mmF2付き)、¥30,000(55mmF1.8付き) |
発売 |
1965年2月(同年6月とする資料もあり) |
フォーカルプレーン式シャッターの一眼レフでありながら、当時のレンズシャッター式中級機に匹敵するような驚異的な低価格で知られる。
55mmF2はF1.8の口径を内部のリングで制限したものなので、戦略的な低価格だったと思われる。
V3までのデザインを一新し、シンクロ接点のX・FP切り替えが省略された。
構造的には、V2~V3と略同じ。
なお、貼り皮の形状やロゴの字体、使用ねじ(マイナス/プラス)やシャッターダイヤル指標等々、様々な箇所にバリエーションがみられ、最初期のモデルと最後期のモデルとでは、一見別機種かと思うくらいの変化がある。
ペトリV6・V6Ⅱ形態分類表
11万4000番台のV6 最初期モデル。パターン化されているシボ革、シャッターダイヤルのデザイン等に特徴がある。
11万7000番台のV6 最初期モデルに似るが、シャッターダイヤルのデザインが変更されるなどの変化がある。また、ネームプレートが前面向かって右に取り付けられた。
22万番台のV6 シャッターダイヤル1/15の文字の大型化、シボ革変更などの変化がある。また、トップカバーのロゴ書体がやや小さいものに改められた。
33万番台のV6 巻上げレバー飾りねじのデザイン変更、外装ネジのプラス化,ネジ位置変更などの変化がある。また、トップカバーのロゴ書体が太くどっしりしたものになった。
35万番台のV6 巻上げレバーにプラスチックの指当てがつき、飾りねじのデザインが変更された。
36万番台のV6 トップカバーのロゴが黒抜き文字となった。
OEM機として海外に輸出され、RevueからRevue V6として販売されていた。
写真提供:トプ・ガバチョ様
最終更新:2017年03月04日 19:07