マドロシティ編・ゼラブル山編 あらすじ 1~6話

最初のお話です。
いまだかつてないポケモン物語なので、ポケモンのルールや常識にとらわれてはいけません。
まるで二次創作小説と思えるほど本来のポケモンとはかけ離れていますが、本当に週間連載していました。あらすじ内ではなるべく雰囲気を伝えるために作中用語を多用しています。
不満点まとめはマドロシティ編・ゼラブル山編 活動レポートを参照。



マドロシティ編

1話 冒険の始まり (表紙+巻頭カラー+56ページ)


ポケットモンスター、縮めてポケモン。
様々な姿・形・能力を持つ不思議な生き物・・・ポケモンと人間は密接に関わり、共に平和に暮らしている。
・・・が、しかし

主人公リョウガは、朝のトレーニングをしていた。今日こそ試しの儀の最終試験に合格してポケモンと共に冒険し、アルカデスに会うと張り切っている。その昔、空から挿す光がお前はまだ父さんのところへはいけないらしく無理だと一喝されてしまう。幼いリョウガは無理じゃないを連呼し、光は父親とそっくりなところに面影を感じ、強くなったときに必ず父親のところへ連れて行くと約束する。そして、リョウガも強くなることを決意した。

一人の少女が、初の単独ミッション中に足を怪我をして座り込んでいた。突然地響きにモンスターボールを構え、野性のポケモンが出たと警戒するが、そこにいたのは巨大な岩を持ち上げるリョウガのパワーに驚く。どうやら、少女は登山中に足を滑らせてしまったらしい。時護りの里に運んでやろうとするが体重が結構重くて無理だと反論。無理という言葉に反応したリョウガは、少女を片手で岩の上に乗せるほど投げ飛ばし、里へと向かう。

リョウガのじいさんとばあさんはリョウガのテストの状況を聞くが、ポケモン知識が57点、作物栽培が32点だった。合格するには三教科で240点(一教科平均80点以上)以上とらないといけないらしい。落胆するのも一時で、リョウガは前代未聞の力で巨大な岩を持ってきたために、グラフがはみ出るほど(一気に300点以上プラス)の成績で見事合格を果たす。

ここで、少女はミルトと名乗り、母ハルナに手当てを受け、リョウガには無理とか駄目と言われると反対のことをしてしまうと忠告を受ける。そして、リョウガのじいさんからポケモンの入った箱を受け取る。これは父も連れていた大切なものらしい。母は、リョウガが旅立つことに疑問を感じ、大声でじいさんと話す声を聞いてしまうリョウガ。その表情は曇っていた。

ミルトは北にあるマドロシティには行ってもダメだというがこの言葉を聞き、リョウガは張り切る。里の人々は寂しくなると総出で送り出す。親子の写真を見て同じ道に行ってしまったと嘆く母。そして、リョウガは旅立ち、「必ず無事に帰ってくる」と母に大声で約束した。


マドロシティ
ここは軍服を着た団体によって崩壊し、暴力と銃によって支配され、人々は怯える毎日を暮らす町だった。ポケモンも例外ではなく、トラックで連れ去られていくテッくんを追いかける一人の少女がいた。おっさんは立ち入り禁止を突破しようとした幼女にさえ暴力を振るおうとするが、リョウガが飛び蹴りを加えて登場する。さらに銃撃も回避して次々と大人を倒していく。リョウガは幼女からテッくんは青いリボンを付けたヨーテリーだと聞き出し、助け出すことにする。

リョウガはトラックの鍵を開けて開錠しようつするも頑丈で見張りに見つかってしまい、気づかれたので見張りを一撃で倒してしまう。司令室で物音があったと兵士が次々と押し寄せるも勢いは止まらない。しかし、金棒を持つ大男、ヤザ指令が金棒の直撃をリョウガに加える。しかし、少しダメージを与えて程度に過ぎず、アレを使うと背中のリュックにケーブルをセットする。リョウガは「テッくんを返しにきた者」という名乗りに対してヤザは先の金棒に炎をまとわせて叩きつけ、間一髪でかわされる。

トラックの中にいるほのおタイプのポケモンと炎の武器に驚くリョウガ。ヤザはオリの中にいるポケモンから生命力を吸い取って動力エネルギーに変換させる武器だと説明、「カスみたいな命でもまとめればなかなか使える」と豪語し、再び振り下ろす。今度は食らってしまい、止めを刺そうとしたところに煙幕弾が投げ込まれ、難を逃れる。

ミルトに助けられたリョウガ、彼女はポケモンを悪用する連中を調査する一員だった。無関係だから帰れと警告するが、父さんはあの技術を悪用しないために旅に出たと見過ごせないらしい。ヤザはテックンの幼女を人質に、リョウガをおびき寄せようとする。リョウガはポケモンを出し、全員を倒して止めると戦う覚悟を決める。ミルトは一匹では何も出来ない、無理という警告もリョウガには聞かず、無理じゃないと飛び出していく。再びヤザの前に立つリョウガ。箱に入っていたのはモンスターボールではなく、謎の宝石だった。

