マドロシティ編・ゼラブル山編
ハルナ
リョウガの母で、ガリュウの妻。あの迷セリフである「ゼクロムに…!!」の発言者である。リョウガが旅に出てからは全く出番が無かったが、BHS決勝に親子三人で過去の回想シーンにて久しぶりに登場した。父子を修行バカと呼ぶこともある。
夫のガリュウが行方不明になってからはただひたすらリョウガの身と心配を案ずるようになる。最後の戦いに挑み、これまでの旅で成長した()リョウガをテレビ中継を通して時護りの里総出で見ていた。最後は息子を笑顔で送り出した。
テッくんの娘
青いリボンをつけたヨーテリーのテッくんをGGに誘拐されそうになり、リョウガに助けられたまだ幼い女の子。
トウゴ
世界お宝冒険家ランキング4位の男。デンチュラを相棒と呼び、大切にしているのでおそらく作中で最もポケモンを尊重した人物である。「いとをはく」でのサポートはB戦士にも通用するという大きな希望を読者に与えてくれた。しかし、旅には同行せず別れの描写も無いのでその後どうなったのかはまったくの不明。……これ以上出て下手にいじられるよりは遥かにマシだけど。
しかし、目的の花を見つけた時の言動は良いとは言えない。
目の前には傷ついた相棒のデンチュラがいるのに、花を売ってお金を山分けしようとリョウガ達に提案した。この時の場所は山の山頂であり、トウゴはこのデンチュラの力で山を登ったためデンチュラがいないと下山することはとても難しく、無理に下山しようとしたり長く山頂に留まるのは命に係わる。そのため普通トウゴがとるべき選択は『花を使ってデンチュラを治し下山する』の一択のみなのだが…。
そもそも下山できなきゃ花を売れないし…デンチュラなしでも下山できる策でもあったのだろうか。
普通のポケモントレーナーから見れば風上にも置けないのだが、これでも作中でポケモントレーナーらしい行動を取っていた唯一の人物だった…
邂逅編
レンド
道場の師範で近所の子供達に稽古をつけているガントルのB戦士。必殺技は「回転岩石(ローリングストーン)」
怖そうな見た目だが町の人からの人望は厚い。ヤッピーをB戦士と勘違いし、有無を言わさず襲い掛かったりリョウガに完勝する等の一面も。昔はリョウガの父と一緒に活動していたがGGに追い詰められ、大きな怪我を負って今の妻に助けられ二人の子供までいる。リョウガ達との出会いで彼の父の過去とゼクロムのことやBハートの秘密を話し、リョウガの精神をBハート内に叩き込み、完全なBURSTの手助けをした。手合わせの最中に不意打ちで襲われるが、軽症で済んだ模様。頑固者であるガントルのBハートをリョウガに託した。
「一度Bハートに入ったポケモンは二度と元に戻ることが出来ない」という衝撃的な設定を暴露した。下手な悲劇(ハリルの故郷の件など)が霞むくらいに凶悪である。
謎の少年
Bハート内に住んでいるゼクロムへ続く門番をしている。実は、首から提げている鍵は偽者で彼自身が鍵である。
体術はなかなかのものでリョウガとはポケモン要素が一切関係の無い戦いを行ったあとに、謎が多いまま解決してしまった……。まさしく謎の少年。
BHS(バーストハートサバイバル)参加者・関係者
ポリーヌ
BHSの司会者。ポニーテールにガブリアス部長のような紅の髪とバストを誇り、バニーガールのような衣装が特徴。モンスターボールを使ってきちんとポケモンをする数少ない人物。手持ちはスワンナ・ユニラン・タブンネ。彼女の手袋にはいろいろ細工が施されている。逆らうと命はとらないがポケモンを使ってBハートを没収したりする。
今まで、ポケモンに間違われ続けていたヤッピーを一目で人間だと見抜いたり、3回戦はずっと日光浴していたにも関わらず、疲れてしまうという、虚弱なのかはたまたわからない体質である。
