ティーガー系列

「ティーガー系列」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ティーガー系列」(2012/12/27 (木) 15:44:44) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#contents *ティーガー系列 総員傾注(アハトウング)! 本日今この時をもってこのページはガルパンに登場したティーガーの名を冠する車種の解説ページとなる! こんな始まり方ではあるが、内容はいつもの通り適当でユルいものである! よって諸君は臆することなく文章を読み進め、この偉大なる虎の知識をその脳内に叩き込め! あ、「傾注!」とは「気をつけ!」の意味だよ。明日朝礼で使えるね! ただし当社では使用後にその後の人生がどうなるかは責任を負いません。 **ティーガーI スペック |車体長|6.31 m| |全幅|3.70 m| |全高|3.00 m| |重量|57.0 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 40 km/h /不整地 20 km/h| |行動距離|100 km| |エンジン|マイバッハ HL230 P45 水冷4ストロークV型12気筒ガソリン| |馬力|700 hp| |車体装甲厚|前面 100 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |砲塔装甲厚|防盾 100 mm /前面 100 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |8.8cm KwK36 L/56|AP 132 mm / APCR 171|92| 機銃 WWII中のドイツ戦車の中ではもっとも有名な戦車である! 以下の説明は例のごとく簡素で適当なものである! 詳細についてはいつもの如くwikipediaなりgoogleなりで各自検索せよ! タイガー、ティーガー、ティーゲルなど日本語の呼び方には色々ある本戦車であるが これは「英語読み」「現代ドイツ語読み」「古ドイツ語読み」の違いでしかなく同一のものを挿す! 読み方で喧嘩する者は概ねネタと理解してたうえで行っている。本気にするものはあんこう踊りの刑に処す! なお「タイガー」読みするものは一般人、「ティーガー、ティーゲル」読みをするものはミリオタの可能性が高い! 諸君が相手の力量を測る一つの目安としてほしい!役には立たないが! 大きく分けて「初期型」「中期型」「後期型」(加えて極初期型という分類をされることも)があり 初期型は潜水機能を備えていた。ただしそのつど装備を変える必要がありそのまま潜れるわけではない。 これは57tという非常にふくよかな重量だったため渡れる橋に制限がかかったためそれを回避するためだったのだ。 特徴としては「強い」「硬い」「重い」「遅い」とどちらかというと防御戦に向く性能だ。 ゴイスーな破壊力の88mm砲、超分厚く防御力の高い装甲は遠距離から相手戦車を(当時は)一方的に撃破可能! しかし欠点としてまず重い。これにより前述の通り渡れる橋の制限が厳しくなり 路面状態が悪いところの通行も困難になってしまった。そして重い事による駆動系への負担もエライことに。 そして重い車体をそこそこ程度のエンジンで動かしているため遅い。 ついでに砲塔1回転に1分かかるという遅さ。懐に入り込まれると対応が遅れがちになる。 さらに作るのに超手間がかかり、色々と整備が複雑で面倒で、製作コストがアホほど高くてIV号の2倍以上。 しかも総生産数はたったの1300両ちょっとだ!(IV号戦車で8000両程度、M4系列は50000両近いぞ!) そんななのになんだか無敵っぽい伝説めいた話が残ってたり妙に有名だったりするのは 中の人(カリウスとかヴィットマンとかでググるといいよ)の奮闘、 そしてドイツ整備兵のたゆまぬ努力のおかげで M4相手にキルレシオが1:10とか1:16とか化け物みたいな数字を出したせいである! (ティーガー1両やられる間にM4を10~16台ぶっこわしちゃう) 本も色々出てるから各自探して読むと良い! マンガ好きなら5話に出てきたポスターの元ネタである「ハッピータイガー」や パヤオの描いた「泥まみれの虎」なんてのもあるぞ! 本スレ尿ネタがよく理解できるようになる! なお本戦車の操作方法を習得したいのであれば「ティーガーフィーベル」でググると良い。 これはドイツ軍公認のティーガー戦車擬人化萌え操作マニュアルである! だいたいグデーリアンというおっさんのせいである。 昔からおっさんは若者を指導するのに苦労してたのではないかと思わせる 涙ぐましい努力の一端が垣間見えるような見えないようなそんな良いお話である。 **ティーガー(P) スペック |車体長|6.7 m| |全幅|3.14 m| |全高|2.80 m| |重量|59.0 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 35 km/h| |行動距離|80 km| |エンジン|ポルシェ101/1 × 2基 空冷V型10気筒ガソリンエンジン(発電用)| |馬力|320 hp(発電用)| |車体装甲厚|前面 200 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |砲塔装甲厚|防盾 100 mm /前面 100 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |8.8cm KwK36 L/56|AP 132 mm / APCR 171|92| 7話時点で「たぶん」登場している戦車だ!なお間違いの場合、この文は手動的に消滅する。 ポルシェティーガー、P虎とも呼ばれるティーガーIと競作して負けちゃったほうの戦車である! エンジンを回して発電機を回し、その電力を使いモーターで駆動するというポルシェ博士の狂気の産物だ! この戦車、何が悪いかというと「走らない」のである! 走行試験でエンジンをふかせば配線がモーターが焼け焦げ、履帯は擦り切れ、外れ、埋まる! 色々改良しては見たものの、色々な問題点が解決せずヘンシェル社の車体(後のティーガーI)に負けてしまう。 とにもかくにも足回りの悪さが致命的であった! (このあたり、パヤオの描いた「豚の虎」でも描かれているがアレはフィクションなので誇張されている点には注意) そしてガルパン初の走行シーン…のはずがやっぱり埋まって焼け焦げ火を噴いてしまった。 何気に「豚の虎」の1コマと構図が良く似ているのは気のせいかオマージュか。 そんななのにティーガーIとの採用勝負が決まらないうちに車体を100両分も発注しちゃったのでさあ大変! (原因はポルシェ博士とヒトラーがソウルメイツだったせいである)←たぶん合ってる 10両ぐらいは完成して実戦投入したがその後どうなったのやら。 一応、足回りは改良したため使える程度には動くようになっていたハズである! 果たして大洗自動車部はドイツ整備部隊を超えることが出来るのか!? …ここからは余談。残りの90両分はどうしたか? さすがにもったいなかったのか。色々手直しして固定の砲を取り付け 「フェルディナント(後にエレフェント)」という駆逐戦車に仕立て上げることに成功したのである! 長年、足回りの問題もティーガー(P)同様に相当ひどいものだと考えられていたが、 最近の資料では言われてるほど悪くなく、むしろ前線では評判が良かったとの話もあるらしい。 前述の通り実際にはP虎自身が実戦に出れる程度には改良されていたので、 そこからのフィードバックがあったとすればさほど不思議な話ではないのかも。 ※捕捉 ティーガー(P)のうち一部はエレファント部隊の指揮車両として実戦参加したよ。 エレファント同様の足回りに改良されていて問題なく使用された模様。 エレファントよりは軽いし。 おまけにこのバージョン、車体の前面装甲は+100mmの増加装甲をつけられていたそうな。 もし大洗のがこれベースだったら一気に有利だよ!夢が広がるね!! **ティーガーII スペック |車体長|7.38 m| |全幅|3.75 m| |全高|3.09 m| |重量|69.8 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 38 km/h /不整地 20 km/h| |行動距離|170 km| |エンジン|マイバッハHL230P30 4ストロークV型12気筒水冷ガソリン| |馬力|700 hp| |車体装甲厚|前面 150 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |砲塔装甲厚|前面 180 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |8.8cm KwK36 L/71|AP 203 mm / APCR 237|72| 「キングタイガー」「ロイヤルタイガー」「ケーニヒスティーガー」とあだ名されたが、 ティーガーIと違い、傾斜装甲を採用しているため外見的にはパンターの拡大発展版に見える重戦車だ。 実際、ソ連では新型豹(パンター)戦車と呼んでたとか。 前面装甲150mm~180mm、その装甲は今に至るまで 前面装甲を貫通したという証拠を示す資料が見つからないと言わしめる一品だ! そしてティーガーIよりもさらに強力な8.8cm KwK43/2 L/71を装備。有効射程だけならT-34の倍以上。 もうほとんどチートみたいなもので、連合軍側には遠距離からまともな砲戦で撃破できる戦車が無かったのだが… ここでまた出るのが後期ドイツ戦車では毎度おなじみ足回りの問題。 積んでたエンジンはパンターやティーガーIと同じものだったので出力不足に。 さらに大量の燃料を消費する大食い。1リットルで200m走るかどうかといったところだ。 (現代の日本車の平均燃費は1リットルで10kmちょっと…昔の数値なので今はもう少しいいかも) そして出力不足&大重量が重なり泥にハマったり、オーバーヒートしたり、ギアチェンジで変速機がぶっ壊れたりともう散々。 敵に撃破された車両より、故障や燃料切れで放棄された車両のほうが多かったぐらいなのだ。 