登場人物一覧(オフライン)

プレイ可能な3人の主人公――マイケル、フランクリン、トレバーはそれぞれ違う場所に住み、違う問題、意識、ライフスタイルや、欲望、目標を持っている――だが、彼らは協力する術を知っている。仕事にかかれば、彼らにはそれぞれ役に立つユニークなスキルがあるのだ。

※オンラインでの登場人物一覧はこちら

主人公

Michael De Santa:マイケル・デサンタ


CVおよびモーションアクターはNed Luke。
なおネッド・ルーク氏は大物俳優でありながら気さくな一面もあり、日本のプレーヤーとバーチャルYouTuberに向けてメッセージ動画を送って来てくれた事もある(もちろん仕事としてではあるが)。
下記がネッド氏が日本の親愛なるプレーヤーのみんなとバーチャルYouTuberに向けてのメッセージ動画。
https://www.youtube.com/watch?v=X8BWvW6ZNjs

マイケルはベテランの銀行強盗犯で、長年悪党として活躍、その名を馳せてきた。こうした犯罪経験・知識に精通する男。
出身はノースヤンクトン州(モデルはノースダコタ州)辺りのアメリカ中西部。
その反面理想家の部分があり、「人は毎日数多くの事を忘れるものだ、この事も忘れるんだな」という決め台詞を持っているほど。こうした忠告を相手に行うことも、敵対者に容赦ないトレバーとの性格の違いが現れている。ちなみにこの台詞は彼の好きな映画からの引用である。

だが9年前を機に犯罪家業から足を洗い、現在は非公式の証人保護プログラム を受けて明るく賑やかな街・ロスサントスに位置するロックフォードヒルズ(※ ビバリーヒルズ をモデルにした地域)の豪邸に暮らしている。で快適に暮らしているが、家族という新たな問題を抱えていた。
妻のアマンダはひどい浪費癖と浮気癖が治らず、甘やかされて育った2人の子供・トレイシーとジミーはわがままの限りを尽くしマイケルの手を焼かせている。
一流の悪党として成功を収め、安全に引退し欲しい物も手に入れたはずなのに、マイケルは理想と現実のギャップに悩み「惨めな人生」を送っていた。

家庭環境はお世辞にも良好とは言えないが、マイケルはむしろ家族を大切に想っている。大人しく暮らしてはいるものの、もし家族に手を出す輩があれば人が変わったように殺意をみなぎらせ排除に乗り出す。
一方、その家族のために保守的な性格になった為か、家族以外の人間の為に動く事はあまりなく、無用なトラブルは好まない。「じっとしているのにトラブルがやって来る」と嘆いているようだ。
そんなマイケルの趣味は映画鑑賞。古い映画が好きで、特に映画監督ソロモン・リチャーズ作品の大ファンである。

軍隊や警察組織に所属したことはないが、それぞれ裏社会を知る主人公三人組の中でも銃火器の知識と腕前がズバ抜けている。犯罪者として積んできた経験の賜物だ。
人を殺害する行為そのものを楽しむ事はないが、銃を向けてくる敵を撃ち殺す事に躊躇はない。またある種のカリスマを持ち、仕事を積極的に率い仕切りたがる傾向がある。

愛車は黒のテイルゲイター。GTAオンラインでは通常取り付けることのできないベニーズホイールが装着されている。
好きなラジオ局はLos Santos Rock Radio
使用している携帯はiFruit
使用している銀行はメイズバンク
ゲーム内Webサイト「Classic Vinewood」でコメントしているmichaeldsはおそらく彼。

初期ステータス評価

引退していたとは言え身体が覚えているのか、ステルススキルの初期値が三人中トップ。
また上のように銃器の知識と扱いに長け、射撃スキルもトップ。特殊スキルの効果と相まってカバーしながらの銃撃戦では安定して戦える。
ただし歳に加えて怠惰な暮らしの影響で身体は鈍りきっており、スタミナ、体力、肺活量のスキルが低い。「かつては州のクォーターバック代表に選ばれた事もある」頃の面影は微塵もない(当人は未だにスポーツマンを自負しているが)。特に体力スキルが三人中ワーストなので、撃ち合い、殴り合いには滅法弱い。敵も強力な火器を装備し始めるストーリー終盤ではその紙っぷりが問題となるので、なるべく優先して上げたい所。自宅のテニスコートでアマンダを相手に鍛え上げよう。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
本名はマイケル・タウンリー。9年前のアメリカ中西部では大々的に報道された、かなり名の知れた強盗犯であった。
そんな折にノースヤンクトンで当時ストリッパーだったアマンダと出会い、家族を持つこととなり、家族への愛と強盗仲間達との連帯との間に揺れる。そして彼が下した決断は、生活と命のためにFIBでくすぶっていたデイブ・ノートンとの裏取引で仲間を売り、家族との生活を守ることであった。
当初は自分をデイブに撃たせるだけのつもりであったが、トレバーを狙ったデイブが誤ってブラッドを射殺してしまう。トレバーに逃げるよう伝え、自分は死を偽装しブラッドを自分の墓に埋めてロスサントスの豪邸に移住した。
その後約9年間、毎日を怠惰に過ごしていたが息子のジミーがクレジット詐欺に遭う。そのことがきっかけで、詐欺ディーラーで働いていたフランクリンと出会った。
ある日、アマンダの浮気を知った彼は相手を追い、激情にまかせ彼の逃げこんだ家を破壊する。しかし、その家はロスサントスで幅を利かせるメキシカンギャング「マドラッゾ・カルテル」のボス、マーティン・マドラッゾの別宅だった。家の「再建費用」として250万ドルを吹っかけられたマイケルは、金の工面のために強盗の仕事に復帰することとなる。

かつての強盗仲間であるレスターと連絡を取り、フランクリンをはじめとする強盗メンバーを集めたマイケルは、ロスサントス市内の宝石店を標的に定める。綿密な計画と準備のもとで決行された強盗は見事に成功し、マイケルはマーティンへの支払いを済ませてなお有り余るほどの大金を手にした。しかし強盗の最中に「人は毎日数多くの事を忘れるものだ、この事も忘れるんだな」という自身の決めゼリフを口走り、偶々現場に居合わせた一般人によってそのセリフがテレビで広まったことで、トレバーに自身の生存を悟られてしまう。その後ウェイドの調査によって現在の住所まで暴かれてしまい、自宅まで乗り込んできたトレバーと望まぬ再会を果たすこととなる。

さらに仕事への復帰をデイブの上司であるスティーブに悟られてしまい、FIBの非合法な仕事への協力を「依頼」されることとなる。
その際フランクリンを巻き込まぬよう、彼に街から出ることを勧めるが、逆にフランクリンから励まされ協力を申し込まれたことで彼を強く信頼するようになる。

9年前のことを詮索するトレバーと、自身の弱みを握り依頼を押し付けるFIBの双方に良い顔をしつつ、なんとか抜け出す方法を模索していたが、トレバーの出現により不安がる家族から愛想を尽かされ出て行かれてしまったり、トレバーがメキシカンギャングのボス、マーティンとトラブルを起こし、彼の鉄砲玉達に追われながら郊外に身を潜めなればならなくなったり、トレバーと民間軍事企業メリーウェザーの争いや中国系ギャング「トライアド」との敵対に巻き込まれてしまったり、FIBの無茶な依頼を繰り返しこなしたり等々散々な目に合う。

そんな波乱と死の危険に満ちた日々も、フランクリンの助けや、レスターの仲介によるマーティンとの和解、そしてトレバーへの「デカいヤマ」の約束によって次第に落ち着きを取り戻し始めるが、ある日、ふとした口喧嘩が引き金となってトレバーに9年前の「仲間を売る」決断のことを悟られてしまう。トレバーがルーデンドルフにある「マイケルの墓」に眠っていたのがブラッドであったことを自身の目で確認したことで、二人はついに互いに銃を向けあう程に険悪な状態となってしまう。

厄介事を押し付けてくるも、過去が原因で協力せざるを得ないFIB、その予算をめぐる争い(というよりも戦争)の相手であるIAA(International Affairs Agency)、メリーウェザー、さらにはトレバーやその敵対者達にその身を狙われつつも、あこがれの映画監督ソロモン・リチャーズとの出会いで強盗に代わる生きがいを見つけ、それがきっかけで家族との関係も少しずつ改善に向かい始める。
ついにはFIB本部に保管された自身と仲間のデータを消し去り、自身を追うIAA部隊も戦闘で壊滅したことにより過去に一区切りがつき、
かつての自分たちが夢見た仕事、そして新たな生活を始めるための最後の仕事として連邦保管庫を襲撃し、成功させる。

その後のフランクリンの選択で生死が変わる。


プランAの場合、トレバーを自身や家族にとっての脅威と感じていた彼は、フランクリンと共にトレバーを追い詰め、その殺害を幇助する(展開によっては自分自身の手でとどめを刺す)。かつて友であったはずの男を失った感情に圧倒されながらも、無理に気丈に振る舞いつつフランクリンとは別の道へと消えていく。
その後、トレバーの死を知ったロンに罵倒されることとなる。

プランBの場合、「理想の息子」で「弟子」であったフランクリンに命を狙われることとなる。愛車を駆り逃げまわるも、運転では力及ばず、塔へと逃げこむ。攻防の末、不意をついて飛び出したフランクリンに柵の外へと投げ出されるも、フランクリンが思わず伸ばした手を掴む。そして訪れた最後の瞬間、フランクリンの決意が揺らいだ(「助ける」コマンドを選択した)場合でも、自分が生き延びればフランクリンの命も無いことを悟ったマイケルは自ら繋いだ手を切らせ、己の意思で大地へと叩き付けられる事となる。

プランCの場合、レスター経由でフランクリンの救援依頼を受けとり鋳造工場へと向かい、そこでトレバーと再び対峙することになるが、「裏切られた」という怒りは消えていないものの、パトリシアと過ごした日々に感じた愛情の理解によって家族との愛を選ぶ10年前の決断を受け入れたトレバー、そして出会って以来常に味方でいてくれたフランクリン(とラマー)と共にメリーウェザーやFIB重武装チームを相手どる壮絶な銃撃戦を繰り広げることとなる。

襲撃チームを一掃し、自分たちの身の回りで問題の種となっている人物を一気に抹殺してしまわなければ、根本的解決は見られないこと、そしてそれぞれの私兵達が弱体化している今が絶好のチャンスであることを確認しあった3人は、即刻急襲を実行へと移す。マイケルは顔の割れていないストレッチ(ハロルド・ジョセフ、フランクリンの「問題の種」)を始末し、そして3人でデビン・ウェストンを始末する。

すべてが終わった後は、家族と仲良く暮らしつつ、ソロモンのプロデューサー補佐兼ボディガード兼相談役となり、2人の「最悪の友人」達も伴った新たな生活を歩み始めることとなる。
マイケルは9年間憧れ続けていた第二の人生にようやく辿り着いたのだ。

オンラインでは2022年現在主人公たちの中で唯一登場していないものの、『ダイヤモンドカジノ強盗』において息子のジミーが登場、2021年の『契約』アップデートのミッション『ゴルフ場にて』においてフランクリンからマイケルの生存と健在を仄めかせるセリフが語られており、他の様々な描写と合わせて現在のオンライン世界がプランCを正史とした後日談である事実の補強となっている。
フランクリン曰く「知り合いの映画プロデューサー」とのことで、本編以降もプロデューサー業を続けているようだ。



Franklin Clinton:フランクリン・クリントン


CVおよびモーションアクターはShawn Fonteno。
大きなチャンスと富を求める、元ストリートギャング ファミリーズ(family's)のフランクリンは、アルメニア人のシミオン・イエタリアンが経営する高級車販売代理店「プレミアム・デラックス・モータースポーツ」の取り立て屋、レポマンをやっている。
店はニューマネーを持つ野心に燃える若手を相手に詐欺を働き、買えもしない高級車を売りつけている。支払いはできないが、車は手放したくない。フランクリンはそんな客から車を取り返す。
サウスロスサントス(モデルは、ロサンゼルス暴動 でも有名なサウスロサンゼルス、サウスセントラルともいう)出身。
母子家庭で育ち、父には会ったことがなく、また幼い頃に母を失い、それからは祖父と祖母に育てられる。
その頃にトーニャ・ウィギンスやJBと知り合う。トーニャやJBとは20年来の幼なじみ。
フランクリン、トーニャ、JB、ラマー・デイビス、タニーシャ・ジャクソン(フランクリンの元彼女)は同じ高校へ通っていた。ラマーやタニーシャとはそこで知り合う。
祖父と祖母を亡くしてからは、叔母のデニース・クリントンと暮らしている。
近所のギャング仲間「ザ・ファミリーズ(CGF、Chamberlain Gangster Families)」の無計画でリスクが大きい割りに見返りの少ない、素人的なやり方に嫌気がさしており、確実で大きく稼げる方法を模索している。
友人だが、仕事になると頼りにならないラマーを嘆いており、友情と現実の板ばさみになっているところがある。
三人の主人公の中で最も自動車やバイクの操縦に長けている。
また、マイケルもフランクリンに出会った後は彼の事を「良い若者だから助けたい」と思うようになり、彼の度胸や判断能力を高く評価する事になる。
タヴェルという従兄弟がいる。(ライフインベーターで確認。)
また、三人の主人公の中では最も精神的に安定しており、他の2人の間に入ったりする事も多い。
愛車は白のバッファローSと、ラマーから譲り受けた緑のバガー(ストーリーミッション「回収稼業」で入手)。
体質か、それとも慣れてしまっているのか薬物に対する抵抗力が強く、マイケルやトレバーが幻覚に襲われたハッパを吸っても平然としていたりする。
水タバコが好きなようでスイッチするとたまに購入している。
趣味は車で、車についての知識量が多い。
主に好きな車はスポーツカーやスーパーカーのようだ。
好きなラジオ局はRadio Los Santos West Coast Classics
使用している携帯はBadger
使用している銀行はフリーサ銀行
誕生年は1988年の模様(車のナンバーより。要確認)

初期ステータス評価

車好きで知識も豊富なだけあって、運転スキルは三人中トップ。レース系のアクティビティは彼でやれば特殊スキルの効果と相まって楽勝だろう。
また三人の中で一番若いからか体力、スタミナ、肺活量も高めでスポーツにも向いてるが、「ドンパチなんて古臭くてやってらんねえ」という彼の言葉が示す通り射撃スキルが低め。加えて犯罪者としての経験不足が故か、ステルススキルが三人中ワースト。先述の通り初期体力は高めだが、彼のみ体力スキルを上げやすいスポーツ「テニス」がプレイ出来ないので、実は意外と鍛えにくい、というのも難点か。
ステルスは兎も角射撃スキルに関してはストーリーの展開上、彼がスナイパーやガンナーを務める場面があるので早め早めに射撃練習場に通っておきたい。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
シミオンのクレジット詐欺業者の元で取り立て屋をしていたが、マイケルとの出会いのせいでクビとなり、素直な性格からかマイケルの冗談を真に受けて彼の前に再び姿を現し、その後の成り行き的に彼を手助けし友人となる。
マイケルが強盗に復帰すると見習いドライバーとして協力、彼やレスターらのプロフェッショナルな仕事ぶりとそれに裏打ちされた莫大な稼ぎ、さらにレスターの個人的な仕事の報酬として豪邸を与えられたことによって彼らに強い信頼と尊敬を抱くようになる。
逆に幼稚なラマーやストレッチのやり方に嫌気がさしていたため距離を置くようになるが、仕事を除けばラマーはとても良い親友のため見捨てられず、助けを求められると仕方なく協力したりするなど、煮え切らないところも。