宝石を掲げ、左腕に装着すると痛くて勝手に暴れるほどの力があふれ、体の組織を変化させていく。その光は大きく、離れたとき守りの里からも確認された。母ハルナは、その光景を見てリョウガはゼクロムに・・・!!なったことを確信する。一転してBURST(おそらく変身?)した姿に怯えだす。ヤザは人質を盾に動くなと挑発させ、金棒の一撃を繰り出す・・・が、変身したリョウガは硬くて武器は粉々に折れてしまう。さらに怯えて弱腰になったヤザにリョウガは雷の拳一発でヤザを倒し、兵士達も退散する。ミルトは幼女を抱きかかえた後にリョウガの変身した姿は伝説のポケモン・ゼクロムだと驚く。
リョウガは、ついに強くなれたと興奮して暗雲が消えた町でアルカデスの名を叫ぶ。

ついに始まった週間連載のポケモンだが、肝心のポケモンそのものの出番が少なく、人間キャラばかりが目立つ展開となった。リョウガが変身・融合した姿は黒塗りで紹介されてはいたが、1話クライマックスまで伏せられていた。

2話 リョウガの秘密


変身したリョウガの雄たけびと姿に兵達は化け物だと退散し始め、幼女も怖がっている。ミルトは人間がポケモンの力を使うなんて聞いて事がないと驚いている。リョウガはトラックの檻を一撃で壊して中にいたポケモンを解放させる。その光景にテッくん(ヨーテリー)はリョウガの周りを回って喜んでいる。その光景に涙から笑顔に変わる幼女。このままだと体が持たないと、リョウガは変身を解除する。

ミルトは変身できる謎の宝石について顔を近づけて説明してと迫る。リョウガはしらばっくれて里の部外者には教えられない、深入りすると危険が及ぶと忠告する。ミルトはリョウガのダメ・無理じゃないを逆手にとって聞き出すことに成功する。

BURST(バースト)ハート。ポケモンを中に一匹封印することが出来る。モンスターボールとは違い、封印したポケモンと使用者が一体化してBURST(ここからは変身をBURSTと表記します)することができる!!宝石に関しての情報を全て聞き出した勢いそのままに、さらにミルトは町にいた組織の人間からも情報を聞き出そうとするが、すでに全員が退散した後だった。町人は少年が町を救ったと感謝するも、逆にリョウガはアルカデスの情報が入ると期待ていたので落ち込んでいた。

アルカデスは家族であり、師匠でもあり、目標でもあるらしく、めちゃめちゃ強くて世界中をまたにかけて悪人を倒すほどの実力らしい。小さい頃からの約束で強くなって会いに行く、旅の目的らしい。まず、次の目標はあの高い山にすると決める。

なぜならば、頂上から世界の半分が見下ろせるかららしい。ゼラブル山には銀の雫という5年に一度しか頂上に咲かない万病の花がこの時期に咲くと、上ることを決意。「荒れ狂う気候と高さは子供には命も危ない、無理だ」と忠告されるが、無理じゃないによって逆に山へと駆け出すリョウガだった。

マドロシティを荒らしていた組織を抜け出そうとする数人の兵士。しかし、一人の男が現れる。下働きはごめんと三人とも銃を撃つが、ポケモンの力を使った男によって地中から足をつかまれ岩に埋められてしまう。男は無線の会話からヒルグレイツだとわかる。次の任務はターゲット・リョウガの抹殺。ガキにやられたと嘲笑するも、マドロシティ・ヤザの舞台を壊滅させ、未確認だがBURSTすると念を押した報告もあり、本物のB(バースト)戦士と戦えることに胸を躍らせる。


ゼラブル山編


3話 危険なゼラブル山


リョウガはゼラブル山のふもとへと向かうが、デンチュラを連れた男に笑われる。男は世界冒険家ランキング4位のトウゴだと名乗り、アドバイスを送る。最小限の装備とポケモンとの新密度や筋肉を自慢するが、話を無視してリョウガは山を登り始める。
壁のような山に、リョウガから無理だと否定されてミルトは腹が立つ。ポケモンに変身する対象を見逃さないために登ってやると意気込むも早くもギブアップしてしまう。

トウゴはデンチュラに引っ張られながら登頂しはじめていた。その光景にミルトは不満を言う。ミルトはモンスターボールからバルジーナを出して飛べばいいと思いつくが、飛ぶのはやめたほうがいいとリョウガが忠告。気流の流れによって岩肌にたたきつけられるらしい。リョウガが山のことに詳しいと疑問に持つミルト。

