邂逅編 あらすじ 7~19話

ヤッピーとの出会いからBHS直前までのストーリー展開で、リョウガの苦戦が続きます。
不満点まとめは邂逅編 活動レポートを参照。



ヤッピー編

7話 新しい仲間!?

リョウガとミルトは二人で旅を続けていた。リョウガはミルトがついてくることを気にするが、旅は道連れ。一人より二人の方楽しいと言うことで解決する。そんな時にこちらに向かって走ってくるヤナップを発見する。しかも喋っているらしく、GGの七戦騎ではないかと判断し、BURSTして相手を地に叩き伏せて調べてみたが弱いらしい。「オレは人間だ!!」と主張していたところにコックが追いつき、食い逃げ犯だということも判明する。

故郷で待つ病気の母や弟妹にお金を送っているという話も、高いものから注文したという事実から嘘であると見抜かれる。コックは血の気が高く殴ってでもお金を払わせようとするが、リョウガが仲裁に入りお金を払おうとするも家から財布を持ってくるのを忘れ、ミルトにお金を借りることになった。

先の男はヤッピーと名乗り、職業は一流のジャーナリストで、世界の真実を暴いて悪を裁くのが仕事らしい。ミルトは財布の件で文句を言うが、いつか返すとお礼をしたリョウガがなぜかOKしてミルトに突っ込まれる。ヤッピーはお金が稼げる場所へ連れて行くと誘い、変身したことも聞き出そうとするが、ミルトが口封じさせる。
三人は大きな谷を見つけるが、リョウガとミルトはヤッピーによって突然谷底へと突き落とされる。谷はヒヒダルマの気性が荒くなっており、旅人が襲われていると悪人面で語りかける。敵の罠をどう切り抜けるだろうか。

8話 世界一・・・!!?

ヤッピーの目的は変身したリョウガをポケモン人間としてスクープすることで、力を使わせるためにわざと谷底へ落としたのだった。高みの見物をしようとするも、後ろにヒヒダルマが待ち構えており、ヤッピーも谷底へ落とされてカメラも故障する。リョウガは状況を打開するためにBURSTした。変身した気迫(覇気)だけでヒヒダルマは後退を余儀なくされ、洞窟の入り口を全員で護り続ける。リョウガが洞窟内に行ってみると傷ついたダルマッカを発見。ヤッピーの持っていたきずぐすりで治療し、一向は無事に脱出する。

ヤッピーは縄で縛られていた。世界一のジャーナリストになりたいと本気で語った夢にリョウガは心を許して解放させる。しかし、今日は二回もBURSTして疲れたといってすぐに寝てしまう。解放されたヤッピーはBハートと手袋を盗み出して最強ヒーローになろうとするが、変身の衝撃に耐えられず、黒焦げになる。

再び縛られるヤッピー。リョウガはBハートを使うためには相当な修行と鍛錬が必要で下手すると命に関わるらしいと説明する。こいつにはガツンとやらないとだめらしく、リョウガが動く。まるで処刑場のような展開に、ヤッピーは世界一のジャーナリストになるために全て(悪行三昧)やったからで、られる覚悟を決めた。

リョウガは一緒に旅をしようと唐突に仲間に誘う。ヤッピーは村一番頭が悪くて馬鹿にされて夢を否定された過去があった。ミルトは反対するが、「2人よりも3人のほうがいい」と説き伏せる。ヤッピーは涙ながら森の外まで案内してやると一向に加わることに。


ハリル編

9話 光の羅針盤


リョウガ一向は巨大な骨董とフリーマーケットの街、カラクダに到着してアルカデスの情報を聞き出すための奔走する。・・・だが、みんな知らないようであり、リョウガたちはミュージカルグッズで遊んでいて、ミルトに怒られる。

バッフロン同士の喧嘩が勃発する。子供とチラーミィが取り残され、助けを求めようにも「バッフロンは列車を脱線させるほどの力を持っているんだぜ!!」と危険を説明。一食触発になったところをリョウガが片腕で、左右から二頭の突撃を素手で止めてしまう。リョウガを褒めるおばあさんだが、謙虚なリョウガ()が言ったアルカデスの名前に反応し、一つだけ好きなものを持って行ってもいいとお礼をする。