マイケルがFIBに利用されることになったのを知ったときも自ら協力を申し出るなど、誘ってくれたマイケルに恩義を感じ、彼の手助けをしたいと考えている。
またトレバーの突飛な言動に呆れつつも、経験に裏打ちされた洞察力や敵なしの腕っ節を頼りにし、二人と上手く付き合いその仲を取り持つことも多くなる。

FIB経由で彼らを知り、その実力に目をつけたデビン・ウェストンから高級車の強奪を依頼されるようになり、全車を揃えるもののデビンは現金での報酬の支払いを拒否。
ラマーがストレッチにハメられた際はマイケル、トレバーと共に救出、無茶をするラマーを説得するが結局上手くいかず、いつもどおり喧嘩別れ。
大強盗ミッション・連邦保管庫襲撃ではドライバーとして参加、見事成功を収めるがマイケルとトレバーの不仲が原因でこちらも喧嘩別れ。

トラブルだらけの日々の中、FIB=ヘインズから行動の予測できないトレバーを始末するよう指示を受けるが、一方メリーウェザー≒デビンからマイケルを始末するよう指示され、2人の殺害命令の間に揺れるが…。

フランクリンの選択で彼らの運命が変わる。
プランAの場合、マイケルと共にトレバーにトドメを刺すことになる。マイケルとの関係は微妙なままとなり、二人は別々の道を歩む。
プランBの場合、マイケルを殺害し、トレバーやアマンダから非難される。トレバーからは絶縁を宣告され、孤独に豪邸に住まうこととなる。


プランCの場合、2人のうちどちらも殺せないと悩んだ末にレスターに相談、初めはレスターも匙を投げるが、参謀は期待に応えてフランクリンのデビンとヘインズをハメ、どん詰まりから脱却しうる策を思いつき、マイケルとトレバー、さらにラマーをも巻き込んでメリーウェザーとFIBの部隊と戦闘を繰り広げる。
ワナにハマり襲撃してきた部隊を殲滅した後、一時他の2人と別れ、顔の割れていないトライアドのボス、ウェイ・チェン(トレバーの「問題の種」)を始末し、再び合流後ともにデビンを始末。
憧れていた成功を掴み取り、全てが終わった後は豪邸でのんびり優雅な暮らしをするようになる。

どのプラン、どのエンディングでも最終的に生き残るがハッピーエンドはCエンド限定。


オンラインでは長らく登場することがなかったが、『契約』アップデートにてついにデビュー。
詳細は登場人物一覧(オンライン)を参照。



Trevor Philips:トレバー・フィリップス


CVおよびモーションアクターはSteven Ogg。
マイケルのかつての強盗仲間。
ブレイン郡、サンディ海岸に住んでいる。
出身はアメリカ国境に近いカナダ。
かつてマイケルらと一緒に過ごした場所、そしてマイケルらが死んだ場所であるノースヤンクトン州・ルーデンドルフによほど未練があるのか、ライフインベーターでルーデンドルフのページを追跡している。
トレバーは他人のルールに従って生きることに興味がない。
薬物を常習し、また非常にキレやすい性格の持ち主で、その怒りは破壊的な行動や暴力として噴出する。
非常に高い戦闘力を持ち、趣味は人殺しであることや、人肉を食べる、食べさせるなど、まさにGTA史上最強であり最凶の主人公であるが、逮捕されてしまった強盗仲間のブラッドの帰りを待ち続けるなど義理と人情にはもろく、どこか憎めない一面がある。
そのためか、本来であれば誰も寄り付かないであろう彼の周りには、トレバーあらゆる場面での右腕であるロンや、得意な情報収集・諜報の面で彼を支援する(させられる)ウェイド、今作最強ガンマンであるガスターヴォ・モタに引けを取らない戦闘力で彼を助けるシェフなど、一癖も二癖もあるがそれぞれ特化した一芸を持つ仲間達が集まっている。狂った部分ばかりが目立つが、こう見えて頭はスマートな方向に切れる。実際、偽のブツや取引相手のおとり捜査官を見抜いている。

9年前当時、マイケルを親友と呼ぶ程に認めていたが、アマンダと結婚して落ち着き出してからはそれを残念に思っており、コンビの相棒を乗り換え、ブラッドと行動しようとすら思っていた。
そんな矢先の仕事中、ブラッドとマイケルが撃たれ、自身も2人を見捨てまいと踏ん張るも最後には逃亡を余儀なくされ、ブラッドは逮捕、マイケルは死亡。強盗仲間たちは散り散りになった。

当然の事ながらマイケルの妻アマンダは彼の事をあまり良く思っていない。
息子のジミーとトレイシーとも面識があり、トレバーおじさんと呼ばれる。
昔から世界を股にかけた麻薬王や武器商人になるのが夢で『トレバー・フィリップス・エンタープライズ(もしくはその一部門、トレバーフィリップス工業)』なる会社を自称して武器の調達と密売、薬物の密造を行っている。
なお、ストーリー開始時点でこのTP社に所属しているのはトレバー、ロン、ウェイド、シェフの四人である。
首にはタトゥーでcut here(ここを斬れ)と書いてあり、左腕にはrip micheal(安らかに眠れマイケル)と書いてあるタトゥーがある。
アメリカ空軍パイロットの経験があり、飛行技術に長けている。
昔、飛行機の操縦ができたため空軍に志願した。(志願した理由は村に爆撃したり核を落とせるかもと思ったため)ある日までは順調だったが、これからという時に精神鑑定で精神が不安定と診断され空軍を辞めることになってしまった過去がある。
ロストのリーダーを殺害した為に彼らと敵対関係にあるトレバーは、ロストのメンバーと会うと襲われる。ランダムイベント で強盗をするロストとも、他のキャラと違いセリフが追加されている。
インポマンのフィギュアを持っている。
フロイドの家に移ってからはテディベア(ミスターラズベリージャム)で遊んでいる。
空軍,軍隊には入っていたので、銃に関しての知識はそれなりにある様子。
他の主人公は最大6台まで乗り物を保存可能だが、トレバーのみストーリーを進めると8台まで保存可能になる。
ロクな仕事をしてるようには見えないが、「国民的な社長」を自称する。
事故で亡くしたライアンという弟がいるらしい。彼自身は死んで清々している様子。
キャラ切り替えした際に山の上や離島など不可解な場所で泥酔していたり、警察に追われていたりしている事があるため、少し面倒な時もある。

愛車は赤のボーディ、ナンバープレートはBetty 32。
好きなラジオ局はChannel X
使用している携帯はFacade。また、扱いが雑なのか彼の携帯のみ画面にヒビが入っている。
使用している銀行はバンク・オブ・リバティー

初期ステータス評価

やはり元空軍パイロットなだけあって飛行機スキルが三人中トップ(他二人はそもそも経験皆無なので論外)。かつ現役バリバリの職業犯罪者なだけあってか体力スキルもトップで射撃、ステルスのスキルもマイケルの次に高く、攻撃的な特殊スキルと相まってマイケルとは対照的に真っ向勝負では他を圧倒する強さを誇る。
その反面、いい歳こいてヤク中のせいかスタミナ、肺活量、運転スキルが低く、特にスタミナは怠けっぱなしのマイケルにすら劣るぶっちぎりのワースト。ストーリの進行という面ではあまり重要視されないスキルだが、メアリー・アンとの勝負ではその点がモロに出て来るので、ちょっとした距離なら走るかして鍛えておこう。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 アメリカのカナダ国境地帯出身。後に自ら焼き殺す父親からは虐待され、母からは歪んだ愛情を受けて育つ。
当初はホッケー選手を目指すも、カマを掘られたため断念し空軍に志願する。
当人曰く空軍パイロットとしてのキャリアは順調だったようだが、その不安定な人格を精神鑑定の際に見抜かれ飛行が不能となり退役。
どん底まで落ちたトレバーはノース・ヤンクトンに移住し、彼の人生を変える人物-マイケルに出会う。
マイケルから犯罪者としてのノウハウを伝授され、コンビを組んで数々の強盗を行いブラッドやレスターなども加わってキャリアを開花させる。
だがしばらくしてマイケルは所帯持ちとなり、自分から離れていくマイケルに複雑な思いを抱く中ノース・ヤンクトンでの強盗に参加、マイケルは射殺され結果として強盗団は散り散りとなる。

その後は各地を放浪し、レスター曰く「東西南北、強盗できる店や、誘拐できるヒッチハイカーがいれば、そこに彼がいた。」そんな折、ブラッドがボーリングブローク刑務所に移送されたことを知ったトレバーは、刑務所にほど近いサンアンドレアスに定住を始める。
しかしそれはFIBの流したニセ情報であり、案の定刑務所のブラッド宛に手紙を送ったトレバーはデイブらFIBの極秘の監視下におかれることとなる。
ロストに薬物を販売しつつ傍若無人に振舞っていたが、ニュース番組で知ったロスサントスの宝石店強盗にかつてのマイケルの亡霊を見たことで発狂し、寝取りの抗議にやってきたジョニーを激情にまかせて殺害。そのままテリー、クレイを含むロスト元オルダニー支部メンバーを虐殺していく。
またアステカスの売人を始末して経営を奪うやいなや、トライアドとの取引をオニール兄弟に奪われた腹いせに兄弟の「間引き」をして製造所を爆破するなど、その行動は常に過激で予想がつかない。
部下のウェイドがマイケル・デサンタなる人物…年齢や家族構成が一致し、かつ妻の名前がアマンダと知り、昔の仲間のマイケル・タウンリーだと確信すると、後の憂いをなくすべくロスサントスへ向かうついでにロストの増援を虐殺、その足でマイケルの前へと姿を現す。
その際ロスサントスに住むウェイドのいとこ、フロイドのアパートに強引に住み着く。
生きていたマイケルに文句を言いつつも再びコンビを組んで暴れまくりたい一心で付きまとうが、安定を求めるマイケルとの言い争いは絶えなかった。
フランクリンとマイケルの付き合いを最初はからかうも、柔軟な思考を持ち友人を大事にするフランクリンを信頼するようになる。
仕事に見合う報酬を支払わないマーティンへの腹いせに、その妻パトリシアを誘拐するも、彼女に心を奪われてしまい愛を育む。(「高校生みたいな純愛」とはマイケル談)庭先で愛の言葉を交わしたり、2人で近所を散歩しに行ったり、愛の感触を知るトレバーであったが、当然人妻であることから別れることになる。

涙を流しながら彼女をマーティンの家へと送り、丁重に扱えと吠えるシーンは、女性に心から恋した男の姿であり、狂人のようには見えない。だが大切なものを失った失意による抑えきれない狂気は確実にトレバーを内部から蝕んでおり、フロイドのアパートでフロイドとデブラの浮気による喧嘩に巻き込まれた際には、二人を惨殺。ウェイドと共に新しい隠れ家としてバニラユニコーン を乗っ取る。そして、9年間抱え続けてきた疑問、マイケルの墓には誰が入っているのか、の問を発し、全てを理解するとマイケルに対する嫌悪と憎しみに染まり銃を向け合うことになる。(この時、トレバーは怯ませる為に銃を投げるも引き金は引かなかったが、マイケルは逃亡したトレバーに対して発砲した。2人の対比がよく表れている)

マイケルがトライアドに捕まっても気にせずフランクリンと遊ぼうとするが、自暴自棄と自己嫌悪で狂っているのを見透かされ、マイケルがトライアドに捕まった事を伝えるが、自ら助けには行かなかった。
しばらくマイケルらから距離を置いていたが、最後の仕事に参加するためマイケルのピンチに訪れ、命を助けることになる。しかし、念願であった連邦保管庫強盗を成功させてもなお文句を言い続け、2人の険悪な雰囲気は変えられない。
その後はフランクリンの選択により命運が変わる。

プランAの場合、フランクリン、またはマイケルの手により命を狙われる。2人の追跡をかわせずに、タンクに衝突。負傷して燃料の海に溺れるうちに銃弾を撃ち込まれ、奇しくもかつて自分を置き去りにし、自ら焼き殺した父親と同じ最期を遂げることとなる。

プランBの場合、マイケルの殺害をフランクリンから持ち掛けられるも、「裏切りはもうたくさんだ」と誘いを拒否する。その後マイケルの死を知ったことで、マイケルを殺したフランクリンを嫌悪するようになる。容赦なく彼に別れ告げ、何処かへと去っていく。

プランCの場合、レスターからフランクリンの救援依頼を受けマイケルと再び対峙するも、パトリシアとの日々で浴した感情を思い出し、9年前のマイケルが守ろうとしたものを知ったことで、マイケルの家族を取った選択を非難することができなくなり、仕方なしではあるがそれを受け入れることとなる。
共闘の後にマイケルと和解すると、ラマーを含む全員でメリーウェザー、FIBと戦い勝利を収める。
その後3人でそれぞれやるべきことを行うため、一時2人と別れ観覧車でテレビ撮影中のスティーブ(デイブ、マイケルの「問題の種」)を狙撃、殺害。デビンの邸宅へ強行侵入し彼を誘拐してから再び3人で合流、ともにデビンを始末する。

全てを終わらせたのちは、相変わらず奇怪な行動を繰り返しつつも、マイケルやフランクリンと遊んだり、パトリシアから連絡を貰ったりして、彼なりに楽しく暮らしているようだ。


ストーリーミッションで登場する主な人物

Lester Crest:レスター・クレスト


主人公達にアドバイスや犯罪の様々な手助けをしてくれる、頼れる「不気味なおじさん」。
足が悪く、長い距離を歩く際には杖をついている*1。また喘息も患っているようで、人工呼吸器を使ったり乾燥を嫌ったりする描写がある。
マイケルやトレバー達とは昔から共に仕事をする仲だが、マイケルとは「いい友人ではない」という。頭脳明晰でコンピューターに強く、主に標的の分析やハッキング、セキュリティの遮断などで現場を背後から援護する役割を担っていた。
現在はロスサントスの外れのエル・ブロ・ハイツでひっそりと暮らしているように見せかけて、ちょっとした仕事を信頼できる連中(主にオンラインプレイヤー)に頼んだりしている。
公的機関などに存在や名前を知られない方法を知っていたり、法の網を潜り抜けてアジトも兼ねる縫製工場を所有していたり、マイケルやトレバーとは少々違う意味で危険な人物。16歳の少年を名乗って少女とネットで会話したり、ハッキングして他人のメールを盗み読みするなど、ことインターネットやテクノロジー関連ではやりたい放題である。
基本的に裏方ではあるが、ヘリからロケットランチャーを用いて追っ手を撃墜するという一面も見せている。

リパブリカン・スペース・レンジャーズインポマンなどのフィギュアや映画のポスターなどを部屋に複数飾ってあるので、おそらくマニア。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
お金にうるさく明確な利益の出ない仕事にはやる気を出さないが、重い腰を上げればかなり危険な賭けも平気で行えるようで、オン・オフ共に彼の依頼に振り回されることになる。

マイケル、トレバーの古くからの友人であり仕事仲間であったが、ノース・ヤンクトンの一件を不自然に感じて脱退。
以来ロスサントスに隠居していたが、マイケルの生存とブラッドの行方、そして特殊な証人保護のからくりに気づいていた。そのため突然マイケルが電話してきても動じることなく応対し、仲間を売った彼を非難することもなかった。
なおレスターの身元は発覚していなかった事から、マイケルは彼までは売っていなかった模様。

