スーパーロボット大戦UX攻略&まとめwiki
http://w.atwiki.jp/srwux/
スーパーロボット大戦UX攻略&まとめwiki
ja
2024-03-10T06:35:28+09:00
1710020128
-
A wakening
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/82.html
[[シナリオ攻略]]
*第24話 『[[A wakening]]』
**勝利条件
+敵の全滅
**敗北条件
-初期
+敵が指定ポイントに到達
+味方戦艦の撃沈
+VF-25F(アルト)の撃墜
+ダブルオーライザー(刹那)、ガンダムハルート(アレルヤ)の撃墜
-初期敵全滅後
+味方戦艦の撃沈
+VF-25F(アルト)の撃墜
+ダブルオーライザー(刹那)の撃墜
-味方増援後
+味方戦艦の撃沈
**ステージデータ
-''初期''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''初期味方''|エルシャンク(ロミナ)|
|~|プトレマイオス2改(スメラギ)|
|~|マクロス・クォーター要塞艦型(ジェフリー)|
|~|VF-25FメサイアF(アルト)|
|~|ダブルオーライザー(刹那)|
|~|ガンダムハルート(アレルヤ)|
|~|出撃選択×18|
|BGCOLOR(#FFE4E1):''初期敵''|バジュラ(小)(バジュラ)&バジュラ(小)(バジュラ)×10|
|~|バジュラ(大)(バジュラ)&バジュラ(大)(バジュラ)×5|
|~|バジュラ駆逐艦(バジュラ)×2|
|~|バジュラ(ナイト級)(バジュラ)×2|
|~|バジュラ戦艦|
-''初期敵全滅''
|BGCOLOR(#FFE4E1):''敵増援''|LEFT:~左|
|~|ELS(ELS)&ELS(ELS)×4|
|~|ELS(ELS)&ELS(ELS)×5|
|~|ELS(ELS)&ELS(ELS)×5|
-''7PU撃墜''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''味方増援''|LEFT:~左下|
|~|ラファエルガンダム(ティエリア)|
|BGCOLOR(#FFE4E1):''敵増援''|LEFT:~左下|
|~|ELS(ELS)&ELS(ELS)×1|
|~|ELS(ELS)&ELS(ELS)×2|
|~|ELS(ELS)&ELS(ELS)×2|
**ユニットデータ
-敵
|~機体名|~パイロット|~Lv補正|~HP|~射程(P)|~資金|~撃破アイテム|~備考|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~初期|
|バジュラ(小)|バジュラ|0|5100|5(3)|1900||エネルギーシールド&br()HP回復L2&br()EN回復L2|
|バジュラ(大)|バジュラ|1|6600|6(3)|2100||エネルギーシールド&br()HP回復L2&br()EN回復L2|
|バジュラ駆逐艦|バジュラ|1|18600|5(3)|10000||フォールドバリア&br()HP回復L2&br()EN回復L2|
|バジュラ(ナイト級)|バジュラ|1|30600|7(3)|13000||フォールドバリア&br()HP回復L2&br()EN回復L2|
|バジュラ戦艦|バジュラ|2|50600|8(3)|15000||フォールドバリア&br()HP回復L3&br()EN回復L3|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~増援1|
|ELS|ELS|0|5400|3(3)|1300||HP回復L1&br()EN回復L1&br()融合L1|
|ELS|ELS|0|5900|3(3)|1300||HP回復L1&br()EN回復L1&br()融合L1|
|ELS|ELS|0|6400|3(3)|1300||HP回復L1&br()EN回復L1&br()融合L1|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~増援2|
|ELS|ELS|0|5400|3(3)|1300||HP回復L1&br()EN回復L1&br()融合L1|
|ELS|ELS|0|5900|3(3)|1300||HP回復L1&br()EN回復L1&br()融合L1|
|ELS|ELS|0|6400|3(3)|1300||HP回復L1&br()EN回復L1&br()融合L1|
**イベント・敵撤退情報等
-初期敵全滅後に敵増援1
-ELS7部隊撃破?でイベント、味方増援、敵増援2
--ダブルオーライザー、VF-25Fがマップ左下へ移動
--ティエリアは気力が最大にまで上がる(通常なら150、気力限界突破なら170、気力覚醒なら200)
--敗北条件が『味方戦艦の撃沈』に変更
**攻略アドバイス
-バジュラ戦は前回と違い範囲が広いのでバランスよく配置しないと高い移動力で引き離される。戦艦やナイト級はサイズが高い上に命中率が高いのでSSキャラクターが致命傷を負わないように受け手役ととどめ役を分担すると楽。戦艦はマップ兵器あり武装威力は低いが3Lかつ範囲がかなり広いので思ったよりは受けることになる
-ELS戦は融合でHP1でもくらうとENを10%減らし、ENが0になったなら撃墜されてしまう。バジュラでENを使い過ぎないように弾数武器などを使ってENを温存しよう。出現したばかりは気力差があるのでバリア系統で0になりやすい。また技量差で撃ち落としや特殊回避がでやすいのでこのステージのELSは顔見せみたいなもの
-ステージ開始時マクロス強攻型にマクロス・アタックが追加
**戦闘前会話
-ELS:刹那、アレルヤ、ロックオン、ティエリア、劉備、浩一、九郎、フェイ、ジョウ、海堂、葵、一騎、シン、アルト、ショウ、エイサップ、アーニー
**クリアボーナス
資金+25000、インファイトLv+1、底力Lv+1、ヒット&アウェイ、サイズ差無視
**隣接シナリオ
-第23話『[[虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~]]』
-第25話『[[生命-めざめ-]]』
2024-03-10T06:35:28+09:00
1710020128
-
流れるは血、失うは涙B
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/120.html
[[シナリオ攻略]]
*第18話 『[[流れるは血、失うは涙]]』
**勝利条件
+敵の全滅
**敗北条件
+味方戦艦の撃沈
+ヴァーダント(森次)の撃墜
+ラインバレル(浩一)の撃墜
+孫権の撃墜
**ステージデータ
-''初期''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''初期味方''|ラインバレル(浩一)&br()ヴァーダント(森次)&br()猛虎装 孫権ガンダム(孫権)&br()エルシャンク(ロミナ)&br()出撃選択×|
|BGCOLOR(#FFE4E1):''初期敵''|グラン・ネイドル(マサキ)&br()ジャック・スミス(ジャック)&br()イダテン弐ノ型(佐渡)&br()アルマ(加藤機関兵士)&アルマ(加藤機関兵士)×20|
**ユニットデータ
-敵
|~機体名|~パイロット|~Lv補正|~HP|~射程(P)|~資金|~撃破アイテム|~備考|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~初期|
|グラン・ネイドル|マサキ||33400|7(2)|18000|-|ビーム無効化&br()HP回復L1|
|ジャック・スミス|ジャック||17400|()|17000|-|電磁迷彩&br()HP回復L1&br()EN回復L1|
|イダテン弐ノ型|沢渡||18100|5(5)|17000|-||
|アルマ|加藤機関兵士||4900|3(3)|1500|-||
**イベント・敵撤退情報等
-ジャック・スミス撃墜でイベント、ヴァーダントが橋を越えたポイントへ移動
-グラン・ネイドルに攻撃した2ターン後のPP(再度攻撃した場合1ターン後)にイベント、ラインバレルと孫権ガンダムがグラン・ネイドルの上部数マス離れた場所に移動
--ラインバレルに武装追加「圧縮転送フィールド」
--グラン・ネイドルのHP70%に
**攻略アドバイス
-グラン・ネイドルはラインバレルに圧縮転送フィールドが追加されるイベントまでは攻撃が通らない…が気力上げやビーム無効化を利用したエネルギー切れは狙える。無敵中に攻撃当てても気力は上がらないのは剣司、宗美、山下、カナリア、ルカ、ロミナ
**戦闘前会話
-初戦闘:宗美
-マサキ:森次、海動、孫権、アルト、シン、ジョウ、フェイ、アーニー
-ジャック:浩一、森次、一騎、ジョウ、劉備
-沢渡:浩一、森次、シズナ、宗美、一騎
**クリアボーナス
-資金+19000、インファイトLv+1、集中力Lv+1、カウンター、気力限界突破
**隣接シナリオ
-第17話『[[ハート・オブ・ディーヴァ]]』
-第19話『[[黄昏の断罪>黄昏の断罪2]]』
2024-02-24T13:16:19+09:00
1708748179
-
HEAVEN AND EARTH
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/213.html
[[シナリオ攻略]]
*第47話 『[[HEAVEN AND EARTH]]』
**勝利条件
-''初期''
+ゼロファフナー(里奈、暉)が指定ポイントに到達
-''ゼロファフナーが指定ポイントに到達or初期敵の全滅''
-マークニヒト(操)の撃墜
**敗北条件
-''初期''
+味方戦艦の撃沈
+ゼロファフナー(里奈、暉)の撃墜
-''ゼロファフナーが指定ポイントに到達or初期敵の全滅''
+味方戦艦の撃沈
-''マークニヒトのHP70%?以下''
+味方戦艦の撃沈
+マークザイン(一騎)の撃墜
**ステージデータ
-''初期''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''初期味方''|エルシャンク(ロミナ)|
|~|プトレマイオス2改(スメラギ)|
|~|マクロス・クォーター要塞艦型(ジェフリー)|
|~|ゼロファフナー(里奈)|
|~|出撃選択×19|
|BGCOLOR(#FFE4E1):''初期敵''|スフィンクス型(フェストゥム)&スフィンクス型(フェストゥム)×18|
|~|エウロス型(フェストゥム)×6|
-''ゼロファフナーが指定ポイントに到達or初期敵の全滅''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''味方増援''|LEFT:~北(ミール艦上)|
|~|マークフィアー(マークフィアー)|
|BGCOLOR(#FFE4E1):''敵増援''|LEFT:~北|
|~|マークニヒト(操)|
|~|エウロス型(フェストゥム)&スフィンクス型(フェストゥム)×8|
|~|スフィンクス型(フェストゥム)&エウロス型(フェストゥム)×8|
-''マークニヒトのHP70%?以下''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''味方増援''|LEFT:~マークニヒトに隣接|
|~|マークザイン(一騎)|
**ユニットデータ
-敵
|~機体名|~パイロット|~Lv補正|~HP|~射程(P)|~資金|~撃破アイテム|~備考|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~初期|
|スフィンクス型|フェストゥム||12100|6(3)|2400||HP回復L1&br()EN回復L1&br()同化L1|
|エウロス型|フェストゥム||12600|8(3)|2500||HP回復L1&br()EN回復L1&br()同化L1|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~増援|
|マークニヒト|操||230000|6(4)|20000|一騎カレー|同化L2&br()オールキャンセラー&br()MAP兵器|
|スフィンクス型|フェストゥム||12100|6(3)|2400||HP回復L1&br()EN回復L1&br()同化L1|
|エウロス型|フェストゥム||12600|8(3)|2500||HP回復L1&br()EN回復L1&br()同化L1|
**イベント・敵撤退情報等
-ゼロファフナーが指定ポイントに到達or敵の全滅
--味方増援、敵増援
---マークフィアーの気力は130
--ゼロファフナーがミール艦に移動
-マークニヒトのHP70%?以下
--マークニヒトが北西へ移動
--味方増援2
---マークザインの気力は130
**攻略アドバイス
-終盤戦でも指折りの難所にして、フェストゥムと戦う最後のマップ。ついでに海がある最後のマップでもある。
-ゼロファフナーは水中適応A、二人乗り、読心無効により戦力になると思うが、クロッシングが非搭載のため火力を上げる場合、里奈の養成は必要。
-敵は読心により回避命中に優れるフェストゥム、地形は移動や戦闘の妨げになりやすい海が主体、トドメに対フェストゥム戦で頼れる一騎はイベントで復帰するまで不在。
--と言うか出現条件からして、特に意識しない限りマークニヒト以外の敵が残っていないことがほとんど。
-ファフナーが殆ど出られなかった29話同様、複合センサやーリフレクターコア、フェストゥムの能力を下げるナーブクラックを活用したい。
-初期位置付近の陸地で迎撃戦をすると、イベント後にゼロファフナーとマークフィアーが敵増援付近に放り出されるので危険。しっかりと準備をして前進しよう。
-移動に関してはここまで来れば全PUのメインを飛行で固める事も難しくは無いが、サブ側の陸戦機が水中扱いになるため適応によってはマトモに戦闘できない。孔明の戦術指揮で補うか、思い切って飛行可能な少数精鋭のSUでの攻略も一手。
--機体の改造具合では地形適応:空持ちの機体も増えているだろうから、それらと組んで全員飛ばす事も可能と言えば可能。
--マークニヒトのルガーランス(斬撃)P1~2とエウロス型の格闘P1~3以外の武装は全て水C。&br()下手に避けようとするよりも水中に入れてダメージを大幅に減らしたほうが安全な場合も。
---破壊ロボや爆竜とPUを組んで地形適応:水を獲得し、海を泳いでいくのも一つの手段。基本的にフェストゥムは水に弱い。
---なお、ここまで隠しユニットを1機も加入させておらず、撃墜数・機体改造に伴う地形適応ボーナスを全く獲得していない場合、地形適応:空6機(ライラス、鳳雷鷹、R-ダイガン、ディスイーブ、グラン・ネイドル、プリテンダー)地形適応:海2機(破壊ロボ、爆竜)、残りを全員飛行可能ユニットで埋めて出撃枠が全てPUで埋まるようになっている。……が、この組み方では本来の主役であるファフナー勢と、陸戦機による熾烈な8枠争いとなってしまう。素直に改造、もしくは孔明先生に頼った方が楽。
--本作の味方ユニットは大半が海Bで、海Cの機体は殆どが飛べるので孔明先生の戦術指揮はかなり有効だが、飛べない上に海Cのヒーローマンと三国伝メンバーはこれだけでは補強しきれないので注意。(地形適応上昇で海がAになっても移動タイプが海になるわけではないので、海での移動コストがかかり、進軍しづらさは変わらない。)
-マークニヒトは気力130でMAP兵器を使用するので、できれば初期敵を全滅させてから増援を出したい。
--が、後半のボスの割にHPENの回復はないのでEN切れにしてMAP兵器を封じることも可能。
--イドゥンのときとは違い、MAP兵器が威力が2400バリア無効化で敵味方識別無効。6マスに敵が近くにいれば使ってこない
**隠し要素
-''マークニヒト&操''
--開始時点でクロスドッグ、ツインドッグ、後輩クロスドッグを各1回以上使用※41話以降の分のみカウント
--開始時点で一騎の内部撃墜数200以上
--一騎がマークニヒトを撃墜
---後輩クロスドッグは41話42話で使わなければいけないことや、クロスドッグは4人必要などかなり厳しいが、操はかなりの強キャラで、特に「読心L3」はなんと''ラスボス''にさえ効果がある。
---操に対しても各ファフナーキャラの援護セリフもあるという力のいれっぷりはさすが。(翔子でさえも操に対応)
**戦闘前会話
-初戦闘:里奈、一騎
-操:一騎、真矢or翔子、咲良or剣司or衛、カノンor道生、里奈or広登、マークフィアー、シン、劉備or曹操or孫権or呂布、浩一、加藤、九郎、刹那、エイサップ、ショウ、ヒーローマン、海動or真上、アルト、フェイ、葵、アーニーorサヤ
**クリアボーナス
資金+48000、援護防御Lv+1、底力Lv+1、ガード、気力限界突破
**隣接シナリオ
-第46話『[[麗しのディストピア]]』
-第48話『[[来るべき対話]]』
2024-01-01T00:13:44+09:00
1704035624
-
忍者戦士飛影
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/27.html
&bold(){編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。}
#contents
*概要
1985年放送のロボットアニメ。『まいっちんぐマチコ先生』や『魔法の天使クリィミーマミ』で有名な
「スタジオぴえろ」製作のロボアニメとしては『星銃士ビスマルク』に続く第二作目となる作品。
女性キャラのデザインは『戦え!!イクサー1』の平野俊貴氏が担当している。
同時期のダンクーガやレイズナーと同じく放映途中で打ち切りにされた作品であり、
そのせいで消化不良気味となった設定や、未登場となったメカが存在する。
*ストーリー
アネックス皇帝率いるザ・ブーム軍と戦うシェーマ星系ラドリオ星の王女・ロミナ姫は
彼らの本星ザ・ブーム星を壊滅させるという「忍者伝説」に記された忍者を探して太陽系に降り立つ。
火星でジョウ、マイク、レニーという三人の少年少女と出会ったロミナ姫は、彼らこそ
伝説の忍者ではないかという可能性を見出していく。
*登場人物
**ジョウ・マヤ
-主人公。黒獅子と獣魔のパイロット。
-伝説の忍者を探すロミナ姫に同行するが、粗暴な性格のために周りとの諍いが絶えない。
-頭に「超」の付く鈍感男。自分に対する好意も、他人の好意の矛先も気づかないか勘違いしっぱなし。
--「お前たちが、俺の翼だ!」
---ぶっちゃけ、似非鈍感のアルトよりタチが悪いと言えなくもない。%%アルトは劇場版では結論出したし%%
--中断メッセージでその鈍感っぷりのせいでレニーをガチで泣かせる。
-本人曰く、食い意地が張っているのではなく、食にはうるさいだけとのこと。
--「こら、マイク! チリソースの料理とゴマソースの料理を一緒の皿に盛るなよ!」
--もちろん中の人ネタであることは言うまでもない。他にはロム兄さんを意識したネタもある。
-乗り換え後、合体するとメインパイロットではなくなる。スキルパーツ制の今作では地味に厳しい……かと思ったら&br()今回は合体後はアクエリオン方式でステータス、特殊スキルは両者のいいとこ取りになる(SPアップのみ別計算)ので安心である。
**レニー・アイ
-ヒロインその1。鳳雷鷹と空魔のパイロット。
-幼馴染なジョウの事を好いているが、鈍感な彼についキツく当たり反感を買いやすい。