つまり家族とのドライブにはまったく向かない性能であることが分かる! そんな足回りにもかかわらず最強と言われたりするのは、末期のドイツが防戦一方の戦いをしていたせいにある。 つまり、防御陣地に篭って強力な装甲と破壊力と射程の長い砲を生かした攻撃をメインとしていたため、 足回りの弱さが戦闘に影響しにくかったのだ。 興味がある人は「春の目覚め作戦」とか「バルジの戦い」とかでググると良かろう。 足回りが影響したがっかりエピソードが盛りだくさんだ! そして制作された車両数は500両にも満たない。もはやであったほうが運が悪いレベルだ。 ちなみにこの戦車にもあのポルシェ博士がかかわっていた開発経緯がある。 P虎のエピソードを知っていると、調べ終わった後に「まーたお前のせいか」と言いたくなることうけあいだ! **ヤークトティーガー スペック |車体長|7.62 m| |全幅|3.62 m| |全高|2.95 m| |重量|75.0 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 38 km/h /不整地 20 km/h| |行動距離|170 km| |エンジン|マイバッハHL230P30 4ストロークV型12気筒水冷ガソリン| |馬力|700 hp| |車体装甲厚|前面 150 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |戦闘室装甲厚|前面 250 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |12.8cm PaK44 L/55|AP 246 mm / APCR 311|40| ティーガーIIの車台に更にでかく更に強い砲を乗せた、超特大の駆逐戦車。 砲塔が無く、砲は前方にしか向けられない代わり、55口径128mm砲という、バカらしいほど強い砲を搭載。 その威力は、ほぼ全ての敵戦車を、3000メートル以上の距離でぶち抜くことができ、 中には、建物の影に隠れたM4シャーマンを、建物ごと貫通したこともあるとか。 装甲もティーガーⅡを当然上回り、前面で250mmと、もはや戦車というより戦艦レベルの分厚さを誇る。 が、当然ながら重量も75トンと恐るべき数字になり、機動力は壊滅的。整備にかかる手間も極悪の一言。 生産開始も戦争最末期になってからだったため、合計で100両程度しか作られなかった。 実戦では、戦闘に投入された時期が敗戦の寸前だったため、 いくらカタログスペックが凄まじいといっても、まともな訓練を受けていない少年兵が扱える代物ではなく、 (重さのために)故障した車輌を修理することも難しく、 そのほとんどが大した戦果を上げることなく、自滅したり放棄されたりしてしまった。 ある意味では不運な戦車といえるかもしれない。
#contents *ティーガー系列 総員傾注(アハトウング)! 本日今この時をもってこのページはガルパンに登場したティーガーの名を冠する車種の解説ページとなる! こんな始まり方ではあるが、内容はいつもの通り適当でユルいものである! よって諸君は臆することなく文章を読み進め、この偉大なる虎の知識をその脳内に叩き込め! あ、「傾注!」とは「気をつけ!」の意味だよ。明日朝礼で使えるね! ただし当社では使用後にその後の人生がどうなるかは責任を負いません。 **ティーガーI スペック |車体長|6.31 m| |全幅|3.70 m| |全高|3.00 m| |重量|57.0 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 40 km/h /不整地 20 km/h| |行動距離|100 km| |エンジン|マイバッハ HL230 P45 水冷4ストロークV型12気筒ガソリン| |馬力|700 hp| |車体装甲厚|前面 100 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |砲塔装甲厚|防盾 100 mm /前面 100 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |8.8cm KwK36 L/56|AP 132 mm / APCR 171|92| 機銃 WWII中のドイツ戦車の中ではもっとも有名な戦車である! 以下の説明は例のごとく簡素で適当なものである! 詳細についてはいつもの如くwikipediaなりgoogleなりで各自検索せよ! タイガー、ティーガー、ティーゲルなど日本語の呼び方には色々ある本戦車であるが これは「英語読み」「現代ドイツ語読み」「古ドイツ語読み」の違いでしかなく同一のものを挿す! 読み方で喧嘩する者は概ねネタと理解してたうえで行っている。本気にするものはあんこう踊りの刑に処す! なお「タイガー」読みするものは一般人、「ティーガー、ティーゲル」読みをするものはミリオタの可能性が高い! 諸君が相手の力量を測る一つの目安としてほしい!役には立たないが! 大きく分けて「初期型」「中期型」「後期型」(加えて極初期型という分類をされることも)があり 初期型は潜水機能を備えていた。ただしそのつど装備を変える必要がありそのまま潜れるわけではない。 