マイケルが強盗への復帰を宣言すると、あらゆるネットワークを駆使して仲間を集め、的確な助言を行う。
それと並行して株価操作をフランクリンに依頼するが、その利益で豪邸を購入し、税金対策という名目ながらフランクリンに譲渡するという気前の良さもある。
マイケルがFIBと関わることになっても協力する姿勢は変わらず、自身が所有する縫製工場を拠点にしたかと思えば、証拠隠滅のためにわざと従業員にストライキを起こさせて工場を燃やしてしまう等、必要なことは徹底して行う。

フランクリンがスティーブとデビンのことで相談してくると初めは「お手上げだ」と嘆くが、フランクリンの期待に応えて2人を同時に叩き潰す妙案を閃き、その後も問題の種たちの正確な居場所を主人公3人衆に提供し、最後まで頼りにされる。全てにカタが付くと自分たちの勝利を喜びつつ、自宅で株取引や新たな事業を始めようとする。

オンラインでも有料で他プレイヤーの首に賞金を掛ける、警察の手配を消す(条件付きでタダになる)など一番係わる役割として登場。メインコンテンツとなる一連の強盗では直接係わってバックアップを担当したり、エージェント14と繋がったりしている他、「ドゥームズ・デイ」では全編通して登場。「ダイヤモンドカジノ強盗」では「この州ではそこそこ稼いだ」として半引退状態となっていたが、あのタオ・チェンの妹ジョージナ・チェンによるカジノ乗っ取りの復讐を兼ねたカジノへの強盗依頼…と言う名の嗾けにより引き受け、三度大役をこなしてプレイヤーをバックアップする。



Lamar Davis:ラマー・デイビス


フランクリンの友人。黒人の他にアパッチ (アメリカ先住民)の血を引いているらしい(本人談)。
フランクリンの近所一帯、チェンバーレイン・ヒルズを縄張りとするギャング「ザ・ファミリーズ」のメンバー。また、フランクリンとは「フォーラム」(ストリート名)を名乗ってコンビで悪さをする事もある。
共に貧困地区で育ったフランクリンとは腐れ縁で、親密さの裏返しからかよく口喧嘩している。

愛車は白のスピードー(ナンバープレートはLAMAR G)と、青のエンペラー
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 フランクリンの親友で、仲間思いな「いいヤツ」。言動こそ荒っぽいが、本質的には人を疑えないお人好しでありおまけに「キング・ラマー」やら「優秀な頭脳」「デカチン」その他諸々、酔わせてみれば「政治家が邪魔さえしなければヒップホップの才能で生きていけた」とまで発言する自信家。

ギャングとしての戦闘力は高いが、基本的にアホであるため度々トラブルを起こす。
これから車を盗む家の住所を他人(偶然にもマイケルであった)に聞いてみて目撃者を増やしたり、盗んだ車でレースに参加した結果警察に目をつけられてしまったり、追い詰められて何も考えずいきなり発砲してしまったり、シミオンに渡すはずのバイクを盗んでフランクリンのせいにしたり、敵対ギャングの幹部を誘拐しようとしたときに顔を隠すのを忘れたり、容易に居場所を絞り込める自分のスマートフォンで身代金を要求したり、誘拐した相手と取引しようとして罠にハマったり、薬物ではなく石膏ボードを危うく売りつけられそうになったり、高級車を盗んだところをあっさり尾行されたり、敵対するバラスの製材所にノコノコ1人で行き捕まったりと極めつけのトラブルメーカー。
ギャングに命を張る思考とこれらのアホな行動の為、仕事の相棒としてのフランクリンからの信頼はストレッチ共々大変薄い。
しかしよき親友でもあるため、フランクリンは毎回助けては注意している。

バラスの製材所から助け出された際、言葉をぶつけ合いながらもいつも近くにおり、互いに渋々ながら助け合うマイケルとトレバーの関係に憧れているような言動を見せる。

スティーブとデビンの板ばさみになったフランクリンが助けを求めた際は二つ返事で応援に駆けつけてくれる。
襲撃者達に顔を知られていないため警報役を任されるが、圧倒的な数と武力に押されてたまらず救援を要請。駆けつけたフランクリンとともに襲撃部隊に立ち向かう。

戦いを終えた後も友人としての付き合いは続いていくようだ。その後彼から届くEメールがラマー・デイビスという人物を一番よくまとめているだろう。金持ちになったフランクリンと厳しいままの自分で険悪な雰囲気になったかと思えば仲が良いまま落ち着く、結局のところお似合いのコンビである。


Tanisha Jackson:タニーシャ・ジャクソン(クリントン)


フランクリンの元カノ。ラマーやトーニャとも友達同士である。
やや感情的だが冷静で現実的な性格。フランクリンには「ギャングを辞めて真人間になって欲しい」と伝えている。と言うのも、彼女自身が身内を亡くした経緯があり、フランクリンのギャングとしての非合法な生き方に辟易して別れてしまったため。既に脳外科医のジェイデンという人物と交際し、ストリートを離れている。
ライフインベーダーでは、医者を彼氏に持つ者としてのリッチな生活ぶりが伺える。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 ストーリー初期段階で、タニーシャに対し未練を残すフランクリンに対して間もなくジェイデンと結婚する事をメールで伝えている。

フランクリンに対して度々(別れたのは)金の問題ではないと断っており、あくまでも合法的で安定した生活を求めている。大金を手にしたフランクリンの豪邸を訪れてさえそのスタンスを変えることはなかった。
ただ、ストリートを離れても仲間との絆を大切にしており、ラマーがピンチに陥ったことをわざわざ伝えに来たり、(毎度のことゆえ)呆れたフランクリンに責任と信念を持つように説得している。

なお、エンディング後は「結婚を明日に控えている」「あなたにもいい人が見つかる」と話す。こうした所も義理堅い人物である。ストーリー中は長きに渡って未練を残していたフランクリンも祝福の言葉を送ったのだった。

経緯は不明だが、GTAオンラインにでジェイデンと別れたことが明かされた。そして2021年時点でフランクリンとヨリを戻す形で結婚し、豪邸で子供達と共に幸福な暮らしを手に入れていることが判明した(愛車もフランクリンの自宅前にある)。今は良き妻、良き母としてフランクリンを支えているようである。


Amanda De Santa:アマンダ・デサンタ


マイケルの妻で彼と結びつきの強い個性を持つが、マイケルは彼女に酷くあたっており、彼らは互いの存在を我慢できないと感じている。そのため夫婦喧嘩ではマイケルと同じように余計な一言を言ったりする節がある。
またテニスコーチであるカイル・チャビスと二股の関係になっている。アマンダが言うには「先に浮気したのはあなた」
元々はストリッパーで、マイケルとは彼の現役時代に出会った。
一家は中西部に住んでいたが、マイケルが引退してからはロスサントスに越してきた。
自身は肉体と精神のバランスを維持しようとヨガやテニスを習うが、家族との不和から各種安定剤やアルコールなどに頼る事も多い。
散々マイケルをなじるものの、関係を終わりにしたいとは考えていないようで、助けられると素直にお礼を言ったりする。
家にマイケルとアマンダの結婚式の写真 がある。
ゲーム内Webサイト「Hush Smush」のfoxymama21はおそらく彼女。マイケルについて色々書かれている。一見の価値あり。
愛車は赤のセンチネル
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
マイケルとの夫婦喧嘩が絶えず冷め切っており、テニスコーチであるカイルとの浮気が原因でマイケルが怒り狂い、マーティンの別宅を破壊してしまい、強盗に復帰することになってしまう。
人殺しでありながら罪を償わず、家でグータラしているマイケルに対し複雑な感情を抱いているが、それを他人に伝えられないストレスを発散しようと散財してはいろんなものに手を出している。
マイケルが強盗に復帰したことをうすうす感づいていたようだ。
トレバーが現れるとストレスも限界になり、ファビアンに悪態をつきジミーからマイケルがドライブ中に薬物をやったと嘘をつかれてしまい、マイケルを残して家を出て行ってしまう。
意外と近くのホテルでファビアンを含め間男と過ごしていたらしい。それでもマイケルのことが気がかりなのかジミーからフランクリンの連絡先を聞きマイケルの様子を探ったり、死んで欲しくないと語ったりしている。
時間が経つにつれてマイケルのいない生活に元気を無くしていき、マーティンを怒らせ自宅が空っぽになった事を知るとマイケルの死を恐れるようになる。
マイケルと再会すると彼の謝罪を受け入れ、フリードランダー先生のところでお互いの胸の内をぶちまけたことで取り乱すことが無くなる。
その際、家族を死なせないこととマイケルが死なないことを約束させる。
仲良く暮らし始めるが、マイケルがデビンを怒らせたことで二人が不在のときメリーウェザーに殺害されかけ、間一髪で駆けつけてきたマイケルに救出される。
マイケルがデビンと決着をつけるまでホテルに住むことになり、危険を冒すマイケルを心配し続けていた。
フランクリンの選択でプランBを選ぶとマイケルを殺したフランクリンを罵倒する。ミッション:再開の家族の後から夫婦仲は良好になっていたようだ。
プランCの後は再び家に戻り、マイケルとベッドでイチャついたりテニスをしたり、子供たちと食事をするなど落ち着いた家族になっていく。


James "Jimmy" De Santa:ジェームス・デサンタ


通称ジミー。
マイケルの息子で、20歳の怠惰なマリファナ愛好者。
引きこもりだが甲状腺が悪かったり敏感肌といった持病もあり、あまり外に出ない理由でもある。
トレバーとは幼い頃に面識があり、アマンダの思惑とは裏腹にお互いの仲は良い。
父との関係はあまり良くなく、悪態をついたりマイケルの口座から金を引き出したり、マイケルの車を持っていったり、挙げ句の果てに高額な所有物を勝手に売り払うこともある。だがトレバーと再会した際はマイケルの身を心配したりするところも。
しかし、シミオンに騙されてビージェイXLを強引に購入した事が、マイケルとフランクリンが出会うきっかけになった。(ちなみに、マイケルとフランクリンはストーリーミッション「フランクリンとラマー」で一度会っている)
フランクリンとも出会ってからは良い関係を築いているが、少なからずアフリカンギャングスターへの的はずれな憧れもある様子。ブリッターでは@JimmyDSのアカウントを使ってつぶやいている。一見の価値あり。
シミオンの店で、ビージェイXLを買いに来たところでフランクリンと会っており、ちゃんとフランクリンのことを覚えていた。(ストーリーミッション「父と子」で確認。)
左にジミーの少年時代、右にアマンダとトレイシーの写った写真 がある。マイケル曰く「中西部に住んでた頃は(家族は)こんなんじゃなかった」
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
マイケルの息子で太り気味のヒキニート。マイケル邸のトラブルメーカーで自分勝手な行動を引き起こすが、それは父親への圧倒的な反発心から。
ヨットを盗まれた際に父親が人を撃ち殺すところを目撃してからは更にマイケルに対し複雑な感情を抱くようになる。
大事な家族なのに人殺しで泥棒しておいて家で映画を見ながら菓子を食う父親を受け入れることができないでいた。
マイケルがいつか家族を巻き込んでしまうと考え、トレイシーと結託しマイケルに麻薬を飲ませ、マイケルを残し家を出るように仕向ける。
その後は自由気ままに過ごしていたがマイケルと会えないことに違和感を覚え、マイケルが姿を消しさらにマーティンの部下が自宅周辺に現れたのを見て、父親の死を恐れるようになり、度々自宅に寄ってはマイケルが無事か確かめに来ていたようだ。
マイケルと再会すると素直に自分の気持ちを伝えて仕事を見つけることを約束し、マイケルに家族と向き合うきっかけを与えることに成功する。
メリーウェザーが自宅を襲った際、いつの間にか自室に入り込み、米兵のコスプレをしてナイトビジョンと薬物吸引機で一人の兵士を殴打しマイケルのピンチを救った。
その後母親、姉と共にホテルに移ったが、ネット掲示板でのトラブルが原因で誘拐されかける。その後助けられ、マイケルからネット禁止令が出された。
マイケルがデビンと決着をつけると自宅に戻り、マイケルと一緒にゲームをしたりダイエットや就職活動をし始める。ストーリーを進めると家の周辺を自転車で走っていることがある。


Tracy De Santa:トレイシー・デサンタ


マイケルの娘。
芸能界への憧れが強く、いつもフラフラとオーディションを受けている。
マイケルもトレイシーを猫のように可愛がっており、腐敗と堕落だらけの業界から距離をとらせようとするが、結局は空回りに終わる事が多い。
ジミーと違ってアクティブだが、もちろん小遣いはマイケル持ち。
自由奔放。
異性関係は極めてルーズ。
愛車は黄色のイッシー、ナンバープレートはP3RSEUS(Perseus)。
マイケル邸にトレイシーの似顔絵の写真 がある。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
スターを夢見ており、そのためならその手のビデオに出演したり、平気で枕営業を働こうとするなど見境がない。
沖合のクルーザーでAVのプロデューサーに枕営業しようとする、スター発掘番組フェイム・オア・シェイムに出演した際はダサい格好でヘタクソなストリップダンスを審査員(と全国の視聴者)の前で披露するなど彼女なりにいろいろなことを行っているも、その度にマイケルにぶち壊しにされる。結局マイケルがジミーの盛った薬で錯乱している間にアマンダに家を出るように提案する。

ジミーに連れられマイケルと再会したとき、ラズロウから枕営業をするよう持ちかけられていたところだったがマイケルがラズロウに海外版ではチ〇コのタトゥーを掘るなどのお仕置きし、トレイシーを(枕営業無しに)テレビに出られるように約束させたためとても喜ぶ。
その後はAV女優としてのファンクラブができるほどの(その界隈での)スターになるがストーカーに悩まされており、その対処をマイケルに頼んでくる。
ファンクラブや握手会のことを恐る恐るマイケルに伝えるが、怒るどころかスターになった娘を喜ぶ父親を見て苦笑する。

マイケルのデビン関連のトラブルによりメリーウェザーが自宅を襲った際に人質になってしまうが、間一髪のところでマイケルに救出される。
全てが終わり自宅に帰ってくると芸能人として活躍しつつ大学に入るための勉強を始める。…が、あまり勉強をしているような描写はない。プランBの場合トレイシーが大学へ合格した事が明かされるが、マイケルが殺された後に一家で引っ越す事になるためその後のトレイシーとは連絡がつかなくなる(マイケルが死亡した後にマイケル家の中で唯一フランクリンとトレバーのどちらにも連絡をしない)。
ブリッターでは@TraceyDeSantaのアカウントでつぶやいている。ジミーよりかはあまり頻繁につぶやかないが、一見の価値あり。


Harold "Stretch" Joseph:ストレッチ

本名、ハロルド・ジョセフ。
フランクリンやラマーも所属するファミリーズの古参メンバーで、服役中だったがストーリー序盤に刑務所から出所してくる。
ラマーとの関係は良好だったが、フランクリンとの関係はあまり良くない。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 刑務所内で密かに敵対ギャングであったバラスとつながっており、ストーリー中盤にラマーをチュマシュの製材所へ拉致して始末しようとするも、フランクリンやトレバーに襲撃されて失敗してしまう。
その後は特に出番はないが、最終ミッションではスティーブやウェイ・チェンと共にターゲットの一人とされ、顔が知れていなかったマイケルにバラスメンバーと共にいるところを襲撃され、撲殺されてしまう。