--実も蓋も無いが、あまりにお約束といえばお約束な境遇である。
--今で言うツンデレ。当時まだその概念はなかったが、こういう性格のヒロインは割と多かった。
-対バジュラでの専用セリフが有る。「宇宙怪獣はお断りよ!」
**マイク・コイル
-ジョウの弟分。爆竜と海魔のパイロット。
-垂れ目気味な目と眉が吊り上がる戦闘中のアイコンはイケメンと話題に。
-実はシャフに惚れている。が、内気な性格とシャフもちょっと天然気味という事もあってまったく進展しない…
**ダミアン
-ジョウの仲間。ジョウが飛影に乗り換えた後の黒獅子のパイロット。
--今回は黒獅子共々かなり強化をされているので最後まで使って行ける。
-乗り換えまでは諜報活動をメインに活躍していた。
--諜報員としての活躍も多いため、マイクやレニーよりもインターミッションでの存在感があるほど。
--本作では原作での彼のエピソードが再現されるなど優遇されている。
-明確にシステム化された飛影の出現条件を%%不自然な%%分かりやすい説明で教えてくれる。
--が、よりにもよってその説明を受ける場所が&bold(){異世界バイストン・ウェル}である。
---本来ならツッコミ所のはずだが、IMPACTプレイ済みなユーザーには暗黙の了解でスルーされてしまうのが恐ろしい。%%というか、バイストン・ウェルでの出現程度ならIMPACTでは序の口である。マジで%%
--原作中でも「パイロットの体力消耗度が500を切ると飛影が現れて合体する」という台詞があるのでそれを意識したともいえる。
-結構な荒くれ者で、生身でもかなり強いジョウをボッコボコにした唯一の人物でもある。
**ロミナ・ラドリオ
-ラドリオ星の王女。ヒロインその2。忍者伝説を求めて太陽系にやってきた。
--おっとり天然型だが戦艦持ち出したり敵地に潜入したりとアグレッシブ。ジョウも呆れた事が何回かある。
-ルート次第だが、衣装パターンが変化するイベントあり。立ち絵も変化し、カットインでも再現されている。
-レニーとの恋の鞘当ては原作でも結局決着付かず。
**シャフ
-ロミナ姫の待女。行動的なロミナ姫の話し相手でもある。
**ガメラン
-イルボラが去った後のエルシャンクの指揮官。ジョウとはそりが合わない。
--元々イルボラの部下だった事もあり、事あるごとに対立していた。
**イルボラ・サロ
-エルシャンクの指揮官。活躍するジョウに敵意を燃やしエルシャンクを裏切ってしまう。
-零影以降、気力が溜まると某世紀末救世主よろしく半裸になる。
-今回はエルシャンクを裏切った後、ザ・ブーム軍やハザードを利用してまでジョウたちと戦うのは「他の全てを滅ぼしてもロミナ姫だけは救ってみせる」という形で理由が設定されている。
**グラサン・グリン
-ザ・ブーム軍の士官。別にサングラスをしているわけではない。何故かアレックスのサングラス落とすけど
-原作前半の印象的な敵キャラでありながらCOMPACT2・IMPACTとハブられ続けていたが、本作にてようやくスパロボ初出演となった。
-第1部ではハザードの後ろ盾もあり、連合部隊の隊長になっていた。顔色からしてどう考えても地球人ではないのだが、うまくごまかしていたようである。
--でもバレた瞬間に「道理で顔の色がおかしいと思った!」と言われてしまう。てか周りが気付け。
**シャルム・ベーカー
-ザ・ブーム軍の士官でアネックスの側近。紅影というコードネームを持ち女性中心の特殊部隊を率いる。
-IMPACT以来久々の登場でスケルトンに搭乗するが原作ではロボには乗らず特殊能力を使い素で戦う。
--なのに本作ではコックピット内でのカットインを貰えた。
**カレン
-シャルムの部下。
-原作では1話限りの登場だがダミアンと敵同士心を通わせる場面が印象的なキャラクター。
**アネックス・ザ・ブーム
-ザ・ブーム軍の頂点に立つ存在でブーム星の皇帝。
-原作、COMPACT2、IMPACTでは爆発に巻き込まれ死亡と情けない最後を遂げる不遇なキャラ。打ち切りが悪いんや…。
**ハザード・パシャ
-火星開拓基地の長官にして事実上の独裁者。
-見かけは冴えないオッサンであり、性格も強者に媚び弱者をいたぶる典型的な小悪党なのだが、暗躍と策謀によって最終的にラスボスとなった稀有な人。
--原作の最終2話は打ち切りによる話数調整のため総集編となっているが、なんとそのナレーションに抜擢。悪役の立場から物語を振り返るという、これまた稀有な総集編になっている。
-本作では地位を利用してエルシャンクやUXを貶めた挙句、敵性エイリアンとして連邦から指名手配させるなど暗躍。
--笑えないレベルで悪事を行っており、「第2の三輪防人」と呼ばれているが、一応は地球を守る使命感はあった三輪と違い自身の利権しか頭にない俗物である点で決定的に違う。
-あまりの暗躍っぷりから版権キャラほぼ全ての仇敵と化しており、''「本作でもっともクロスオーバーしたキャラ」''となった。マイナス方向へだが。
--ライターの岸本氏も実際にプレイして「ちょっとやり過ぎた」と反省したほど。
**ドッグ・タック
-ハザードの秘書官。ハザードの我儘に終始振り回されていた。
-ハザードが悪巧みにかまけてお座なりにしていた政治面の職務をほぼ受け持つなど秘書としては非常に優秀。
-非パイロットでありながらCV付き。中断メッセージにも登場。本キャラを演じた谷口節氏は2012年末に急逝されたため、氏にとっては本作が最初で最後の版権スパロボ出演となった。
--これとは別にOGサーガの魔装機神LOE(PSP版)にてグレイブ・ゾラウシャルド役で出演している。
**ローニン・サナダ
-地球軍の士官だが、元火星出身でジョウの親友。ローニンという名前だが頭に超の着く勝ち組。
--情に厚く、最初から最後までジョウ達の味方をした地球側唯一の人物。
-ある人物曰く、「コネも実力もカネもあるエリート様」。実際その通りのイケメン。
*登場機体
**黒獅子
-ジョウの乗る近距離戦闘に向いた機体。黄色い。
--ジョウが飛影に乗り換えた後はダミアンが乗る。
--ガトリング砲やビーム砲の他、ビームカタナ、手裏剣など忍者らしい武器も装備している。
--アンカーは今回はない。手裏剣もつけてくれない
-5段階改造で陸Sのボーナス。IMPACTでの息切れはどこへやら、最初から最後まで八面六臂の大活躍である。
**鳳雷鷹
-レニーの乗る空戦を得意とする機体。赤い。
--脚部から取り出す、組み合わせることで巨大な十字手裏剣になる双剣がメイン武装。これまた忍者らしい。
-「ほうらいおう」と読む。「ほうらいたか」でも「ほうらいよう」でもない。また「鳳雷凰」でもない。
-こちらは5段階改造で空Sのボーナス。これまた最初から最後まで引っ張りだこである。
**爆竜
-マイクの乗る遠距離砲撃を得意とする機体。
--ショルダーキャノンとポールアックスが主武装。あれ、忍者らしくない……。
--何故か切り払い不可。過去作には斧で切り払うロボットはそこそこいたのに。
-デザインした大畑晃一氏はこの爆竜が主人公が乗るメインメカだと思っていたそうである。
-海適正Aが忘れたころに役立つ。
--が、5段階改造の海Sは黒獅子と鳳雷鷹に比べて正直微妙……
**エルシャンク
-ロミナ姫の戦艦。折鶴のような形をしている。
--自軍の戦艦では唯一バリアを持っていない。と思ったら機体ボーナスで追加される。
-それほど硬くないので、戦艦キラーのフェストゥムやELSに限らず敵に囲まれると死が見える。ある程度強化しておきたい。
-単に補給要因にしてもそこそこ便利だが、高レベル帯で便利な精神コマンドを複数習得するため、レベルも上げておきたい。
-飛影の出現条件にはエルシャンクのHPも含まれている。これで呼び出すと飛影が嬉々として略奪を始めるので注意。
--まかり間違って合体機体を一機も出していない場合、もう目も当てられない。
**飛影
-ロミナ姫一行がピンチになると、何処からともなく現れる忍者ロボ。デーレーデーレー
-ジョウ達の乗る機体と合体し「獣魔」「空魔」「海魔」へと変化する。
--各々の初合体シーンは3人とも熱い展開を見せてくれる。
-実はサイズが3.5mととても小さい。
--SSサイズでもよさそうなものだが、特殊回避持ちでSSだと回避性能が高くなりすぎるためのバランス取りなのかもしれない。
-登場の際には専用のアニメで胸をバルンバルン揺らしながら疾走してくる。実にやわらかい装甲である。
-念のために言っておくが、「ひえい」ではなく「とびかげ」と読む。
--あちらの飛影が登場するアニメも製作はスタジオぴえろであり、ぴえろに「飛影の資料」を頼んだらどちらのが来るだろうか、と一部アニメライター間でネタになったとか。
--「とびかげ」の玩具を「ひえい」と誤認させる広告で釣って在庫処理しようとした業者も出た。勿論「ひえい」ファンは大激怒。
-スパロボでも屈指の経験値&資金泥棒&フラグブレイカー&トラウマメーカー。そして「合体したほうが弱い」は禁句。
--合体した方が弱くても、そこら中で暴れ回られるよりはマシとも言える。
--今作では出現条件及び合体条件が明記されている。IMPACTのように「特定シナリオ以外では合体できない」なんてこともない。
--逆に言えば該当ユニットが一度HPが50%を下回ると必ず出現する上、合体条件がHP30%以下というもの。一度で30%以下に出来れば即合体するので問題ないが、&br()30%以上50%未満になると途端に面倒な事態になる。該当ユニットの装甲が薄めなのがいいのか悪いのか…。
--今作では&bold(){倒すとゲームオーバーになる敵を容赦なく屠る}という新要素が追加された。
--???「無人の忍者ロボって放っておくと大変な事になるのよねぇ」
-原作の没設定として、各メカとは別に飛影自体に空中、地上、水中それぞれの戦闘用パーツを追加して戦闘機、戦闘車、潜航艇へと変形可能にするパワーアップ案があった。
-今作では「虚空の使者」というどこぞの因果律の番人達のような通称を付けられた。
--そう呼ばれても仕方のない事を過去作IMPACTから今作に至るまで平然とやってのけているのだから、納得せざるを得ない通称ではあるが。
-発売直前~直後には&bold(){連続行動+2回行動で4回行動ができる}というガセ情報が広まった。実際にはパイロットとしての飛影は連続行動をもっておらず、あったとしても2回行動はフェイズ1回しか適用されないので最大でも3回なのだが。
--裏を返せば、こんなデタラメが信じられるほどに恐れられていた、ということである。
-今回は性能はともかく攻撃力の方は控えめで、ジョウが乗ってからが真価。
**獣魔
-黒獅子と飛影が合体したライオン型ロボ。
--合体の際は折り畳まった飛影がライオン状に変形した黒獅子の腹部に収まる形となる。
--合体ムービーがないため三形態の中でも飛影が最も分かりづらい位置に収まる。戦闘画面を注視しないと見落としがち。
-主人公が搭乗していたからか原作での合体回数はもっとも多いのだが、番組後半ではその回数が激減してしまった。
--後半は地球を離れて宇宙での戦闘も多かったから使い回s…地形効果的にしょうがない。
-飛影参入後は気力制で任意合体できるが、スパロボLと同様の仕様で分離は不可能。ただし合体の組み換えはできる。
**空魔
-鳳雷鷹と飛影が合体した鳥型ロボ。
--合体の際は鳥状に変形した鳳雷凰を飛影が着込む形となり、ウィングスーツを装着したようなスタイルとなる。
-黒獅子についで2番目に合体回数が多い。原作の最終決戦で使用されたのもこの形態である。
-唯一のMAP兵器持ち。IMPACT時のような飛びぬけた移動能力がないのが残念。
--MAP兵器がわりかし広めでジョウが覚醒持ちということもあってがんがん狙っていける。
**海魔
-爆竜と飛影が合体した竜型ロボ。
--合体の際は折り畳まった飛影が竜状に変形した爆竜の胴体に収まる形となる。
--三形態の中では最も飛影の位置が分かりやすいというありがたい姿。
-合体回数はもっとも少ない……というかたったの2回!
--しかもうち1回は零影の噛ませ犬。なんという扱いの悪さ。
---この形態のカッコ良さに惚れ込んで原作を視聴した時のガッカリ感は半端ないので注意しよう。
-能力自体はそう悪いものではなく、地上シナリオが多い上竜宮島がある御陰か海があるMAPも数多い。ツインバトルシステムの御陰で従来のゲッター3(ただしNEOを除く)よりは役立つ場面が多い。
**零影
-飛影と同型の忍者ロボ。イルボラが乗り込み、エルシャンクを付け狙う。
-本機にも飛影と同じく、企画段階では合体用メカの設定が作成されていた。
--飛影の黒獅子&獣魔に相当する「影機」と「烈火牛」、鳳雷鷹&空魔に相当する「翔魔ムササビ」である。
--さらに、上とは別にライオン型の「獣鬼」、ドラゴン型の「鬼竜」と3体合体して「獣鬼王」となる案もあった。
---しかしながら、本編への登場はあえなく全て見送られた。現実は非情である。
--また余談だが、飛影、零影に続く第3の忍者ロボになるくノ一型の「機忍 魔影」(ザ・ブーム軍のサイボーグくの一軍団の隊長役で等身大サイズ)も登場する予定であったが、こちらはキャラ変更されてシャルム・ベーカーの紅影になった。
**ファミール艦
-ハザード・パシャの専用艦。原作では空魔に撃墜されたが、PV2でもしっかりと再現された。
-今作では他に汎用の戦艦ユニットがなかったためか、イベントシーンの汎用戦艦としても扱われている。戦闘はしないがヘスターやカティも乗っている。
--ハザードは飛影のラスボスなので、この艦は汎用ユニットにしてラスボスという奇異な立場に収まることとなった。
**C・テラヘルツ
-グラサンの乗艦。彼の死後はイルボラが引き継いでいる。
--全長500mとマクロス・クォーターよりも巨大。
**スケルトン
-ザ・ブーム軍の指揮官専用ロボット。巨大な三叉槍で戦う。
-グラサンや零影に乗る前のイルボラが搭乗する他、カレン搭乗機はまさかの隠しユニットとして仲間入りする。
--スケルトンが使える日が来るとは可能性集い過ぎである。
---黒獅子たちの陸/海/空適応ボーナスに合わせる形で宇宙適応ボーナスを持っている。…流石に飛影と合体はしない。
----ある意味対の存在であるマークゼクスと対照的とも言えなくはない。
--なお、原作では一機しか存在しないグラサン専用機である(ただし搭乗したのはイルボラ)
**バンクス
-ザ・ブーム軍の戦闘ロボットで、シャーマンの隊長格にあたる。
-パイロットはおらず、人工知能で制御されている。
-地味にタフで、攻撃力低下つきの武装も持っている嫌なやつ。
-全長は10mと飛影の三倍近いサイズを誇る。
--が、飛影に多対一でも片づけられているシーンが多い。
**シャーマン
-ザ・ブーム軍の戦闘ロボット。
-バンクス同様、人工知能で動いている。
-飛影と同じく全長3.5m、ゲーム内での脆さも納得だろう。
*補足
-スパロボIMPACTにおいて飛影がいきなり乱入し、仲間にするはずの敵を容赦なく屠る姿に戦慄したプレイヤーは数知れない。
--制作側もそれは認識していたのか、今回は乱入前にシステム的な解説が入る旨をインタビューで事前に述べている。
--一方で某ゲルマン忍者とそのコピー元を颯爽と救ったのは評価されていたり。
*過去参戦作品
-スーパーロボット大戦COMPACT2
-スーパーロボット大戦IMPACT
2023-12-10T13:25:50+09:00
1702182350
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劇場版機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/18.html
&bold(){編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。}
#contents
*概要
2007年から2009年にかけて2シーズンが放送されたテレビアニメ『機動戦士ガンダム00』の完結編として製作された劇場版。公開日は2010年9月18日。
ガンダムシリーズでは初の異星生命体との戦いが描かれ話題となった。
*ストーリー
イノベイターと名乗るイノベイド、アロウズ達との戦いから2年後。世界は戦争の爪痕を残しつつ、緩やかに復興していた。
しかしそこに、130年前の木星探査船が地球圏へ漂着。無人だったはずのその船に、イノベイターとなった刹那は言いようのない不安を覚える。
その不安を証明するかのように、謎の金属生命体ELSがその船から、そして、木星から来訪する。イオリアの予見した「地球外生命体との邂逅」が現実となったのだ。
ソレスタルビーイングはいち早くELSと接触、刹那はダブルオーライザーでELSとの対話を試みるが…
*登場人物
**刹那・F・セイエイ
-主人公。本名ソラン・イブラヒム。ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。
-イノベイドたちとの戦いの中でイオリアの提唱した新人類「イノベイター」として覚醒した。イノベイターとなったことにより、脳量子波の増大、反応速度や身体能力が上昇しており、普通の人間と一線を隔す存在となった。
--劇中では旧式MSであるフラッグで、コロニー公社のGN-X IIIを3機撃墜している。
---スパロボにおいても特殊スキルとして採用されているが、再世篇では開放が遅いわりに扱いにくく、今作では最初から持っているものの地味な能力になっており若干不遇である。今回は何故か発動演出も無い。
-「俺がガンダムだ」はSDガンダム勢の参入により迂闊に言えなくなってしまった。
--尤も、TVシリーズ2ndシーズン以降一度も言ってないのだが。というか何故ロックオンは知ってるのか。
--SDガンダム勢に対する感想も特になし。1stからの参戦なら、さぞかし迷言を連発してくれただろうと思うと実に残念。
---と思ってたら後半某武将の決意に対し「ヤツ&bold(){も}またガンダムか」と放ち、外見は全く問題にしていないことを教えてくれた。
-ガンダムシリーズ主人公ではぶっちぎりに悲惨な過去を持つ男。
--サコミズとはその境遇が重なるためか(外敵に祖国を攻められる、力を得て世界を変えようとする、老いることのない体になる、等)、サコミズ加入のフラグにも関わることに。
--その最たるものは''テロ組織に洗脳されて両親を自ら殺害した''という点。
-今回ある意味で縁の深い蒼穹のファフナーと共演。
--というのも中の人の『RIGHT OF LEFT』での演技が00の音響監督に評価されたことが刹那を演じるきっかけの一つになったため。また、刹那を演じた宮野真守氏はTV版『蒼穹のファフナー』をリアルタイムで観ており、出演が決まった時は凄く嬉しかったと語っている。
---原作通り、一時期離脱してしまうのだが、戦線復帰するステージはなんと「竜宮島」である。両作品のファンは「僚先輩の魂が形を変えて還って来た」とか「僚先輩がひそかに刹那の覚醒を促したのか?」と感無量になったとか。
**ロックオン・ストラトス
-本名ライル・ディランディ。ソレスタル・ビーイングのガンダムマイスター。
--戦死した先代、兄のニールからロックオンの名を受け継いた。
-PV2では刹那を差し置いて紹介順は後ろから二番目、更にはこっちの方が時間が長い。
--なんでそんな扱いなのかは直後にアーニーがPVの締めを担当している辺りでお察し。
-兄との相違点は狙撃より早撃ちの方が得意なガンマン・若干タレ目・乱れ撃つぜ↑。
--よく誤解されるが、「狙撃より得意」というだけで狙撃がまるで出来ないわけではない。
---本作でも生身での狙撃でスクラッグ兵を始末している。
-アニューとは死別した模様。
