米中関係

米中関係をもの凄く簡単に書きます。

小学生?の方に質問されたので書きます。。




米国と中国の関係。

簡単に言ってしまえば、今、米国と中国は世界の覇権を争っている。

米国

  • 現在、世界の覇者。
  • 経済力も政治的影響力も、なりよりも軍事力が世界を圧倒している。
  • また、文化的影響力も絶大。

中国

  • 現在、米国・EU・ロシアなどに次いで影響力のある国。
  • 経済力は現在世界2位だが、まだまだ米国に追いつくには数十年かかる。
  • 軍事力は世界4位、もしくは5位。


米中の現状


  • 米国は発展著しい中国の経済と軍事が米国に追いつく前に中国を始末したい。
    それには、日本やフィリピンなどの米国に従順な国と中国を争わせるなど、軍事介入のきっかけづくりを考えている。

  • 中国は、今、米国に侵攻されると米国には到底勝てないとわかっているため、米国が手出しできないようにいろいろ各国に工作している。
    とくに中南米や中東は米国に侵攻された過去があるために米国を嫌っている国が多く、そういった国と仲良くなることでも米国を牽制している。


ただ、両国ともに核兵器を持っており、うかつに侵攻できないのが現状であると思われます。
ですが、米国はBMD構想(ミサイル防衛)がうまくいけば、一方的に米国が核ミサイルを撃ち込むことが可能になるため、米中関係に変化が現れるかもしれませんね。
ただ、BMDは技術的な実現が難しく、中々うまくいかないのが米国の悩みのようです。


両国が恐れていること

米国が恐れているのは中国に追い抜かれることであり、中国が恐れているのは、米国が中国に理由をつけて軍事侵攻することであると思われます。


こんなところですかね。。





また、石油や天然ガスなどの燃料をめぐって米国・EU・ロシア・中国が醜い争いをしています。
米国とフランスは石油資源豊富な国に理由つけて軍事侵攻まで行なっています。
また、ロシアも似たようなことをやっています。いずれ中国もやるかも知れません。
また、尖閣諸島の問題は中国が尖閣の天然ガスを狙っているのです。
せめて、日本の資源くらいは日本政府にしっかりと守ってもらいたいものですね。。





わかっていただけたでしょうか(*^^*)




※自分は反米でも反中でもありません。
それと、中国人をバカにしたいだけな人が日本に増えてしまったのは残念なことだと思ってます。
逆に米国人やフランス人の問題点を無視して、ただ、米国人やフランス人を絶賛するだけの人が多いのは悲しく思っています。


コミュニティーにここに書きますと言いながら、書くのが遅れて申し訳ない。。黒田勇樹氏のツイートでコミュニティーが盛り上がっていたので。。
参考までに。。


世界の軍事力ランキング


イギリスの軍事雑誌「Jane's Defence Weekly」の分析。
世界の軍事力

  1. 米国
  2. フランス
  3. ロシア
  4. 中国
  5. イギリス


一般的には
  1. 米国
  2. フランス
  3. ロシア
  4. 中国
  5. イギリス
  6. 日本
  7. ドイツ
  8. スペイン
  9. イタリア
  10. インド
などとなっていることが多い。

何度も指摘されたのですこし修正(笑)
ドイツ軍とスペイン軍はもっと強いとのご指摘で、、、(笑)
ありがとうございました。。


それと、ここに自分の勝手な戦力分析。

アメリカ軍を100としたときの軍事力値

  1. 米国/100 陸・海・空・海兵・沿岸 全て強い。核戦力も保有している。実戦経験も豊富。
  2. フランス/35 海軍と空軍。陸軍も強い。核戦力も保有している。実戦経験も豊富。
  3. ロシア/30 陸軍が強い。空軍力も問題無いレベル。核戦力も保有している。実戦経験は微妙。一部の部隊は豊富とも言えるかも。
  4. 中国/10 全体的には微妙な戦力ではあるが陸軍と空軍が強い。核戦力も保有している。実戦経験は微妙。
  5. イギリス/10 まぁ、バランスがいいかな。イギリス軍は。。核戦力も保有している。実戦経験も豊富。
  6. 日本/8 世界有数の海軍力。空軍力も高い。陸軍力は少数ながら精鋭。実戦経験は無い。
  7. ドイツ/7 陸軍と空軍が強いと思われます。事実上の核戦力も保有している。実戦経験は微妙。一部の部隊は豊富とも言えるかも。
  8. スペイン/7 海軍が強い。昔からの伝統ですよね。。実戦経験は比較的豊富。
  9. イタリア/6 全体的にはバランスがよい軍隊のようにも思います。事実上の核戦力も保有している。実戦経験は比較的豊富。
  10. インド/3 全体的に低い位置※でまとまってるようにも思う。核戦力も保有している。実戦経験は微妙。一部の部隊は豊富とも言えるかも。

※批判ではありません。

本当はもっとアメリカ軍との間に戦力の開きがありますが、少し米軍以外を高く評価してみました。




世界の経済力ランキング

IMF World Economic Outlook Database, April 2012

  1. 米国
  2. 中国
  3. 日本
  4. ドイツ
  5. フランス






アメリカにとってきわめて都合が良い。これは事実だと思います。

資源もある。摩擦もある。そんなところはいつも米国が出現。覇権と軍需産業と資源こそ全て。

ただ、日本や中国には都合が悪い。。

なので紛争は起きない。。

ただ、米国が強制的にこの問題に介入する恐れは過去の米国の行動見ててもありえます。

日本が不利益を被らない方向で日本政府にはお願いしたいものですね。


最終更新:2012年11月09日 08:07