なお、初登場のミッション「ストレッチ・ワーク」ではフランクリン、ラマーと共にバラスと取引をするが、その際バラスの幹部メンバーであるD(前のミッションでラマーに拉致られそうになった人)を何の躊躇いもなく射殺している。

Ronald "Nervous Ron" Jakowski:ナーバス・ロン


本名、ロナルド・ジャコウスキー。
トレバーの親友でありお隣さん、トレーラーハウスに暮らすパラノイアックな陰謀論者。ラジオを手にして色々と盗聴している。
飛行機の操縦ができ、爆破工作などもこなすが、積極的に戦闘には参加しない。
現在離婚調停中らしく弁護士費用の捻出に頭を悩ませている。離婚の原因はどうやらトレバーらしい。
かなり調停が長引いているようだが、奥さんはトレバーからロンを取り戻したいだけなのかも…
いつも帽子を被っているため気付きにくいが、ハゲている。珍しく帽子を被らず登場するオンラインのドラッグ強奪ビジネスで初めて知ったという方も多いのでは。
ラジオ「Blaine County Talk Radio 」(ブレイン郡でのみ受信可能)のBlaine County Radio Community Hourという番組でパーソナリティをしている。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 元軍人で、トレバーとは軍時代に出会った関係と思われる。
友情と恐怖心からトレバーに協力し、彼の存在を恐ろしく感じつつも頼りにされることに喜びを覚える。
流石にトレバーほどの戦闘力はないが諜報能力に長けており、港のトカゲ傭兵部隊メリーウェザーのコンテナについて分析したり強奪できそうな獲物を見つけてくるなど忠実に仕事をこなす。
トレバーもロンを数枚下に見ているようでマッサージをさせたり報酬を難癖付けて全額奪うなどの雑な扱いをしているが、その一方でやはり頼りにしておりロスサントスに出向く間のトレバーの事業代表代理となるほかサンディ海岸に戻った際には「プロの集団に戻れてよかった」と話している。
が、やはりトレバーのように事業を進めるのは難しく、そのことをトレバーにメールした際には「ぶちのめして脳みそをストローで吸え」と返されている。
物語終盤になるとほとんど出番が無くなるが、エンディング後にトレバーにHOTブレイザーを調達、プレゼントするほかトレバーが死亡した際にはマイケルを罵倒する。


Wade Hebert:ウェイド・ハーバート


トレバーの下で働いている(?)者の一人。
序盤では顔に白いペイントを施している。
後述のフロイドの従兄弟である。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
友人とサンディ海岸に遊びに来た際、友人たちがトレバーに殺害され、何も知らず取り残されたところをトレバーに拾われた。
以来トレバーから薬物を貰いつつ手伝いをするようになるが、ロンと同じくトレバーの事を恐れている。
精神年齢が低いようでドン臭く、喋り方が拙かったり、アイスクリームをねだったりすることも。
だが、広大なロスサントスから電話帳だけでマイケルの所在を突き止めたり、潜水艦や輸送ヘリのある場所を見つけたりなど諜報活動では光るものがある。
トレバーと共にロスサントスに訪れ、フロイドのアパートに案内することになる。しばらくは居候していたが、トレバーが訳ありでサンディ海岸へ身を隠した際、彼を探しに来た追手にうっかり喋ってしまうおバカな一面も。
トレバーに友人だけでなく従兄弟のフロイドやデブラまで殺されてしまうが、最後まで事実を知ることは無く、バニラユニコーンをトレバーが乗っ取った後は常にダンサー二人に囲まれて過ごすようになる。

オンラインストーリーで、「フーリガン」と名乗るヤク好きの無法者集団のメンバーであることが明かされる。直接の出番はなかったが、トレバーの許可なくエース酒場を溜まり場として紹介したり、ロスサントスの廃倉庫を新たな拠点に見つけたりと相変わらずの様子。


Floyd Hebert:フロイド・ハーバート


ロスサントスで暮らすウェイドの従兄弟で、彼女であるデブラのアパートで同棲している。
ロスサントス港の作業員として真面目に働いており、事なかれ主義で気の弱い性格をしている。綺麗好きで片付けを始めるとキリがないようだ。
ストーリー中盤からは、デブラが留守の隙にトレバーにこのアパートを占領された隠れ家として提供した。
Jakey's LagerのTシャツを着ている。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
ウェイドの紹介で押し掛けてきたトレバーに問答無用でアパートを提供したものの、派手に荒らされてこき使われ、寝ている時も悪夢にうなされるほど苦しんでいる様子。彼が企んだ強盗計画にも加担させられ、メリーウェザー兵に暴行されたり、トレバーに襲われたりとどこまでも気の毒な人物。
トレバーがマーティンから逃げている間に部屋を片付けたようだが、帰ってきたデブラには叱られ、更にトレバーとも鉢合わせて収拾が付かなくなる。激昂したデブラはボブという男性と浮気していることを暴露、フロイド自身も限界だったのかナイフを手に錯乱してしまう。
結局、発狂したトレバーにデブラ共々惨殺されてしまう。


Wei Cheng:ウェイ・チェン

トレバーにヤクや武器の取引を持ち掛ける中国系ギャング「トライアド」の首領。
マイケルをトレバーの愛人と勘違いしていたりと、ギャングの首領としては少々ポンコツさが目立つ。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 当初はトレバーと取引をする予定だったが、気が変わってオニール兄弟との取引に変更。が、怒り狂ったトレバーがオニール兄弟を農場ごと壊滅したため、計画そのものが頓挫してしまう。
その後、ブレイン郡への進出を目論み、凶暴なトレバーを邪魔者と見做して付け狙うようになる。

ノースヤンクトンの墓地でトレバーとマイケルを襲撃し、多大な犠牲を払いながらもマイケルの身柄を確保することに成功。
彼を餌にトレバーを誘き寄せようとするがこれも失敗し、とりあえずマイケルを処刑しようとするとフランクリンにも邪魔をされてしまう。
尚もロスサントスへの進出を諦めなかったウェイであったが、最終ミッションではパシフィックブラフスのカントリークラブにてフランクリンに殺害される。
なおこの時に息子タオを先に倒すと「タオがやられた!」と反応する。

Tao Cheng:タオ・チェン

トライアド首領ウェイ・チェンの息子。常にヤクでハイになっているドラ息子。父と違っておちゃらけた性格。
英語が不得意ゆえ常に通訳を連れている。しかし本人のポンコツぶりも相まって、この通訳が実質的にはタオの保護者役兼交渉係。
後にオンラインにてジョージナ・チェンという妹がいたことが判明する。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 通訳と共にトレバーとの取引に出向くが、工場であるエース酒店の見学に敵対ギャング「アステカス」が襲撃してきたため、製氷機に通訳共々押し込められる。扱いの酷さに腹を立てたのか、これっきり取引はキャンセルとなった。
その後再び接触した際、通訳は「より大規模な取引を求める」とぼかした言い方をしたが、激昂したトレバーに暴行を受けオニール兄弟との取引を暴露してしまう。

その後父に叱られでもしたのか出番はなかったが、最終ミッションにてパシフィックブラフスのカントリークラブにて父と共に買い物中、フランクリンの襲撃を受ける。選択次第では殺害も可能であり、メダル条件的にも爆殺が正史と思われていた*2が、「ダイヤモンドカジノ」アップデートでまさかの再登場を果たし、生存していたことが明かされた。
そちらでもチャランポランなのは相変わらずだが、あることを機に勇ましい姿に変身する。

Elwood O'Neil:エルウッド・オニール

主にグレイプシードで活動する「オニール兄弟」の長男でプアホワイト組織のリーダー。
最初からトレバーの連絡先に載っており、以前から取引があったものと思われる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 トレバーに代わってトライアドと取引をしようとしたが、「契約を横取りした」と因縁を付けてきたトレバーに農場を襲撃され、構成員や兄弟のほとんどを殺害されヤクの密造所まで破壊される。
その後はトレバーに復讐を誓い、生き残りの兄弟二人(ウィン、ウォルトン)と共にフロイドのアパートを襲撃しようとするも失敗、逆に主人公三人組にヘリで襲撃されてウィンとウォルトンは死亡、最後まで応戦したエルウッドも居場所をチョップに探り当てられてフランクリンに始末された。

Isiah Friedlander:アイザイア・フリードランダー


パシフィック・ブラフスの海岸沿いで開業している、市民に人気のセラピスト。夢はテレビで番組を持つこと。
頭も良く聞き上手であるが、言っていることが小難しく何かにつけて否定してくる。マイケルも彼のセラピーを受けているが、なかなかスッキリしない様子が伺える。当の本人は愚痴を言いたいだけの様だ。お金にがめついところもある。
愛車は赤のコメット

  • www.dr-friedlander.com
「20年以上のサイコセラピスト経験があり、メディアでも活躍するフリードランダー先生が、デルペロビーチの個人オフィスで総合的な個別支払い精神治療を行います。現代の様々な症例に対処できます。」
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
ストーリーの途中途中で任意に診療を受けることができる。ただし毎回診察料が高くなる。
マイケルは彼を信用し、彼もまた真摯に話を聞きアドバイスをしてくれる。マイケルの行動で台詞が変化する。
が、実際にはマイケルから聞いた話を元に本を出版していたことがラジオで明らかになる。内容は「マーキー・デサントス」という名の元強盗犯をクソミソに貶すもの。
それが元でテレビ番組を持つことが決まっていたが、マイケルの前で口を滑らせてしまう痛恨のミス。愛車で空港に逃げようとするが、始末するかしないかはプレイヤーに委ねられる。逃げられるとサンアンドレアスから出て行ってしまう。
ちなみに、空になった彼のオフィスにはなんとプレイヤーについての診断結果が残されており、エンドロールの最後に登場する。どうプレイしようがクソミソに書かれているので、生存ルートで行く場合は注意。
なお診断結果はRockstar Games Social Clubの『GTA Ⅴ』キャリア→ミッションから再度確認できる。

なおオンライン「ロスサントス・ドラッグウォーズ 」で登場したため、少なくともオンラインでは生存ルートを歩んでいる模様。


Simeon Yetarian:シミオン・イエタリアン

高級車販売代理店「プレミアム・デラックス・モータースポーツ」を経営するアルメニア人。ハゲ。
サーシャという甥がおり、店で働いている。

シミオンの仕事はもちろんディーラーだが、向上心溢れる若者に車を売りつけ、ローンの支払いが滞ったら担保の車両を回収、別のオーナーに販売して支払いだけを続けさせる詐欺同然の手法を行っている。
フランクリンとラマーはゲーム開始時、この店で取り立て屋として働いている。

オフラインでは最序盤しか出番がないので影が薄いが、オンラインではミッションの依頼人として登場。
また、チュートリアルでもプレイヤーに電話をかけてきてロスサントス・カスタムについての紹介を行っている。
甥のサーシャもアリーナウォーズシリーズに登場。フランクリンからは出来損ないと言われたが、メカニックとしては優れた腕があるようだ。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 かなりケチな性格でフランクリンやラマーに支払う報酬は安く、ラマーに回収予定のバイクを持ち逃げされてしまう。
更にジミー・デサンタも彼の詐欺被害に遭う。怒ったマイケルに(フランクリンを人質にされて)店舗を襲撃され、コテンパンに叩きのめされる。
この責任を取り立てに失敗したフランクリンに押し付け、ラマー共々二人を解雇する。

期間限定のランダムイベントでマイケルを襲撃することがあり、その際に逃走するシミオンを殺害することが可能。

オンラインでもプレイヤーのパトロンとして特定の車を港へ盗ませて持って来させようとしたり、ミッションの依頼主として登場する。盗んだ車がシミオンのお目当ての車だったが為に星2つ付いて追われる羽目になったりした為恨みを持っていたプレイヤーも多いだろう。しかし発売から9年後のアップデートを以てようやく店に入れるようになって、まともに車を売るようになった。

Kyle Chavis : カイル・チャビス

アマンダのテニスコーチ兼不倫関係。
フランクリンとマイケルが出会うミッション「運命の仕事」でアマンダにテニスを教える背景モブとして初登場。ラケットの構えを修正する名目で体をべたべたと触っている。
また庭師以外に発見されると短いムービーが流れてゲームオーバーになるのだが、その時「HELP HE’S BLACK!」と差別意識丸出しの発言を行う。挙句の果てに助けを求めるアマンダの手を振り払い盾にするクズっぷり。

ミッション「夫婦カウンセリング」でついに肉体関係がマイケルにバレ、ヒョウ柄パンツ一丁で逃げだし、なぜかマドラッゾ・カルテル”のボスであるマーティン・マドラッゾの愛人ナタリアの家に逃げ込む。
実は道路の反対側の家が彼の本当の家で、ナタリアとも関係を持っていた模様。
その後は知っての通りマイケルが家を壊し多額の賠償金を負うことになるが、本人はそれっきり登場しない。ナタリアがマーティンとカイルに二股を掛けていたとしたら、マーティンに消された可能性はあるが推測の域は出ない。

Fabien LaRouche:ファビアン・ラルーシュ


ロスサントスでは有名なヨガ師。「和」の漢字が特徴的なタンクトップを常時着用している。
ヨガの指導はきちんとしており本人も綺麗なポーズを見せてくれるが、女性に対してはセクハラを通り越したナニかで接する胡散臭いお尻フェチのフランス人。
彼のゲーム内ウェブサイトは残念ながら翻訳はされていないが、画像がやや如何わしい。
余談だが、モデルとなった人は結構な男前である。

  • www.fabienlaroucheyoga.com
    「ヨガは精神と肉体を合一させます。あなたを威厳と自尊心の鎖から解放するのです。ヨガはトレーニング、哲学、メタファーを1つにします。ヨガは全てであり、ヨガは無でもあります。さあ、心を無にしましょう。」
  • ファビアン・ラルーシュ・ヨガ教室(デジタルマニュアル)
    「チャクラを妨げるものを取り除き、あなたの中の太陽と月のバランスを正常に戻すには、動物の名前がついた恥ずかしいポーズをとるだけ。ヨガは心と体を繋ぎ合わせ、恥ずかしさやプライドから解き放ってくれます。運動でもあり、哲学でもあり、象徴的なものでもあり、全てが一つになったものがヨガです。健康と悟りを追及する」
  • GTAV公式サイトSerenity and Wellness
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
信頼できるヨガ師として以前からアマンダの指導を行っていた。
ある時マイケルも誘って3人でヨガを行い、彼に見せつけるようにアマンダを指導。マイケルに浮気の因縁を付けられる。
この行為がきっかけでアマンダは家を離れ、ファビアンは彼女と浮気生活を送るようになる。が、金と体目当てだったようで、再会したときはアマンダに衣装代を請求している。
しばらく後に現れたマイケルにラップトップで殴られると軟弱な姿を晒し、そのままアマンダに連れられて病院送りになる。
その後ネットには「自慢の大きなワシ鼻が台無しだ。負のエネルギーの影響だろう。きついコロンをつけた年増の女には懲り懲りだ」と書き込んでいる。


Lazlow Jones:ラズロウ・ジョーンズ


GTA3からラジオDJとして登場しているシリーズ常連の人物。
これまではラジオのみの登場であったために姿を見せることは無かったが、今作ではついに姿を現した。
テレビ番組「フェイム・オア・シェイム」の司会者でもあり、トークラジオ「WCTR」内の番組「Chattersphere」のDJも勤めている。
「フェイム・オア・シェイム」ではイジられ役でもある。特に審査員の一人、ヒューからの扱いがひどい。
ウォーク・オブ・フェイムのプレートに名を連ねている。愛車は赤のディレタンテ
実在の人物であり、GTAシリーズのプロデューサーでもあるが、作中での扱いは大雑把。
CVおよびモーションアクターは本人。