**ハロ
-ロックオン機の制御補助を務めるサポートロボ。
-元々は橙色の個体が先代時代からロックオンのサポートをしていたが、サバーニャは一体では捌ききれなくなったため、もう一体青色の個体が追加された。
-ちなみにダブルオーライザーにも赤色の個体が乗ってるのだが、今回も精神コマンド要員にはならなかった。%%ダブルオーライザー諸共爆発するから仕方ない%%
**アレルヤ・ハプティズム
-物腰穏やかな青年。望まぬ人体実験の末に好戦的な別人格「ハレルヤ」を有している。
-アレルヤがピンチになるとハレルヤの人格が出てくるが戦闘ではまれに2つの人格が混同する。
--思考を司る人格がアレルヤ、反射を司る人格がハレルヤ。
--双方の人格の同時発現、つまり思考と反射が融合した時、文字通りの「超兵」の力を発揮する。
-今回は「融合」コマンドはなく、イノベイドと同じような特殊スキルとなっている。
-今回マリー共々二重人格の説明がほとんどないので原作を知らないプレイヤーは困惑したかもしれない。
--ちなみにチャム曰く、アレルヤとマリーは「一つの身体で二つのオーラを持っている」との事。
-2ndの序盤では人革連の捕虜になり、マイスター達に救出された彼だが、今作では、モルドバ基地に捕まった一騎を救出する。
**ハレルヤ
-アレルヤのもう一人の人格。穏やかなアレルヤとは逆に好戦的で残虐な戦いを好む。
--…のだが、アレルヤと人格融合を繰り返した結果なのか、TVシリーズ2ndシーズン以降は残虐な一面は鳴りを潜めており、ガラが悪い程度に収まっている。
-そのヒャッハーぶりにより、本作で共演したマジンカイザーSKLの主人公二人とは戦闘台詞の親和性が非常に高く、(イベントでの絡みがほとんど無いにも拘わらず)一部で「地獄三兄弟」と呼ばれたり呼ばれなかったり。
**マリー・パーファシー
-アレルヤの恋人であり、名付け親でもある女性。アレルヤとは過去に同じ組織で人体実験を受けていた。
-MS戦闘時はかつて記憶を失っていた際に植え付けられた人格「ソーマ・ピーリス」が表に出てくる。
--本作ではマリー時含めて名義が完全に「ソーマ・ピーリス」になっているので、原作を知らないプレイヤーは「なんでアレルヤはピーリスをマリーと呼ぶんだ?」と思ったであろう。
-現在は普通に生活出来ているが、人体実験を受けていた頃は脳量子波を発する事でしか意志疎通が取れない上に目が見えてないわ身体も動かせないわという悲惨な状況にあった。
--その使い勝手の悪さを何とかするために上書きされた人格が「ソーマ・ピーリス」。%%なんで人格が上書きされると普通に活動できるようになるんだろう%%
**ティエリア・アーデ
-その正体は2ndシーズンで敵となったリボンズらと同じ戦闘型イノベイド。
--亡き先代ロックオンに命を救われた事から人間を認める事となり、「彼の見たかった平和な世界を、生き残った自分が作る」という目的を抱きつつ、最後まで人類に付きマイスターとして戦った。
-TVシリーズ終盤で肉体を失いながらもヴェーダのホスト権を掌握し同化を果たす。数百年先まで人類を見守ろうと眠りに就いたが、突如現れたELSの出現にわずか2年で再登場するはめに。
--擬細胞とナノマシンで組み上げられた肉体は再生可能であり、ヴェーダの掌握権がある限り実質の不死である。また不老であるためシリーズを通して16才の容姿をしている。
-劇中中盤では刹那を守るためにラファエル・セラヴィーII共々自爆をして血路を開き、のちに自身の意識データをクアンタにインストール、50年後の地球帰還まで刹那をサポートしたのだが、本作ではそのどれも再現されていない。
--ELS母星ジャンプに関しては、再現したらしたで刹那共々永久離脱になりかねないので、今回はこれでよかったのかもしれない。
--あまりに刹那の相棒的なポジションに収まっていて忘れそうになるが、1stシーズンではティエリアは守秘義務を守れない刹那を完全に危険分子扱いしていた。
-ちなみに男装してマイスターしてる中性なので心身共に男でも女でもありません。男性表記があったらそれは単に間違いです。とサンライズ。
--語られてる範囲では任務で2度ほど明確な女装をした事がある(初期案は男装の美少女であり、本編でも強いマイスターであろうと男装)
--まれに女装に抵抗があると誤解されているが、人間に肌を見せるのが大嫌いと言う設定であり、女装自体に抵抗がある設定は00公式には存在しない。またドレスの方向性は自分で選んだとされる。
---まぁ、スメラギに女装命令出された瞬間は羞恥心と困惑を覚えていたので嬉しくはなかったんだろうけど。
**スメラギ・李・ノリエガ
-プトレマイオス2改の指揮官を務める女性。
-本名リーサ・クジョウ。戦場で敵味方の作戦を立案・解明する「戦術予報士」。
--よく勘違いされるが、彼女は艦長ではない。どちらかと言えば軍師(策士)に近い。艦長ポジであるのは間違いないけど。
-2ndシーズンで決意を固めて以降酒は絶っているはずなのだが、本作では何故か1stシーズンの頃のような酒飲みに戻ってしまっている。
--第2次Z再世篇でも酒飲んでるんじゃないかと思われる場面があるので、あまり知られていない設定らしい。
--原作は2ndシーズンのBD・DVD封入ライナーノートで脚本の黒田洋介氏がTVに盛り込んだ描写として解説、またCDドラマではセリフで本人が平時から酒を遠ざけている様子が描かれている
--まぁ、''彼女が酔いつぶれてなかったらあの人事はなかった''ので仕方ない。
**フェルト・グレイス
-プトレマイオス2改の戦況オペレーターその1。
-生まれも育ちもCBであり、両親は二人とも第二世代ガンダムマイスターだったが事故で他界している。
--フェルトの父を主人公として、その辺の話を描いた外伝「00P」が存在する。
-刹那LOVE。劇場版においてはヒロイン的役割にあった。
--かつては初代ロックオンに淡い想いを抱いていたが、ロックオンの戦死と二代目ロックオンとのいざこざを経て吹っ切っている。
---年恰好的にも特別な相手の有無(刹那は特別な女性はいないと語る%%周りはそう思ってないが%%)という意味でも妥当な選択肢だろう。
-届かない「愛」要員。
--本作でもフェルトは精神ポイントが少ないために消費の重い「愛」をなかなか使う機会が無く、なおさら届かない。
**ミレイナ・ヴァスティ
-プトレマイオス2改の戦況オペレーターその2ですぅ。
-CBのチーフメカニックであるイアン・ヴァスティとリンダ・ヴァスティの娘であり、自身もメカニック兼務。
--父親にはまったくもって似ていないが、母親は金髪美人。
-ティエリアLOVE。2ndシーズンのノベライズ版ではティエリアに最終決戦前に機体整備で世話になったことに対し、%%死亡フラグそのものの台詞で%%気遣われたこともある。
--しかし中断メッセージでプレイヤーになびく。
**ラッセ・アイオン
-プトレマイオス2改の操舵兼砲撃手。
-元々、予備のガンダムマイスターであり、TVシリーズではGNアームズやOガンダム(実戦配備型)のパイロットもつとめたが今回は操舵と砲撃に専念。
-劇場版のため、アニューがいないので加速担当。
**グラハム・エーカー
-かつてのユニオンのトップガン。顔の傷はTV版1stシーズンラストにて刹那との一騎討ちで相討ちとなった際に受けたもの。
--仮面で傷と己を隠し、ガンダムと雌雄を決することに躍起になっていたが、刹那との再度の対決に敗れ、諭されたことで生きるための戦いを志す。
--顔の傷は再生治療で消すことも可能だが、戒めとして残している。
-ブレイヴの性能実証試験のためのMS部隊ソルヴレイヴスの隊長を勤めている。
--仕様の違いもあるが部下が3人で行っているフォーメーション攻撃を単機で行うなど凄腕ぶりは健在。
-オリジナル主人公も軍所属ということもあってか登場はかなり早い。
-オリジナル主人公達と同じく孤児で、空を飛ぶために軍に入った。
--空好きが高じて上司の娘さんを紹介されても袖にして泣かせてしまったこともある。そういう意味では同じ声のアルトの別の可能性と言えなくもない
-原作では刹那が復帰した際にビームを目視して確認したロックオン、脳量子派で感じたアレルヤに対し、&bold(){愛で察知するという離れ業}を見せた。
--なお、これは決してネタではなく&bold(){歴とした公式設定}である。
--尤も、ノベライズ版での変態行動を知っていると納得できてしまうというのが…
---TV版ノベライズでは通信出来てないのに刹那が「何者だ!」と言ってるのを察知して名前を名乗ったり、ダブルオーライザーとの剣戟の回数を&b(){地の文に}突っ込んだりしていた。
---%%脇役だからこそ納得できる設定。主役ならアウト。%%
-劇場版なのでグラハムスペシャルはなし。最高速から変形を利用して急制動など近いことはやってるが。
--技術革新とブレイヴの新OSのお蔭でグラハム(+他数名)だけのスペシャルな技術ではなくなったのもあるかも知れない。そのためか、戦術指揮に移動後変形可能もない。
--TV版で数多く見られた迷言も劇場版では一切なかった…のだが、今回のシナリオではTV版の迷言をまさかの相手に披露。詳しくはご自分の目で。
-ハム先生やブシ仮面とは別人です。
-劇場版でも刹那(23歳)を少年と呼び続けている。
--2nd seasonのドラマCDでは「少年のような青年」と呼んだこともある。
--まぁ、ぶっちゃけTVシリーズでは&b(){一度しか名前を聞いていない}ので仕方ない。
---ついでに刹那もTVシリーズでグラハムの名前をまともに聞いたのはわずか2回なので本編中グラハムを名前で呼ばない。
---要するにグラハムも刹那もまともに相手の名前を覚えていない上に長年「少年」「あの男」と呼び続けたのが定着してしまっただけである。
**パトリック・コーラサワー(マネキン)
-かつてのAEUのエース。全ての戦場でどんな絶望的な状況でも無傷で生還することから「不死身のコーラサワー」の異名を持つ。
--立派な異名ではあるが実力を評価されてというよりは、大抵撃墜されているにもかかわらずパイロットは無事という皮肉をこめた蔑称でもある。でも本人は得意げ。
--事実、流石にグラハムなどには劣るところもあるがエースを名乗るのに不足のない実力を備えている。物語開始から現在までしっかり生き残っているのも、運のみならず実力があるからこそである。
---一見ご都合主義にも見えるが、細かく検証すればどのシーンでも生き残れる要因として十分な描写がなされているから恐ろしい。(コックピットは無事で爆発もしていない、機体自身の爆発の中に一筋だけ脱出装置の白い煙、コックピットごと放り出されたため爆発からも守られている、等)
---ただし、この異名はすなわち機体を壊しまくる事をも意味している。
---彼がよく機体を壊すのは相手との機体性能差も大きい。1stシーズンではGN-Xに乗った途端ガンダムと互角以上に渡り合い、&br()2ndシーズンでは連邦軍仕様のGN-XIIIでチューニングされて性能が上がっているはずのアロウズのGN-XIIIやアヘッド相手に無双している。挙句の果てに装甲が薄いとはいえトランザム中のガガ3機まとめて粉砕までする。
---劇中の彼の戦闘方法は自分が正面から突っ込み敵の動きを止め、僚機が左右から挟撃して仕留めるというもの。良く生き残れるものである。
--本来は1話のゲストキャラ程度の予定だったのが、スタッフに気に入られてモラリア戦にも登場し、マネキン大佐が出てくるあたりで「こいつはいける」となって続投が決まった、という逸話がある。
-劇場版終了後ではCBを除いた連邦軍最強のエースであるという説もある。他のエースが軒並み死んでしまったせいだが。
-そのあんまりと言えばあんまりな名前によりファンからは『炭酸』のあだ名で親しまれている。
--声優を務める浜田賢二氏も名前を聞いた際には絶句したらしい。
-TV版最終回で、愛する大佐%%「准将と呼べ!」%%ことカティ・マネキンと結婚し、姓は「マネキン」となった。因みにこの時自らを「幸せのコーラサワー」と称した。
--一応劇場版でも、職場では「コーラサワー」を使っている。
-これでも劇場版じゃもう&bold(){35歳}である。
-条件付とはいえ、今作で遂に自軍入りを果たす。精神には「幸運・脱力・愛」となんともそれらしい仕上がり。
--さらに加入時にはスキルパーツ「強運」を持参し自軍にもツキの良さを分けてくれる。
-今作では彼がつけていたナイトキャップがスキルパーツに。シリーズ唯一寝間着姿を披露した男キャラである。
-「学のない自分が考えるより、相応の人間の判断に従えばいい」という考えを持っている。カティについては、「その判断を任せられる」と全面的に信頼している。
--政治的な事や軍の姿勢については特に深く考えない彼ですら、今作第一部での連邦軍の姿勢には疑問を覚えたようでカティにその事で口出ししている。
**アンドレイ・スミルノフ
-元アロウズ所属の軍人。かつての人革連のエース、セルゲイ・スミルノフの一人息子。
--セルゲイの異名が「ロシアの荒熊」だったことから、ファンからの愛称は「''小熊''」。
-TV版では誤解とすれ違いから父親を殺してしまったため、視聴者からは散々な評価を受けていたのだが…
--これは父であるセルゲイが妻を亡くした(作戦上、危機に陥った妻所属の部隊を助けに行けなかった)後に、幼いアンドレイと向き合うことから逃げていたのが遠因だったりする。
**カティ・マネキン
-CV:高山みなみ
-地球連邦軍准将。スメラギとは大学時代の同期で、戦術予報士としての能力もほぼ互角。TVシリーズではアロウズに所属しソレスタルビーイングを苦しめた。
--後にアロウズを離反、ソレスタルビーイングと共闘する道をとった。
-2ndシーズン終了後、パトリックと結婚した。相変わらず彼を尻に敷いているが、パトリックがELSに融合されかけたときには本気で狼狽するなど関係は良好だったようだ。
-劇場版ではソレスタルビーイング(戦艦のほう)に駐在し、対ELS迎撃艦隊司令としてELSの侵攻の阻止にあたる。
**デカルト・シャーマン
-CV:勝地涼
-刹那と同じイノベイターであり地球連邦軍人。刹那の存在は非公式であるため記録上は人類初のイノベイター。
--TV版2ndシーズンの最終決戦の戦場に参加しており、刹那が発動させたトランザムバーストの影響で覚醒。
-覚醒後、モルモット扱いを受けていたこともあり、人間を「劣等種」として見下している。
--見下してはいるが仲間意識はあり、味方がELSに取り込まれてしまった時は憤りを見せるような場面もあった。
-イノベイターであるものの、刹那とは違い傲岸不遜で好戦的な性格。ELSに対してもノイズを放つ不快な妖怪程度の認識。
--対話の道を模索した刹那とは真逆のスタンスであり、その事が結果的に明暗を分ける形となった。
-公開前はマイスターに次ぐ主要キャラとして大々的に宣伝されていたが、本編ではぶっちゃけかまs…小説版でのある発言の影響もあり、ファンからは半ばネタキャラのような扱いになってしまった。
--ちなみに本作ではというと…参戦タイムテーブルや声優一覧に搭乗機及び彼の名前がないことで察した方もいるかもしれない。
---噛ませすぎて涙が出てくるくらい噛ませ。
**イアン・ヴァスティ
-CV:梅津秀行
-ソレスタルビーイングのチーフメカニック。
-木星でクアンタの建造と調整を行っていたため登場がかなり遅く、出番も少ない。%%どうせならクアンタムシステムの調整も終わらせとけ%%
-相変わらずリンダとの年の差夫婦ッぷりは部隊の面々から驚かれる。
--ただ、今回はよりにもよって九郎が驚くため、「お前が言うな」とツッコんだプレイヤーも多いだろう。
-ちなみに原作ではELSに融合される一歩手前まで行っていた。TVシリーズから生き残っているあたり、かなりの強運の持ち主なのかもしれない。
--そもそも2ndシーズンで死ぬ予定だったのが生き延びていると言う辺りも強運。
**リンダ・ヴァスティ
-CV:早水リサ
-ソレスタルビーイングのメカニック。若すぎるイアンの妻。ミレイナは間違いなく彼女に似たようだ。
-イアンと一緒に木星でクアンタの建造と調整を行っていたため、出番はほとんどない。
-ちなみに彼女も夫と同じくELSに融合される一歩手前まで行っていた。
**大統領
-CV:藤田淑子
--ファフナーのヘスター国連事務総長と中の人が同じ。
-地球連邦の現大統領。かつてはヨーロッパの野党代表だった。
--今回は序盤アメリカルートに行くと、「地球連邦大統領である以前にユニオンの大統領」であることが判明するが、AEUの政界出身ではありえないはずである。おそらくシナリオの都合で、あえて無視した設定なのだろうが…
-劇中では根気強く宥和政策を推し進める姿勢が見られた有識者。きれいな地球連邦政府首脳というガンダムだと珍しい存在。
--原作ではチョイ役だったが、本作では第一部終盤のハザードの陰謀を前に逆転まで踏ん張りぬくという、実に格好いい役を得た。
**マリナ・イスマイール
-CV:恒松あゆみ
--貂蝉キュベレイと中の人が同じ。
---ついでに刹那の亡き母とも同じ。これは「刹那の母とマリナは声が酷似している」という公式設定によるもの。
-中東の小国アザディスタン王国の皇女。本作のヒロイン。
--ヒロインといっても刹那とは恋愛関係というわけではない。「物語の軸となっている中心人物の女性」という意味でのヒロイン。
---2ndシーズン以降は周囲には恋愛関係と思われることが多いが、本人たちにはまったくその気がない。2人ともなすべきことがあるために「そういうことを考える余裕がない」ともいえる。
---ただ、刹那はともかくマリナはノベライズ版にて刹那の裸の上半身を見て羞恥心を抱いており、ある程度異性として意識はしているようだ。
-「戦争根絶のために武力介入を行う」刹那とは対称に、当初から「対話による平和」を説いていた。
--彼女のこの考えは刹那には当初は否定されたが、徐々に理解されることとなる。
-元は平凡な家庭に育ち、音楽の道を志していたがアザディスタンの王制復活に伴って皇女に選ばれたという経緯を持つ。
-ファンからの通称は「貧乏姫」。アザディスタン自体が貧窮していることと、1st序盤でアザディスタンの復興のために足を棒に駆け回っていたことから付いたあだ名。
--ちなみに彼女の実家そのものは裕福。
-国を焼かれたり、戦場で難民のような状態で過ごしたり、テロリストに標的にされたりと、かなり波乱万丈な人生を送っている姫でもある。
**シーリン・バフティヤール
-CV:根谷美智子
-TV1stシーズンではマリナの政治顧問、2ndシーズンでは反地球連邦組織カタロンの女性闘士、そして2bdエピローグ~劇場版では地球連邦議会議員。
--マリナの小姑みたいなイメージを持った人も多かろう。%%ぶっちゃけツンデレ%%
--元々政治面で有能だったのだが、アザディスタンは基本的に女性が政治に関われないのでマリナの補佐に徹するしかなかった。それが今では連邦議会議員なのでようやく自分の力を存分に発揮できるようになったと言える。
-本作ではハザードに政治面で対抗する人物であり、それなりに出番がある。
--なんと00勢では2番目に登場が早い。
**クラウス・グラード
-CV:川島得愛
-カタロンの幹部格で、シーリンとはデキている。
--2ndシーズン最終話エピローグの時点でシーリンは妊娠していたりする。%%もげろ%%
-2ndシーズンが終わった後は地球連邦議会議員、劇場版では大統領特使、さらに50年後の世界では意外な任務を担う。
--00の地球連邦政府はガンダムとしては異例の綺麗さだが、かつての反乱分子を干すのではなく積極的に重責につけて活かすのはちょっと%%ネジが外れている%%器が大きすぎる。