店の奥に&あったbold(){謎の台座}を発見するリョウガ。ヤッピーは高そうなツボを進めるが無視される。Bハートに反応する謎の台座。Bハートをくぼみにはめると光で先を示し、その場所に行ってみることに。光は遠くの廃墟にいる人物を指し示していた。男は光の羅針盤からB戦士と見抜き、缶をキックしてリョウガ達が立っている壁に大穴を空ける。男は光の羅針盤を置いていけと敵意をむき出す。

バッフロンに対しての扱いは、オリキャラによって原作キャラがかませ犬にされる典型例だった。原作を知っている人からすれば納得できない内容だった。

10話 謎のBURST戦士(センターカラー)

男は本物(オリジナル)Bハートという用語と、光の羅針盤は6つの本物Bハートが必要で、集めることによって真の標的を示すと説明する。その目標はアルカデス。男はアルカデスに会わないといけないからリョウガに羅針盤を渡せと迫る。リョウガはアルカデスにあこがれると聞くが、男は激昂して、村を襲って父を殺した復讐をすると言い出した。男はマントを脱ぎ、GGのマークを見せてGG七戦騎ハリルと名乗り、実力行使に出た。

ヤッピーはBハートをカメラで探り、あいつはゾロアだと見抜く。リョウガはヤッピーに羅針盤を託し、BURSTする。ハリルの蹴りをガードするも、なんという速くて重い一撃を持っていて腕にダメージが残る。攻防を繰り返した後に、ミルトがいると気を取られるも蹴りを受ける。本物のミルトは、ハリルがゾロアの化ける能力を使って変身しているとアドバイスを送る。仕組みがわかるも、パ○○ラシュート受けるリョウガ。ハリルは「お前では絶対勝てない、不完全なBURSTだ」と謎の忠告をする。

シリアスの中でパ○○ラ。明らかに健全が基本のポケモンでなく、別のジャンルでやるべきだった。
また、この話から原作→シナリオ強力、作画→漫画へ変更された。

11話 不完全なBURST?

ハリルはリョウガを不完全で弱く、絶対にBハートを集められないと罵る。リョウガは攻撃するもヤッピーの体格差で回避される。仕組みを見抜いて攻撃するも、タルをおとりに使われてキックを受ける。さらにハリルは物陰に隠れるが、偽者だと見抜いてドラム缶を攻撃して見破るリョウガ。観察眼を褒めるが自分の力量は見えていないと挑発を続けるハリル。ミルトたちは言葉攻めだとリョウガの頭を冷やそうと応援する。ハリルは力のみで叩き伏せると構える。リョウガは辞書に無理はないと今までにない、すごいエネルギーで攻撃するも一蹴されてしまった。

12話 本当の実力

ゼクロムの力を活かしきれない不完全では勝てない、ハリルはBURST戦士の完全な力と称してエネルギーを作ってキックする技、「闇影射球(ナイトシャドーショット)」を繰り出し、廃墟一帯に爆風が起こる一撃によってリョウガは敗北する。しかし、完全に力の差を見せたにもかかわらず、まだ立ち上がろうとする執念にハリルは驚かされ、とどめにもう一度同じ技を披露しようとするが、ミルトが仁王立ちして戦いを止めようと入る。

ハリルはミルトを狙わず、Bハートだけを取ろうとしたがキャロラという少女によってBハートを飲み込まれ、クールなハリルが焦って表情を乱す中、キャロラはミルトにBハートを返す。ボスからの命令だと冷酷な表情を見せ、引き下がることになったハリル。キャロラもGG七戦騎を名乗り、「どうか私に喰われるまで無くさないでくださいね。」ハリルもいずれ戦う時が来る不気味な忠告をして去っていく。ヤッピーは羅針盤を盗み出し、売り払おうと再び仲間を裏切った

リョウガ、そしてゼクロムの敗北・・・ 散々、罵詈雑言を浴びせられて完全敗北という内容は、明らかにポケモンそのものを伝説であろうと愚民・下僕のように見下すような一幕であった。

13話 羅針盤の行方

リョウガはハリルに負ける悪夢から目が覚める。ミルトはBハートの件とキャロラのことを説明し、GGはリョウガに全てのBハートを集めてから奪おうとしていると推測し、ハリルの強さを語る。リョウガは落ち込んでいるのではなく、ワクワクしていると前向きになっていた。しかし、羅針盤はヤッピーによって盗み出されたことを知る。