+  ← 以下ネタバレ注意
実はセッ○ス中毒者。路上で自慰行為をして揉め事を起こすなど様々なトラブルを抱えている。
マイケルの娘トレイシーとフェイム・オア・シェイムの撮影中に如何わしいダンスをしているところをよりにもよってマイケルとトレバーに目撃されて会場に乗り込まれ、恐怖を感じたかディレタンテで逃亡。しつこく追い回された後パン一で踊る姿をトレバーに撮影され、全世界に公開されてしまう。
その後、懲りずにトレイシーに枕営業をさせようとするが、またもやマイケルに見つかってしまい、激昂したマイケルによって耳、鼻、眉にピアスの穴を開けられ、男性器(日本版ではロケット)のタトゥーを彫られ、トレードマークのポニーテールを切り落とされるなど酷い仕打ちを受ける。GTAオンラインのナイトライフアプデで登場した際は、既にマイケルにポニーテールを切り落とされた状態になっている。という事はタトゥーもそのまま…?
これについて当初は「自分でイメチェンした」という建前でブリッターに投稿しているが、トチ狂ったイメチェンぶりに周囲からは情緒不安定なのではと噂されてしまう。そのため「マイケルにやられた」と漏らしたが、それは被害妄想ということにされてネットニュースに載せられてしまった。
その後、「メルトダウン」の試写会でインタビューを行なっていたが、マイケルを目にした途端怯えた様子で逃げ出している。
そしてフェイム・オア・シェイムのトレイシーが出演している回ではマイケルの事を恐れて必死に審査員にトレイシーのダンスを推しているが、呆気なくトレイシーは落選され、ヤケクソになったラズロウが審査員の一人であるヒューと揉み合いになったところで番組は終了する。


Martin Madrazo:マーティン・マドラッゾ


ロスサントスで最も権力のあるメキシカンギャング「マドラッゾ・カルテル」のボス。
芸術品収集が趣味のほか、農場の他に別宅を高級住宅地に立てている。
パトリシアという妻がいるが、別宅にナタリアという若い愛人を連れ込んでいる。
離婚しないのは見栄のためで、パトリシアを愛している訳ではないようだ。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
序盤のミッションでマイケルに別宅を破壊されたことで彼に250万ドルの支払いを要求してくる。
自宅は街から離れた農場にあり、そこで妻パトリシアと暮らしているが夫婦仲は冷め切っている。
マイケルが支払いを済ませると彼を信頼し今度は仕事を依頼してくるが、トレバーと報酬面でトラブルを起こしたことで左耳を噛み千切られた挙句、妻と車を盗まれてしまう。
以降マイケルとトレバーを付けねらうが、マイケルから詫びとしてとても貴重な美術品を譲渡されたこととパトリシアを返すことであっさり許し、トレバーを恐れて二度と関わらないようになる。


Patricia Madrazo:パトリシア・マドラッゾ

57歳。マーティンの妻で30年以上も彼の傍で支え続けている。
しかしマーティンは彼女のことを煩わしく感じているようで、家政婦のように扱っている。
家事全般が得意でありマーティンの身の回りを世話をそつなくこなし、マーティンのことも恐れず対等に接することができる度胸もある。
犯罪組織のボスの妻であることを自覚しており死を恐れていない。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
マーティンとトレバーがトラブルを起こした際に誘拐されても取り乱すことなく現実を受け入れ、トレバーを正直で素敵な人と語るなど、独特な価値観を持っている。
そのためトレバーから解放されるがそのままトレバー宅に居座り続け、彼の散らかった部屋を綺麗にして、時間があれば庭弄りをするなど家庭的な姿を見せる。
出かけるトレバーとマイケルに遅くならないでねと言ったり、ガソリンの匂いを嗅ぐトレバーを引っ叩いたりと、今までトレバーの周りにいなかった母性的な姿にトレバーも惹かれていく。
トレバーと相思相愛の仲になっていくが、自身が人妻であり、犯罪組織のボスの妻であることから元の場所に帰ることになり、哀しみで泣き喚くトレバーを気遣い続けた。
トレバーと別れてからしばらくすると、彼のことが忘れられずマーティンに黙って密かに連絡を取るようになる。
またマイケルとの仲についてアドバイスをすることも。
作中での描写からか「GTA5のメインヒロイン」と呼ばれることもしばしば。


Bradley "Brad" Snider:ブラッドリー・スナイダー


通称ブラッド。かつてのマイケル、トレバーの強盗仲間。
トレバーほどではないがイカれた男だったらしい。
今は刑務所の中で過ごしているらしいが……。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
マイケルが結婚して落ち着き始めた頃にトレバーが誘った強盗仲間。
トレバーと同じく結果より過程を楽しむ性格で強盗や人殺しも嬉々としていたが、彼との違いは本当に只それだけの人間でしかなかったこと。後にトレバーからも「奴は少しクソだった」「いずれは俺が殺していた」と評価を下されている。
9年前の強盗でデイブがトレバーを狙撃しようとした際、偶然にもブラッドがトレバーの前を横切ったことでトレバーの代わりに死亡してしまう。
マイケルの本来の計画はデイブにトレバーと自分を撃たせ、自分の墓にトレバーを埋めることだった。
遺体はトレバーに代わり、ルーデンドルフにあるマイケルの墓に埋められることになる。
トレバーにメールを送っていたブラッドの正体はFIBのデイブや訓練生が書いたものだった。
物語後半でトレバーに墓を掘り起こされ、真相が明らかになる。


David "Dave" Norton:デイビッド・ノートン


通称デイブ。マイケルの友人でスティーブの下で働くFIBの特別捜査官。
独身でこれといった実績もなかったが、9年前に凶悪強盗犯マイケル・タウンリーの射殺及びブラッド・スナイダーの逮捕という大きな功績を残す。
しかしその一件以降もまた実績をなかなか挙げられず、キャリア組の若い捜査官が上司に付くようになる。
マイケル、トレバーの過去を握る重要人物。
愛車は青のオラクル
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
10年前は出世欲はあるもののチャンスに恵まれずFIB内で燻っていた窓際捜査官として過ごしていたが、強盗から足を洗いたいマイケルから取引を持ちかけられて自身の出世のためにそれを受け入れ、非公式の証人保護プログラムを開始する。
当初の予定ではトレバーを射殺しマイケルの死を偽装する見積もりであったが、偶然にもトレバーの代わりにブラッドが射線に入り死亡してしまう。
予定は狂ったが後戻りできないためマイケルには予定通り死亡を偽らせ、ブラッドをマイケルの墓に埋めた。

何をしでかすか分からない危険人物であるトレバーの生存は自身やマイケルにとって非常に都合が悪かったため、ブラッドを偽ってトレバーに手紙を送りボーリングブローク刑務所で服役しているかのように思わせ、トレバーをサンアンドレアスに誘い込むことに成功する。

トレバーを見つけるのも時間の問題だった頃、予想外なことにマイケルが強盗を再開し、さらにマイケルが吐いてしまったセリフからトレバーに生存が悟られ、全てが裏目に出てしまう。
おまけに上司であるスティーブに秘密を感づかれ、彼の指示に逆らえずにマイケルやトレバーを利用することになる。
トレバーにとっては仲間を殺害した張本人であるため、できるだけ接触を控えようとしてのらりくらりと避けていたが、ブラッドの事を気づかれると激しく取り乱し、マイケルに協力しようとした。

FIB本部への襲撃で主人公三人衆の犯罪ファイルが抹消されたことを受け、一連の騒動を終わらせるべくマイケルとコルツセンターで話し合おうとするが、スティーブに嗅ぎ付けられまたしても失敗。しかし、計画を邪魔されてマイケルらFIBチームの抹殺を狙っていたIAA諜報員、スティーブらの裏取引を察知して裏切っていたサンチェス捜査官のFIB部隊、そしてことごとく事業を邪魔されてきたメリーウェザーの部隊と四つ巴の戦闘となった結果全てがうやむやになり、一連の出来事を死亡したサンチェスに責任を擦り付ける形で一件落着となる。
しかし未だにトレバーのことを恐れていたようで、最終ミッション直前にはスティーブと共にフランクリンの元を訪ね、トレバーの始末を依頼する。

トレバーには「マイケルのことを利用したいだけの腐った捜査官」と評されるが、古い物好きという趣味が合うことやお互い疲れた中年のおっさんであることからか比較的マイケルとは馬があっていたようで、マイケルからは皮肉交じりとはいえ「FIBにいい奴がいる」「だから俺たちは親友なんだ」と評され、ミッション中にしれっと2人でコーヒーブレイクしていたりする。当のデイブもコルツセンターではマイケルに事情を話すようスティーブを説得している。最初からマイケルの連絡先に登録されているため、定期的に連絡を取り合っていたようだ。
トレバーがプランCで殺害を提案した際もマイケルの「後々の面倒を避けるため」という鶴の一声で生存することになり、スティーブの死後は彼のポジションと番組のホストの座を貰い受けるなど順風満帆となり、マイケルと電話で楽しそうに会話を交わした。
しかしそれでもなおトレバーの事は恐れているらしく、彼に事実を伝えながらも「近づくな」と警告している。

Steven "Steve" Haines:スティーブン・ヘインズ


通称スティーブ。FIB(アメリカ連邦捜査局)で働く特別捜査官。デイブの上司。
FIBロスサントス支部の広告塔でもあり、CNTの番組『The Underbelly of Paradise(楽園の下半身)』にレギュラー出演している。
その性格は自己中心的で傲慢であるが、抜け目が無くマイケルたちを積極的に利用しようとしてくる。
デイブのほかにサンチェス・アンドレアスという若い捜査官を部下にしている。
デビンとは親友同士。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
マイケルが強盗を再開したことでデイブの出世の秘密に気づき、それを利用して自身が抱えている問題を無償で片付けさせようとする。

最初はIAAとの予算争いとして、スパイの情報を知るとされるフェルディナンド・ケリモフ(ミスターK)を確保させ、のちにスパイを消し目的を果たす。その次にはIAAが企むとされる神経ガスでのテロを阻止すべく、様々な装備をマイケルたちに自腹で買わせ作戦を成功させる。
しかしこれらの行動でIAAとFIB双方に疑われ、マイケルたちをFIB本部に突入させファイルの消去を命令し成功するも周囲からの疑いは晴れず、コルツセンターでIAA、裏切っていたサンチェスのためにFIB本部から派遣された部隊、マイケルとトレバーの引き起こした被害に業を煮やしたメリーウェザーと四つ巴の戦闘となってしまい、命からがら逃げ出す。その後は責任をすべてサンチェスに擦り付け事なきを得るが、トラブルメーカーのトレバーの殺害をフランクリンに強引に指示する。

ラストミッションでプランCを選んだ場合、レスターの流したニセ情報を掴まされ、鋳物工場で自分の部隊とデビンのメリーウェザー兵とマイケルたちとで三つ巴の戦闘となり部隊は全滅。味方がいなくなったことを知らぬまま、観覧車でのテレビ撮影中にトレバーに暗殺された。
死後にはデイブから「あの酷い服装は忘れられない」と言われてしまう。
なお、ブリッターを見る限りではプランABCのどれを選んでも最終的には殺される模様。


Devin Weston:デビン・ウェストン


持株会社、Devin Weston Holdingsの社長。メリーウェザーの主要株主。
サンアンドレアスの様々な事業や不動産に影響力をもつ億万長者。
FIBのスティーブは親友と言うがデビン本人はそう思ってはいないようだ。
ただのセコいオヤジにしか見えないが、ストーリーが進むにつれその本性を見せ始める。
愛車は黒のアダーと、黒のトルネード。
  • www.bedevinweston.com
    「自分らしく生きましょう。私のように。」
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
ヘインズの紹介でマイケルらに高級車の盗みを依頼してくる。
またマイケルにはソロモン・リチャーズを紹介したことで気前のいい人物を装うが、実際はケチでセコく冷酷な人物である。
億万長者で金を使えば合法で入手できるハズの高級車をわざわざフランクリンに盗ませてタダ同然で手に入れてしまう。
さらにその報酬はフランクリンの資金を投資に使うという斜め上の行為をしてくる。
またマイケルをソロモンに紹介し映画を完成させたのは、映画公開前にそれを潰し莫大な保険金を手に入れ、スタジオを潰しマンション開発をするためのものだった。
それを聞いたマイケルの追跡でモリーが死亡してしまうと、非道にもマイケルの家族を手に掛けようとメリーウェザー兵にマイケル宅を襲撃させる。
それに失敗するとフランクリンにマイケルを始末するよう指示してくる(その際完全に私怨からである事を伝えているが、これはモリーに特別な感情をもっていたが、どちらかというと優秀で忠実な僕を奪われたことに対する恨みからのようだ)。
またヘインズやデイブについても自身のショッピングモールで雇うにも値しないと口にしており、電話一本で彼らをクビにできるとまで言わしめる。
プランCを選んだ場合、フランクリンの罠に嵌り、メリーウェザー兵を鋳物工場に送り込むが全滅。その後、邸宅で報告待ちをしていたところをトレバーに捕まり、誘拐されてしまう。
往生際が悪くトレバーに命乞いをし続けるが結局口をテープで塞がれてしまう。
その後マイケル、フランクリン、トレバーから最後の別れを告げられると、愛車の一台と共に崖から突き落とされその生涯を終える。
経営者や投資家としての知人は多かったが、その性格のせいで友人は無いに等しく、ほとんどの人間がデビンの死を喜んでいた。
メリーウェザーの代表ドナルド・パーシヴァルもその一人で、マイケルたち宛てのメールで彼を嫌悪していたことが分かる。

トングバヒルズに豪邸を所有している

Solomon Richards:ソロモン・リチャーズ

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Vinewoodで有名な映画プロデューサー。
映画会社、Richards Majestic Productionsを所有している。
マイケルは彼の映画のファンであり、デビンの紹介によってマイケルと協力し合う仲になる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
製作中の映画の監督や準主役と金銭面で揉めていたがデビンに紹介されたマイケルの活躍で映画の製作を再開することができ、マイケルと強く信頼するようになる。
何度も窮地を救ったマイケルをアソシエイトプロデューサーとしてスタジオに雇い入れ、マイケルと共同制作した映画、メルトダウンが公開される。
しかしマイケルがデビンと揉めてしまうとマイケルから遺言のような礼を言われ、身を案じていた。
デビンが死にマイケルが無事に揉め事を終わらせると、何も言わず良き部下であり良き友人としてマイケルを受け入れる。