---ここまでカタロンの面々が重用されているのは、カタロンは非人道的な手段を使わなかった事やTV版の連邦政府の悪行の証拠を公表した事が市民にも評価されたためである。
----2ndシーズンでは反連邦組織のテロによる被害に憤ってアロウズに参加した人物がいたが、それにはカタロンは関わっていないらしい(作中でも行ったのがカタロンだとは言われていない)。
-カタロン時代は専用MSを持つほど達者な操縦技術を持っていたようだが、本作ではもちろん発揮する機会はなかった。
**ビリー・カタギリ
-CV:うえだゆうじ
-地球連邦軍技術顧問にしてグラハムの親友。ブレイヴの設計開発も行っている。
--グラハムとはフラッグのトライアル時代からの付き合い。
-スメラギとは大学の先輩後輩の間柄で、かつて好意を寄せていた。
-劇中ではミーナと共にELSの解析と対策の検討を行った。
--ついでにミーナに(男女の仲的な意味で)同化されてしまった。%%もげろ%%
---ネタのようなシーンに見えるが、「分かり合う」というテーマを体現したシーンでもある。
-人呼んでグラハムスペシャルの名付け親は彼である。
**ミーナ・カーマイン
-CV:釘宮理恵
-地球連邦軍の科学者。ビリーと共にELSについての調査、解析を行った。
-ビリーにぞっこんLOVE。後に結婚したらしい。
--本作初登場時はビリーと一緒にスメラギと対面する。2人共ELSの話題に終始していたので修羅場にはならなかったがビリーも内心気が気でなかったに違いない。
-声も外見もTVシリーズのネーナ・トリニティにそっくり。
--彼女の先祖の誰かがCB設立時に遺伝子提供していた模様。その遺伝子プールからネーナ・トリニティが作られたようである。
--性格は似ていない……かと思いきや、肉食乙女なところがそっくり。
--上記の通り、今回スメラギと会話しているのだが、誰もネーナそっくりな事は突っ込まなかった。
**沙慈・クロスロード
-CV:入野自由
-刹那が潜入中に知り合った民間人。何の変哲もない一般人だったが戦いに巻き込まれ、紆余曲折を経て軌道エレベーターに勤務することになった。
-原作でもそれほど出番があったわけではないが、UXではそれ以上に出番が少ない。このwikiでも発売から一ヶ月経っても項目が作られない始末。
--マリナやシーリンはそれなりに目立っているので尚更悲惨である。
--おまけに原作知らない人には「どこの参戦作品の人?」と言われるレベル。一応TV版ではもう一人の主人公扱いだったんだが…
**ルイス・ハレヴィ
-CV:斎藤千和
-沙慈の恋人。いわゆる強化人間枠だが生き残った稀有な例。ただし後遺症は残っており、劇場版の時点では入院中。
--元々は死亡する予定だったらしいが、様々な要因で生き延びた。彼女の生還に喜んだ視聴者も多いとか。
-UXでも入院している。沙慈の出番が少ないので彼女も……
--それどころかELSに襲われない。そのせいで出番が減ったと考えるといいんだか悪いんだか…
-TVシリーズで色々あったのでパイロットとしても相当強いが、参戦はしない。…というよりさせてはいけない。
**ロックオン・ストラトス(先代)
-ライルの前のロックオン・ストラトス。本名ニール・ディランディ、ライルの双子の兄である。故人。
-フェルトが想いを寄せ、刹那とティエリアに多大な影響を与えた兄貴分。存命中はマイスター達のまとめ役でもあった。
-死後もティエリアや刹那の中では大きな存在となっている。実弟ライルも劣等感を感じるほど。
--刹那とティエリアが今の相棒同士の関係に至れたのは、偏に彼の気苦労と尽力なくして語れない。
-弟との相違点は狙撃が得意なスナイパー・若干ツリ目・狙い撃つぜ↓。
-原作でグラハムに「抱きしめたいなぁ!」と言われたのは彼の乗ったデュナメス。
-ちなみに原作ではクリスとリヒティも一緒に刹那の意識の中で語りかけていた。
**ELS
-突如地球圏に現れた謎の存在。正式名称は「Extraterrestrial Livingmetal Shapeshifter(地球外変異性金属体)」
-あらゆるものを侵食、同化する能力を持つ。果たしてその目的とは…?
--公開当時からフェストゥムとの類似性が指摘されていた。今回満を持しての競演となる。
-円錐型、U字型などいくつか形にバリエーションがあるのだが、本作ではユニット単位で再現されている。%%戦闘アニメの流用が効くからか。%%
--個体差を表現したのか、形ごとに能力値も微妙に違う。サイズによっても、勿論能力値が違う。
--なお、最終決戦時には''照準値200''という凄まじい個体も出現するが、射程の関係でその命中はあまり発揮されないかも知れない…
--唯一の攻撃手段である融合が撃ち落としの対象となっているため「銃の名手」には手も足も出せない。
--原作ではトランザムしたハルートでも振り切れないと言う驚異的な巡航速度を発揮していた。
-特に明確なボス格というものは存在しない。本作の最終決戦ステージでもボス格と言えるのは''到達目的地を塞いでいる一番HPの多いELS''でしかない。
**NO PILOT
-ELSに乗っ取られたGN-X IVのパイロット。NO PILOTだけどパイロット扱い。
--要するに無人だけど動いているという事。
-本作でも再現されていたトラックが無人で突っ込んできたのがGN-X IVでやらかしてしまったという事である。
-なお、実際にはバンプレストオリジナル扱いだったりする。
**連邦兵
-劇場版なので綺麗な連邦の一般兵の皆様。敵としては序・中盤、1部で主に戦うことになる。搭乗機は主にGN-XIVとオリジナル機。
-劇場版00の世界において、前大戦で多くのパイロットが死亡してしまったため、新兵かエースクラスのベテランかという凄まじい2極化が発生していた。
--更にELSとの戦闘の後においてはパイロット自体が絶滅危惧種に…。
*登場機体
**ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)
-TV版2ndシーズンの最終決戦で太陽炉を失ったダブルオーライザーにGN粒子の貯蔵タンク(=GNコンデンサー)を装備した姿。
--TVシリーズで沙慈が搭乗していたオーライザーには制御用コンピュータが搭載されている。
--オリジナルのGNドライヴを搭載していない状態だがトランザムバーストは発動可能となっている。今作では特殊行動コマンドとして使用可能。
--ファンからはタンクオーやコンデンオーの愛称で呼ばれることも。
-ある場面で一度ライザーソードを使おうとするのだが、''今回は通常武装として使えない''。やはりあれほどの超出力はタンクじゃあ早々使えないのだろう。
--トランザムバーストは使えていたのでその気になれば使えるであろう。一発でスッカラカンになりそうだが。
--事実、擬似太陽炉ですらEN回復を備える本作において、ダブルオーライザーにはEN回復がない。
-ちなみにダブルオークアンタ共々、名前にガンダムが付かないのは「''ガンダムを超えた機体=ガンダムではない''」からである。
--ある意味『SEED』シリーズのガンダムとは真逆の設定と言える。
-実は全く戦ってないのはこっち。
-なお余談ではあるが、HG1/144ダブルオーは、この粒子貯蔵タンク型を含めパーツ追加仕様がアホみたいに発売されたことで有名である。
**ダブルオークアンタ
-真のイノベイターとして覚醒した刹那のために用意された新型モビルスーツ。
--ダブルオーライザーでは覚醒した刹那の反応速度に対応不可能になっていたため、イノベイター専用機として新規開発された。
--「来るべき対話」のために開発された「戦いを止めるための機体」であるが戦闘力は非常に高い。
---その開発コンセプトの為、劇中では全くと言っていいほど戦闘は行わなかったが、近作では非常に物理的な対話を行っている。
---第1稿ではその機能を思いっきり使って戦う姿が描かれていた。クアンタムバーストに至ってはELS群を蹴散らすという見事な対話(物理)。
--ダブルオーライザーの時には偶発的に発動していた「機体の量子化」を制御するシステムが搭載されており、50年後にやっと外宇宙航行船が実用化される世界観でただ一機、星間ワープする事が出来ると言うぶっ飛んだ能力を持つ。
-劇中では対話をより確実なものとするためティエリアの意識データをインストールしたヴェーダのターミナルユニットが搭載されたのだが、本作では再現されていない。
-劇中未登場であるがGNソードⅣを装備した「ダブルオークアンタ・フルセイバー」と呼ばれる形態がOOVに存在する。
--GNソードIVにはオーライザー同様のツインドライヴ同調補助装置が搭載されていたが、木星で製造された新型のツインドライヴはロールアウト時から同調を果たしていたため、この装備が日の目を見ることは無かった。GNソードIIIからいきなりGNソードVになっているのはそのため。
--ELSとの決戦後にヴェーダによってこの形態でクアンタが全力で戦闘した場合の戦術シミュレーションが行われており「単機でELSを一週間で殲滅可能」という結果がはじき出された。
---ただし「パイロットの都合や味方への損害、ELSの増殖進化能力・さらなる個体群の出現の度外視」という前提があるため、実際は不可能である。
---仮に「殲滅」は可能だとしても、ELSの物量を考えれば単機での「防衛」は限りなく不可能なので、本当に実行すればELSやクアンタより先に地球が滅んでいるだろう。
---この設定から最強のガンダムネタでは∀ガンダムやユニコーンガンダムと並んで名前が挙がりやすい。
**ガンダムデュナメスリペア
-TVシリーズ第1期で大破したガンダムデュナメスを修復・改良した機体。
--映画で登場したのはたった1シーンだけだったりする。あのGジェネですら登場しなかったのにスパロボで普通に出てしまった。%%エクシアリペアほど露骨な差がないから仕方ないが%%
-劇場版のソレスタルビーイングは大半のスポンサーを失い非常に貧乏所帯のため、現存する旧式機は全て強化改修の上、地上と宇宙に分散配備中。これは地上担当。%%今回は宇宙に出てくるけど%%
--わざわざ旧式機を引っ張り出してまで分散配備をしているのは、後ろ盾のないCBでは機体を宇宙と地球の間で行き来させるのが難しいため。
--外伝作品では、2期の機体の改修型も登場。別働隊、フェレシュテが運用していた。
--同様の運用目的でエクシアリペアIIIも存在する(劇中未登場)。
-こちらも太陽炉がない=EN回復がないのだが、全ての武器が弾数性なおかげであまり気にならない。
-武装としてのトランザムは持っていないが、特殊能力としてのトランザムはしっかり持っている。
-狙撃用だがビームサーベルも持ってる身持ちの堅いガンダム。
--1stシーズンではこのサーベルで大暴れしたため、ケルディム以降サーベルをオミットしたのが納得いかないファンも多い。
--オミット理由は初代ロックオンの「サーベルは抜かない」主義によるもの。
-なんと本作では二世代前の旧式機にも拘わらず&bold(){長距離狙撃能力だけならサバーニャよりも上}。現在の技術で改修&そもそもサバーニャは狙撃重視ではないという理由もあるにはあるが、それでもこの性能は驚愕に値する。%%ソレスタルビーイング脅威のメカニズム%%
**ガンダムサバーニャ
-ロックオンの搭乗するガンダム。
-先代ロックオン(ニール)に合わせた狙撃特化の機体コンセプトから変更されており、二代目ロックオン(ライル)の得意とする乱戦、すなわち乱れ撃つ戦いに特化している。
--ケルディムの時点でガン=カタができるようになっていたりしているのだが、より先鋭化させて殲滅力を上げたのがこの機体。
--火力と手数で多数の敵を瞬く間に殲滅する戦闘スタイルは今作で競演するストライクフリーダムに近いものがある。
-腰部のアームにマウントされた全てのGNホルスタービット内にGNライフルビットが内蔵されている。
--ライフルビットには持ち手が収納されており、通常戦闘で使用するライフルにもなる。また、バレルを外してピストルビットにすることも可能。
--ハロの項にあった通り、ただの人間であるロックオンと補助のハロ一機ではライフル・ピストル・ホルスタービットにGNミサイルまで操るのは限界を超えているのか、さらにハロを搭載してビットの制御を委任している。
--GNドライヴを2基搭載したダブルオーガンダムの「ツインドライヴシステム」から、2つのハロを搭載した本機を「ツインハロシステム」ということも。
-ELSとの最終決戦時には背部に増設したアームに4基のホルスター&ライフルビットを装備した最終決戦仕様で出撃した。今作でも終盤に強化されこの姿になる。
**ガンダムハルート
-飛行形態に変形可能なガンダム。可変する武装なども含め、多様性に優れる。
-CBのガンダムの中では初の複座席となっている。
--TV版2ndシーズンのアリオスガンダムとGNアーチャーを一つにまとめた結果であり、双方の面影がある。
--パイロットが恋人同士なので、愛の巣とも呼ばれたり呼ばれなかったり。
--小説版ではアレルヤがメインパイロット、ピーリスがガンナーを務めている。
-搭乗者であるアレルヤ(ハレルヤ)とピーリスの持つ超兵としての能力を最大限に発揮させるための三位一体の「マルートシステム」が搭載されており、システム発動時はバイザーが収納され、赤く光る六つ目の悪魔のような顔になる。
--システム起動中はアレルヤ・ハレルヤ・ピーリスそれぞれに用意された専用OS3つが同時に立ち上がり、アレハレの超反応にピーリスの反応を加える事で機体の反応速度を極限まで高め、さながらリミッター解除とも言える凄まじい速度で戦闘を繰り広げる。
--この上トランザムも起動したなら、「ハルート」と「マルート」の由来である双子の堕天使に相応しい、悪魔的戦闘能力を発揮する。
--この形態で使用したGNシザービットはあまりにも高速すぎて視聴者も良く見ないと何が起きているのか分からない状態だった。ボーっとしていると飛んでいたことすら感知できないレベル。
---BD・DVDではエフェクトが追加されて多少マシになっているが、それでも良く分からない。
-ELSとの最終決戦時には脚部にビットコンテナを兼ねたブースターを装備した最終決戦仕様で出撃した。今作でも終盤に強化されこの姿になる。
-サバーニャといい、ハルートといい、ここまでバ火力を求めるようになったのはバ火力担当だったティエリアが離脱していたためである。
--ハルート達第5世代ガンダムは上記の理由に加え、CBの資金難もあり、主に武装の充実によって戦闘能力の向上が図られている。基礎設計は流用のため、性能自体は第4世代とほぼ同等。
-過去作もそうだがスパロボシリーズではキュリオス系列はパイロット含めて扱いが非常に良い。本作でも参戦タイミングがやや遅いこと以外は使い勝手が総じて高い。原作での扱いが酷かったせいかしてスパロボ補正が多くかかっている。
**ラファエルガンダム
-ティエリアが来るべき対話に向け自らの眠る外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング内で秘密裏に建造していたガンダム。肩に乗った巨大な武装モジュールが特徴的。
--そのモジュールの大きさから大気圏内ではバランスが悪そうだが、今作では特に問題なく運用できる。なお、外伝ではELS戦後のエピソードで大気圏内での運用を想定した別のモジュールを装備した機体が登場している。
-動力は擬似太陽炉。ちなみに3つ積んでいる。これは先の戦いでオリジナルの太陽炉を失ったことと、開発元がCBと異なるため。
--顔も他のガンダムと微妙に違う。これはかつてのイノベイド専用機であるガデッサ、ガラッゾが開発ベースになっているため。
--形式番号も他のマイスターとは違い、イノベイド機系列の物になっている。
--ガンダムラファエルではなく、ラファエルガンダムである辺りもサバーニャやハルートと別系統である事も示している&br()(00のガンダムは基本的に同世代だと全機○○ガンダムあるいはガンダム○○になる)。
-肩の武装モジュールは改修したセラヴィーガンダムでありMSに変形する%%上の人%%。ティエリアの特性を用いて分離・独立戦闘が可能であり、原作本編ではこれを同時使用して戦闘している。
-ELSに侵食されたダブルオーライザーから刹那を救出するという活躍を見せるも、最終的にラファエルは大量のELSを道連れに、セラヴィーはダブルオーライザーを巻き込んでそれぞれ自爆した。
--早々と退場したという点ではやや不遇かもしれない。
--なお今作では自爆しない模様。安心して使ってほしい。
--最終決戦仕様が存在しない。まあ、元から火力十分だけど。
**プトレマイオス2改
-ソレスタル・ビーイングの兵器を収容する母艦。パージできるブースターが追加され「2」よりも航行性能が向上している。
-第二次Zでは初代→2になった際%%最初から武器があるので%%取り上げられた修理装置が再搭載された。
-トランザムが特殊能力化したこともあり戦艦としては群を抜く移動力を誇る。
**ブレイヴ
-旧ユニオン・AEUの技術陣によって開発された量産試作機。可変機構導入による高い機動性が特徴で、グラハムのかつての愛機フラッグの面影がある。
--マスラオ・スサノオで得た太陽炉MSのデータをフラッグに適用したような機体。&br()%%旧ユニオン及び旧AEUの主力になるはずが時勢の急変でちっとも生産されなかったフラッグとイナクトに携わった技術者達の怨念返しである。イナクトは元々フラッグのパクリ?気にすんな%%
--ある意味真の「GNフラッグ」とも言える。
---実は、第1稿での名称は「フラッグ・グロリアス」。
-後述のGN-XIVより更に性能は高まっており、ビームライフルやトライパニッシャーの火力、変形による機動力の強化、GNフィールドによる高い防御力ともうCBのガンダムすらまともに対処は難しいレベルの性能。
-グラハムの乗機は動力となる擬似太陽炉が二基に増えた青色の指揮官用試験機。
--通常機は疑似太陽炉が一基の緑色の機体。本作ではソルブレイヴス隊総攻撃でやってくる。
-仕方ないと言えば仕方ないのだが、格闘属性がビームサーベル一つだけというグラハムの前歴を考えると凄まじい事になっている。%%ブシドーは黒歴史になったのだ…。%%
--マスラオとスサノオの仕様はガンダムに対抗しようとしていた当時のグラハムのワガママなので当たり前といえば当たり前だが。その代わりに遠・近距離ともに使い勝手は良いしMAP兵器持ち。
-余談だが、本作ではドレイクハウリング(ビームライフル)の最大出力モードよりトライパニッシャーの方が威力が低いが、本来はサイドバインダーのGNキャノンと合わせて放つトライパニッシャーの方が粒子消費は激しいので&br()威力は上のはずである。なんでだろう。
-本作ではストライクフリーダムとインフィニットジャスティスと共に正式参戦するが、ブレイヴがかつてのフリーダム・ジャスティスの兄弟機であるドレッドノートと同じ意味合いの言葉を持っている事を考えるとただの偶然ではないかもしれない。
**GN-XIV
-現在の地球連邦軍の主力を担う擬似太陽炉搭載型MS。ガンダムを思わせる頭部のV字アンテナが特徴的。
-かつてはガンダムの特権であったトランザムすらも使用可能という恐ろしい量産機で、サバーニャやハルートと互角以上の高性能を誇る。ガンダムシリーズ屈指の強大な主力量産機である。というか、顔以外はガンダム。
--とはいえ、サバーニャとハルートは全体的に高めな当機と較べて尖った形で進化しているため一概に下とはいえない。
--本作では敵として登場する関係からか性能が抑え目だが、一般兵のオーラバトラーの攻撃ぐらいならGNフィールドで弾き飛ばせる。
