ケット・シー、 ケイト・シー、 カット・シー (Cat SIth, Cait Sith)
”イヌのような大きさで、黒く、胸に白い斑点があり、背が弓状に曲がり、毛が逆立っている姿"
と描いている。おそらくこれは怒ったときの姿で、スコットランド高知地方の住民の多くは、こうした猫を、妖精というよりは魔女が姿を変えたものだと考えていた。
タガルム(ゲール語で占いの意味。記録に残っているあらゆるまじないのうちで最も恐ろしいもので、まず、4日4晩、猫を何匹か焼きぐしに刺して次々に火で炙る。するとついに巨大猫が現れて、願いごとを叶えてくれるというもの。17世紀初頭まで行われていた。最後の記録は1824年の「ロンドン文芸新聞」)
という邪悪な恐ろしい儀式が行われた際、さらに大きく獰猛な大耳猫の邪神が現れたという。
しかし、大耳猫は悪魔的怪猫であり、カットシーとの関連はわずかである。
最終更新:2014年10月11日 23:52