Jonathan "Johnny" Klebitz:ジョナサン・クレビッツ


通称ジョニー。『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』の主人公。
バイカーギャング、ロストMC(The Lost Motorcycle Club)のボス。
前作での活躍と危険性はロスサントスにまで聞こえていたらしく、トレバーや彼の取り巻きを始め裏社会の人間には広くその名を知られていた。あのマイケルですら、とあるストーリーミッションでトレバーの口から語られた時は「ロストMCだと?」と驚いていた程。
しかし、現在はクスリに溺れ、アシュリーにも執着しており、かつてオルダニーで見た男らしい彼とは大分変わってしまっている。
ロストのメンバーの間でも少数ながら「ビリーが本物のリーダーだった」と愚痴る者までいる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
トレバーがアシュリーとヤッているところに乗り込み、アシュリーを取り返そうとする。
しかしマイケルの亡霊を見て不安定になったトレバーに押し倒され、瓶を頭にぶつけられ、
そのまま何度も踏みつけられ頭蓋骨が陥没し無残に殺害されてしまう。
GTA史上2番目に死亡した主人公となる。
ちなみに1番目はGTAVCSの主人公ヴィクター・ヴァンスだが、彼の場合はGTAVCの冒頭で死亡することが分かっていた。
(GTAVCSはGTAVC前の物語であるが、販売はGTAVCSが後である)
ジョニーは正式なナンバリングタイトルの続編で死亡した主人公だったため、その衝撃は凄まじく多くのプレイヤーにショックを与えながら、トレバーのセンセーショナルな登場を飾りその生涯を終えることとなった。
またそのショックからトレバーを嫌うプレイヤーも少なからずいる。


Ashley Butler:アシュリー・バトラー


『Grand Theft Auto IV』と『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』にも登場。
ジョニーの恋人でもある。
更生施設に入り、克服したはずだったのが失敗したようで再びクスリと性に溺れてしまっている。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
ヤクをキメた後、トレバーと性行為に及んでいたが途中でジョニーに見つかってしまう。
そのせいでジョニーがトレバーに惨殺されるとジョニーの亡骸を抱えて悲しみに暮れる。
この時にその場で殺害する事も可能だが、殺さなかった場合はその後(何故かロンの)ライフインベーダーに「必ず復讐する」と書き込みをする。
しかし結局トレバーらの前に姿を現すことはなかった。
なお、ミッション終了後しばらくすると以下のネットニュースが掲載される事から、結局の所早かれ遅かれ死ぬ運命だったようだ。

  • ネット記事「本日のニュース」
    過剰な乱痴気騒ぎで5人が死亡
    男性4人と女性1人がパレトベイのマンションで〇ックスとヤクの乱痴気騒ぎを行ったが、ヤクの大量摂取により事態が悪化して死亡した。不快な臭いがするという隣人の通報によって駆けつけた警察がドアを壊して中へ入ると、「〇ックスゲーム」を楽しんだと思われる5人の裸の死体が見つかった。残念なことにこのゲームにはヤクの摂取も絡んでいたようだ。女性の身元はオルダニーに住むアシュリー・バトラー(37)と判明。4人の男性もラーズ・ミッチェル(53)、トミー・ザ・ガン・タモンズ(59)、ジュード・メロン(58)、エリック・エインズワーン(85)であることがわかっている。なお、4人の男性はいずれも地元出身で、長年ヤクと法律上の問題を抱えていた。
    SenoraBeacon セノーラビーコン、クロディーヌ・ショーンの記事より抜粋。


Terrence "Terry" Thorpe:テレンス・ソープ(テリー)


ロストMCの幹部メンバー。通称テリー。『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』にも登場。
ジョニー、クレイと共にいままで戦ってきた仲間である。
『GTA4』「TLaD」においては、武器の調達や密売などを行っていた。
ジョニーが変わってしまっても決して裏切ることなくクレイと共に支えていたようだ。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
農場でたむろしてジョニーを待っていたが、トレバーからジョニーの死を伝えられ仲間たちのトレーラーハウスに逃げ出す。
しかしそのままトレバーに追跡され、クレイ共々あっさり殺されてしまう。


Clayton Simons:クレイトン・シモンズ

ロストMCの幹部メンバー。通称クレイ。『Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned』にも登場。
ジョニー、テリーと共にいままで戦ってきた仲間である。
『GTA4』「TLaD」においては、バイクの調達を行っていた。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
農場でたむろしてジョニーを待っていたが、トレバーからジョニーの死を伝えられ仲間たちのトレーラーハウスに逃げ出す。
しかしそのままトレバーに追跡され、テリー共々あっさり殺されてしまう。


Karen:カレン


『GTA4』では、「ミシェール」という偽名を使ってニコに接触し裏切ったスパイとして登場。
今作で、IAAのエージェントだったことが判明する。
前作での大人しい雰囲気から打って変わり尋問という名の直接暴行をを指示するなど過激なキャラクターとなっている。
なお、GTA4では
  • ダーツやビリヤードが好き
  • 好きな車はMerit(カレンの愛車はこれ。今作では廃車状態 で登場)、Roman's Taxi、Voodoo、Banshee、Blista 等
  • 嫌いな車はFuto、Fortune、Uranus、Primo、Solair 等
という設定になっていた。
GTAオンラインでは、強盗ミッションの脱獄大作戦(キーコード)でコードの取引相手として登場し、フィナーレでクリア直後のムービーにて登場する。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
登場は尋問時のムービー中のみ。スパイ容疑のかかっているミスターKを大きな懐中電灯で殴るという尋問にしては過激な行為を加えていた。
ミスターKをマイケルらに誘拐されたことで譴責され、捜査から外された模様。


Ferdinand Kerimov:フェルディナンド・ケリモフ

通称ミスターK。スパイ容疑を掛けられており、IAAやFIBから激しい"取り調べ"を受けていた。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
音響関係の仕事をしており、タヒールの家にシアターセットを設置した…までは良かったが、タヒールがスパイであることが判明。彼もスパイ扱いされてしまう。IAAに身柄を拘束され、尋問を受けていた。スパイ殺害の手柄を横取りしたいFIBの捜査官スティーブは、トレバー達に彼をIAAビルから奪還させる。ホッとしたのも束の間、今度はスティーブの命令を受けたトレバーに拷問され、タヒールの情報を吐いてしまう。タヒールがマイケルによって射殺された後、スティーブは用済みとなった彼を始末するようトレバーに依頼。しかし、トレバーは空港へ彼を連れて行き、海外へ逃亡する事を勧める。そして彼は空港の奥へと消えていった。
彼が本当にスパイだったのかは不明。


U.L.Paper:U.L.ペーパー

前作から引き続き登場しているIAAのエージェントで、カレンの上司。本名は「Bernard」だとオンラインで明かされている。

前作のGTA4で「United Liberty Paper」というダミー会社を設立していたためこう呼ばれていた。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
ニコに仕事を与える役として活躍していた前作とは異なり、今作では2回しか登場しない端役。
1回目はストーリーミッション「モンキー・ビジネス」。ヒューメイン研究所脱出を試みるスティーブに銃を突きつけている。
2回目はストーリーミッション「愛国者の哀歌」。他のIAAエージェント達と共にマイケル達を追い詰めるが、FIB特殊部隊とメリーウェザーの登場によりそのまま銃撃戦へと突入する。
この時マイケル達と至近距離での撃ち合いになるため、大体はプレイヤーによって射殺される運命にある場合が多いが、あくまでこのミッションの目的は『敵の包囲を突破する』事であるため実は彼を殺さずともミッションクリアは可能である。
その後、この時の銃撃戦で生き残ったのが正史となったようで、後にオンラインの『強盗:ドゥームズ・デイ』にて三度登場する事となる。
オンラインではオフラインでの冷遇の鬱憤を晴らさんとばかりに大ベテランエージェントとして陰ながら活躍している。


Andreas Sanchez:アンドレアス・サンチェス

FIBの捜査官で、スティーブの部下。マイケルからは「腐った見習い捜査官」と蔑まれる。
名前の元ネタはおそらく本作の舞台となる地名「サンアンドレアス」とオフロードバイクの「サンチェス」。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 ストーリーではスティーブやデイブと共に顔を見せているが、セリフはほとんどなく出張って来ることもないのでかなり影が薄い残念な立ち位置。
最終的にはストーリーミッション「愛国者の哀歌」にてFIB本部に内通していたことが発覚、加えてコルツセンターにてU.L.ペーパー率いるIAAエージェントやメリーウェザーまで含めた大規模な銃撃戦に発展してしまい、直後にスティーブに頭を撃ち抜かれて射殺された。
その後、コルツセンターでの銃撃戦やデイブ、マイケルの裏取引は全てサンチェスの責任という事にされ、死人に口なしとばかりに全責任を負わされるというどこまでも可哀想な役回りを務める。

ちなみにこの時撃ち抜かれた頭は無駄にリアルに描写されており、耐性がない方は要注意。

Rocco Pelosi:ロッコ・ペロシ


前作のDLC『Grand Theft Auto IV:The Ballad of Gay Tony』に登場したイタリア系ギャング。

リバティーシティのマフィアの一つであるアンチェロッティ・ファミリーの組員であり、トニーへ金を貸していた。
ルイスやトニーへ危険な仕事を押し付け、その傍ら借金の減額をちらつかせ二人を長いことこき使うつもりでいたが、ルイスが借金返済のため「呪われたダイヤモンド」に目をつけたことで結果グレイシー・アンチェロッティの誘拐にもつながり、大規模なマフィア戦争へ巻き込まれることとなる。
最終的にはトニーから逃され難を逃れるようにリバティーシティを後にし、ロスサントスへやってきたようだ。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
タレントの代理人業を営みソロモンの映画製作を邪魔していたが、マイケルに役者と監督を連れ戻されてしまう。
ソロモンに暴行を加え復讐しようとするがマイケルに見つかり逃走する。
しかしマイケルに追い詰められ、彼の手にかかり「事故死」することになる。


Harvey Molina:ハーヴェイ・モリーナ

オフラインストーリーの強盗ミッション「FIB突入作戦」の準備ミッションで登場する派遣社員。愛車は赤のスタニアー
強盗ミッションでは実質的な協力者の一人となる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 FIBの本部ビルで清掃作業員として働いているところをマイケルとレスターに目を付けられ、清掃作業を終えてバートンの自宅アパートに戻るところをマイケルに尾行される。
そして自宅でマイケルからの大金と引き換えの交渉をあっさりと受け入れ、自身のIDカードと作業服を快く提供する。
このカードと作業服により、FIBビルへの破壊工作が成功することになる。

Casey:ケーシー

オフラインストーリー最後の強盗ミッション「大強盗ミッション」の隠密作戦で登場する、警備会社「グルッペ・ゼクス(GRUPPE6)」の警備員。
強盗ミッションでは実質的な協力者の一人となる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 ストッケードで連邦保管庫への移動中にマイケル達に襲撃され、ストッケードを奪われる。
そして自身もそのまま潜入に同行させられ、金庫扉のロックを解除する役目や金塊の運び出し作業を担わされる(その際保管庫の警備員に事情を漏らそうとするも失敗している)。
金塊の回収後はトレバーに口封じされそうになるが、マイケルに口止め料代わりの金塊1つを渡されてそのまま解放された。*3

ちなみにこの時渡された金塊の価値は$30万とかなりの高額で、オンラインにおけるパシフィック強盗やヒューメイン研究所襲撃といった大規模強盗の参加メンバー(デフォルト配分の場合)より高かったりする。

Jay Norris : ジェイ・ノリス

Lifeinvaderの社長兼創設者。また同名のSNSもあり主人公3人すべてが使っている。

GTAシリーズにもれずイカれた人物であり、プレゼンの内容で「労働者の平均年齢14.4歳」「企業がデータの共有と使用を必要に応じてより自由に行う権利を推進する運動*4」を平然と語っている。(観客も気にせずに声援を送っているが)
そのためかレスターの評価は非常に悪い。「腐れペテン師」「大ボラ吹き」「詐欺野郎」「インチキ救世主」

結果マイケルがプレゼン用の試作携帯に仕掛けた罠でプレゼン中に爆死、生放送であったため全世界に流れることになる。
なお罠を発動させるのはプレーヤーの意思であり、もしプレゼン中に発動させなかった場合、どうやらプレゼン中に電話がかかってきて機能を証明するようだったがマイケルが仕掛けた罠で故障、観客のブーイングを浴びながら試作品を叩きつけ去っていく。*5

不審者と変質者ミッションに登場する主な人物


ここからは本編表示名とは異なり、米版の名前よりフルネームにて記載している。

Tonya Wiggins:トーニャ・ウィギンス

不審者と変質者ミッションのチュートリアル的人物。「引きずる友人」から登場。
フランクリンの高校の先輩で、彼氏の"JB"はフランクリンの地元友達である。
彼氏共々薬物中毒者。そのせいか彼女が車に乗る瞬間にアクセルを踏んで彼女を引きずると高い確率ですぐに死ぬ。
決して悪人ではなく、地元と仲間想いであるが薬物中毒者であるためやはりどうしようもない人物である。

JBが(ヤクの吸いすぎで)働けなくなったため、彼の仕事であるレッカーサービスをフランクリンに(無給で)代行させる。
またレッカー会社が売りに出された際にはフランクリンに購入を促し、JBの仕事を維持させようとする。
レッカー会社を購入した場合、JBからフランクリンへのお礼がライフインベーダーに投稿される。

本人はバーガーショットの裏でフランクリンとヤったことがあると言っているが、フランクリン曰く何もなかったとのこと。

Hao:ハオ

中国系アメリカ人。不審者と変質者ミッション「シフトワーク」に登場。フランクリンの友人の一人。
ロスサントス国際空港傍のロスサントス・カスタムで整備士として勤務しつつ、夜はストリートレースで自慢のスポーツカーを唸らせる男。フランクリンにもレースを紹介してくれる。
いつもからかうような喋り方をするが仲はいいらしく、ストリートレースに勝利したり、ロスサントス・カスタムの不動産を購入するとお祝いのメールを送ってくれる。
「不審者」でも「変質者」でもない普通に良いヤツ。

Mary-Ann Quinn:メアリー・アン・クイン

不審者と変質者ミッション「エクササイズの鬼 シリーズ」に登場。主人公が偶然出会う女性。
マラソンやサイクリング、トライアスロンなどのスポーツに取り組んでいるが、何と言っても恐ろしく短気で常にブチ切れている。
それ用に鍛え上げた無駄のない引き締まったスタイルは39歳にしては若々しいが、些細なことでいちいちストレスを覚えて当たり散らす性格ゆえなのか独身。
マイケル、フランクリン相手だとレースしながら激しい罵倒を繰り返してくる。トレバーは猛烈な興味を示したが、残念ながらちょっと無理だったようだ。

Barry:バリー

薬物の合法化を訴え活動している男。不審者と変質者ミッション「グラスルーツ シリーズ」に登場。主人公それぞれが偶然出会うことになる。
合法化のために署名活動を行い、更には自分で栽培したハッパを勧めてくる。「上質だから変な幻覚は見ない」と自信たっぷりだが、実際は昔のトラウマを呼び覚ます効果があるらしい。
このハッパを吸ったマイケルは子供の頃に見た映画のエイリアンに、同じくトレバーはピエロに襲われる幻覚と戦うことになる。
しかしストリート育ちでハッパ慣れしたフランクリンには効果が現れず「イマイチ。これ自体はゴミ」と一刀両断される。その後、どういう流れか街に隠した薬物を自宅に運ぶよう依頼してくる。バリー本人は権力と戦っており、政府に監視されていると被害妄想を抱いているようだ。
最後は大規模デモを起こして全員で薬物を吸い合法化を訴えようと誘ってくる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
大規模デモは全くのデタラメ。バリーはハッパでトんで支離滅裂で受け答えもままならない。とんだくたびれ損だった。