--素直にガンダムフェイスにしない理由は、CBに対する市民感情が最悪でそれを逆撫でしないためらしい。
---が、SEED系ガンダムが同一世界に存在する今作においてはあまり意味のない設定である。まぁ、今更GN-Xの面を変える必要性がなかったとも言えるが。
-トランザムの出力限界を許容量以上に高めると自爆すると言う機能もある。触れれば融合されるELSを相手取る連邦軍にとって、これは最後の手段として活用された。
--苦肉の策とは言え余りにも多くの兵士がトランザム自爆を敢行してしまったためELS戦後の機体からはトランザムがオミットされ、同時に生存率を高めるためにコアファイターが追加装備されている。
-指揮官機は黒いカラーリングで、各パイロットに合った装備が付けられる。一般機は緑色で、あらかじめ決められた5種ほどの武装パターンから、装備を選択できる。
--両肩にシールドの付いたカスタムはコーラサワーの乗機。なお、ダブルシールドは指揮官の特権である。
--GN-XIIのバスターソードとロングライフルを装備した機体はアンドレイの乗機である。明らかに戦闘アニメに気合が入っている。
---最強武器ではバスターソードAの字斬りなど外連味たっぷりなアクションを見せてくれる。
-機体色のおかげで、タリスマンやアパレシオンと同様にMAPアイコンのステルス性能が高い。
-本作ではELSに乗っ取られた機体も登場する。が、さすがに融合はないので安心。
**ガデラーザ
-地球連邦が開発したイノベイター専用超大型MA。実質、デカルト専用機。全長約300mとプトレマイオスよりでかい。
--あまりの大きさの為、格納できる母艦が存在せず、艦底につるされる形で運搬される。
-戦艦並のサイズの機体に、大量の武装を格納しており、圧倒的火力とデカルトの能力が合わさり驚異的な殲滅力を発揮する。
--通常MSサイズ並みの大型GNファングの中に無数の小型GNファングを内臓しており、脳量子波コントロールで合計154基のファングを同時展開可能。
--ファング以外にもGNミサイル256発や、GNバズーカ並みの口径を持つバルカンを備えたクローアーム、全長1kmのエウロパを消し飛ばす威力のGNブラスターも搭載。まさに火薬庫。
--ミサイルやなんかの代わりに高速展開が可能なブレイヴを搭載しMS母艦として運用するプランもあったらしい。
---こんなバケモンが飛んできてブレイヴをばら撒きつつ砲撃戦なんぞされたらCBや反連邦にとっては悪夢としか言いようがないであろう。
-動力も太陽炉7基と凄まじい。黄金大使のアルヴァトーレと同じ数だが、7基中6基は3基ずつ直列接続されており、出力・推進力共に桁違い。
--そのため、このサイズでありながら機動力や運動性も極めて高い。
---が、相手が悪すぎた…。
-00Vの設定では最終決戦にてELSが擬態したELSガデラーザが出現していることになっている。
-本作ではアイコンのみの登場。見事な噛ませっぷりを披露する。
**ELSジンクス
-最終決戦にてELSがGN-XIVに擬態した姿。GN粒子やビーム兵器までも完全に模倣しきっている。
--武装が腕部と一体化していることや、背部コーンスラスターにELSの名残がある等、微妙にオリジナルと異なる。これでもELS側からするとただの挨拶のようなもの。
*補足
-00シリーズの機体の読み方には特殊な文法が存在し「GN-X(ジンクス)」や「GNアーチャー(ガン-)」など初見では読めない物も多い。
//--00ガンダムも0(ゼロ)を二つ書いてダブルオーと読む。
//↑ダブルオーガンダムは公式表記では00じゃなくてダブルオー。
*過去参戦作品
-初参戦
2023-11-03T09:40:19+09:00
1698972019
-
蒼穹のファフナーシリーズ
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/25.html
&bold(){編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。}
#contents
*概要
2004年放送の深夜ロボットアニメ。
鬱屈とした環境でもがく少年少女達の心理を鮮やかに描いた。
2010年公開の『HEAVEN AND EARTH』はその続編となる劇場公開アニメであり、
TV版で死んでいった者達の、その魂を受け次ぐ者達を描いている。
*ストーリー
**蒼穹のファフナー
日本近海の洋上に浮かぶ孤島「竜宮島(たつみやじま)」。
そこに暮らす人々は各々の思惑で平和を生き、豊かに暮らしている様に見えた。
しかし、実態は島一つが正体不明の侵略者「フェストゥム」に対抗するための施設であり、
土地は武装化し、人間も遺伝子改造に身を染める、偽りの楽園に過ぎなかった。
**蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH
竜宮島を襲うフェストゥムの一団を撃滅してから二年。
数々の犠牲を払い、本当の意味での平和を手にした島民達は安らぎの中を過ごしていた。
その日常のさ中、島に一隻の船が着岸する。
船内に居たのは、かつての戦いで犠牲となった「皆城 総士」に似た少年だった。
*登場人物
**真壁 一騎
-島の学校に通う14歳の少年。
-彼を含む島の子供達は戦闘の為に瀬戸内ミールの因子を遺伝子に加えられている。
--その影響で知力や運動神経が発達しているが、一騎はその中でも更に万能に近い才能を持つ。
--総士曰く、「競いあい高めあう相手が居れば、オリンピックの全個人種目で金メダルをとれる」とのこと。
--しかしトランプのようなゲームは超弱い。当時のファフナーパイロット全員で勝負したら5回連続最下位になってしまうくらい。
-過去のとある出来事から潜在的に「ここからいなくなってしまいたい」という自己否定意識を持っており、そのためファフナーに搭乗しても変性意識が明確に現れず、また同化現象に対しても極めて高い耐性を持っている。
-男所帯の真壁家の家事をしていたため、料理が上手い。劇場版では喫茶店の調理担当で「一騎カレー」「一騎ケーキ」等看板メニューも。女性客に人気。
-彼が傷つけあうことになっても対話することを選んだことによりマークザインは新生する。
-原作ではマークザインの危険性もあり、単機での戦闘(ローンドッグ)を望んだが真壁司令に却下されている。
--だが今作ではマークザインがフェストゥムに対して有効すぎるため、単独でフェストゥムを同化しまくる事に。
-グラハムとの絡みはないが、一騎も9月21日生まれの乙女座である。乙女座関係の特殊台詞がないのが少々残念である。
--因みにアスカさんと同じ乙女座のO型である。
-所謂恋のクロスドックの中心人物。とにかくモテる。
--そしてスパロボだと翔子が生き残って恋愛関係の図が大変な事になるのはお約束。
---まぁ、ヤンデレがいないだけでも浩一よりよっぽどマシかもしれないが…
-「壁」を創り、「一」人で戦う存在。「一騎」当千の力でフェストゥムを倒す。
**遠見 真矢
-14歳の少女。友情に厚く、一騎のことを気にかけている。顔を見ただけでその人の考えが分かるほどに洞察力が高い。
-他人の恋愛感情には気づかないことが多く、相手にもどかしい思いをさせる場面もある。
-マークジーベンのパイロットで、搭乗すると変性意識により冷静になり口数が少なくなる。
--喋っても抑揚のない声で喋るため地味に怖い。特に初出撃した時。
--他の一部ファフナーキャラにも言えるが、声優がデビューして間もなかったためであるが、それが逆に上記の変性意識演技に拍車をかけてたり、成長の演出が大きく感じたりでいい方向にも働いている稀な例。
-淡々と戦闘をこなすその姿からファンの愛称はゴルゴ(マークゴルゴ)と呼ばれている。
--実はTV版の彼女は射撃を一発も外したことがなく、生身でも溝口が戯れで射的の景品で並べたライフルも一発で落としたエピソードがある。
---流石に劇場版では遊撃手として高速で飛行しながらの射撃故何発か外していたが、それでも高い命中率を誇っていた。
---ちなみに射的の時は&b(){コルクライフルで撃ち落としている}。何故それで落とせる…
---遠くから狙撃を伺うスナイパーの存在を見ぬいたこともある。
-「遠」い位置から皆を「見」ている語り部的な存在。戦闘時は百発百中の狙撃手。決して外さない「真」の「矢」を放つ。
**皆城 総士
-一騎の友人であり、フェストゥムとの戦闘の要「ジークフリードシステム」に搭乗する少年。
--ファフナーパイロット全員の意識・感覚を共有し指揮する役目を持つ。
---感覚を共有しているため、パイロット全員が戦闘によって受けている痛みも共有している。
--彼は天才症候群が「並列処理能力の強化」という形で顕在化しているため、複数人と同時にクロッシングすることができる。
--他の子供たちより遺伝子操作を受けているため人間よりもフェストゥムに近い。
-ノートゥングモデルがフェストゥムに対して効果が高いのは性能以上に彼の操るジークフリードシステムが読心能力阻害するため。
--ファフナーに搭載できるが負荷が増大し、同化までの速度が尋常じゃないくらいあがる。
--これの代用品が蒼穹作戦や劇場版で使っていたクロッシングシステム。
-前半回や最終回、TVスペシャルなどはED前に彼のモノローグ(通称ポエム)が締めを飾る。今回はファフナー再現シナリオなどで披露する。
-ファフナーへの適性自体は高いが、「左目が見えるようになる」ことに耐えられないため搭乗できない。マークアインのパイロット候補だった。
-不器用な一騎に言われるほど不器用な性格をしている。
-発売以前、新システム「戦術指揮」が公開された際には彼の微妙さに愕然とした人が多数。同時に紹介されたのが孔明というのもあるが。
--そもそも全ファフナーパイロットと意識共有しながら自軍全体の面倒も見ろというのが無茶な話である。
--だが終盤にてその戦術指揮が真の力を発揮することとなる。
-ファフナー達の「城」で「皆」を「総」べる存在。
**近藤 剣司
-一騎の同級生。お調子者の三枚目だが直感力に優れている。学校の生徒会長を務める。
--あまり周囲には認知されておらず、皆には総士が生徒会長だと誤解されている。
-劇場版では咲良や小楯父の世話をしているため、生徒会にはほとんど顔を出していない。
-天才症候群としてあらわれている直感解答力だが、過程をすっ飛ばしているためバカ扱いされることも。
--トランプなどには強い。
-よく一騎に勝負を挑んでいるが負けてばかりである。
--トランプは除く。
-ファフナーに乗ると変性意識で弱気になる。
--変性意識のおかげでヘタレかとおもいきや、銃撃をわざと外す、撃墜数の多さ、マークニヒトにダメージを与えるなどかなり凄腕。特にニヒトは剣司に斬られるまではフェンリルすらノーダメージだった。
-TV版後半は咲良の同化進行、衛の死亡、母親の死亡など怒涛の鬱展開の影響をモロに受ける。
-ミツヒロの電池発言がカットされた中でこちらの電池発言は残った。いつそんな発想を思いついたのだろうか?真上が同席していなかったのが幸いである。
-劇場版においては、ファフナーチームの隊長として大活躍。変性意識も抑えこみ、ほぼ無い物として使いこなしている。
-咲良を護るための「剣」にならんとするが、TV版では出来なかった。しかし劇場版では剣を研ぎ澄まし、咲良だけではなく皆を「司」る存在に。
--今作では劇場版での活躍を考慮してか、最後に「激励」を覚えるようになった。
--但し残念ながら指揮技能は覚えない。
**春日井 甲洋
-一騎の同級生。心優しい少年だが家庭に大きな問題を抱えている。
--天才症候群の症例は、設定上は「優れた記憶力」。残念ながら本編で発揮されることはなかったが、その結果他人の些細なしぐさなどを後から思い出しては疑心暗鬼に悩まされることになってしまっている姿がドラマCDで描かれている。
-ある事件をきっかけに一騎に辛く当たるようになっていく。
-一騎との模擬戦では唯一マークエルフにペイント弾を当てていた。
-里親は喫茶店を経営している夫婦。スパイ行為をしており、息子にも愛情がない。甲洋の生命維持を切ろうとした所を見つかって追放された。
--今作では存在そのものをハブられる。
-物語の終盤から重要な立ち位置に付くことになり陰ながら仲間たちを助けていくことになる。
--「俺は仲間を絶対見捨てない!!」の言葉通り、仲間の危機には必ず助けに来てくれる。それは、劇場版でも変わっていなかった…。
--3部では大幅に姿が変わった形ではあるが正式に参戦、もっとも姿形などもはや関係無いと言わせてくれる。
-愛犬のショコラはRoLのプクと並ぶ涙腺ブレイカー。
-作中、様々な関係を繋ぎ止めるための「鎹(かすがい)」となる存在。
**羽佐間 翔子
-一騎の同級生。真矢とは親友。一騎に好意を抱いている。肝臓を患っており、まともに学校にも通っていない。
--肝臓が弱いが好物は肉類。中々食べられなくて悔しい思いをしている。
-マークゼクスのパイロット。本来は引っ込み思案な性格だが、ファフナー搭乗時には攻撃的な性格に変化する。
--精神コマンドに「祝福・愛・再動」と強力な構成。修理装置の存在も含め堂々のヒロインっぷりである。
---小説版ではどうみても完全にヒロインだった。
--闘病経験から「痛み」に極めて強い、飛行という行為に対する適性が高いなど、実はファフナー(特に飛行型のマークゼクス)に対する適性は子供たちの中でも指折りに高かったのだが…
---この事を反映してかシナジェティック・コードのレベル成長速度が(途中で真矢に追い越される物の)かなり速い。&br()というか、CコードLvが8に到達するのは9まで育つ一騎と真矢以外には翔子とカノンしかいない。
--TVでの戦闘からか戦闘アニメで抜群の素人ファイトっぷりを見せ付ける。
--天才症候群として発現しているのは想像力の増大だがTVでは明かされず、後に小説版で判明する事となった。
-蒼穹作戦後の加入だったKと違い、復帰が原作で言うところの18話~20話ぐらいのタイミングなのでシナリオにもガンガン絡む。妹もできました。
--ファフナー系パイロットへの特殊援護セリフはもちろん、マークニヒト相手にも特殊セリフが発生する。汎用戦闘台詞も最早別人と思わせる堂々としたものに変わり、様々なセリフを披露してくれる。変性意識も完全に制御している。
--流石に某ヤマダさんの様な劇場版顔グラは用意されなかった模様。シナジェティック・スーツも黒くならない。
-中断メッセージでは何気に自身の生存フラグのヒントを示してくれる。
--一騎くんを活躍させてあげてね…?(切実な願い)
-中の人は舞台版でも翔子を直接演じた。
-原作最初の涙腺ブレイカーであり、この辺から物語が加速し始める。
-空へと「翔」びたつ存在。そしてそのまま二度と戻ってこなかった。
--しかし今作では新たな意味が持たされている。すなわち、海と大地の「狭間」へと「翔」びたつ存在。
**要 咲良
-一騎の同級生。剣司と衛を従えるボーイッシュな少女。14歳。
--2人からは姉御と呼ばれている。
-TV版終盤で同化が進行して意識不明の状態になったが、劇場版で復活を果たした。
-ファザコン。父親みたいな頼りがいのある男性が好みのタイプ。
--父は警察官で、戦闘機部隊のパイロットでもあった。1話で死亡。小山力也氏が演じていたが撃墜後オーラロードが…だったりはしない
-ファフナーに乗ると変性意識で父親を殺したフェストゥムへの憎悪から好戦的な性格になるが、これはフェストゥムに対する恐怖の裏返しでもある。
--劇場版では体を自由に動かせることへの憧れに変化している。父親と同じ空戦をすることとなる。
-天才症候群の兆候としては物体のバランスを崩す方法など、力学的効果の面で発揮する。格闘技の実技で成績がいいのはこのため。
-剣司、衛との三人組の「要」となる存在。
**小楯 衛
-引っ込み思案な14歳の少年。漫画『機動侍ゴウバイン』の大ファン。
-マークフュンフのパイロットで、手作りのゴウバインヘルメットを被ると勇敢な性格に変化する。
--ちなみにこれは変性意識ではないので、ファフナーを降りてもヘルメット被りっぱなしだとこの性格のまま。
--ヘルメットを外すと被ってる間の事は覚えてない。最早二重人格レベルである。
-ニコニコ動画の公式配信された際、動画説明文の欄に書かれるあらすじに「バビューンのヘルメット」なる珍妙な名称が登場した。
--なお、あらすじは公式サイトの丸写しなのでそちらでも見ることができる。ちなみにバビューンは準備稿時代のゴウバインの仮称とのこと。
-今作のミスター・ブシドー要員。今作妙に侍関係が多いのはなぜだろう。サコミズとか。
-天才症候群の兆候として構造理解力に優れる。彼が幼い頃に修理した通信機は、竜宮島の未来を大きく変えた。
-総士からは一騎とツインドックを組まないかと持ちかけられるほど頼りにされていた。
-ヘルメットの事もあって、素の状態でファフナーに乗ったのが終盤だったので変性意識も素の状態からあまり変わっていないように見える。
-皆を「衛」る「盾」となる存在。
**カノン・メンフィス / 羽佐間 カノン
-元戦争孤児の少女。家族を失った経験から人間的な感情が希薄になってしまっている。
-一騎や友人との対話の末感情を取り戻し、蒼穹作戦の後には新たな家族の姓を名乗る。
--今回頑張ればお姉ちゃんまでできる。
-劇場版では生徒会副会長となり、顔を出せない剣司の代わりに生徒会を仕切っている。
--顔グラやカットインでは分かりづらいが、TV版から髪型がショートカット→セミロングに大きく変わっている。風車みたいな前髪もなくなった。
-甲洋の飼い犬であるショコラの現飼い主。
-実は一騎に想いを寄せているが、してあげられる事が無いと感じ自ら身を引いている。
-一騎達と同じ14歳で一騎達と同クラスに転入するので勘違いしやすいが、実は2032年5月生まれで一騎達より一つ年下で芹達と同い歳。
**日野 道生
-父と共に島を出て人類軍に加わっていた青年。幼馴染の弓子を想い続けている。
-島に戻ってきてからは一騎達の兄貴分。弓子とも男女の仲となる。
--平時の仕事は学校の用務員。
-母親は第一話や前日譚である『RIGHT OF LEFT』に登場している。
-今回頼りになる兄貴成分をガッツリアスカさんに喰われてしまった。
-コードネームつながりでマスターテリオン相手に特殊セリフ有り。
-弓子いわく「昔は臆病で情けなくて目立ちたがり屋で女好きの碌でなしだった」とのこと。
**堂馬 広登
-東京でアイドルになるのが夢な少年。乙姫らの同級生。
-世界の実情を知って夢を絶たれたことで暴走して放送室を占拠。結局、アルヴィス歌謡部門担当を任されてローカルTVに出演している。
-劇場版では衛から貰ったゴウバインヘルメットを着用しており、彼のことを尊敬している。
--しかし衛のような自己暗示までは掛からないので若干の照れが残る。
**立上 芹
-一騎達の後輩に当たる少女。
-昆虫採集が趣味だが、標本にしたり強引な罠は残酷だからと嫌っており、捕まえた後は直ぐに逃がしている。
--さすがにスクラッグは気に入らなかった模様。参戦時期の都合上DLCでしか戦えないが…。
-物語中盤に皆城乙姫と出会い、初めての友達になる。
--劇場版の終盤では島を守る乙姫に協力するために、一時的に岩戸に入り乙姫との再会を果たす。
--そのため最終決戦には唯一の非参加だった。
-劇場版ではマークツヴォルフのパイロットとなった。
--ファフナーに乗ると変性意識で衝動的になり頭突き癖が出るようになった。この癖に合わせた装備がショットガンホーンである。
-相手のフェストゥムが消滅する際に、何かを言おうとしているといち早く気付き、戦いを躊躇っていた。
--乙姫ちゃんはそんなこと言わない!