正体はプロのナビゲーターフロードに雇われ、彼が主催者だったということも知っていた。決勝戦ではポケモン漫画だと電ピカのカスミ以来となるであろう肌の露出が多く、命駆&きわどい水着を披露する。
決戦編:今回は初の番組のナビゲーターとして、永遠の塔を題材にした番組に出演する。BHSの名残なのか、フロードにギャラを要求するなどBHS=賭博・金・欲望だったことを読者に再認識させる。
アルカデス化したフロードによって塔の最上階らしきところへ連れ去られ、バトルショーを生中継する羽目になってしまう。フロードに成す術もなくやられていくリョウガを見て、「もうこんな中継続けられないわ……世界中に絶望しか伝えられない……こんな中継なんて……」と半泣きで呟いていた。
ラビネ
BHS3回戦敗退者。オーベムのB戦士。
道化師のような格好をしている大道芸人。BHSが開催される場所へのきっかけを作った人物で、昼寝をして遅刻しそうになったところでリョウガ達と出会う。このサバイバルでは協力してもいずれ戦(や)りあわないといけないと至極全うなことを言っていたが、3回戦では、エネルギー消耗を防ぐため戦闘で消耗した相手を倒すなど姑息な作戦に徹していた(実は2回戦で相当体力を使ってしまったらしい)。
なぜか都合よく防毒マスクをもって毒を回避したり、隠れていることがばれたりとエスパーポケモンに変身するくせにどんどんネタキャラへ進んでしまい、最後はお互い疲労困憊しているところでリョウガと戦いになり、反射的に出した拳一発でKO。きわどい水着に興奮したり、リョウガに負けたにも関わらず彼の実力を侮っている。
ドカン
BHS3回戦敗退者。ダストダスのB戦士。必殺技は「幻惑毒霧(ドロリックシャワー)」「超重量落下(メガプレスダイブ)」
世界一有名な配管工のような服を着ているのだが、足し算すら出来ないほど頭が悪く速攻でカルタを倒し、リョウガとも戦うことになる。自分にも有害かつ空気よりも軽いガスで追い詰めてから、のしかかって止めを刺そうとする戦法はラビネから残酷と称されたが、スーハーの前に敗れる。
シン
BHS準決勝進出者。コジョンドのB戦士。必殺技は「瞑想演舞」「其の一・風裂天舞」「其の二・天道撃破」
ルリマルとは逆にBHS開始はほとんど出番が無く、勝手に勝ち進んでいたが(コジョンドファンはそのたび怒りと悲しみの渦に包まれていた)ルリマルと戦い、勝利してからはまるでエンジンがかかったかのように扱いがよくなる。
実は幼いころから修行僧で周りの人やポケモンに目をくれずひたすら修行をしていたという過去話が描かれたが、ポケモンすら関わらなかった修行マニアがいかにしてコジョンドに出会ったのか、どのような経緯でBハートを入手したのかはまったく描かれずに終わった。それどころか回想シーンの背景にすら居ないという異常事態。よほど描きたくないらしい彼もスーハーを使用する。根が悪人と言う描写はなく、しかも最後には彼女が出来たため、作中でも珍しい優遇キャラかもしれない。
しかし、Bハート内のポケモンを自己の意志だけで危険にさらしたり、道具扱いすることが作中で平然と許されているため、善人であってもB戦士というだけで鬼畜・外道と受け取られることもあり、批判も多い。
Bハート込みで自分だけの実力だと思っているような発言や、Bハートを没収されたのに「Bハートを取り返す」といった発言は一切なく「山で修行し直す」と言ってるあたり善人とは言いがたい。
ついでにBURST時のデザインが酷すぎるとよく言われる。
ルリマル
BHS3回戦敗退者。ブルンゲルのB戦士。必殺技は「水の泡(ウォーターバブル)」「水の搭(ウォーターツリー)」
派手な着物に身を包み、扇子を持っている美女。BHS編から登場したキャラの中では3回戦の途中までは優遇されていた。しかし、シン戦を機に知的な印象も崩壊し、降参して敗退したあとはなんと!彼を好きになってしまいパートナーにまでなってしまった。