これは57tという非常にふくよかな重量だったため渡れる橋に制限がかかったためそれを回避するためだったのだ。 特徴としては「強い」「硬い」「重い」「遅い」とどちらかというと防御戦に向く性能だ。 ゴイスーな破壊力の88mm砲、超分厚く防御力の高い装甲は遠距離から相手戦車を(当時は)一方的に撃破可能! しかし欠点としてまず重い。これにより前述の通り渡れる橋の制限が厳しくなり 路面状態が悪いところの通行も困難になってしまった。そして重い事による駆動系への負担もエライことに。 そして重い車体をそこそこ程度のエンジンで動かしているため遅い。 ついでに砲塔1回転に1分かかるという遅さ。懐に入り込まれると対応が遅れがちになる。 さらに作るのに超手間がかかり、色々と整備が複雑で面倒で、製作コストがアホほど高くてIV号の2倍以上。 しかも総生産数はたったの1300両ちょっとだ!(IV号戦車で8000両程度、M4系列は50000両近いぞ!) そんななのになんだか無敵っぽい伝説めいた話が残ってたり妙に有名だったりするのは 中の人(カリウスとかヴィットマンとかでググるといいよ)の奮闘、 そしてドイツ整備兵のたゆまぬ努力のおかげで M4相手にキルレシオが1:10とか1:16とか化け物みたいな数字を出したせいである! (ティーガー1両やられる間にM4を10~16台ぶっこわしちゃう) 本も色々出てるから各自探して読むと良い! マンガ好きなら5話に出てきたポスターの元ネタである「ハッピータイガー」や パヤオの描いた「泥まみれの虎」なんてのもあるぞ! 本スレ尿ネタがよく理解できるようになる! なお本戦車の操作方法を習得したいのであれば「ティーガーフィーベル」でググると良い。 これはドイツ軍公認のティーガー戦車擬人化萌え操作マニュアルである! だいたいグデーリアンというおっさんのせいである。 昔からおっさんは若者を指導するのに苦労してたのではないかと思わせる 涙ぐましい努力の一端が垣間見えるような見えないようなそんな良いお話である。 **ティーガー(P) スペック |車体長|6.7 m| |全幅|3.14 m| |全高|2.80 m| |重量|59.0 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 35 km/h| |行動距離|80 km| |エンジン|ポルシェ101/1 × 2基 空冷V型10気筒ガソリンエンジン(発電用)| |馬力|320 hp(発電用)| |車体装甲厚|前面 200 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |砲塔装甲厚|防盾 100 mm /前面 100 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |8.8cm KwK36 L/56|AP 132 mm / APCR 171|92| 7話時点で「たぶん」登場している戦車だ!なお間違いの場合、この文は手動的に消滅する。 ポルシェティーガー、P虎とも呼ばれるティーガーIと競作して負けちゃったほうの戦車である! エンジンを回して発電機を回し、その電力を使いモーターで駆動するというポルシェ博士の狂気の産物だ! この戦車、何が悪いかというと「走らない」のである! 走行試験でエンジンをふかせば配線がモーターが焼け焦げ、履帯は擦り切れ、外れ、埋まる! 色々改良しては見たものの、色々な問題点が解決せずヘンシェル社の車体(後のティーガーI)に負けてしまう。 とにもかくにも足回りの悪さが致命的であった! (このあたり、パヤオの描いた「豚の虎」でも描かれているがアレはフィクションなので誇張されている点には注意) そしてガルパン初の走行シーン…のはずがやっぱり埋まって焼け焦げ火を噴いてしまった。 何気に「豚の虎」の1コマと構図が良く似ているのは気のせいかオマージュか。 そんななのにティーガーIとの採用勝負が決まらないうちに車体を100両分も発注しちゃったのでさあ大変! (原因はポルシェ博士とヒトラーがソウルメイツだったせいである)←たぶん合ってる 10両ぐらいは完成して実戦投入したがその後どうなったのやら。 一応、足回りは改良したため使える程度には動くようになっていたハズである! 果たして大洗自動車部はドイツ整備部隊を超えることが出来るのか!? …ここからは余談。残りの90両分はどうしたか? さすがにもったいなかったのか。色々手直しして固定の砲を取り付け 「フェルディナント(後にエレフェント)」という駆逐戦車に仕立て上げることに成功したのである! 長年、足回りの問題もティーガー(P)同様に相当ひどいものだと考えられていたが、 最近の資料では言われてるほど悪くなく、むしろ前線では評判が良かったとの話もあるらしい。 前述の通り実際にはP虎自身が実戦に出れる程度には改良されていたので、 そこからのフィードバックがあったとすればさほど不思議な話ではないのかも。 ※捕捉 ティーガー(P)のうち一部はエレファント部隊の指揮車両として実戦参加したよ。 エレファント同様の足回りに改良されていて問題なく使用された模様。 エレファントよりは軽いし。 