-芯の強さからか最初に覚える精神が「ド根性」である。他のキャラでは海動、張飛、ジョウなどがいる。
**西尾 里奈
-芹の同級生の少女。原作TV版では芹と同じく後輩として一騎達を支援していた。役職はオペレーター。
-若干のレズっ気あり。真矢や乙姫に好意を示す様子を芹から「女好き」と評されている。
-一見引っ込み思案の弟を引っ張っているように見えるが、実際には心の底に強い不安を抱えた年相応の複雑さが見え隠れする。
-戦闘シーンでの顔芸っぷりは見事に再現されている。
-TV版では暉との関係は特に語られていなかったので、色々とギャップが大きい。
-乙姫の友人という割と重要なポジションだが、Kではそれをガン×ソードの面々に丸ごと取られたため、芹共々未登場だった。
-劇場版では揺れる。何がとは言わないが。
**西尾 暉
-里奈の双子の弟。原作TV版では言葉を話せない設定のため一切の台詞が無かった。
--しかし、その事に言及するシーンは無いため、多くの視聴者がモブと思っていたとか。
--実際、顔が大きく映るような場面もない。顔見せの為だけにテレビ版のアイコンを作って貰っている。
-父母の死が原因で喋れない。但しファフナーに乗ると喋れる上やけに男前なセリフが多い。
-初戦闘後、本人にはそのつもりはないが、傍から見れば戦闘を楽しんでるような発言をしてしまう。
--今作では危うく森次さんに「本当の暴力」を教えられるところでした…。
-47話でゼロファフナーのサブパイロットになる。一応ツェーンに戻ることも可能。
--カイザーや飛影みたく能力を共有できるわけではないので、姉より高い射撃のステータスが活かされない…。
--「ゼロファフナー搭乗時くらいドラゴントゥースを真矢に返せ」とは言ってはいけない。
**イドゥン
-若い外人男性の様な姿をしたフェストゥム。
-本能で「無」を祝福するフェストゥムの思考に近く、破壊活動に躊躇いも無い。
-狩谷由紀恵から憎しみを学び、人類と対話する分岐を完全に排除した。
-総士をジークフリードシステムごと攫い、彼を利用して北極に攻めてきた人類を撃退しようとする。
--だがそれを逆手に取られ、北極ミールに所属するフェストゥムは「痛み」と「存在しなくなることへの恐怖」を学習してしまう。
**来主 操
-突如竜宮島に流れ着いた戦艦の中で眠っていた少年。
-その正体はやはりフェストゥム。自分達のミールのメッセンジャーボーイとして生まれてきた。
-一騎以外にも他の版権キャラから説得されたり、プトレマイオス2改に乗り込み、他作品の決戦を見届けたりとシナリオに関わり、彼の心に大きな影響を与えていく。
-人の姿をとっているが、マスター型というわけではなく彼自身は只のスフィンクス型である。
**皆城 乙姫(つばき)
-CV:仲西環
-総士の妹。竜宮島のコア。
-母親の胎内にいる時にフェストゥムの襲撃にあい、ワルキューレの岩戸と呼ばれる人工子宮に移され目覚めの時を待っていた。
--皆城兄妹は他の子供たちに比べてフェストゥムの因子を多く投与されている為、竜宮島のコアとして適合した。
-立場上島民を導く立場に立つ事が多いが、無邪気な少女としての一面も伺う事が出来る。
--再び岩戸に入る際に今まで抑えていた「人間」としての本音を一気に吐露する。
-島のコアとして、防衛システムを制御している。島そのものである為、ファフナー同様島が攻撃されると彼女も痛みを感じる。
--ファフナー組の特殊能力である「ノルンシステム」は彼女が制御しており、アメリカに居ようが宇宙に居ようが飛んで来てくれる。
---さらには次元を越えてバイストン・ウェルにまで飛んで来てくれる。飛影もビックリである。
-自分を特に気遣ってくれる千鶴によくなついており、彼女のことを母親のように思っている。
-アニメでは岩戸から出てきた時などに非常にけしからん恰好なため多くのロリコンが歓喜した。
--本作ではなんと他作品のあの人がその現場にいる。%%まったくけしからん%%
-初見じゃ絶対読めない名前。今作では初出時にちゃんと振り仮名が振られているので安心。
-竜宮「城」の「乙姫」となる存在。
**真壁 史彦
-CV:田中正彦
-一騎の父で陶器店を営む。アルヴィスでは司令補佐をしており、公蔵の死後は新司令となる。
--彼の作る陶器は変な形になる。妻に倣ってフェストゥムを理解しようとするが、妻を奪われた事への怒りで最後には壊してしまうからである。
-性格は口下手で不器用だが人情家。男手一つで息子を育て上げたが自炊を始めとした家事全般は苦手で基本一騎任せ。
--米を研がず炊いて一騎に怒られるシーンはちょっとした笑いどころ。
-若いころはパイロットとして活躍、上司だった真壁紅音と結婚した。
--ちなみに婿入り。
---司令、主人公の父親、息子がパイロット、婿入り、不器用と某ネルフの司令を思わせる設定があるが、しっかり息子と向き合っている結果がこれである。
-子供達の親は皆歳が近く、父親同士では下の名前で呼び捨て合うことも多い。
-乙姫等と対話する時は自ら足を運ぶことから溝口から「腰の軽い指令」と言われる。
--劇場版でも芹に成長期のコアの補助を頼み込む際、30年前の人類軍の核攻撃による核汚染の後遺症が出ているにもかかわらず、芹がフェストゥム達のお墓を作っている林まで出向いている。
-ファフナーシリーズで最も「戦いで生じる痛み」をよく知っている人物であり、なるべく平和的な方法で解決しようとする。&br()もしこの人がいなかったら、竜宮島の住民はフェストゥムのみならず、人類軍との三つ巴の戦いになっており、もっと悲惨な事になっていたかもしれない…。
**真壁 紅音 / ミョルニア
-CV:豊口めぐみ
-真壁史彦の妻であり一騎の母。彼女がフェストゥムに望んで同化された事により、&br()単一の存在でしかなかったフェストゥムは個性、存在、時間と多くの知識を持つ事となった。
-結婚前は史彦の上司であり、エースパイロット。
-フェストゥムを理解する手段として陶芸を行うなど一風変わった人物。
--理由としてはフェストゥムがケイ素生命体であるが故に土を直に触る事で何か掴めるのではないかと考えていたため。
-ミョルニアは紅音の影響を強く受けているため彼女の姿をとっている。
-マスター型フェストゥムであり、モルドヴァにいたのは敵であるファフナーを知るため。
-普段は日野洋治の助手として振舞っていた。
-戦闘の際は赤いスフィンクス型になる。
**溝口 恭介
-CV:土師孝也
-アルヴィスの特殊工作部隊員で史彦の旧友。
-喫茶店の経営者夫婦(甲洋の両親)が追放された後は後任者として働いている。
-史彦が司令となってからは司令補佐的な活躍もしており、忠告や提言など相談相手として貢献している。
-劇中では何かと縁がある真矢のことを可愛がっており、色々と面倒を見たりしている。
-劇中数々の死亡フラグを立てるがその都度フラグを折り続け遂には最後まで生き残る。
--登場キャラが何時死亡してもおかしくない展開も相俟り、一部では伝説の死亡フラグクラッシャーとして語り草になっている。
--脚本家の冲方丁氏をして「こいつ、どうやっても死なねぇ」と言わしめた男。
**遠見 千鶴
-CV:篠原恵美
-遠見姉妹の母で竜宮島唯一の医師。アルヴィスではパイロットの体調管理やフェストゥムの研究%%と恋愛要素%%を担当している。
-娘と並んでも違和感がない驚きの42歳(史彦より年上)。史彦に恋慕する姿はなかなか清純派。劇場版ではある事情をかかえている史彦とラブロマンスを繰り広げることに。
--ちなみに''弓子は千鶴が17歳の時に生まれている''。
---さらに言うと、''劇場版ではおばあちゃんになっている''(それでも容姿は若々しいままであり、美羽からは「ママのお母さん」と呼ばれ、「おばあちゃん」とは呼ばれない)。
-スパロボに参戦する度に他作品の重症者を救ってくれる。今回は刹那やシェリル、周瑜を治療してくれた。
**遠見 弓子 / 日野 弓子
-CV:ゆかな
-真矢の姉で学校の養護教諭。アルヴィスでは管制オペレーターの他、母の助手もしている。
-昔は東京でアイドルになる夢を持っていたのだが……(ちなみに、この事はすっかり黒歴史と化している)
-人類軍を脱走した道生とよりを戻し男女の関係となるが……
-娘の為に銃口を人に向けることも。
**日野 美羽
-CV:諸星すみれ
-道生と弓子の間に生まれた子供で真矢の姪、千鶴の孫娘にあたる。
-フェストゥム因子を持つ男女から産まれた初めての存在であり、乙姫の思念やフェストゥムと交信できる。
-実年齢は2歳だが、染色体の異常のため成長が異様に早く、4、5歳に見える。
--本作では時間の都合で''更に早まった''。成長期恐るべし。
-「みう」じゃないよ、「みわ」だよ。
**羽佐間 容子
-CV:葛城七穂
-翔子の里親で理科の教師。アルヴィスではファフナー開発を担当している。
-アルベリヒド機関に母親としての適性を評価されており、翔子の死後も里子を育ててみてはと打診があったが娘は翔子だけと断っていた。
-劇中、主要人物の中で最初に子供を失った親であり、裏設定では自殺未遂を行う所まで行っている(厳密に言うと皆城司令が養女の蔵前果林を失っている。司令本人はその後の戦闘中に亡くなる)。
-中盤にはある程度回復していき、カノンを引き取ってからは優しく穏やかな性分を取り戻していく。
--条件を満たすと翔子が生きて帰ってくるのでファフナーパイロットの親御達の中ではかなり救われている。
-中の人は宝塚歌劇団出身の女優であり、舞台版ファフナーでも容子役で出演。他にも数名の声優陣がそのままの役で舞台に立っている。
**要 澄美
-CV:石川静
-咲良の母で保健体育の教師。アルヴィスでは兵器開発担当研究員とオペレーターを担当している。
-合気道の有段者で、夫より強いらしい。
-彩乃とはライバルであり親友でもある。
-劇場版では回復した咲良を再び戦場に送り出すこととなった。
-千鶴の若々しさがよくネタに上がるが、容子やこの人も充分若々しい。
**近藤 彩乃
-CV:玉川紗己子
-剣司の母で数学教師。ソロモンの設計に携わっており、アルヴィスでは開発担当。
-早くに夫が戦死しており、女手ひとつで息子を育てた肝っ玉母ちゃん。竜宮島の人間では数少ない自然出産である。
-目元にシワがあり、千鶴や澄美より老け顔だが彩乃の方が若い。
-今回、シナリオの兼ね合いもあって原作とはちょっと違った展開がある。
**小楯 保
-CV:高瀬右光
-衛の父で銭湯「竜宮城」の経営者。アルヴィスのメカニック・チーフ。
-部下にはおやっさんと呼ばれている。
--ペンネームは大粒あんこ。息子である衛の愛読書「機動侍ゴウバイン」の作者であったことがTV版中盤で明かされる。画材とかはどこで調達していたのだろうか。
---TV版ではパソコン作画。12話でマンガの制作シーンが確認できる。
-劇場版では酒浸りの毎日を送るが、フェストゥムの再来後は職務に復帰している。
--TV版で妻と子と弟子を失うというファフナー勢の中でも指折りの不幸に襲われながら、それでもファフナーの修復等やることはちゃんとやってから酒浸るというプロの矜持を見せる。
--今回は3ヶ月でやってくれました。
**西尾 行美
-CV:京田尚子
-駄菓子屋を経営する島の長老的存在で、アルヴィスの最古参の技術者。
-西尾姉弟の祖母であり、娘夫婦をファフナーの起動実験で失ったことで第一線を引いている。
-保には先生と呼ばれている。
-竜宮島に置いていかれたカノンを除いた人類軍の人たちの教育係になり、「平和」という文化を教えた。
**皆城 公蔵
-総士の父でアルヴィスの旧司令。
-このゲームをプレイしてプレイヤーが最初に驚くのは%%当然の様に竜宮島にいるカガリ%%''この人に声が入っていた事''であろう。石神社長とティトゥスのおかげだろうか。
-何気にこの人、フェストゥム好戦派だったりする。もし終盤まで生き残っていたら、物語はかなり違った展開になっていたかもしれない。ミツヒロが島に来た時とか。
**日野 洋治
-CV:小杉十郎太
-日野道生の父である科学者。マークザインの開発者として一騎に未来を託す。
-ファフナーの設計思想、フェストゥムへの考え方はミツヒロとは正反対。
-元アルヴィス所属の開発者。ミツヒロ同様、考え方の不一致による出奔だが、目的とする所は大きく異なる。
--「一人でも多くの兵士を生き残らせる」ために活動し、敵との共存の可能性を探るための行動であり、竜宮島の面々とは別離した今でも目指す所は一緒であった。
-フェストゥムに情報という概念を学習させることに成功する。
**ミツヒロ・バートランド
-CV:森功至
-新国連所属。元はアルヴィスでファフナーの開発スタッフだった。考え方の相違で島を出る。千鶴の元夫であり、真矢と弓子の父親。
-紳士的な振る舞いをしているが傲慢な性格であり、フェストゥムを倒すためならたとえ実の娘でも利用する外道。
--具体例としては「あそこにいるのは…所詮受胎能力を失った日本人が作った遺伝子工学の産物ではないか」「彼らは結局ファフナーを動かす電池にすぎん」など。
---K同様今回もこの発言はカット。今回はシンやキラ以外にも真上がいるため、K以上に言いたくても言えない状況になった。
-とはいえ今作では竜宮島を出たとしてもUXはおろかプラント、オーブなど亡命を受け入れるであろう相手はいくらでもいるのでこの策がうまくいくことは無かったろうが。
-その目的は全てを捨ておいてもフェストゥムを殲滅するという狂気じみたものだった。
--何がそこまで彼を駆り立てたのかは謎。彼もまた、ロミナ姫が言うように戦争の被害者の一人なのだろうか…?