ちなみにゴーストタイプの力を使う描写は無く、みずタイプの技のみで戦っていた。
ラッシュ
BHS2回戦敗退者。デスカーンのB戦士。
一人称は「ワタシ」、包帯をところどころに巻いている。ハリルと戦うことになるが、時間制限にあせってしまいディフェンスに定評のある特徴は生かされるどころか一蹴されてKOされる。その後はポケモンのことは目もくれず敗退者達と誰が優勝するか語り合っていた。
耐久力があるゴーストタイプにBURSTするのにただの蹴り一発で倒されたうえに特性の「ミイラ」が発動した描写がないため『B戦士弱体化説』として名前があがる。
ローレン
BHS2回戦敗退者。ツンベアーのB戦士。
老人で、キャロラの前に敗退する。みんな海岸で敗退者同士集まっていた。ちなみに敗退者のほとんどは準決勝以降からは観客として普通に試合を観戦している。
よくある、ご高齢の格闘家は異常に強いという常識が通用しないことを痛感させられた。
連載開始前の集合絵にチラッといるが大した活躍はない。
バッツ
BHS2回戦敗退者。ゴルーグのB戦士。
BURSTの力で箱を壊そうとしたが、箱には傷一つつかなかった。ゴルーグファンにとってはかませに等しい扱いである。その後は封印されているポケモンについて悲観したりせず、Bハートの行方を心配している。
ピッケ
BHS2回戦敗退者。エモンガのB戦士。
コスプレが得意な野郎達が跋扈しているBHS編では貴重な少女……だが、周りが大の男だらけで会話がかみ合わないのか、ほとんどセリフが無い。一応観客席で見ているので姿だけは確認できる。ストレートの黒髪ロングヘアーや幼女といった見た目に変身能力と変身後は頭に耳がつくといったことから二人なのに三人もいる某快盗天使と共通点が多い?と思われる。
センターカラーではBHS編で登場した多くの選手より優先してカラーを与えられていたり、コミックスのおまけ漫画に登場したりと、意外な部分で出番があった。本当は優遇したかったがシナリオとかみ合わずにフェードアウトしてしまった不遇の人物の一人なのが伺える。
ユーロー
BHS2回戦敗退者。ウォーグルのB戦士。
バンダナを巻いている。まったく描写無くラビネに負けるものの、大幅に体力を消耗させることは出来た。彼のBURSTした姿はまるで鳥人モンスターのような格好である。リョウガ(ゼクロム)を準決勝の時に、観客席で運だけと見下し、敗退してなお10億円の信憑性を確かめたりとまさにB戦士とはどういう人なのかを体現したかのような人物である。
ギザイル
BHS2回戦敗退者。ギギアルのB戦士。
フロードみたいに怪しい雰囲気だったが勝手に負けてその後は出番がまったく無い。ほかの敗退者と違って観客席で応援といった描写も無かった。
アフロン
BHS2回戦敗退者。バッフロンのB戦士。
フロードと戦うが特に大きな怪我も無かった。その後、彼を「悪魔」と言い放った後は彼に対しおびえっぱなしだった。ポリーヌのネーミングセンスをイマイチと言っていたが、B戦士の必殺技のネーミングのほうが、致命的な気がするのは多分気のせい
クーガ村編・ラグ編
カルタの父
元・アギルダーのB戦士で故人。クーガ村のリーダーでみんながあこがれる存在だったのだが、村を襲う集団との戦いでポケモンを守ったときに出来た傷が致命傷となって死亡した・・・ 昔は修行の旅に出ていたらしい
カルタの母
カルタ父の妻。ルリマルが老けたような容姿をしており、左の髪に十字の模様?がある。村を救うために飛び出すカルタを息子ではないと突き放すが、少しの差でカルタとは生きて再会することは無かった。後悔から書いた遺言をイロハに託してそれを読んだカルタを覚醒させた。過去ではなく現在の時系列で死亡した初めての人物である。