おまけにこのバージョン、車体の前面装甲は+100mmの増加装甲をつけられていたそうな。 もし大洗のがこれベースだったら一気に有利だよ!夢が広がるね!! **ティーガーII スペック |車体長|7.38 m| |全幅|3.75 m| |全高|3.09 m| |重量|69.8 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 38 km/h /不整地 20 km/h| |行動距離|170 km| |エンジン|マイバッハHL230P30 4ストロークV型12気筒水冷ガソリン| |馬力|700 hp| |車体装甲厚|前面 150 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |砲塔装甲厚|前面 180 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |8.8cm KwK43 L/71|AP 203 mm / APCR 237|72| 「キングタイガー」「ロイヤルタイガー」「ケーニヒスティーガー」とあだ名されたが、 ティーガーIと違い、傾斜装甲を採用しているため外見的にはパンターの拡大発展版に見える重戦車だ。 実際、ソ連では新型豹(パンター)戦車と呼んでたとか。 前面装甲150mm~180mm、その装甲は今に至るまで 前面装甲を貫通したという証拠を示す資料が見つからないと言わしめる一品だ! そしてティーガーIよりもさらに強力な8.8cm KwK43/2 L/71を装備。有効射程だけならT-34の倍以上。 もうほとんどチートみたいなもので、連合軍側には遠距離からまともな砲戦で撃破できる戦車が無かったのだが… ここでまた出るのが後期ドイツ戦車では毎度おなじみ足回りの問題。 積んでたエンジンはパンターやティーガーIと同じものだったので出力不足に。 さらに大量の燃料を消費する大食い。1リットルで200m走るかどうかといったところだ。 (現代の日本車の平均燃費は1リットルで10kmちょっと…昔の数値なので今はもう少しいいかも) そして出力不足&大重量が重なり泥にハマったり、オーバーヒートしたり、ギアチェンジで変速機がぶっ壊れたりともう散々。 敵に撃破された車両より、故障や燃料切れで放棄された車両のほうが多かったぐらいなのだ。 つまり家族とのドライブにはまったく向かない性能であることが分かる! そんな足回りにもかかわらず最強と言われたりするのは、末期のドイツが防戦一方の戦いをしていたせいにある。 つまり、防御陣地に篭って強力な装甲と破壊力と射程の長い砲を生かした攻撃をメインとしていたため、 足回りの弱さが戦闘に影響しにくかったのだ。 興味がある人は「春の目覚め作戦」とか「バルジの戦い」とかでググると良かろう。 足回りが影響したがっかりエピソードが盛りだくさんだ! そして制作された車両数は500両にも満たない。もはやであったほうが運が悪いレベルだ。 ちなみにこの戦車にもあのポルシェ博士がかかわっていた開発経緯がある。 P虎のエピソードを知っていると、調べ終わった後に「まーたお前のせいか」と言いたくなることうけあいだ! **ヤークトティーガー スペック |車体長|7.62 m| |全幅|3.62 m| |全高|2.95 m| |重量|75.0 t| |懸架方式|トーションバー方式| |速度|整地 38 km/h /不整地 20 km/h| |行動距離|170 km| |エンジン|マイバッハHL230P30 4ストロークV型12気筒水冷ガソリン| |馬力|700 hp| |車体装甲厚|前面 150 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| |戦闘室装甲厚|前面 250 mm /側面 80 mm /後面 80 mm| 主砲 |名称|貫徹力|装弾数| |12.8cm PaK44 L/55|AP 246 mm / APCR 311|40| ティーガーIIの車台に更にでかく更に強い砲を乗せた、超特大の駆逐戦車。 砲塔が無く、砲は前方にしか向けられない代わり、55口径128mm砲という、バカらしいほど強い砲を搭載。 その威力は、ほぼ全ての敵戦車を、3000メートル以上の距離でぶち抜くことができ、 中には、建物の影に隠れたM4シャーマンを、建物ごと貫通したこともあるとか。 装甲もティーガーⅡを当然上回り、前面で250mmと、もはや戦車というより戦艦レベルの分厚さを誇る。 が、当然ながら重量も75トンと恐るべき数字になり、機動力は壊滅的。整備にかかる手間も極悪の一言。 生産開始も戦争最末期になってからだったため、合計で100両程度しか作られなかった。 実戦では、戦闘に投入された時期が敗戦の寸前だったため、 いくらカタログスペックが凄まじいといっても、まともな訓練を受けていない少年兵が扱える代物ではなく、 (重さのために)故障した車輌を修理することも難しく、 そのほとんどが大した戦果を上げることなく、自滅したり放棄されたりしてしまった。 ある意味では不運な戦車といえるかもしれない。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。