ホットリングセイバー (Hotring Sabre)




詳細

データ

種類 メーカー 和名 日本語訳 ドア 乗車定員 駆動 ギア
スポーツカー デクラス ホットリングセイバー 2ドア 2人 FR 4速
モデル ラジオ 主な選局 洗車
オールズモビル・カトラス シュプリーム(5代目 ストックカー仕様)
シボレー・ルミナ ストックカー
有り

プラットフォーム カスタム カラー デフォルト
ホイールタイプ
オンライン専用
PS4 / Xbox One / PC限定 メイン/サブ/トリム
プラットフォーム 価格 割引時*1 売却額 保険料
オンライン専用
PS4 / Xbox One / PC限定 $830,000 $622,500 $ $
プラットフォーム ガレージ保管
オンライン専用
自宅物件ガレージ
PS4 / Xbox One / PC限定

解説

「SAスーパースポーツシリーズ」にて追加された、90年代から2000年代のストックカーをモチーフにしたスポーツカー。
2018年3月20日に配信。

『ロスサントス・ドラッグウォーズ』アップデートにて、SAスーパースポーツシリーズで10回上位3位になると割引価格で購入できるようになった。

「ホットリング」は『GTA:VC』と『GTA:SA』に登場したサブミッションの1つ。そのミッションで使用していたのが『ホットリングレーサー』というストックカーである。
今作では「ホットリングセイバー」という名前だが、本作のセイバーターボではなく、『GTAIV』に登場したセイバーがベース。
『IV』のセイバーのモデルは4代目オールズモビル・カトラス シュプリームおよびシボレー・モンテカルロだが、この車両は5代目オールズモビル・カトラス シュプリームのNASCAR仕様とシボレー・ルミナのNASCAR仕様をモデルにしている。

「ストックカー」とは「市販(ストック)車(カー)」という意味。
もともと「レース」の起源が愛好家たちによる自家用車を使ったものであったことに由来するが、現代のトップカテゴリーにおいては、決まった規格で専用の車を作りレースに出ることが定められている*2*3
本来のストックカーではボディを被せているだけなのでドアは開かないのだが、この車両は開く。どちらかというと市販車をストックカー風にしたものというのが正しいのだろう。

この車両の大きな特徴としては、ペイントジョブの数がとても多いことが挙げられる。
ただし、すべての項目をアンロックするにはホットリングレースに20回参加しなくてはならない(ソロ可)。

タイヤはNASCARらしい独自の物。スリックタイヤにホワイトレターの入った物を装備している。
NASCAR好きならば、あえてホイールは変えずにそのままにしておくのも一考。

ストックカーという特性上ライトの類は一切装備されていない。
改造項目のライトもネオン管の装着のみで、HIDヘッドライトへの変更等は一切できない。
ライトが装備されていないという点はリベレーターと同様。

『ロスサントス・ドラッグウォーズ』アップデートにて同じNASCAR仕様でトヨタ・タンドラがベースのホットリングエヴァロンが追加された。

性能

8500回転程で最高速度が120マイルほどとそこそこだが、8000回転から上が伸び悩むので、総合的にはあまり速くないようだ。
また、グリップ力自体は高いものの、車重が軽いのか起伏に弱く、タイヤが浮いたり滑り始めるとスピンしやすい傾向にある。
如何にミスをせず、速度を落とさずに走るかが要求される。

なお、実際のNASCARにおけるストックカーは900ps近いエンジンを搭載しており185mph(約300km/h)オーバーで走ることができる*4


ホットリング向きの人と、そうでない人を見極めるのは簡単です。
あなたがラジエーターグリルを使って瓶ビールを開け、ボンネットを唾で拭き、
リアフェンダーを引っぱたいて「いい女」だと言って、
げっぷしながら国歌を歌う様な人でなければ、おすすめしません。またのお越しを。
(South San Andreas Super Autoサイト内の解説より)



「thefinallap.com」 によるNASCARの参考画像。時代が進む(上)ごとに規格が改定されていることが分かる。


改造項目

前述の通りボディーペイントの項目が非常に豊富。カラーリングと合わせて好みの一台を作る事が出来る。
メインカラーはボディ、サブカラーは車内のロールケージに適応される。
ストックカーという特性上、エアロパーツ系のカスタムはない。

ホットリングレースを累計18回プレイする事で解除される「ラッガ・ラム」ペイントはドリフトタンパの同ペイント同様に有名な元ネタがあり、NASCARを題材としたトム・クルーズ主演の映画「デイズ・オブ・サンダー」でトム演じる主人公が最後に駆ったストックカー「#51 メロー・イエロー」がモデルである(ボディーペイントの配色、カーナンバー等)。

アーマー

アーマー 【6種】 費用
オンライン専用
なし $1,000
アーマー強化20% $7,500
アーマー強化40% $12,000
アーマー強化60% $20,000
アーマー強化80% $35,000
アーマー強化100% $50,000

ブレーキ

ブレーキ 【4種】 費用
オンライン専用
ブレーキ(標準装備) $1,000
ストリート・ブレーキ $20,000
スポーツ・ブレーキ $27,000
レース・ブレーキ $35,000
最終更新:2023年03月09日 22:59

*1 SAスーパースポーツシリーズで10回上位3位になることで割引される価格。ソロでプレイしても良い。

*2 その背景には起源が大きく関係している。前述のような理由で始まったため、かつては様々な自動車がエントリーできた。しかし、車両ごとに差が大きく(特に昔は半年~数年で陳腐化していった)、新車を買ってばかりでどんどん費用が膨れていき、やがて一般人が参加できないほどになってしまった。また、時代ごとに様々な車両が活躍したが、あまりに高性能な車両は逆にレースに出ることを禁止されたりということが多々あった。こうした背景から、現代では大きなエンジン(規格の制限がある)に、4速MTと、パイプフレームにボディを被せた、性能差の無い同じような車が走るレースになっている。しかしこのゲームにおいては普通に改造が出来、スペックに大きな差があるまま一緒にレースできてしまう。

*3 他にもいろいろな制限があり、例えば予算をかけることを嫌うので、カーボンやチタンが使えないなど様々な制限がある。最近は大分緩和されており、一部カーボンのパーツを使っている車両も見受けられる。

*4 NASCARではそのくらいの速度で車間数cmといった状態が続くのでGTAにおけるレースのようなクラッシュが日常茶飯事となっている。