ヤッピーは羅針盤を高額で売って世界一のジャーナリストになると欲望を膨らませる。子供達にヤナップと間違えられ、モンスターボールを投げられた挙句、やや高価なスーパーボールまで投げられる。50億という金額とアルカデスという一般には知られない名前で釣っているために誰も反応しない。チンピラのような男にここにはここのルールがあると睨まれるも、今度はポケモンの真似をしてやり過ごそうとするヤッピーの前にレンド先生という男が現れる。

彼はこの村?町?での信頼は厚く、チンピラの男は退散する。羅針盤はレンドを指し示し、それを追いかけるヤッピーだがあっさりと背後から頭をわしづかみにされる。レンドはヤッピーをB戦士だと思い込み、BURSTして唐突に勝負を仕掛けてきた。

裏切りのヤッピー。ポケモンのヤナップの皮をかぶり、仲間に入ったのに重要な局面で裏切った男には、くされ外道という称号がふさわしい。


邂逅編

14話 レンドという男

ヤッピーに怒るリョウガ。ミルトはヤッピーをド外道と罵り、先の街チャビオへと向かう。一方でヤッピーはいつものポケモンじゃない作戦を展開するが、レンドには通じなかった。ヤッピーはリョウガに蹴られるも、言い訳が通じて許してもらえることに。ガントルのB戦士であるレンドと戦うことになるも、彼はゼクロムのB戦士に驚く。リョウガのパンチが顔面に直撃するも、不完全だとまたしても罵られる。自ら拳を止めるために顔面をぶつける姿勢(ダメージ無視戦法)に何かを感じるレンド。彼はガリュウの息子と言い、リョウガの父の名前を口に出す。リョウガはハンマーパンチに再び敗北を喫してしまうが、レンドは強くなるために来いとリョウガを誘う。

15話 これが修行!?

道場で朝を向えるリョウガ。レンドは道場の師範だったらしい。ヤッピーは雑用を行うことに不満を言う。庭掃除や草むしり、トイレ掃除、一週間分の胴着を洗濯する雑用をこなすことで体がいつの間にか鍛えられると思い込んだリョウガは一気に終わらせる。

完全なBURSTがこれで出来るのかとレンドに聞くが、真顔で否定される。変身前の基礎体力はレンドを超えるらしいが、大切なのはポケモンと心を重ね合わせることだと言うこと、リョウガはゼクロムとバラバラの方向を向いていたことを指摘される。さらに、本来のBハートの力とはポケモンと人間が心と力を重ね合わせて全く新しい力を紡ぎだすことだと力説する。

さらにレンドはガリュウもゼクロムと完全なBURSTをしていたと過去の話を喋り始める。
ガリュウはポケモンを悪用する連中を取り締まる組織のリーダー格だった。さらにガリュウは不思議な魅力によって多くのポケモンに慕われて囲まれており、人間になかなか近づかないゼクロムですら、心を開いていたらしい。そんな中、ポケモンを虐げて悪用する連中が大きく膨れ上がり、止めるための戦力・BURSTが必要になったためにゼクロムは自らBハートへと封印されたという衝撃の事実が明らかになる。

驚愕するのはまだ早く、一度Bハートの中に入ったポケモンは二度と戻ることが出来ないと永久封印の事実を語る・・・!!それほどお互いを信頼しており、完全なBURSTが出来たというらしい。ゼクロムに会ったことのないリョウガは完全なBURSTが無理だと忠告するヤッピーを尻目にリョウガはレンドを信じ続け、夕飯の買出しなどの雑用をこなす。

完全なBURSTをするために何でもやるリョウガに、死ぬかもしれないと警告をするレンドだったが、リョウガは間髪いれずに返答する姿勢に心を動かされる。儀式の部屋のような場所にBハートを置き、BURSTしたレンドがリョウガの後頭部を殴る。これはリョウガの心だけをBハートへ叩きこんだのだった。それはゼクロムへ会うための、危険な賭けでもあった。完全なBUSRTを習得するための修行が始まる。

「二度元に戻ることは出来ない」この発言は悪しき怒りの火種となり、永久封印によってポケモンは道具を認定されたも同然であり、連載以降最大の怒りと悲しみによって掲示板は包まれた。一歩間違えばネット中で炎上騒ぎとなっただろう。それほど衝撃的だった。

