フィン Fionn,Finn
正式名は、フィン・マク・クーワル。ヌァダの孫娘マーナ(ムィルナ)の息子。
フィアナ騎士団最強の指導者。
父親はバスク家のクーワル(空の意味)・マク・ビシューナクで、フィアナ騎士団の首領。
マーナは夫がモーナ家に殺されると、森に隠れてこっそりと子供を産み、ディムナと名付けた。
その後、老婆に預けられ、色白で美しかったのでフィン(美しい、白い)と呼ばれた。
ドルイドのフィネガス僧の弟子になり、彼が「決して食べてはいけない」と言いつけて焼かせた「知恵の鮭」の油が親指にはね、それを舐めたことから、あらゆる知恵を得た。
ターラに恐ろしい妖精アレーン・マク・ミーナが現れたとき、
父の従者が持っていた武器、臭いが強いどんな魔法でも眠らずにいられる魔の槍で退治し、
かつての父のフィアナの首領の地位を得て、フィアナ騎士団の最後にして最も偉大な指導者となった。
妖精サイヴと結婚し、息子にオシーンとファーガスがいる