ミルトをおんぶして登り始めるリョウガ。この山はいつか自分の力でだれかをおんぶした状態で登りたかったらしい。一気に加速してトウゴが登っていた頂上付近へたどり着く。しかし、最後の難関『悪魔の大皿(デビルズプレート)』に阻まれる。水平の巨大皿+脆いつららの岩肌によって多くのチャレンジャーが断念したらしい。リョウガは無理はないと、つららを掴むも足場ごと落下していくが、反射神経によって一気にジャンプして頂上を掴む。そこにはヒルグレイツが遅いと待ち構え、攻撃するも簡単にかわす。

ミルトは胸のマークがマドロシティを荒らした組織と同じだと驚き、ヒルグレイツは悪の組織GG(グレートガベル)の七戦騎だと名乗り、挨拶代わりにBハートを取り出してBURSTする。


4話 はじめての戦い (巻頭カラー)


リョウガはBURSTした姿に驚き、ミルトはあれはドリュウズだと驚く。リョウガはヤザの使っていた武器だけでなく、Bハートまで持っていたことに怒りを燃やす。ヒルグレイツはBハート研究のためのおもちゃだとマドロシティにいたポケモンを「しぼりカスになっていたか?」と侮辱する。B戦士同士で戦うとリョウガもBURSTし、B戦士同士の戦いが始まった。ヒルグレイツは伝説のゼクロムのことを、いいものをつれていると本物に興奮する。

お互いはすごいパワーとスピードを見せつけ、ミルトは岩陰で見守ることしか出来ない。地面を掘り進むドリュウズの能力に不意をつかれ、リョウガもゼクロムの電気を攻撃を連続で叩き込もうとするが、二撃目を簡単に防御されてしまう。ミルトはポケモンには17種類のタイプがあり、じめんには電気が無効化されると忠告する。どろによって足を封じられるリョウガ。じめんに対して電気で挑むのは無謀だと、両腕でエネルギーを作り出す。必殺技らしきドリッガーキャノン!!早くも敗北か?

今回は初めてB戦士同士が戦ったがドリッガーキャノンは原作のわざには登場しない漫画オリジナル。ここまでにタイプ相性程度しか、ポケモンが語られていないし、ほとんど出番がない。

5話 圧倒的不利・・・


迫るドリル。リョウガは無理じゃないとじめんを持ち上げてドリルを相殺させる。ミルトはドラゴンのわざも薄いが、無効化されるよりはましだとアドバイスするが、ドラゴンの力の引き出し方がわからないとリョウガは困惑する。

ヒルグレイツが止めを刺しにかかろうとしたところに、トウゴとデンチュラが到着する。二匹の化け物に驚くトウゴに攻撃を加えるヒルグレイツとそれをかばって回避+電撃を目に当てるリョウガ。リョウガは相手の目をくらますのがやっとだと分が悪い戦いにいったん身を隠す。トウゴが助けてやると持ちかけ、手を貸してもらうことにするリョウガ。ミルトは出る幕じゃないと非難する。

デンチュラは「いとをはく」で違和に糸を巻きつける。相手の攻撃を受けるも、リョウガは糸のついた岩を引っ張りぶつけようとするがこれもドリルで砕かれる。さらに糸をばねにして突撃し、爪による一撃が炸裂する。

6話 リョウガの想い


勝負は決まったかに見えた。しかし、四つのドリルがリョウガの背後を遅い、再びヒルグレイツが立ち上がる。ミルトたちに攻撃するが、デンチュラは攻撃をかばって力尽きてしまう。七戦騎の意地とリョウガの仲間に手を出すなと意気込むが、もう体が動かない。ヒルグレイツハ自らドリルとなって突っ込むドリッガーインパクトを繰り出す。

リョウガの過去。かつて、医者も手を尽くすほどの高熱で死に掛けたときに、アルカデスはゼラブル山へとリョウガをおぶって登り、銀の雫で治してもらったときのことと、アルカデスの教え?「あきらめるな!!!」と希望を失わずに目を開いて前を見て、やるべきことが目に残っていればまだあきらめるときでないことを思い出す。

リョウガは目が覚醒し、アルカデスに会うとBハートを砕くほどの力を繰り出してヒルグレイツに勝利する。この力はドラゴンの力か、全く別の力か?と自分の潜在能力に戸惑うリョウガ。かなり深いダメージを受けたらしい。

デンチュラの傷を治そうとするが、キズぐすりだけではどうにもならないらしい。偶然に咲いた銀の雫を億万長者だと手に入れようとするトウゴだったが、花を強く搾った雫を振り掛けてデンチュラ、さらに敵だったヒルグレイツとドリュウズも治療する。

敵を助けた理由はドリュウズは封印されて悪くないからで、ヒルグレイツは強くなったお礼らしい。目が覚めたヒルグレイツはほかの七戦騎はオレよりずっとエグイらしいとつぶやく。リョウガは少しはアルカデスに近づけたと目標を達成して無事に山を下山した。

初めての戦いに勝利。しかし、後味の悪い決着と勝ち方であった。


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  • 一文に主語を2つ以上含めるな、読んでて意味がわからん -- 名無しさん (2020-07-11 01:41:56)
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最終更新:2020年07月11日 01:41
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