ホーミングランチャー (Homing Launcher)




ステータス

Damage ▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▮▯
Fire Rate ▮▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯
Accurcy ▮▮▮▮▮▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯
Range ▮▮▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯▯

解説

「ウィンター・サプライズ」アップデートにて近接地雷と共に購入可能となった武器。
名前は違えどGTA:SAから久々の登場である。
よくホミランやホーラン、スティンガーなどと呼ばれる。

ロックオンした対象に向けて誘導ミサイルを発射する。ロックオンに要する時間はおおよそ1.5秒(捕捉してロックの色が赤くならないと追尾性を発揮しない)。大半の車両のミサイルは300メートル先までロックオン可能だが、この武器は450メートル先までロックオン可能。
ターゲット切り替えは、構えた状態で「航空機で左/右へ標的変更(PC版はNum7・Num9、ゲームパッドではLB・RB)」コマンドで可能。
弾速が速くRPGより遥かに射程が長い(*1)ため、ロケット弾による遠距離狙撃に使うことも可能。
ちなみに、R2を半押ししたまま構えると、ロックオンなしで構えられる。

誘導性能に関しては車両に対して撃った場合はあまり誘導性を発揮しない(*2)ものの、航空機に向けて撃った場合はバザード攻撃ヘリP-996 レーザーハイドラのミサイルなどとは比べ物にならないほどの誘導性を発揮する場合がある模様。
航空機の場合、戦闘機やベスラマラードなどの高い機動力を持ったモノでなければ後方から撃たれた場合は回避は困難。

ヘリの場合、後方から撃たれたら回避は難しい(*3)。
とはいえど、自分に対して迫ってきているヘリに撃ってもほとんど命中せず、自分から見てすり鉢上に飛行してる相手でも(特に近距離では)当たりづらい。
そのため近距離を飛行しているヘリに対しては無誘導のロケット・ランチャーの方が当てやすいと感じる人も多い。

(当時の基準では)ヘリコプターの価値を地に堕とす優れた性能により、攻撃ヘリよりも弱い立場のカーゴボブといった非武装ヘリのユーザーが激減した。

なお、ロックオンアラートが鳴るので、機動性が高い航空機に乗っているなら回避行動を取り、タイタンの様に鈍重な飛行機やヘリコプターに乗っているなら即イジェクト(脱出)またはパッシブモードにしよう。

爆発で車両の燃料タンクに3倍のダメージを与える仕様がこの武器には適用されず*4、燃料タンクに与えるダメージは無誘導のロケット・ランチャーの1/3である。一般車両や普通の航空機のような耐爆性のない乗り物は一撃だが、装甲の固いヘリ(カーゴボブなど)や戦闘機は一撃で落とせない。耐爆性のある乗り物へはRPGの2~3倍程度撃ち込む必要があることから、耐爆性のある乗り物に対する威力はRPGより遥かに低いと言えよう。ただし、ヴォルティックRCバンディートヴァーチャーといった電気車両は燃料タンクのダメージで破壊できないので、RPGと比べて破壊に必要な弾数は変わらない。

今作におけるアナイアレイターの榴弾砲廃止、バザード攻撃ヘリのロケット連射制限等、ゲームバランスを考慮した変更点があったが、実装当初はそれまでの地対空手段が無誘導な上ランク制限が厳しいロケット・ランチャーやSR系による狙撃や連射武器によるパイロット射殺等と非常に貧弱だったため、この武器をオフラインや、ミッション限定等のようにせず、全ランクのプレイヤーに市販してしまったが故に実装当時は ゲームバランスを歪めてしまった感は否めなかった。

しかし、P-996 レーザーハイドラなどの戦闘機では簡単に回避が可能だったり、アップデートで実装された強力な炸裂弾が40発携帯可能、より高い命中精度が期待出来るヘビースナイパーMk2や、短距離で180度急旋回する理不尽誘導を発揮するミサイルを持つルイナー2000デラックソヴィジランテチェルノボグに比べると弾薬費が張る割にはまるで力不足。

本武器自体の有用性に関しても、アップデートにより追加された多数の戦闘機には簡単に回避される上、攻撃ヘリを落とそうにも極秘空輸アップデート後の多くのヘリを含めた航空機に装備されているフレアやチャフに無力(特にフレアに対しては連射力の影響で相性が最悪)だったり、アップデートに追加された防御力の高い攻撃ヘリ相手では何発も命中させなければならないと火力不足。
現在攻撃ヘリに代わり猛威を振るっているオプレッサーMk2に対してはマトの小ささとフレアやチャフの影響で(オプレッサーMk2を使う人が下手でなければ)ほとんど効果が無かったりと、もはやゲームバランスを歪めているとは到底言えない 状況になっている。