-その性根の所為か死んでも誰にも悼んでもらえなかった、が自業自得である。
-お父さんはフェストゥムと何が違うの?
-確かに外道ではあったが、彼が「ヘブンズ・ドア」を立案しなければ人類や竜宮島の住民はフェストゥムに立ち向かう切欠を見出せなかったかもしれない。&br()そう考えると彼は人類にかなりの貢献をしたと言える。本人が望んだ形ではないだろうが。
**狩谷 由紀恵
-CV:沢海陽子
-遠見弓子、日野道生とは幼馴染である中学校の教師。アルヴィスでは司令補佐を務めており、皆城公蔵の愛人でもある。通称ゆきっぺ。
-危険の多かった初期世代のフェストゥム因子移植者であり、それを切欠にアルヴィスを恨んでいる。
-ファフナーへの適性が高かったためにミツヒロに目をかけられ、彼のために働いている。
-スパイであることは気づかれており、泳がされている。
-一騎を騙し人類軍に寝返った後は、マークニヒトの操縦者として選ばれるも、イドゥンにより同化される。
--同化される際の悲鳴は必聴。声優ってすげえ。
-マークニヒトの操縦者となるために薬物を投与を受けており、起動実験の最終段階の時点で何時死んでもおかしくない状態となっていた。
-Kではスパロボオリジナルの展開で彼女と戦う。今回は戦えない。
-仮にも最初はアルヴィスにいるのに最初から右向きの顔グラ。お陰で原作を知らなくても一発で敵対するとバレる。
--挙句の果てに''最初から人類軍の服を着てる''。
**ヘスター・ギャロップ
-CV:藤田淑子
-新国連事務総長。老獪な性格。
-フェストゥムを倒し人類を守るという信念自体は本物。
--とはいえヘブンズドアー作戦(蒼穹作戦)の真っ最中に祝杯あげてるのは褒められたものではないが。
-本作では「思想が過ぎた味方側の人物」として描かれている。ある意味、ハザードより「第二の三輪」に近い。
--わからずやではあっても無能とは描かれていないので、いつまでもハザードとつるみ続けるのが不思議。本当に不思議。
---フロンティア組は立ち位置が特殊、ジブリールもいないので割を食ったのかもしれない。
-三輪長官、草壁(Jでクルーゼに殺された)に続く原作では死なないがスパロボで死んでしまう逆スパロボ補正を食らった人。
--実は漫画版で死んでたりもする。
**人類軍兵士
-人類軍の一般兵。
-Kではグノーシス・モデルに乗ってきたが、今回は役割を連邦兵やライオットの兵士が担っているためNPC止まり。
**ナレーション
-次回予告担当のナレーション。ぶっちゃけ(声的には)真矢。
-今回、中断メッセージでまさかの登場を果たした。真矢で良かったんじゃとか言ってはいけない。
--しかも、真矢版の「あなたは、そこにいますか?」も別の中断メッセージで出てくる。
*登場機体
**マークエルフ
-フェストゥムを倒す為に作られた巨大兵器「ファフナー」の一機。一騎専用。
-フェストゥムに対抗する為にフェストゥムを解析した技術を使用している。
--その為、ファフナーに乗るパイロットはじわじわとフェストゥムの因子が変化し、いずれ実質的な死を迎える運命にある。
-マークエルフを始めとする主人公たちの登場する機体は、「ノートゥングモデル」と呼ばれる特殊カテゴリ。大量生産はできない。
-最初は水色だったが初陣で大破し、修復にマークツヴァイのパーツを使ったため紺色になった。
--今作ではしっかり再現されており、プロローグでのみ水色のマークエルフを見ることが出来る。
-レールガン使用時には原作再現でミサイル型のコンテナが射出される。たとえ竜宮島じゃなかろうが脱走中だろうが。
--今回は地面に突き刺さるが、Kでは原作再現で敵に突き刺さっていた。
-アニメOPでは飛んでいるが飛べません。
**マークザイン
-人類軍で開発されたザルヴァートル・モデルという種類のファフナー。マークエルフと同じく一騎専用。
--これは機体の核となるコアがマークエルフと同一であることと、マークザインの特殊能力が一騎にしか使いこなせないことによるもの。
-フェストゥムの「同化」に近い能力を持ち、武器を大幅に強化できるため戦闘力はずば抜けて高い。
--しかし、搭乗者自身の同化のリスクもまたずば抜けて高い諸刃の剣でもある。
---本来は「搭乗者と味方を一人でも多く生き残らせる」という設計思想だった。
-危険性の高さ故に竜宮島ではリミッターを付け、自爆用のフェンリルをノートゥングモデルの3倍搭載して運用されている。
-今作ではその同化能力により、対フェストゥム相手には無敵に近い。どうしてこうなった。
--あまりに強すぎて一騎の体が心配になるレベル。リミッター付いてないんだろうか?
-Kでは再現されてなかったが、今作ではちゃんと空を飛べる。
-劇場版ではルガーランスの数が減ったりレールガンが使えなくなったりしている。ルガーランス一本引っ掴んでの急な出撃だからしょうがない。
--そもそも劇場版では出番が多くない。
-ツインドッグも含めて最終的には射撃寄りの機体になるので一応注意が必要。実はヒット&アウェイが必要だったのは真矢ではなく一騎だった…。
--なおTV版クロスドッグ及びツインドッグは2章ラストに追加されるが、その後すぐに劇場版へと移行するためあっという間に見られなくなる。
-発表当初はマークレクサスという名前だった。
-本来はマークニヒト同様ホーミングレーザー発振器とアンカーユニットがついていたが新生した際に両方消滅した。
--一騎は本編で一度だけホーミングレーザーを使ったことがあった。
-全高45m。実はデモンベイン(50m)と左程サイズが変わらない。だがMサイズだ。
--まぁ他のモデルが30m台でMサイズなので合わせたのだろう。
**マークアハト
-中距離支援型のファフナー。剣司専用。
--大型のレーザー砲であるメドゥーサを使用できる。
-実は全ノートゥングモデル中最も稼働時間の長い機体はコレ。ファフナーチームの要の一つ。
-メドゥーサはもちろんルガーランスまで使用できるため、実はかなり武装のバランスが優れている。
-劇場版ではルガーランス、レールガンがそれぞれマインブレード、デュランダルへと変更され、攻撃面が物足りなくなってしまう。
--その代わり、メドゥーサの必要気力が下がったけど。
**マークドライ
-ピラムをはじめとする近接攻撃主体のファフナー。基本的に要咲良の乗機。時々カノン。
--序盤に登場しながら最後まで戦い抜いたファフナーのうちの一体。
-搭乗者が変わったり、飛行ユニット(リンドブルム)を装備したりと様々な姿を見せる。
--リンドブルムを装備した劇場版仕様は、TV版と打って変わっての中距離砲撃型。咲良へのスキルパーツの使用は計画的に。
-小説版では搭乗者の死亡率が高い為「黄色い棺桶」などという物騒なあだ名がつけられている。
**マークフィアー
-中距離支援用ファフナー。搭乗者は春日井甲洋。
-OPでメドゥーサを装備した姿を確認できるがTV版の劇中で使用される事は無かった。
--しかし劇場版にて色々おいしい所をかっさらいながらついに使用される事になった。
**マークフュンフ
-小楯衛の搭乗するファフナー。バリアを展開するイージス装備のおかげで防御に優れる、唯一同型機がない防御型ファフナー。
-ゴウバインスマッシュはきっちり再現されている。投げてるだけなのに何故爆発するのだろうか?
--劇中ではワームスフィアーで消滅寸前のフェストゥムを空中に投げ捨てるという形で使われた。その再現だろう。
-アニメでは終盤に大破するも劇場版で整備班である衛の親父が頑張って完全修復させる。
--イージス装備の箇所も増え地味に強化されている。
-蒼穹作戦ではイージスをフォーメーションで左右を固めるマークドライとマークアハトの肩に装備していた。
-原作の都合上、衛が生還すると広登との取り合いになってしまう。
--逆に翔子と道生は原作で乗機が完全に爆散していたために取り合いが起きないというのが皮肉というかなんというか…
**マークゼクス
-羽佐間翔子の搭乗したファフナー。
-単独で飛行能力を持つのが特徴だが、パイロットとファフナーが一体となる仕様上、使いこなせるパイロットは少ない。
-今作ではミツヒロがコレを解析して量産しようと言っていたがミールのコアをどこから調達する気だったのだろうか。
-条件を満たすと復帰するが、パイロットはともかくフェンリルで自爆しているマークゼクスが無事だったのは永遠の謎。
--ついでに翔子はどうやってマークゼクスの整備を行ったのだろうか。%%自己修理連発%%
-劇場版仕様が存在しないためいつまでもノルンが使える機体の一つ…なのだがこの機体だけ攻撃にも使える。翔子が自分で操ってるんだろうか?
--%%これもオーラ力のちょっとした応用だ%%
**マークジーベン
-遠見真矢の乗機。飛行能力を持ったファフナー。
-真矢の能力もあり、ドラゴントゥースを使っての狙撃手として活躍することが多い。
-劇場版では遊撃手として空中での前衛を担う関係から武装が通常のレールガンに変更され、それにともない最強武器などの射程が変更されている。
--ヒット&アウェイを付けたプレイヤーを戸惑わせる困ったちゃん。マークゴルゴでいられるのは十話前後である。
**ベイバロン
-人類軍のファフナー、ベイバロンモデル。カノンが乗る。
--軽量級で女性専用のファフナーである。
-なんとTV版のファフナーなのに''ルガーランスで射撃ができる''。その使い方は二年早いのでは…
--なお、マークザインが射撃に使ったルガーランスはこの機体のもの。だからなのか?
**メガセリオン
-人類軍のファフナー、メガセリオンモデル。道生が乗る。
--装甲が厚く重量がある為男性にしか使用できない仕様になっている。
-近接用の武装がないため、接近戦では格闘で対処することになる。フェストゥム相手にそれで大丈夫なのか?
-原作と違い大破はせず、マークアイン乗り換え時にそのまま消滅してしまった…
-ちなみにあらすじではマスターセリオンとなっている。
--大導師と同じ由来である。
**マークアイン
-本来総士が乗る予定だったファフナー。後に道生が乗ることとなる。
-遠近両方こなせるメガセリオンと違いプラズマライフルを没収されてしまった為接近戦主体となる。
--気力不要な為地味に便利だったりする。
**マークノイン
-西尾里奈の乗る新型ファフナー。マークアハトなどと同型。
-火炎放射機「サラマンダー」を主兵装とする。
--変性意識の影響で火器ばら撒き型と判断されこの装備を使用している。
-ヒャッハー、フェストゥムは消毒だー。
**マークツェーン
-西尾暉の乗る新型ファフナー。マークアハトなどと同型。マークジーベンと同じ狙撃銃「ドラゴントゥース」を持つ。
-ジーベンとは違い、狙撃に専念できるように陸戦型で設計されている。
**マークツヴォルフ
-劇場版から搭乗する立上芹の乗機。ベースはマークエルフなどと同型。
-変性意識により頭突き癖のある芹のために専用装備ショットガンホーンが装備された。
-とにかく機体が壊れまくる劇場版で大破することも無く残存した機体。
--芹が早々に戦線離脱したのも理由。
--もっとも活躍したのは模擬戦で剣司に頭突きをかました時かもしれない。
-カブトムシ。
**ゼロファフナー
-「エーギルモデル」と呼ばれるファフナーのプロトタイプ。事故によって大災害を引き起こし、西尾姉弟の両親の命を奪った。
-普段は竜宮島の巨大水槽に入っており、時折そのシルエットを見せていた。
-最大の特徴は100mにも及ぶ巨体。技術的な未熟さに加え、ジークフリードシステムを含む全システムを内蔵している。
--本来LLサイズでもいいくらいだが、今回はLサイズ。
-動力は核融合炉と言われており、竜宮島の運行の補助システムとして使われているのではと言われている。
-その性能は圧倒的の一言。全身に内蔵した無数のビーム砲から周囲の敵全てをなぎ払い、共鳴振動波によって巨大なミームコアを破壊できるほど。
--ただし、かなりの問題のある機体のため(更に初期での起動実験での暴走もあり)出撃は一度が限度とも言われていた。
-共鳴振動波はゼロ距離だろうと射撃武器である。
**マークドライツェン
-フェストゥムの解析が進み、新たに建造された羽佐間カノン専用ファフナー。かつての愛機ベイバロンモデルの面影がある。
-容子がカノンのために開発しただけあって、パイロット特性に合わせて中近距離戦闘向けにされている。
--ノートゥングモデルの中ではフュンフと並んで、同型機の存在しないワンオフ仕様機。
--SDでは分かりにくいが他の機体よりも機体各部に装甲が追加、更に大加速を得るための大型ブースターを二機追加されている。
**マークニヒト
-「否定」の名を持つ人類軍の最新鋭ファフナー。悪魔の羽のようなアンカーユニットが特徴。
--新生したマークザインと違い原型を残しているためホーミングレーザーを使用可能。
---新生前のザインはニヒトと同型。
-TV版と劇場版では見た目が大きく違う。
--同化されたことにより色から形状まで変化しており、とても同じ機体には見えない。というか結晶状のパーツちりばめられたその外見はパッと見そもそもファフナーに見えるかも若干怪しい。
-開発の際に使われたコアはマークフィアーのもの。
-消えたい、無に帰りたい、居なくなりたい、という言葉を「否定」する事となった。
-ついでにミツヒロの野望も「否定」した。
**スフィンクス型
-フェストゥムの種類の一つ。読心能力と空間を蝕む様に攻撃してくるワーム・スフィアーが脅威。
-「あなたはそこにいますか?」という質問にイエスであれば「同化」を行い、ノーであれば破壊を行う。
--「同化」とは固体の意識が全体の意識と同期するフェストゥムに変化する事であり、つまり人間としては死ぬ。
---答えるとどっちにしろ全力で潰しにかかってくるので、最良の対策は総士の言うとおり何も答えずに粛々と撃墜することである。
-C型、D型などいくつか派生種がおり、性能が微妙に違う。全体に敵の射程が短めな今作では珍しく、結構な長射程で攻撃してくるものもいるので少々面倒くさい。
--またファフナー同様、劇場版のスフィンクス型も微妙に性能が変わっている。%%輪切りカッターとか%%
**グレンデル型
-フェストゥムの一つ。サイズは最も小さめで、建物などにも進入してくる。
--その分一体一体の能力は低いようで、ファフナーでなくとも普通の銃器で倒せる。
--溝口さんの記念すべき初フラグクラッシュ相手。
-今作ではある意味一番危険なフェストゥム。数とバリア貫通により気力をガリガリ削ってくる。
--スーパー系・戦艦キラー。避けられないHPの高い機体に群がり同化してくるため非常に危険。近づかれる前に撃破を。
--弱すぎてマークザインの同化も発動しづらい。
**アルヘノテルス型
-フェストゥムの種類の一つ。グレンデル型を無数に生み出すことが出来る。
**エウロス型
-劇場版から登場の赤いフェストゥム。名前の由来は嵐を呼ぶ東風の女神から。
-人間の戦い方を理解した結果か、エウロス型に限らずレールガンだの爆撃機だの人間側の武装や戦術を模倣して攻撃してくる。
--シナリオ上では強化固体として扱われ、事実スペックは上昇しているが、上記の通り武器が他のロボットたちに近くなっているためかバリア無効が消えたり切り払い・撃ち落としが可能になったりと場合によっては他のフェストゥムより楽に対処できる事もある。
--劇場版の真壁史彦のセリフに「人間のように攻めてくる…ならば戦い方はいくらでもあるぞ」というものがある。まさにその通り、いくらでも対処を取れるようになってしまった。
---しかし読心がレベルアップして最終命中・回避率+50%ととんでもない事になっているため、面倒な事に変わりはない。
*補足
-キャラクターが何処か『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に似ていると思われるかもしれないが、これは原作アニメーション製作においてキャラクターデザインを担当するスタッフ・平井久司氏が二作で共通しているため。
-「UXが初参戦」という、初参戦作『スーパーロボット大戦K』での扱いの酷さに対するネタが存在する。
--KではEDが原作無視のバッドEDな上、それを回避するには死亡、離脱するキャラ『全員』の生存フラグ(個別ではなく全員一括のフラグなので難解かつ成立困難)が必要。一部キャラの扱いが非常に悪いetc…と、散々だったため。
---バッドEDの原因は「ミールからのデータの情報量があまりにも多くて解析に手間取っている」というもの。それを意識してか、UXではティエリアがヴェーダで解析をサポートしている。
--『スパロボ学園』にも参戦しているので本来は「スパロボ学園が初参戦」とすべきだが、学園については特に不遇だったという訳ではなく単に忘れられてるだけと思われる。
---スパロボ学園の参戦作品はゲームの設定上全ているだけ参戦なので、参戦していたのを忘れてられても仕方無いのかもしれないが。
-今回も条件を満たしておかなければ原作通り翔子・道生・衛が離脱してしまう。改造資金は帰ってくるものの、知らずに迂闊に育てると痛い目をみかねない。
--とはいえ現在条件は不明ながらも翔子と衛生存の条件に撃墜数が関わっている可能性があるし、フュンフはパイロットが変わってそのまま登場するので無駄にはならない。。
-劇場版シナリオ(本作の第3部)は本来TV版最終話から2年後の世界が舞台となるのだが、本作ではその期間が約3ヶ月に圧縮されている。
--機体や顔グラなども劇場版準拠となる他、一部の登場人物はありえないレベルで成長している。&br()ツッコミ所満載ではあるが、スパロボではよくある話である。
-Kの頃から言えることだが、ファフナーはアイコンの多さに定評があり一人最低2つ(通常時、戦闘時で2つ)あったが、今作は私服姿のものや劇場版のものがあり、更に増えている。いくつあるか、数えてみるのも一興かも。
--また、中断メッセージの多さも他の参戦作品に比べてダントツに多い。原作の名(迷)台詞のパロディの他に劇場版のパンフレットに掲載されていたインタビューを元にしたものまである。