イロハ
カルタの隣の家に住む幼馴染である少女。カルタに母の悲報を泣きながら伝えた。
トラヒゲ
辺りをを取り仕切るチンピラらしき組織の親分で自称:怪力豪腕。悪名の高さで知られていて、お金さえあればどんなことも引き受けてくれるらしい。ラグにリョウガを倒すらしき依頼を大金で受けるが、リョウガにとってはBURSTするまでもなく生身の力で圧倒され、BURSTからのオーバーキルを食らってしまう。オレの女やゴミバケツと基本的に健全がモットーのポケモン漫画でもすこぶる口が悪い
その後は主人公一向を狙う腐れ縁のように体力自慢大会にも少しだけ登場したが、今度こそ物語から退場してしまった。
体力自慢大会編
ダンケ
ルルラを彼女にしようと愛のために張り切る男性。200キロのイワパレスを持ち上げる怪力を誇る。仮ではあるが、ナゲキのB戦士。
どうやら村長の息子?らしく、才能は元々会ったらしい。リョウガとは商品のBハートを巡って決勝で対決し、ルルラがテレビがほしいと乗り換えた隙に勝利する。ちなみに大会の商品を大会中に強奪に近い形で奪って使用する様は明らかな反則行為である。
ルルラ
胸元を開けた服を着ている女性。ダンケの一途な愛を利用してBハートを手にしようとする姿勢や、すぐに強いリョウガに乗り換えようとする性格はまるで男を色気で手玉に取る魔性の女である。
ブデル
イシズマイを10匹(約145キロ)持ち上げた大会の参加者。
サビン
魔法使いのような帽子と服装をしており、さらに顔を包帯で隠しているシンボラーのB戦士。自称『黒い旋風』『顔無しサビン』。必殺技は「念力固定(サイコフリーズ)」「空裂旋風(ブレイクウインド)」
ダンケに力を与えるといって隠された才能を開花させるという、まるで某長老様のような能力を持つ。さらに彼のフキダシや字体は他の人物とは違うという特徴を持っている。リョウガいわく今までの奴らとは明らかに雰囲気が違って強いらしいが、見た目ですぐわかるチョロネコのB戦士を見ても、エスパーの技を使うという新米トレーナーのようなミスをする。ガリュウにリョウガたちがアルカデスに近づくことを止めるように依頼されたらしい。仲間がなつかしいがぬるいと発言するところを聞く限り、傭兵や殺し屋的な危険職についていると思われる。
その正体は、かつて、ガリュウらとともにGGと戦っていたが、ガリュウがアルカデスの力を借りるため離脱する際に、リョウガがアルカデスに会いたがったときに彼を止めるよう、ガリュウに頼まれていた。そのため、アルカデスに会おうとするリョウガたちを、力ずくで止めようとする。
新たな技「完璧反射(パーフェクトリフレクター)」でリョウガを追い込むが、リョウガが(何の前触れもなく)出した「電撃爆裂(ライトニングスパーク)」に驚く(大したダメージは受けなかった模様)。
最終的に、一度やると言ったら止まらない、ガリュウと同じ強い意志(笑)を持ったリョウガを認め、彼にシンボラーのBハートを手渡す。結局はサビンも、リョウガをマンセーするための駒に過ぎなかったようだ。また、息子がいるからアルカデスの所へは行かないといったが、結局アルカデスの所へ行き、逃げ帰った過去を持つ。実は妻子持ちらしい。
決戦編
管理人
ゼクロムのBハート内にいた謎の少年に似た人。民族衣装+ヘソだし、左目を前髪で隠しているのが特徴で一人称は私(ワタシ)。
またしても男女どちらかわかりにくい人物で、アルカデスの力を引き継ぐにふさわしいか試験を与えてくる。ロン○ル○アのような大地をたった一人で管理している。使用武器は木製のロッド。
登場時は謎の少年でおきたバトルとお盆休みをはさんだため、一体何をやらかすのかと危険物のような注目をされていたが見事的中し、またしてもポケモンとは関係のない生身による試験(バトル)を行うことになる。