16話 ゼクロムへの道

Bハートの中には道が出来ていた。一本道を落ちたら奈落の底だったり、苦くて甘ずっぱい木の実や、降り注ぐ雨に終わりがないのかと不安にあるリョウガ。一方で現実世界。あれから一週間が経っているらしく、うなされているうちは大丈夫だが、ヤッピーがあきらめたり失敗したらという質問に対しては、二度と戻ってこないとレンドは説明する。

さらに大丈夫とガリュウの息子を信じるレンドはGGのこと、ガリュウとかつて戦っていた過去を語る。昔もGGはポケモンの力を悪用して世界を支配しようとし、その巨大な力に屈していてもガリュウは正義の味方は絶対勝つと諦めなかった。彼は今でも世界平和のために強い理想を持って戦っているとミルト達に話す。

一本道が永遠に続き、さすがのリョウガも心が折れかけようとするが、無理じゃないを言い聞かせて歩を進め始める。そして大きな扉が姿を現し、力ずくでなんとか中に入っていく。謎の少年が突然現れ、ゼクロムがキミに会いたくないとリョウガに伝える。

17話 門番の少年(ポケモン未登場)

謎の少年は門番であり、ゼクロムはガリュウが認めたのであって、リョウガのことは認めていないらしい。もっと強くなりたいとリョウガが語る姿に涙を流す少年。これまでの悪戦苦闘の道のりをずっと見ていたと泣くも、唐突に表情を変える。戦って倒し、持っている鍵を手に入れる試練が始まった。

生身の体による肉弾戦。相手が子供でも本気で挑むリョウガだが、行く手を阻む扉によって逆に助けられる。しかし、奈落のそこに落ちたらゲームオーバーだということや強いことを忠告する少年。現実世界では、リョウガが苦しそうだが楽しそうな表情を浮かべる。レンドいわく、ゼクロムへ会うための最終局面を迎えたらしい。

リョウガは激しい攻防を繰り広げ、戦いを諦めると見せかけて四隅の柱を、プロレスのロープのように使った攻撃によって少年の鍵が取れてしまったところにもう一撃食らわせる。鍵と少年の両方が奈落へと落ちる。しかし、リョウガは体が勝手に・・・動いて少年を助け出す。苦労したのに鍵が手に入らないとあぐらをかくが、少年が鍵に変化。少年はリョウガが欲を優先するのかを試していたのだった。本物の鍵によってついにゼクロムへの扉が開かれ、ついにリョウガは黒き英雄・ゼクロムと対面した。

ついにポケモンとは関係のない1話丸ごと生身のバトル。ゼクロムと会う最後以外は、ポケモン未登場という内容になってしまった。

18話 リョウガとゼクロム(映画直前情報+センターカラー)

よくここまで来たとゼクロム。リョウガの困難全てを見ていたらしく、ガリュウとはずいぶん長い間戦ったと昔を振り返るところに、リョウガは父さんのように心を重ねてほしいとお願いする。さらに、もっと強くなって人やポケモンを苦しめる悪いやつら戦うためと、全てをゼクロムに話す。しかし、ゼクロムはリョウガに覚悟があるかと問いかける。

大きな力を手にいれば、大きな責任を負うことや多くの人が助けを求めること、逆に強力な力を消し去ろうとする者もでてくるだろうと忠告し、さらに正義の名のもとにに力を使っても巨悪を相手にすれば周囲の者も否応でも戦いに巻き込まれて、場合によっては友や家族を失うだろうと力を手に入れるメリットとデメリットを話すゼクロム。仲間や家族のことに悩むリョウガ。かつてガリュウも理想を求めて飽くと戦い、孤独になってそれが耐えれるか?と念を押すゼクロム。リョウガは強くなって悪いやつと戦いたいが、家族や仲間も失いたくないと強い理想を掲げる。それが正しいことで、答えは誰にもわからないとゼクロムは言う。

リョウガは「どんな敵が来ても、仲間も家族も失わないくらい、全てを護れる強い男になりたい。」理想に力を貸すことにしたゼクロム。元の世界に返るには同じくらいの衝撃が必要だと、口から電撃を食らわせてリョウガを元の世界に帰還させて、突然目が覚めるリョウガ。今まで心配していたと突然リョウガに抱きついたミルトに周囲は顔を赤らめ、ミルトも赤面してしまい、場の空気に流されたとデレる。