Beverly Felton:ビバリー・フェルトン

パパラッチとして活動する男性。不審者と変質者ミッション「パパラッチ シリーズ」に登場。フランクリンは有名なラッパーのクレイ・PJ・ジャクソンと勘違いされ、その場の流れで彼のパパラッチを手伝わされる。
自己中な性格で、報道の自由やら何やら正義感らしいものを振り翳して芸能人の私生活を盗撮する熱意だけは本物である。
フランクリンの活躍(?)の甲斐あって数々のスクープをゲットした彼は、後に有名パパラッチとしてメディアに取り上げられるようになる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
有名人になったビバリーはフランクリンへの態度を一変。報酬どころか「知らない」と一蹴してしまう。プレイヤーの選択次第では彼に「制裁」を与えることも可能。


Maude Eccles:モード・エクルズ

ブレイン郡でバウンティハンターを営む肥満体型の女性。不審者と変質者ミッション「特別な絆」に登場。トレバーに1人1万ドルで逃亡犯を捕まえるよう依頼してくる。
ここでのバウンティハンターとは、犯罪者に対して国や州が立て替えた保釈金を犯罪者本人が支払わず踏み倒した際、犯罪者を捕まえて警察に引き渡す自警的な仕事である。現実世界にも存在する職業の一つ。

彼女自身は自宅前から全く動かず、逃亡した保釈中の犯罪者をラップトップで調査、トレバーへ情報を送ってくれる。トレバーは何か弱みを握られているらしい。モードはトレバーの活躍を高く評価し、トレバーも珍しく彼女のことは悪く言わない。
全員を捕らえると、仕事を引退して結婚することと、スキップという名の犬を飼いたい…と自身の夢を打ち明けてくる。どうぞご自由に。

Cletus Ewing:クリータス・ユーイング

トレバーのご近所さんで彼と同じ元空軍兵士。不審者と変質者ミッション「シューティング・ゲーム 」などに登場。
現在は森林管理局に勤務するが、その裏では動物の密猟を行う違法ハンター。街の自称グルメな若者にエルクの肉を高値で卸して荒稼ぎしているワルな男である。
飄々としており、そういう悪事を認めつつも楽しむ性格。話が早く、トレバーとは馬が合うようだ。悪戯と親切も大好きで、他人の家のアンテナを撃ったり、通りがかる車のタイヤを撃ったり、コヨーテを撃ったりして遊ぶことも。
ハンターとしての腕は良くトレバーにハンティングを教えてくれる。

Nigel & Mrs. Thornhill:ナイジェル&ソーンヒル夫人

英国老人コンビ。不審者と変質者ミッション「ナイジェルとソーンヒル夫人 」などに登場。通りがかかったトレバーをかつての名俳優ジョック・クランリーと勘違いし、そのまま一方的に仲良くなる。
ちなみに夫婦ではなく如何わしい関係でもないとのことだが、どうやら不倫カップルで間違いないらしい。ナイジェルの家族は不明だがソーンヒル夫人には夫と3人の子供がいる。
芸能人の狂信的なマニアであり、旅行でロスサントスに訪れたついでにバインウッドを徘徊、芸能人の自宅に忍び込んだり外のゴミ箱を漁ったりしながら私物をコレクションするのが趣味という強烈なコンビ。
同じ狂人のはずのトレバーがドン引きして「イカれてる」「おかしなコンビめ」と言い捨てる姿は必見。

妊娠検査薬や使用済みオムツといった有名人が触ったり使ったりしたものを集めており、身体の元気なトレバーにそれらのアイテムをねだってくる。

なおストーカー行為で訴えられたこともあるようだ。映画俳優のアル・ディ・ナポリとはそうした過去があり、街で遭遇した彼と「一度でいいから話したい」なんて夢を叶えるため、気を利かせたトレバーは彼を誘拐する。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
とは言え誘拐は誘拐。ナポリとの楽しい時間を過ごして気が済んだ二人は、彼の「処分」をトレバーに依頼する。ナポリを始末するかしないかはプレイヤーに委ねられる。
ナポリを逃がすとナイジェルたちのその後は不明だが、始末するとトレバーに礼を言いつつ旅行を楽しむと伝えてくる。


Joe & Josef:ジョー&ジョゼフ

国境自警団というボランティア活動をしている二人組。不審者と変質者ミッション「国境警備 シリーズ」に登場。
ジョーは森林警備隊として働いており、そのパトロールカーを無断で自警活動に使っている。ジョゼフはロシア語しか話さないが、英語の聞き取りと読み書きはできる。
実は以前にトレバーと会っており、ストーリーミッション「トレバー・フィリップス工業」で、バーの中でケンカしてトレバーに勝たせてもらった男性がジョゼフである。

二人はアメリカを守るため、ブレイン郡に住むアメリカ人以外の人種を違法入国と見做して問答無用で捕まえて入国管理局に引き渡している。ことメキシコ人(っぽい人)には容赦がなく、「タコスがありそう」「マリアッチを演奏した」などの理由だけで私人逮捕を繰り返しているようだ。無茶苦茶な活動だがスタンガンによる非殺傷の私人逮捕と、そもそもブレイン郡に違法滞在する外国人が多いことから、意外に上手くやれているらしい。
二人とも国を守る使命感でノリノリ。すれ違ったトレバーは「違法入国者」を追うために付き合わされる。


+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
たまたまトレバーが手伝いで捕まえた男性は長年アメリカに住む名家の人物だった。激しく責められたトレバーはいつものように逆ギレするが、男性は動じない。二人のせいで恥をかかされたのはトレバー本人だった。
ケジメを付けるために二人がいるという農場を訪れると、そこには本物の銃を構えて農家を脅すジョーとジョゼフの姿があった。


Dominic "Dom" Beasley:ドミニク・ビーズリー(ドム)

金持ちの若者。不審者と変質者ミッション「計算外のリスク 」などに登場。アドレナリン中毒でスカイダイビングや自転車による山下りなど危険なスポーツを繰り返しているアブナイ男。
木に引っかかっているところをフランクリンに助けられて以来、友人として幾つかのパラシューティングに誘ってくる。

オンラインでもパラシューティングジョブをプレイヤーに電話で紹介するという形で登場、クレイジーなイベント(スタントレース)の招待役も担っていた。
が、パラシューティングジョブを一度行えばこの電話紹介も無くなる他、スタントレースの招待役も後のアップデートでマーティンが担う事となり、存在自体を忘れ去られつつある。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
最高のスリルを求め続けた結果、何故かパラシュート無しでダムからダイビング。当たり前のように転落死する。

木に引っ掛かって身動きが取れないドムの存在を知らせた野良犬。犬種はラブラドール・レトリバーで雄。
通りがかったフランクリンは彼の誘導でドムを発見、救助する。
もちろん「ワン」としか鳴かないが、都合上フランクリンは彼の言わんとすることを何となく理解できる。言うことがいちいち生意気な上に、ドムを助けたら助けたで忽然と姿を消すなどキザな犬。
役者になりたいらしい。


Omega:オメガ

宇宙人と交信しようとしている男。不審者と変質者ミッション「彼方からの声 」などに登場。
偶然出会ったフランクリンに「宇宙人に攫われかけた」と訴え、事故で墜落した(らしい)宇宙船のパーツを集めるよう頼んでくる。どう見てもラリった陰謀論マニアにしか見えないが、彼の言う通りサンアンドレアスの各地に奇妙なアイテムが散らばっている。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
宇宙船のパーツを全て回収するとヒッピー村で再会できる。
なおも半信半疑のフランクリンを謎のハイテク装置に囲まれたガレージに案内し、不思議な超小型の円盤を完成。その場で飛行させてフランクリンを驚愕させた。その後、力を貸してくれたお礼にとスペースドッカーをプレゼントし行方をくらませる。
独特の話し方、妙な機械、謎のハイテク装置、宇宙的な未知のテクノロジー。ひょっとして本当に……?


Josh Bernstein:ジョシュ・バーンスタイン

元不動産屋の男。不審者と変質者ミッション「特別仲介料 」などに登場。いつも営業スマイルの半笑いを浮かべる男性。通りがかったトレバーに家を勧めてくる。
話を聞くと多額の負債を抱えて倒産したらしく、元相棒にして顧客を全て奪ったレニー・アヴァリーを恨んでいるそう。彼のビジネスを妨害するように依頼される。
トレバーは彼のアイデアに従い、美女を用意してもらう代わりに不動産の看板を破壊、レニー本人への暴力、および保険金目的に自宅へ放火し、その度に「パコパコ」を受け取るのだが…。


+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
そもそも美女はジョシュの再婚相手だったことが本人の口から明かされる。しかもジョシュは前妻と子供を捨ててまで再婚し、更に生活苦から買春までさせていたことが平然と語られる。トレバーは気にしないように努めるが…

ジョシュの自宅へ放火した後、ジョシュ自身は保険金目的の放火を疑われ焼け跡で警察の事情聴取を受けていた。しかし現れたトレバーを突然指差し「こいつがやった。ストーカーだ、イプシロン信者だ」と裏切って逃亡しようとする。
殺害するかしないかはプレイヤーに委ねられる。(ゴールドメダルの項目上、多分殺害するだろうが)
ちなみに元相棒のレニー・アヴェリーは優秀で人気の高い不動産屋。顧客を奪ったというのはジョシュの逆恨みだったようだ。


Abigail Mathers:アビゲイル・マザーズ

パレト・コープの物件を購入すると出現する不審者と変質者ミッション「海難死亡事故 」などに登場。海を眺めてたそがれている彼女にマイケルは出会う。
環境保護を訴える著名人フランク・マザーズの妻であった。フランクが潜水艇での調査中に事故死、夫を失った彼女は生活が苦しいのだと言う。
しかも互いに多額の保険金を掛けていたが、潜水艇の機密ロックへの細工を指摘され他殺の可能性があることからの保険金も未払い。夫のためだと訴える彼女の願いに応え、マイケルは事故死の真相を求めて潜水艇のパーツを回収することになる。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
潜水艇のパーツを全て集めた結果、潜水艇への細工の痕跡は見つからなかったが、フランク自身による「機密ロックに細工がしてある」というダイイングメッセージが発見される。
このことは二人だけの秘密になったものの、保険金殺人には違いないようだ。しかも報酬は10ドルとサイン入り写真のみ。立ち去る彼女をどうするかはプレイヤーに委ねられる。
ちなみに彼女が所有している車はアセアで、車に乗ろうとする瞬間に彼女を射殺すれば手に入れることができる。PS3 / Xbox 360版オフラインではこのミッションでしかアセアを入手することができなかったため、このミッションの本当の報酬はこのアセアとも言える。


Mrs. Philips:フィリップス夫人

ストーリーミッション「プランC」完了後に出現する不審者と変質者ミッション「母の愛 」などに登場。
何とトレバーの実の母親。最近まで刑務所に入っていたらしく、出所早々にブレイン郡のトレーラーにやって来る(来た)。
トレバーの人格形成に多大な影響を与えた張本人らしく、そのキャラクターは強烈。親不孝な態度を咎められ貶されたトレバーが脚にすがり付いて泣き喚く姿は全てが狂っている。

彼にデルモダルという痛み止め薬を要求する。それも大量に積まれたバンごと。あちこち痛むようだ。
回収までの間はサンディ海岸の家に居座り、トレバーを閉め出してしまう(スイッチイベントでランダムに自宅にいることはあるが、外に出た瞬間閉め出される)。

本名は登場していないが、トレバーのトラックのライセンスプレート「BETTY 32」から「ベティ・フィリップス」であると考えられる。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
やっとの思いでバンを見つけ、満載の痛み止めを持ち帰るが、運の悪いことに母は再び姿を消してしまう。あまりのショックでトレバーは倒れ、赤ん坊のように泣きじゃくるのであった。
別キャラクターに自動でスイッチされるが、すぐにトレバーにスイッチすると「ママ…」と悲しみながら薬物に溺れるトレバーの姿がある。


バインウッドの殺人犯

全ての手紙の切れ端を集めると出現する不審者と変質者ミッション「バインウッドの若手女優」に登場。フランクリンがその正体を突き止める。(切れ端の場所一覧
彼の名はミッション詳細のページで伏せたので、こちらでは以下にネタバレ注意として記載する。閲覧の際は自己責任で。

+  ← 以下ネタバレ注意 犯人の名は、Peter Dreyfuss:ピーター・ドレフュス

ビッグフット

達成度100%になると出現する不審者と変質者ミッション「ザ・ラストワン」に登場。その正体は…?

Willy McTavish:ウィリー・マクタビッシュ

『バインウッド土産:ウィリー』での襲撃ターゲットとなる人物。
『GTA:VC』でミッションの依頼人として登場した人気ロックバンド「ラブフィスト」のベース担当で、重度のヤク中かつ変態(これに関してはメンバー4人全員の共通点だが)。
ラブフィスト自体は以降のシリーズでもポスターや服の絵柄として頻繁に登場している。
尚、『GTA:VC』では声のみの出演で他のメンバーとは違い3Dモデルは存在しなかった。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 ウエスト・バインウッドにある店「テキーララ」でライブを行った後、他のメンバーが諸事情で帰宅する中唯一店に残り客の女性を口説いていた。
依頼を受けてやって来たトレバーを見かけて威勢よくケンカを売ってくるが、軽く返り討ちにされ金歯を回収される。
その後ネットのニュースにこの事件が報道され、自身もブリッターで呟くが、どちらも「バカに絡まれたが軽くあしらった」という旨の内容になっている。

強盗メンバー

オフラインの強盗ミッションで雇う事ができるキャラクター。能力によって分け前が異なり、安価なメンバーはプレイヤーの腕前に関係なく死亡or逮捕されることがある。そのような場合には、メンバーの遺族に見舞金を分け前を上乗せした状態で支払わないといけないため、結果として「安物買いの銭失い」になってしまうことも。逆に首尾よく強盗を成功させると、メンバーは成長し、報酬はそのままでより高い能力で次のミッションに参加させることが出来る。攻略情報を頭に入れている等プレイヤーの腕前でカバーできる自信があり、なおかつ死亡しないポジションが空いている場合は、「次回への投資」と考えて安価なメンバーも雇ってみよう。

ガンマン

Patrick "Packie" McReary:パトリック・マクレリー(パッキー)

通称パッキー。『GTA4』にも登場。リバティーシティで根を張るアイルランド系ギャング、マクレリーファミリーのボス。以前は強大な勢力を誇っていたがGTAIVでは既に衰退してきていた。
しかし彼自信の腕はホンモノであり、マイケルもかつての彼の経歴に一目置いている。

GTATBoGTではパッキーがLCを去るシーンが描かれていた。動画(10:00と13:00) 参照。
今作ではランダムイベント「逃走ドライバー 」で遭遇する。

初めての強盗は中学の頃で、兄が強盗している間の見張りだった。
自慢話をよくする性格。LCで銀行強盗を成功させたこと、「LCでは一流のギャングだった」など過去の"栄光"について話す場面がある。GTA4においても一家の自慢話を延々とニコにしていたほど。

ちなみに前作のデリック(パッキーの兄)は死んだことになっている。

+  ← 以下ストーリーネタバレ注意
ランダムイベントをクリアしなければ仲間にならず、ストーリーにも関わらない脇役。
だが強盗メンバーとして使うとGTAⅣでの出来事がパッキー視点で語られ、ニコ・ベリックについても語られる。
分け前は12%と高めだがイベントさえ完了すれば最初から雇うことが出来る。さらに能力値が高水準でミスすらせず、最後まで頼りになるガンマン。
尚、トレバーでランダムイベントをクリアするとカルト教団に差し出す事が出来るが非推奨。