リョウガが不意打ち上等の屑であるがゆえにおちおち眠れもしない生活を送るが、72話にて遂に試験を突破されてしまう。続く73話では乱入してきたフロードに試験を受けるよう伝えるが、一蹴された上にロッドを折られた。
その後、アルカデスとなったフロードにリョウガが惨敗して昏睡状態に陥った時には、ミルト達と共に看病していた。突然永遠の塔へ現れて、ポリーヌを助けてから光の羅針盤をリョウガに渡したが、遠くへと投げ捨てられる。石化したフロードを背負ってどこかへ去っていった。
カレード
フロードの父親で、とある街の市長だと思われる。レシラムのB戦士だった。
アンドロメダ座や、エ○いトードマンのように戦うことや争いを非常に嫌っていて、レシラムのBハートも抑止力のため左胸につけている程度であり、争いの根絶を願っている。
しかし、フロードがデロンを殺害したために復讐の連鎖に巻き込まれ、自らもデロンの息子に殺されてしまう。
その死によってフロードが世界征服を決意してしまう程の聖人君子のような人物のはずである。だが、抑止力として世界を破壊できるドラゴンを持ち歩くのはどう考えてもやりすぎな上に、そもそもBハートという非人道的な物体を持っている時点で感情移入などできようもない。
フロードの妹
幽霊と人間のハーフのような髪型とそのまま大人にしたような容姿を持つフロードの妹。父親と兄さんを慕っていて、彼女もまた争うことを嫌っている。
フロードは一度若返っているので、彼女の年齢を探るのは禁則事項である。兄が後に披露する、作中で唯一のゴーストタイプの必殺技は剣で斬るような技だったが、当時はヒトツキやニダンギルのように西洋剣をモチーフにしたゴーストタイプの存在は無かった。
デロン
まるでファミリーのボスのような傷だらけの顔と事務所を構えていて、自分の有職者を追いやったカレードに対して因縁をつけてくる。しかしフロードを怒らせてしまい、殺されてしまう。
デロンの息子
殺されてしまった父デロンの息子。敵討ちのためにイワパレスのB戦士を調達してカレードの家を破壊した。親の七光りで育った悪すぎる息子のような雰囲気。
イワパレスのB戦士
最初からBURST形態で登場。カレードを殺害し、イワパレスの体を血で汚す。
未熟だったとはいえ、レシラムにBURSTしたフロードも簡単に倒してしまう。
最大タブーの一つともいえるであろう、ポケモンの力を使った殺人を犯したために、ただのモブにしては悪名高い。
その他人物
ハリルの父
元・ゾロアのB戦士で故人。息子のハリルにゾロアのBハートを託し、「B戦士として修行すれば世界を変えれるほど強くなる」と助言した。それから村が襲われ、何者かに殺されてしまう。
ジェイク
ミルトが所属する組織の先輩……らしい。
一度も話題にも上げられず、登場することはなかった。
ポケモン
ゼクロム
神と呼ばれし伝説のポケモンで、レシラムとは対を成す黒き英雄。
神話に登場する伝説のポケモンなのに、二度と元に戻れないのを承知で、永久封印される。口を動かさずに念話で会話する。リョウガに対して「強い力を持てば家族や仲間を失ってもいいという覚悟はあるか」と問うが、全てを守れる強い男になりたい理想を聞き入れて彼に力を貸すことになり、電撃を食らわせてリョウガを元の世界に送り返した。その後はある程度会話シーンがあったが、大会が始まった途端に会話も途絶え、音信不通になった。
フロードがレシラムのBハートを使ったときにBHS以来となる、自らの意思?で反応した。
強引な変身をしたり、たまに非人道的な行動をするリョウガによって使われ、ゼクロムファンの逆鱗に触れてしまった。