ゼクロムに無事会うことが出来たリョウガは、レンドと共にBUSRTして早速手合わせを行う。この前はコテンパンにやられたのに対等に称えるようになったリョウガ。レンドはリョウガがゼクロムと心を重ねられていると認め、必殺技の「回転岩石(ローリングストーン)」を繰り出す。あまりの大きな岩石に避けようとするリョウガだが、ゼクロムが語りかけて攻撃を受け止める。不思議な力が湧き出てくる自分に驚くリョウガ。「今度はお前の全力攻撃を見せてみろ」とレンドが必殺技披露をリョウガに促すが、突然のレーザーに狙撃されるレンド。
狙撃したのはGG七戦騎の一人、アバゴーラのB戦士・ゼンガイだった。

19話 2つのBURSTハート

GGはボスの命令でリョウガ達のBハートを狙わないはずだったとミルトが叫ぶも、ゼンガイのはGGが作った人工産で、より多くの力が引き出せるオリジナルが欲しく、さらにハリルとキャロラに同じ七戦騎として差をつけられるのがいやだかららしい。倒れているレンドに先の必殺技、「水矢線(ウォーターレーザー)」で追い討ちをかけるゼンガイにミルトは卑怯だと非難する。

レンドのBURSTが解け、ガントル?がBハートへと戻っていく。Bハートを拾い、オリジナルは人工と比べてBハートの輝きが違うと絶賛するゼンガイに、今度はリョウガが不意打ちで攻撃。油断していたとはいえ、アバゴーラの甲羅を一撃で粉砕する。ゼンガイは超高圧水流で岩でも鋼鉄でもぶった切る「水矢線(ウォーターレーザー)」を連発するも全て片腕ではじくリョウガ。ここまで強くなかったと報告とは違う強さに戸惑うゼンガイにBハート内で修行して強くなったと語るヤッピー。リョウガは、レンドさんは不意打ちでなければ負けなかったと追い詰めて降参させる。

降参したゼンガイはオリジナルのBハートを返して強くなりたかっただけだと涙を流し土下座。さらに本物(オリジナル)Bハート所持者のみが参加できるBハートサバイバルに出たかったと姑息な手段を使い、子供を人質に使おうとする。突然の手のひら返しに間に合わないリョウガはゼクロムに力を貸してくれと語り、一秒で了承して心を合わせるリョウガ。苦労して覚えて繰り出した初必殺技の「電撃完波(ライトニングパーヴ)」に、ゼンガイを壁数枚ごと貫通+吹き飛ばされて撃破する。ヤッピーが驚くもリョウガは必殺技の反動で膝を突き、ゼクロムお礼を言う。しかし、ゼクロムによれば「よくやった。だがこの一撃で疲労するようではまだまだだ」と厳しいお言葉を頂くリョウガだった。

負傷したレンドが目を覚ます。背後の注意が足りなかっただけで、この程度は軽症で包帯もはがして元気な姿を子供に見せる。リョウガはレンドさんに完全なBURSTが出来たとお礼を言う。レンドもガリュウの域にはまだまだ届いていないことを指摘するが、リョウガはまだ完全なBURSTの一歩目で、いつかは父さんも越えることを決意する。もう教えることは無く出発のときを告げるレンド。

リョウガはレンドを父さんやアルカデスに会うために多くの敵と戦うために必要だと仲間に誘うが、断られる。駆け寄ってきたのは、二人の子供(男の子と女の子)だった。怪我したことを心配している中に奥さんも現れ、旦那の具合を心配する。ヤッピーと子供が遊ぶ中、レンドは守らなければいけないものがあること、ガリュウと戦っていたとき傷を負ってこの街(チャビオ)にたどり着き、必死に看病したのが妻で、今は二人も子供が出来た。巨悪と戦うよりも父として家族を守ることを選んだことを男として情けないかと聞くが、リョウガは顔を横に振る。子供二人はリョウガに大事な花をあげ、父ちゃんを連れて行かないでとお願いする。リョウガは子供達に一声掛ける。

――翌朝
旅立ちの朝を迎えたミルト達。リョウガは早起きして一番大きな花を昨日のお礼にと道場に飾る。レンドは自分の持っていた頑固者のガントルのBハートをリョウガに託す。Bハートを二つ装着した光の羅針盤が、さらに大きな光で新たなる道を指し示す。
「次号、新展開! 世界中からBURST戦士が集結!?」のアオリ文に緊張が走る


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最終更新:2019年02月06日 00:51
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