A9codec解説

a9codecはデータ自体を書き換えます。
プログラムが最悪起動しなくなる可能性もあります。
ただしTexModより確実にテクスチャがあたる上、
64bit環境では64bit版でプログラムを動作させることが可能となります。
(TexModは32bitでのみ動く)
どちらも一長一短ですのでよく考えてからご利用ください。

1.a9codecの入手

以下のページからa9codecをダウンロードし適当なフォルダに解凍してください。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

A-Train 9 Forum
(ページ内検索にて"a9codec"と検索をかければ見つかります。)

2.a9codecの設定

仮にD:\a9codecにダウンロードしたファイル(a9codec.exe)を入れると仮定します。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

次に"システムのプロパティ"から"システムの詳細設定"を開き"環境変数"のボタンをクリックしてください。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

環境変数の設定を行います。
"システム環境変数"項目内にある"Path"欄を選択し"編集"ボタンをクリックしてください。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

(Pathの値は個々のPCで違いますが操作方法は同じです。)

システム変数の編集が開くので変数値を入力していきます。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

変数値にすでに何かしらの値が入力されているので入力されている文字列の
一番最後まで移動しまず";"(セミコロン)を入力してください。
そしてa9codec.exeを置いたフォルダパス(例だとD:\a9codec)を
セミコロンの後に入力します。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

入力が終わりましたら"OK"ボタンを押してシステム変数の編集を閉じてください。
また"環境変数"や"システムのプロパティ"のウィンドウも"OK"ボタンを押して閉じてください。
この設定によりコマンドプロントでの入力時にa9codec.exeの絶対パス入力がいらなくなります。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

3.a9codecの使用方法

A列車で行こう9をインストール先フォルダを調べてください。
標準ではC:\Program Files\ARTDINK\A-Train9です。
64bit環境ではC:\Program Files (x86)\ARTDINK\A-Train9になります。
その他、別のフォルダにインストールされている場合はそちらに合わせてください。

エクスプローラにてそのインストール先フォルダを開き"data"フォルダをその場でコピー&ペーストしてください。
このフォルダはいざという時のバックアップとして使用します。
バックアップなしでa9codecを使用した場合、最悪A列車で行こう9の再インストールとなります。
(フォルダ名を"data_backup"等にしておくと尚よし)
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

同じく"data"フォルダを別の場所に再度コピーします。
これはa9codecで使用する為のものになりますのでCドライブ直下かあればDドライブ直下にコピーしてください。

4.a9codecの使用方法

'a9codecの設定'を実施していることを前提としております。
"Windowsキー"+"R"にて"ファイル名を指定して実行"を起動し"cmd"と入力、"OK"ボタンを押すか
もしくはスタートメニューから"すべてのプログラム"の"アクセサリ"にあるコマンドプロントを実行してください。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

コマンドプロントにてa9codecと入力すると以下のようなメッセージが返ってきます。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

a9codecは起動オプションを入れて使用します。
基本的な記述は
a9codec (解凍or圧縮) (解凍時はファイルパスor圧縮時はフォルダパス) (圧縮オプション)

例1 csvp.binを解凍したい場合(ファイルはD:\dataにあると仮定)
入力:a9codec -x d:\data\csvp.bin
結果:csvp.binの圧縮ファイルがD:\data\csvpに解凍される
(すでにD:\dataにcsvpフォルダがあればフォルダ名最後に数字がつく)

例2 csvpフォルダを圧縮したい(フォルダはD:\data\csvpと仮定)
入力:a9codec -c d:\data\csvp
結果:csvpフォルダが圧縮されcsvp.binがD:\dataに生成される
(すでにD:\dataにcsvp.binファイルがあればファイル名最後に数字がつく)

上記のようにコマンドプロントにて記述するとデータファイルが解凍され中身の編集が可能となります。
編集したファイルを再圧縮しA列車で行こう9のdataフォルダに該当ファイルを上書きすることで変更を適応させます。

テクスチャは主にmt0~mt2.binとなります。
こちらは解凍する際に圧縮オプションが必要となります。
例3 mt0.binを解凍したい場合(ファイルはD:\dataにあると仮定)
入力:a9codec -x d:\data\mt0.bin -t 1
結果:(すでにD:\dataにmt0フォルダがあればフォルダ名最後に数字がつく)

例4 mt0.binを圧縮したい場合(フォルダはD:\data\mt0と仮定)
入力:a9codec -c d:\data\mt0 -t 1
結果:(すでにD:\dataにmt0ファイルがあればファイル名最後に数字がつく)

該当のddsファイルを書き換えることによりtexmodを使用せずテクスチャを置き換えることが可能です。

5.ddsファイルの開き方

ddsの中身が見れないと変更できないじゃないかって?
ではこのツールを入れてみてはどうでしょうか。

Vix
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nolink)

Vix - 窓の社ライブラリ

Vix ddsプラグイン
start HYPERでんち
HYPERでんち 3D 系ツール > Susie/ViX 用 DDS Plug-inを
ダウンロードしてVixと同じ所に解凍してください。
また環境設定のプラグイン項目でifdds.spiが読み込まれていることを確認してください。

これでddsファイルの中身を見ることが可能です。
使い方?歴史のあるソフトなので調べてください。

6.よくわからない

その場合は吹田統合車両所様が出しているa9codecサポートツール Spats!!を利用しましょう。
データの解凍から圧縮さらにバックアップまでをこなしてくれる上、操作は簡単です。
(設定は一部知識がいります。)
a9codecサポートツール Spats!!

導入&操作説明編(この動画を見ないとSpatsのファイルを解凍できませんので注意)


!!このページを作るに際して吹田統合車両所様のa9codec解説を元に作成しております。!!

7.a9codec向けのテクスチャを作成する

a9codecではMicrosoft® DirectDraw® サーフェイス (DDS) ファイル形式でテクスチャを入れ替える必要があります。
標準でdds形式での保存に対応した画像編集ソフトは少ないです。
"dds 保存"でgoogle検索をするとGIMPやフォトショップ向けのプラグインが配布されていたり
ddsファイルに変換してくれる変換ソフトがあったりします。

ddsファイルで保存する場合、車両の本体は32bit ARGBで保存をお勧めします。
車体の反射率を司るファイルに関しては基本は32bit ARGBで問題ないのですが車両によって他の形式で保存しないと
プログラムに適用されなかったりプログラムが起動しなかったりします。
これらは手探りでの作成になります。

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最終更新:2015年04月22日 20:43