対を成すだけあって実力はレシラムと同レベルの筈なのだが、レシラムとBURSTしたフロードがいかにも最強の敵のように描かれているのに対し、彼は伝説だというのに全体的に嘗められている気がする。
なお、ゼクロムは理想を持たない者に牙を剥き、レシラムは善の心を持たない者を焼き尽くすという設定がある。行き当たりばったりで周りに被害を与えまくるリョウガと、悪の魅力すら感じないチンケな小悪党のフロード。彼らのどこらへんに理想や善の心を感じたのだろうか。(スレでの一説によると、屑出の「理想」がリョウガで、グダグダなサンデー編集部の「現実」がフロードであり、そしてこの作品の存在価値が「虚無(キュレム)」らしい。)
まあ牙を剥かれたり焼き尽くされたりしそうだからこそ、封じ込めて力だけ抽出してるのだと言われれば理屈は通るが、それだと今更だがリョウガの屑っぷりがますます際立つことになる。
久しぶりに姿を現してリョウガと言葉を交わしたが、簡単なやりとりで今度こそ完全なBURSTの手助けをする。
伝説のポケモンでさえも、主人公を持ち上げる要因でしかなかった・・・
今まで言われ続けてきた永久封印の醜さに対してついに重い腰を上げたのか、Bハートから解放できる場所があるとわずかな希望と謎・複線を残した。最終話ではリョウガと共に立つ姿や、8巻(最終巻)では空を飛んでいるイラストがあった。
コバルオン
かつて人間達と戦った伝説のポケモンの一匹。ヤザの取引に応じてしまい、自ら捕まってしまう。しかし、覇気でヤザをビビらせて他に捕まっていたポケモンたちを解放させることはできた。三匹はテレパシーでお互いのことを知ることができるらしい。人間達とポケモンを守るために戦った過去から激しく人間達を憎んでいる模様だが、次の回では描写無くBハート化してしまった。
さらに、アムが敗北したため解放されるかと思いきや、BURSTハートをゲルブに回収され、フロードが最強体になるためのエネルギーを奪われてしまった。
決戦編:GGが壊滅したことでBURSTハートから解放されたらしく、囚われていたポケモン達を率いてハリルとキャロラを救った。永遠の塔でフロードに苦戦するリョウガを救うべく、全世界のポケモン達にエネルギーを分け与えるようテレパシーを送る。
テラキオン
かつて人間達と戦った伝説のポケモンの一匹。ポケモンたちを守りながら傷ついてしまい、健闘むなしくGGに捕まってしまう。
何の描写もなく人工産のBハートへと封印されてしまい、伝説のポケモンの冒涜というかつてない描写が見られる。
巨大な城壁を一撃で突破するほどのパワーを持つという設定にも関わらず、盾を持った人間に周りを囲まれて捕獲された。
ガンクが敗れたため、ハリルによって解放されることを望まれていたが、コバルオンたちと共に、フロードにエネルギーを吸収されてしまう。
決戦編:コバルオン同様BURSTハートから解放された。
ビリジオン
かつて人間達と戦った伝説のポケモンの一匹。GGによって捕まってしまう。まるで無血開城したかのような扱いを受ける。
尻ネタは女性のB戦士によって使われてしまった。
敗北後も解放されず、エネルギーをフロードに奪われる羽目に……。
決戦編:他の二体同様、こちらもBURSTハートから解放された。
レシラム
神と呼ばれし伝説のポケモンで、ゼクロムとは対を成す白き英雄。
なぜか封印されており、GG本部で厳重に保管されていた。
人望皆無、カリスマゼロでペドフィリア、露出狂の変態フロードによって使われ、レシラムファンの逆鱗に触れてしまった。
さらにゼクロムよりも長い間封印されており、フロードによって殺しの道具として使われたり、イワパレスのB戦士に完敗したりで伝説の名を汚され、風評被害を受け続ける。
最終的には捨てられてしまい、この回はポケモン世界にとって最悪の話と言えるだろう。
