光学工業技術研究組合(現日本オプトメカトロニクス協会)の下部組織であった人間工学研究会の配布資料を
ペトリカメラ社員が社への報告書としてまとめたものである。
光学工業技術研究組合及び人間工学研究会については下記資料に詳述されている。
沢井実 光学工業における共同研究の展開 : 光学工業技術研究組合の活動を中心として(大阪大学リポジトリより)
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上記文献によれば、人間工学研究会はカメラ,8㎜,映画撮影機,写真レンズの性能,機能,構造に関する
ヒュマンエンジニアリング(原文ママ)と商品企画のための科学的データの整備を目的とし、
1964年の時点で20社が参加していたという。
資料は1968年7月末から9月までにペトリカメラ社員により作成された社への報告書と、人間工学研究会の配布資料と考えられる。
人間工学研究会の配布資料には、コニカ、リコー、オリンパス、キヤノンなど他メーカーのカメラのデータが
付表、付図としてまとめられている。
この資料の公開にあたり、日本オプトメカトロニクス協会から公開の許諾を頂きました。
元ペトリカメラの技術者、半田善朗さんが保管されていたもの。
A4判、20ページ。
最終更新:2017年04月28日 13:22