Chef:シェフ

ストーリーミッション「強盗:パレト」から雇うことができるガンマン。トレバーをもってして「本物のプロ」と言わしめた逸材。報酬はパッキーと同じく12%で能力は完璧。
ストーリーの都合上、ストーリーミッション「FIB襲撃作戦」では雇うことが出来ないので活躍できるのは最大2回となるのが残念。
ストーリーにおいてはトレバーのヤク製造工場を任されており、さらに銃撃戦においても積極的に戦ってくれる。
トレバー・フィリップス工業の入社試験で、貴金属買取業者の男を襲撃するよう命じられたが、難なくターゲットとボディーガードを殺害して廃棄物処理場に埋め、5万ドルを稼いでみせた過去を持つ。

Gustavo Mota:ガスターヴォ・モタ

最初から雇うことができるガンマン。強盗メンバーのなかでは最強のガンマンであり、報酬は14%と最も高いが一切のミスもせず、銃撃戦においても頼りになる。
元はバゴスのメンバー。"初仕事"で現金輸送車を襲撃し、20万ドルもの大金を手に入れるというマイケルもビックリの逸材。しかしその稼ぎの殆どを上に納めねばならなかったバゴスの掟に嫌気が差し、独立したと言う過去を持つ。独特の声質が特徴的。

ストーリー数か月前のオンラインでは、レスターのコンタクトミッション「脱走」で登場。
警察に捕まり護送車で刑務所へ移送中のところをプレイヤーキャラクターに救出される。

Norm Richards:ノーム・リチャーズ

最初から雇うことができるガンマン。報酬は7%と安めだが素人。
とにかく死ぬ。ストーリーミッション「強盗:宝石店」で雇うと派手作戦だろうが隠密作戦だろうが地下への突入の際、ハンドル操作を誤って壁に激突し必ず死亡するというダメダメぶり。
他にもストーリーミッション「強盗:バレト」で雇えばアパートを抜ける所で突っ込んで来たパトカーによって壁に挟まれて死亡、ストーリーミッション「FIB襲撃作戦」で消防士ルートを選ぶと(メンバーの組み合わせによっては)ドアの爆破に巻き込まれ死亡というロクデナシ。
マイケル・タウンリーの大ファンで、マイケルの正体にすぐに気づくがマイケルに「黙ってろ」と咎められてしまう。
いわゆる"地雷メンバー"であり、死亡しないポジションが空いている強盗ミッションの頃には、更に安価なダリルを雇うことができるので救いがない。

Daryl Johns:ダリル・ジョーンズ

ストーリーミッション「強盗:パレト」から雇うことができるガンマン。報酬は6%とガンマンでは最安値。腕前はノームと同程度が、逐一偉そうな物言いをする。
しかしいざ雇えば基本的にノームと同じ末路を辿る。だがその低報酬はやはり魅力的なので、死亡しない限りは後の強盗ミッションでは取り分的な意味でも役立ってくれる。(「FIB襲撃作戦」の屋上突入ルートや「大強盗ミッション」の派手ルート)

Hugh Welsh:ヒュー・ウェルシュ

ストーリーミッション「FIB襲撃作戦」から雇うことができるガンマン。報酬はノームと同じく7%で腕前も同程度。
レスター曰わく「まだ燃え尽きちゃいない」との事だが、「FIB襲撃作戦」で消防士ルートを選ぶと(メンバーの組み合わせによっては)ドアの爆破に巻き込まれ死亡する。映画脚本家だった。

Karl Abolaji:カール・アボラジ

ストーリーミッション「大強盗ミッション」で雇うことができるガンマン。報酬は8%で腕前はノームと同程度。
筋金入りのイプシロン信者であり、稼ぎを慈善事業に寄付する等と宣う等やや頭のネジが飛び気味。

ドライバー

Eddie Toh:エディ・トー

最初から雇えるドライバー。報酬は14%とドライバーの中で一番高いが雇えばまず間違いがない。
ドライバーの役目はほぼプレイヤーの腕次第でカバー出来る為、リプレイなら兎も角本編なら逆にその高い取り分が足を引っ張り選ばれる事が少ない。
子持ちのようで、事ある事にその事を話題に出す癖がある。

オンラインではフリーサ強盗の逃走手段であるカーゴボブのパイロットとして登場。
プレイヤーたちの脱出に一役買って出る。

Karim Denz:カリム・デンツ

最初から雇えるドライバー。報酬は8%と低めだが素人。
ストーリーミッション「強盗:宝石店」では逃走経路も把握してない上、用意してくる逃走車両もダートとは相性最悪のスポーツバイクと頭を抱えたくなる間抜けぶり。ストーリーミッション「FIB襲撃作戦」で選べばよりにもよって警察の包囲網にビビり到着が遅れてしまうだけで無く、車もバレバレのブリートでやってくるので自力で手配度を振り切らねばならず、ストーリーミッション「大強盗ミッション」では派手ルートの列車担当以外は何をやらせても(隠密ルートの逃走車両ドライバーに選べば途中でスピンし逮捕され報酬大幅減の可能性があり、トラックドライバーに選べば真っ直ぐ走らず入るのに手間が掛かり、派手ルートのヘリパイロットに選べば敵ヘリを全滅させようが結局途中で風車に引っかかり墜落死)まるで駄目。
しかし努力家な面もあり、宝石店で鍛えてからFIB襲撃作戦で彼を選ぶと「同じ失敗を犯さない為にどうすべきか必死に考えてきた」と、その場にふさわしい車(救急車)でやってくる。マイケルからその姿勢を誉められる。

Taliana Martinez:タリアナ・マルティネス

ストーリーミッション「ミスターフィリップス」完了後から発生するランダムイベント「事故の救出 」を完了すると雇うことが出来るドライバー。
主人公らは命の恩人であるため、非常に高い能力に似合わず報酬は5%と非常にお得。雇っても完璧な仕事をしてくれる。
上から物を言う癖がある。

ハッカー

Paige Harris:ペイジ・ハリス

最初から雇うことができる女性ハッカー。報酬は15%と一番高額。
当然雇えば間違いないが、ドライバー同様ハッカーの働きもプレイヤーの腕前と知識次第で十分カバー出来る。そのため高い報酬がネックになり、あまり選ばれる事が少ない。
皮肉たっぷりのジョークをよく口にする。フリーサ強盗でもレスターにプレイヤーにと言いたい放題なワンシーンが見られる。

そしてオンラインではレスターの右腕としてフリーサ強盗パシフィック銀行強盗をサポート。
報酬のせいで選ばれることが少ない故、オンライン強盗で初めて見たというプレイヤーも多いはず。

Christian Feltz:クリスチャン・フェルツ

最初から雇うことができるハッカー。報酬は10%とそれなりに高めだがやや能力不足。
高報酬でプロのペイジと低報酬で大器晩成のリッキーに挟まれ影も薄い。
ペイジに比べ、少々頼りない発言が多い。宝石店強盗ではシステムのバグに引っかかり「10%の働きがそれか」とマイケルにブチ切れられる。

Rickie Lukens:リッキー・ルーケンズ

マイケルがストーリーミッション「フレンド・リクエスト」においてライフインベーダーのオフィスで出会うプログラマー。社内のパソコンでアダルトサイトを閲覧してウイルスに感染させてしまうおバカさん。
ジェイ・ノリスをマイケルが殺したことを突き止め電話して売り込みをしてくる(電話を待てば宝石店強盗から雇用可能)。
ハッカーとしての能力は低いが、報酬は4%と全ての強盗メンバーの中で最も安い。彼のミスをフォロー出来れば取り分の面でも良い上、雇い続ければ最終的にはペイジと同等の腕前となる。能力が低いという事は、逆に言えば伸びしろが大きいという事である。
逆に彼を使わないでいると、強盗ミッションを終える度に泣きを入れるような電話を掛けてくる。
とにかく憎めない奴。

ランダムイベントキャラクター

Antonia Bottino:アントニア・ボッティーノ


ランダムイベントに登場。
父親はガンベッティ・ファミリーの元右腕であった、サミー・ボッティーノである。
GTA4をプレイしたことのあるプレイヤーならば、「ボッチーノファミリー」は聞き覚えのある名前だろう。
詳細はランダムイベント「埋葬 」を参照。

Ursula:アースラ


ランダムイベント「ヒッチハイク2 」で登場。このイベントを達成するとブーティーコールが可能になる。
詳細はストリップクラブ を参照。

Gray Nicholson:グレー・ニコルソン

ランダムイベント「バイク泥棒(都市)1 [車]」で登場。
町中でスコーチャー(自転車)を泥棒に奪われ、助けを求めている。
+  ← 以下ストーリーネタバレ注意 一見ただの若者だが、実は天然素材のペットフードを販売する会社「アニマル・アーク」の創設者。17歳で起業し、3年で上場企業になり家を8件以上も持つ程成功した。
イベントでスコーチャーを主人公に取り戻してもらいお礼を言いつつその場を去っていくが、その後メールで素性を明かし、何も見返りを求めなかった事を評価し$10万分の株をプレゼントしてくる。
なお、名前付きだが外見はランダム生成のためプレイするたびに外見が変化する。

その他

John "Jock" Cranley:ジョン・クランリー(ジョック)


通称はジョック*6。直接登場はせず、あちこちに彼を支持するよう呼びかけるポスターがある。
80年代にテレビ番組「スタント・ダブル」や映画で活躍した大スター(1984年が舞台のGTAVCSで登場)。
サンアンドレアス州の知事選に参加しており、ライバルのスー・マリーと熱い戦いを繰り広げている。
アメリカの典型的な保守派……を何倍か極端にしたような主張を掲げる。ウィーゼル社と繋がりがあるのか、WEAZEL Newsの記事ではあからさまに贔屓されている。
ゴルド山の幽霊 」も参照。

  • www.jockcranley.com
    「知事として、私はサンアンドレアスの全市民のために戦います。特に、弱い立場の人々のために。この国が忌み嫌う、異性愛者を恐れる人々のために。」
  • GTAVCS公式サイトMeTV News (中央の白いバー上で「ジョック・クランリーからの一言」をクリック)

+ クリックで表示、政治理念と公約
  • 移民も、障がい者も、労働組合も、警察も、年寄りの女性も、嫌い。
  • 助けようとか思っていない。自分の事は自分でやれ。
  • 不必要な公園を売り払い、教育予算を98%縮小することにより、税金の排除を約束!
  • ストリップダンサーを転職させ、政府で雇用する。

保守派への皮肉。


Sue Murry:スー・マリー


直接登場はせず、あちこちに彼女を支持するよう呼びかけるポスターがある。
サンアンドレアス州の知事選に参加している女性。狂信的な社会主義者。
ライバルのジョン・クランリーと熱い戦いを繰り広げている。
ライバルのジョックとは逆方向に突き抜けた主張や、これまた極端すぎるエコロジー精神を掲げる。
WEAZEL Newsからはあからさまに冷遇されている。

  • www.suemurry.com
    「スー・マリーはパンツスーツのあなた、全ての女性の味方です。」

+ クリックで表示、政治理念と公約
  • 政府の浪費を推奨する。
  • 公共放送に力を入れる。
  • 国の税金を最低49%、州の税金を25%とし、合計74%の税金を払う!

こちらはリベラル派への皮肉。



Niko Bellic:ニコ・ベリック


前作GTA4の主人公。直接の登場はせずに隠し要素や上記のパッキーの口から語られる。

その1
田舎のどこかにニコ本人の手配書がある。東海岸のリバティシティ*7と西海岸のロスサントス*8とで結構距離があるため広域で指名手配されたことがうかがえる。なお犯罪歴自体はULPがもみ消してくれている。

その2
オンライン主人公作成時に父親のモデルとして設定できる。他にはGTA3の主人公「クロード」、RDRシリーズの主人公「ジョン・マーストン」が存在する。
また母親側にはにGTA3のキャラクター「ミスティ」も存在する。

その3
3Dモデル自体も存在しており初期服の格好であるが、下半身と手首が存在せずホラー。
またジョンも同じ状況である。

その4
ジミーが閲覧しているライフインベーダーに、ニコのアカウントが表示されている。また「Happy Birthday, Roman!」と投稿していること。勤務先がローマンタクシーであること、ブローカーに住んでいることが分かる。
ローマンに触れているということは復讐ルートを選んだのだろうか。

その5
グランドセノーラ砂漠にありダーツができる「イエロー・ジャック・イン」の写真にレッカー車に乗っているニコの写真が飾ってある。なおレッカー車はDLC「EFLC」の要素のため、本来ニコが乗り込むことはできない。

その6
オフラインミッション「宝石店の調査」でレスターが「リバティシティに東欧の男がいたが、めっきり音沙汰がない」と発言する。
またオンラインミッション「ULP救出」ではレスターが「例のエージェントが10年前にシケた銀行強盗をしていた」と発言している。たしかに大強盗をしたUnion Depository*9と比べれば劣るだろうがあんまりである。

その7
フランクリンのダウンタウン・キャブの特別送迎ミッションのレア車として登場。ナンバーがニコ、ローマン、DLC主人公のルイスに触れている。
詳しくはEmperorHexerを。

その8
上記でも触れたがパッキーがニコについて触れることがある。関係を失ったため死んだと思っているようだが。

余談だが中の人である「Michael Hollick」氏は給料問題でロックスターと関係が険悪になっており、再度登場することは無いとされている。

Claude:クロード、Misty:ミスティ

クロード
GTA3の主人公。GTASAにも登場する。
SAまでの3Dユニバースと、4以降のHDユニバースは別世界のため上記のニコとは異なり登場はしていない。
オンラインのキャラクリエイト画面用の3Dモデルが存在しておりデフォルトの服を着ているが、手首と足首は無いが足は存在する。だが動きに連動せず「足が棒になる(物理)」となっている。

ミスティ
GTA3の登場人物。
クロードと同じくデフォルトの服を着ているが、手首と足首は無いが足は存在する。
ただしこちらは動きに連動する。どころかなぜか髪型のデータが「ボブ」と「ツインテール」の二種類存在するという破格っぷり。

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本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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最終更新:2024年01月19日 13:18

*1 ただし、オンラインのパシフィック銀行強盗のミッション完了時のムービーにおいて、プレイヤーたちが部屋を出た直後に杖を放り出しているので実は演技という可能性も考えられる。あまりに嬉しくてつい体が動いただけなのかもしれないが、恐らく嬉しさで演技を忘れているのだろう。そう考えるとそれまでの不気味な様子もやはり全て演技か?とも思われるが、同時に薬を服用している事も語られている為その効果もあると思われる。

*2 最終ミッションのミッションのゴールドメダルの条件にウェイ・チェンを粘着爆弾で倒すというものがあるため、普通にこの条件を満たした場合は同じ車に乗っている親子共々爆殺されるのだが、先に運転手を倒すと二人は車を降りる為、タオを生存させつつウェイを粘着爆弾で倒すという条件を満たすことが可能となっている。

*3 ただし所詮民間人で犯罪の片棒を担がされた彼が盗難品の金塊を売り捌けるかは不明、前作GTA4の呪われたダイヤは最終的にホームレスが手にするのだが、勝手にこれを本来の持ち主だと宣言する人が多かったため仕方なく彼が本来の持ち主になったという事情がある

*4 要するに顧客個人情報の私物化

*5 もちろんミッションは失敗に終わる

*6 人気者の意味。アメリカの高校において運動部(特にアメフト)所属の生徒の呼び方。対義語はNerd(ナード。ドジ、派生してオタク)。

*7 モデルはニューヨーク

*8 モデルはロサンゼルス

*9 連邦保管庫