ロックオンしても余程低速でない限り此方に向かって来ていたり横に移動しているNPCのヘリにすら当たらない始末。
しかし弾速がRPGより速く射程も長く徒歩のプレイヤー相手では充分すぎる威力なため、対地攻撃では今でも非常に有効となっている。

弾薬費はオフでは2発/$500だが、オンでは2発/$1500にもなる(RPGはオフライン$100/発・オンラインで2発$1000)。
威力はRPGの半分程度ながら価格は数倍なので、格安報酬のミッションしか受けられない序盤で多用しすぎると差し引きで雀の涙程度の利益どころか赤字になりかねない値段である。
弾代が気になるなら適当に自作サバイバルで配置して回収するのも手。

小技として、10発所持している時に限り、1発撃ってから本武器を捨て、また拾うと弾薬が回復する仕様がある。
RPGやグレネードランチャーにも同様の仕様があるが、1発ずつしか撃てないので使い道はあまり無い。

モデルはスティンガー携帯地対空ミサイル 。70年代末に採用され、80年代のソ連によるアフガニスタン侵攻時にアフガンの親米勢力に大量供与され、ソ連軍のMi-24 ハインド を次々と撃墜して大活躍した。現在でも改良を受け世界各国で使用されている。
ゲームではRPGのように前から装填しているが、モデルでは発射機の再利用こそ可能だが、ミサイル入りのコンテナごと交換する方式であり、あのようにはリロードしない*5

なお、実はデータ自体は比較的初期の期間からあり、切望の入り江などの一部のジョブでは敵がこれを使ってくる。
カーゴボブが爆発攻撃を受けても耐えるのは敵の使うものがこのホーミングランチャーだからである。

バグ

ミサイル接近のアラートが鳴らないバグが発生することがある。
通常ならレーザーの空対空ミサイルや軍基地の地対空ミサイルなどが自機に接近するにつれて、間隔が短くなるミサイル接近アラートが鳴るのだが、本銃から発射される誘導ミサイルはそのアラートが鳴らない事がある(ロックオンアラートはちゃんと鳴る)。

「ロックオンアラートが鳴ったけどミサイル接近アラートが鳴らないから大丈夫だろう」と余裕ぶっていたところ、突然現れたミサイルに撃墜される事も多い。
軍基地の近くを飛んでいない・近くにバザードやレーザーがいないのにロックオンアラートが鳴ったら、近くに別プレイヤーが居ないか確かめよう。
居た場合、間違いなくホーミングランチャーで狙われており、直後に無音の地対空ミサイルが飛んで来るだろう。

入手方法

オフライン


オンライン

  • アミュネーションで購入。
  • 強盗ミッション「脱獄大作戦」にて刑務所屋上に装備した看守が出現。地上チームには使わないが、刑務所に接近したバザード、ベラムを狙ってくる。
  • 格納庫内の入り口の真上の最上階の通路に設置されている。


ゲーム内解説

(英語)

Infrared guided fire-and-forget missile launcher.
For all your moving target needs.
Part of the Festive Surprise.

(日本語)

赤外線追尾の地対空ミサイルランチャー。動く敵を撃墜するのに最適。
ウィンター・サプライズ収録。

価格

本体

$75,000

弾薬×2

$500 オン時$1500

モデル

ゼネラル・ダイナミックス FIM-92 スティンガー


動画



https://m.youtube.com/watch?v=a5T1bEnrpQg
最終更新:2023年06月25日 12:29

*1 サンディ海岸飛行場の滑走路程度

*2 このミサイルは偏差機動をとらず直接後方から追尾してくるのだが、その際に地面にぶつかって自爆しやすいため。それこそ戦車で回避が可能

*3 バザードなどの機動力があるものに限るが、R3を押してミサイルが視認できた段階でR2+Lスティック下❲初期設定❳を押しっぱなしにするとミサイルが下スレスレを通って回避できる。ちなみにスイフトなど大型だと機動力が良くてもテールローターに直撃しやすい

*4 WEAPON_HOMINGLAUNCHER用の設定ファイルでSkipVehiclePetrolTankDamageフラグがついている。

*5 厳密にはバッテリーおよびシーカー冷却用ガス一式も使い捨てで交換式。ちなみに起動すると長持ちしない(僅か45秒足らず!)ので、ミサイルの発射が中止になるなど無駄になる場合もある(ちなみに、電源入れて即発射…もできない)。それを防ぐためには、本来はあらかじめ味方のレーダー基地等と連携しておく必要がある(確実に輸送機が射程内を通過しそうだ、などの情報が必要)。