捨てられた後は行方不明。本当は解放できるらしいが、話が終わってしまったのでどうなるのかはだれにもわからない・・・また、ゼクロムと違って直接本人は登場しなかった。
コメント
- もうちょっと容量が増えたら、キャラクターごとに
ページ作成しましょうか? -- 名無しさん (2012-05-24 20:44:19)
- できれば用語集もお願いします。 -- 記事作成者 (2012-05-24 20:51:34)
- 読んでて思ったけど、テラキオンがGGに捕獲されるときに、
周りを人間に取り囲まれてるんだよな。
城壁も一撃で突破できるパワー持ってるんだから、
ぶっ飛ばせばいいのに。 -- 名無しさん (2012-05-25 23:24:36)
- 昔にプレイしたゲームの会話などをネットで調べていたら、
GGの現状や内容がいろいろと一致していたので、ロビーの項目に追加してみました -- 名無しさん (2012-06-20 19:02:34)
- どうでもいいがウルスラさん人気者だったよな
某雑誌で1位取るほど。
ブルーニャとウルスラさんパクッたような奴がでるとは。 -- 名無しさん (2012-06-20 21:49:23)
- 状況がアレなんだろうけどもポリーヌが働いた分のギャラ貰えなかったから
一応せびるのは普通なんじゃ・・・ -- 名無しさん (2012-09-21 01:30:47)
- トウゴについてだがデンチュラを助ける必要性云々以前に目の前で大切な相棒が死にかけたら真っ先に助けるのがトレーナーとしての義務だと思うが……。
これがサトシとピカチュウだったら例えピカチュウが登山において活躍の場がなくとも絶対に花を潰してまでしても助けると思う。 -- 名無しさん (2013-02-28 10:29:58)
- いまさらだけど、BHS読み返してユーローの10億円発言は主催者がGGのボスのフロードが参加=インチキだろうから、
どうせ10億なんて最初からない、だからこの大会自体無効だ! っていいたい感じだと思った……本当いまさらだけど。 -- 名無しさん (2013-05-21 03:00:16)
- ↑そもそも悪の組織であるにも関わらず大会を無駄な位律儀に進めている方がおかしいよな。その点ダイ大の悪役ザムザは偽の大会を開いて出場者を罠にはめているもんな。どっちが悪として賢いのかハッキリしているな。 -- 名無しさん (2013-05-25 21:44:05)
- ↑しかもその大会は王国も全面的に協力している為、優勝賞品が伝説クラスの剣(偽物)でも違和感はない。 それにひきかえこちらは地下でひっそりと開かれてる上に怪しさ100%の賞金10億円(何故か本物) それで良く人が集まったなw -- 名無しさん (2013-05-25 23:13:49)
- ↑そもそもフロードは階級以外ザムザにすら劣っているように見えるもんな、強さも悲劇性も悪としての威厳も。 -- 名無しさん (2013-05-26 12:24:11)
- ↑追記、ザムザには王様に一目置かれる程のカリスマ性もあったな。 -- 名無しさん (2013-05-26 12:27:03)
- フのやってる事って他の漫画の中ボス未満なんだなw -- 名無しさん (2013-05-27 16:58:03)
- 力だけで支配しようとするああいうタイプがザボエラみたいな奴に利用されてしまうんだよな……。 -- 名無しさん (2013-05-27 17:09:14)
- 10億が目玉商品ってのも俗物っぽいよな…
もっと他に良い商品なかったのだろうか?
おまけに10億は薬で使い切ったし…
ブラックジャックみたいな名医に払うならまだしも。 -- 名無しさん (2013-06-16 14:44:04)
最終更新:2021年08月09日 14:01