男の子を子育てしていると、話に上ることがあるのが五月人形の話題です。
初めての節句を迎えると、両親や祖父母が五月人形を購入し、男の子の健やかな成長を願います。
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五月人形を選ぶときの基準は、「お人形は顔が命」といわれるように、その顔で選びます。
要するに、顔が好みかどうか、好きになれそうかどうかと言うことです。
また、衣装の良し悪し、全体の印象など「見た目」によるものは常に選考の重要なポイントです。
この「見た目」に関しては、大きく分けると「勇ましさ」を優先するか、「かわいらしさ」を優先するかの2つに系統が分かれるようです。
例えば、「原孝洲」は五月人形はかわいらしい顔立ちで顔は全て原孝洲氏による手描きでほっとする愛らしさです。
また、「ふらここ」は赤ちゃんの顔をベースにしたかわいらしさがいっぱいの表情が個性的です。
一方、「久月」の五月人形は逞しくきりりと引き締まった勇ましさを強調したものが多く、「吉徳大光」も男らしく凛々しい勇ましさが前面に出ています。
さらに、「秀月」は、雛人形がメインではあるものの、兜飾りや鎧飾りの類を取り扱っており、勇ましい衣装では定評があります。
子育ての中で、どのような男の子に育っていってほしいのか、或いはどのような人形が本人や家族に長く愛されていくものなのか、見極める必要があります。