*過去参戦作品
**蒼穹のファフナー
-スーパーロボット大戦K
-スパロボ学園
**蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH
-初参戦
2023-11-03T09:40:10+09:00
1698972010
-
機神咆吼デモンベイン
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/30.html
&bold(){編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。}
#contents
*概要
2003年に発売されたニトロプラス製作のPC用アダルトゲーム『斬魔大聖デモンベイン』(※18禁作品のためサイト閲覧に注意)を家庭用ゲーム機に移植する際、『機神咆吼デモンベイン』と改名し、またその内容をアニメ作品として映像化したのがスパロボUXに参戦する本作『機神咆吼デモンベイン』である。
作品の内容ではSF作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフト他の作品群「クトゥルフ神話」の要素を多く盛り込んでいる事が特徴。
クトゥルフ神話は数多くの創作物で引用される題材であり、最も有名な魔導書ネクロノミコンの初出もこの作品。
スパロボ関連だと「戦え!!イクサー1」で用いられた他、昨今の創作界隈でも引用されている作品は多数存在する。
今回参戦したTVアニメ以外にもPS2版のに付属していたOVA(原作での時系列は第7話と第8話の間にあたるストーリー)もある。
*ストーリー
舞台は魔術と科学が交差する大黄金時代にして大暗黒時代にして大混乱時代の街・アーカムシティ。
探偵である大十字九朗は都市の権力者である覇道財閥から、魔術書の捜索を依頼される。
外道の知識として恐れられる魔術書を探す依頼といえど、生活難に陥っていた九郎は多額の依頼金を前に軽く了承してしまう。その決断は、やがて神や世界に関わる壮大な戦いの幕開けとなる。
*登場人物
**大十字 九郎
-名前の読みは「だいじゅうじ-くろう」。
--よく間違えられるが「九&bold(){郎}」であり、「九&bold(){朗}」ではない。
-アーカムシティに住む私立探偵。だが仕事に恵まれず、貧乏な生活に苦しんでいた。
--どれくらい貧乏かというと、水道も電気もガスも止められ、数日間水と塩だけで生活していたほど。空腹に耐えられなくなると、顔見知りのシスターのいる教会で食事を頂いており、『働けよ』と言われることも。働いてないんじゃなくて仕事がない、とは九郎の弁。
--思いつく限りの贅沢が朝食のトーストにバターとジャム塗り放題。「お前は猫を食ったことがあるか?」
---そして朝のインスタントコーヒーでブルジョア気分を味わう。
--ただしアニメ版はマイカーを所有しており、そこまで貧乏ではない。
--貧乏だが借金をしているという描写はない。
--若干ネタバレ気味な話ではあるが、彼が貧乏なのはライカの教会に正体を隠して儲けのほぼ全てを寄付しているからである。つまり、実はたかっている食事の元は自分で稼いだものだったりする。
-ミスカトニック大学の隠秘学科に所属していたが、とある事件により中退する。
-戦闘時は「マギウス・スタイル」と呼ばれる姿に変身し、魔術を操り戦う。
--真っ白な肌と黒い装束、片目が真っ赤に染まるという出で立ちになる(アニメ版では原作と異なり、終盤のマギウス・スタイルが旧神に似通った容姿に変化する))。
-やたらと異性とフラグを立てまくるのは、まぁ原作が原作ですから……
--ただしフラグが立つ相手は大体人外。ちなみに大元の18禁バージョンでは「&bold(){世界一かっこいいロリコン宣言}」をした男である。そのため、ファンからは「マスター・オブ・ネクロロリコン」、「シャイニング・ガチペドロリコン」などといったあだ名がつけられている。
---これらのあだ名は蔑称ではなく、むしろ敬称・尊称としてのニュアンスで用いられることは明記しておく。
---ただし健全な男の子なのでお姉さんでも大丈夫ではある。
--ちなみに攻略ルートのあるヒロインの中で真人間なのは1人だけ。
-女装すると絶世の美女と化す(移植版の追加イラストのみ)。
--今作は原作で女装経験のあるキャラが多いのが特徴的。だが九郎自身は女装はしない。何故だ。
-名前の元ネタはタイタス・クロウ。ブライアン・ラムレイによるクトゥルフ神話の作中において外なる神たちに挑む『人間』である。
--タイ→大、タス→+→十字、クロウ→九郎で大十字九郎。
**アル・アジフ
-少女の姿をした魔導書「キタブ・アル・アジフ」の精霊。魔術について豊富な知識を持つ。
--日本語訳した場合「獣の咆哮」となる。愛称の「アル」もどっちかというと男の子用。
-有名な「ネクロノミコン」のタイトルはアラビア語の原書がギリシャ語に翻訳された際に付けられたタイトルである。
--シリーズには原典である彼女以外にも「新釈」や「機械言語版」など写本も登場する。機神飛翔では「血液言語版」なんてものも。
-姿以上の長い年月を生きているが、世間知らずで突飛な行動に走る事も多い。
--九郎の修行時は''体操服&ブルマ''、寝るときは''裸Yシャツ''と妙に服装の知識が偏っている。だがインスマウスで着た水着は普通のセパレートタイプ。
-格闘ゲーム「ニトロ+ロワイヤル」に出演した際は同脚本家の別作品のヒロインにバカップル認定されている。
-通称「古本娘」。登場直前における戦闘の影響で中身の落丁も激しい。
-抜け落ちたページだけでも怪異が発生。実に大迷惑。
--断片の実体化したページモンスターの人間タイプの姿は何故かナイスバディな妙齢の美女であることが多い。
-落丁が激しい状態でも九郎の特訓用にナイトゴーントを召喚使役したり、ベッド兼ペットとして奉仕種族ショゴスのダンセイニを召喚する程度は片手間で行える。さすがは高位魔導書の原典か。
-九郎がマギウススタイルになっている間は基本的に手乗りサイズの二頭身である「ちびアル」になる(九郎のブーストに大半のリソースを割り振るため)。デモンベイン搭乗時は通常サイズに戻る。
--二頭身時は声も幼くなるが、最初のデモンベイン召喚時のDVEでは通常の喋り方をしていた。これはアニメでは召喚時に二頭身化していなかったためと思われる。
---召喚時の不思議な踊りが召喚アニメとして再現されなかったのは幸いである。
-デモンベインのMP底上げ担当。MP回復役も兼ねている。また、アルの断片由来の武装の制御も行なっている。
--その為、アルが離脱している時はデモンベインのMPがかなり低くなり、回復速度も下がる。武装もデモンベイン固有の物以外は使えない。まさにアキレス腱。
---しかし代理のエルザが鉄壁や愛を覚える為、思いの外戦える。というかアルさん、なんで激励に再動なんすか……。
**ドクター・ウェスト
-秘密結社ブラックロッジのマッドサイエンティスト。自称「一億年に一人の大天才」。
--劇中人物(主に九郎)からの通称は「キ○ガイ」。ファンからの愛称は「西博士」。原作では『お前誰だよ』と言いたくなるほどアレな顔グラフィックが存在するが、本編では普通の顔ばかりで安心。
-ネジが一本どころか半ダースくらい外れたような奇天烈な人物。が、天才の名に相応しい実力を持つ。
--魔術師でもないのに魔術回路を完璧に体系化できたのは、描写されている中では彼一人という所に凄さがわかる。
--アニメ版設定なので登場しないが、原作ゲームでのライカルートおよび漫画版では対鬼械神戦用の空飛ぶオートバイ「ハンティング・ホラー」も制作してる。
-原作での専用BGMは「&bold(){天才と何とかは紙一重というかむしろ完全に向こう岸}」というタイトル。残念ながら本作では採用されず。
--なお、イントロ部分だけは地味に収録。ウェストが出てくるときにたまになるギター音がそれ。
-ギャグ時の溢れんばかりの濃さと、シリアス時の頼もしさを併せ持ち、切れ味の良いギャグと血潮沸き立つ展開のデモンベインという作品をある意味体現していると言えるキャラ。
-なお、今作も大量のパロディがあるが、原作でもパロディまみれなこの人にある程度合わせないと(一応真面目なとこもあるのに)正真正銘の「キ○ガイ」化しかねない可能性がある。彼の会話はほとんどパロディだと思ったほうがいい。続編の『機神飛翔』では実際に&bold(){ほぼパロディしかない}
-ちなみに男性キャラ全般に言えるが、物凄くムキムキなボディを持つ。
--これは設定というより、大本のPCゲーム版の原画を務めたNiθ氏の画風と言える。勿論主人公の九郎もカットインで確認できるがムッキムキ。
-乗ってる破壊ロボになんどレムリア・インパクト叩きこまれても普通に脱出して生きてる逸般人。他の魔術師は一度でお陀仏してるのに……。
--スパロボも真っ青な脱出装置を積んでいるという噂もある。
-続編の『機神飛翔』では、シナリオ上勝てるはずのない戦闘で西博士が勝ってしまったために、想定外として打ち切りになるエンドがある。神の摂理に挑みすぎである。
--うっかりコーラが初回でエクシア撃退しちゃったレベル。
-名前の元ネタは、ラヴクラフトの小説「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」の主要人物より。
--ちなみに元ネタのハーバート・ウェストはある意味デモベのウェストよりよっぽど危険人物である。
---実のところ、小説版ではデモベのウェストも元ネタの方のウェストと同様の研究を行っていたが、ある理由からきっぱり手を引いている。&br()ブラックロッジ加入時も「死者蘇生だけはやらない」とマスターテリオンに宣言しているほど。
--鋼屋氏によると、デモベのウェストがハーバート・ウェスト当人であるかは秘密らしい。
-アーカムシティにあるニグラス亭のジンギスカン定食がお好き。ちなみにシュブ=ニグラスはヤギ系の邪神でヨグ=ソトースの妻だとか。
-アニメでは構成員やエルザ達と常夏ビーチで慰安旅行を楽しんでいました。
-外伝小説「ド・マリニーの時計」に収録されている第三話「破壊の序曲」では、発明品を携えながら身一つで世界中を旅して回り、数々の神秘や怪異に飛び込む少年時代が描かれている。
--こんな人だが意外にも過去は割とハードだったりする。
-何度世界が巡ろうとも、一度たりとして全く同じ行動をしないという企画外の存在でもある。その為、永劫とも言える繰り返しに飽いているマスターテリオンの大のお気に入りとなっている。
**エルザ
-ウェストの作り上げた少女型アンドロイド。製作者と同様かなり破天荒な性格の持ち主。
-語尾に「ロボ」とつけるのが特徴。わかりやすいくらいアンドロイドである。
--ついでにアイコンじゃ分かりづらいがエルフ耳、見た目でも一応分かるようになっている。
-性能は超高性能。精神構造も人間とほとんど変わらない。ブラックロッジの支援を受けているとはいえこんなものを独力で完成させているのだから、やはりウェストは天才ではある。
--当然、ロボット三原則なんて搭載されているワケがない。だってウェストだし。
-拳銃型のトンファーや、どこからか飛んでくる棺桶に収められた術式魔砲「我、埋葬にあたわず(ディグ・ミー・ノー・グレイブ)」を使って戦う。&br()ドクター・ウェストも、ギターケースに入ったミサイルランチャーなどを持っているので、棺桶に入っているのはおそらく開発者の趣味によるものだろう。
-ちなみに原作者の鋼屋氏の発言によるとウェストの妹がモデルであるらしい。
--小説版ではウェストの亡くなった恋人の名前となっていた。
-アルにはない「鉄壁」があるので一時期サブを担当するデモンベインとの相性は精神上は意外と悪くない。
--ちなみに「愛」もある。アルにも九郎にもないのにエルザにあるのは何かの皮肉なんだろうか……。
---むしろこの場合、アンドロイドに「愛」を搭載したウェストの天才っぷりが際立っているといえなくもない。
--エルザベインの時には死に精神の「突撃」だが、アルが復帰してイタクァ・クトゥグアが使えるようになると恋しくなる。エルザカムバック!
---ただしウェストが作っただけあって破壊ロボと相性抜群の精神コマンドでもある。やはりウェストの元でこそ輝くキャラなのだろう。
-名前の元ネタは、『フランケンシュタインの花嫁』で「The Mate」を演じたエルザ・ランチェスター。
**マスターテリオン
-ブラックロッジ首魁にして九郎の宿敵(文字通りの意味で)。
-まだ九郎が未熟でアルの断片を全く回収できていない時期だったとはいえ、生身のアッパーでデモンベインを殴り飛ばす怪物。
--今回、人間大やら一応生身で同じ事やらかす人達大量出現。おまけに戦闘アニメの都合上該当場面でリベル・レギス出してきたので…後述の理由もあって魔人度下がってませんか大導師。
-担当声優の緑川光氏がデモンベイン参戦を長らく熱望していたのはこのキャラクターへの思い入れが「悪役でも出たい」ほど深いためだとか。&br()案の定、中断メッセージでは計画そっちのけでスパロボにハマっており、『ただのグリリバだこれー!?』となったプレイヤーも多いだろう。あまりの光景にエセルドレーダすら微妙に引いてるような…。
-名前が長いため、ファンからは「照夫」「マスオ」等と呼ばれている。
-本作では初登場の場面が飛影と被ってしまったせいか若干印象が薄くなってしまった。哀れ照夫…。
--しかし、鋼屋氏をして[[「変な悲鳴を上げた」と呟かせた>>https://twitter.com/J_hagane/status/312559041538830337]]曰くつきの展開だったりする。
-隠しな上使えるのが最終話のみとはいえ、まさかの自軍加入。可能性集い過ぎである。
--デモンベイン並みの攻撃力に「魂」を持ち、自軍最強クラスの単体火力を誇る。グリリバも納得の性能。
--ちなみに原作ゲームの続編『機神飛翔』でも操作可能。使えるのはスパロボと同じく一回のみにもかかわらず必殺技(本作では呪法兵装・必滅奥義)が複数用意されている。
-名前の元ネタは、ヨハネの黙示録に登場する10本の角と七つの頭を持つ大いなる獣。実在の魔術師であるアレイスター・クロウリーが名乗った名前でもある。
**エセルドレーダ
-マスターテリオンの所有する魔導書「ナコト写本」の精霊。アル同様少女の姿をしているが、白を基調としたアルとは正反対に、彼女は黒を基調としている。
-マスターテリオンに深い愛情を抱いており、そのため障害となっているデモンベインに関しては非常に憎んでいる。
--というよりも唯一マスターの興味を引く九郎とアルに対して嫉妬と憎悪を抱いているといった方が正しいか。
-猫のようにマスターテリオンの膝を枕にして寝ていることもある。むしろ元ネタ的には犬だろうか。
-中の人はアルと同じで一人二役を務めている。
-アル(ネクロノミコン)が最強の魔導書なら彼女は最古の魔導書。
-名前の元ネタはアレイスター・クロウリーの&bold(){飼っていた犬}。
**アウグストゥス
-アンチクロスの一員。マスターテリオンの側近であり、アンチクロスのリーダー的存在。
-ドクター・ウェストとは意見が合わずよく対立している。
-PS2版移植の際にとある立ち絵の追加によりネタキャラとしての地位を確立。アニメでもその立ち絵はばっちり再現された。当然本作でもアイコンとカットインで再現されている。アイコンは分かりづらいが。
--その際のセリフから、ファンからは「地球皇帝」と呼ばれ親しまれている。
---「今、幸せかい…?」
-彼の死後もエンディングや後のシリーズでよくそっくりさんが出てくる。
--ただの顔グラのつかい回しと言う訳ではなく、本当に同じ顔らしい。
-名前の元ネタは、古代ローマ帝国初代皇帝「アウグストゥス」から。
--ちなみにアンチクロスの面々は全員ローマ皇帝の名前を名乗っている。これは「ヨハネの黙示録」に書かれた「10本の角と7つの頭を持つ獣=マスターテリオン」の7つの頭が、ローマの7つの丘であり7人の王を意味しているからである。
**ティベリウス
-アンチクロスの一員であるネクロマンサー。オカマ口調の道化師(ピエロ)のような格好をした男。顔には仮面を付けており、『喜』(緑色)『怒』(赤色)『哀』(青色)(『哀』の仮面はアニメ版では未装着だが、表情では表している)を表す三種類の仮面を持っており、普段は『喜』の仮面を装着しているが、場面ごとに三種類をそれぞれ使い分けることで感情を表している(移植版では仮面が動く描写がある)。また、仮面の額に二つ目の顔(原作ゲームでは少ししか見えなかったが、アニメ版では見えるようになった)が存在し、仮面を付け替えるのと同時に表情を変えている。
-陽気な口調だが性格はアンチクロスの中でも残忍かつゲス。一言で言うと好色で弱者をいたぶるサディストである(アニメ版ではその性格は見せなかった)。魔導書の力により、その体は不死身。仮面と服の下はゾンビそのものである。素顔は骸骨のように蛆が湧いており、一目見ればグロい(しかしアニメ版では蛆が無くなり、骸骨のような素顔になり、額にマークが付いた)。
-攻撃方法は普段は袖に仕込んだ鉤爪で叩き潰すだけだが、奥の手として骨や蛆や腸を使ったグロテスクなものを持つ。瑠璃を拘束するのに使用した触手は腸が変化したものである。
--九郎曰く「今時触手プレイなんてはやんねぇんだよ!」とのことだが、「腸で敵を拘束する」という技は後のニトロプラス作品であろうことか&bold(){ヒロインの一人が使用している}。
--規制関係からか、アニメ版ではあまり触れられていなかった。
--アニメ版では声に独特のエフェクトが掛かっており、瞬間移動の能力を使用している。また、原作ゲーム版と比べてデザインが若干変更されている(原作ゲーム版では仮面の瞳が半開きになり、移植版のみ仮面が動いており(続編の『機神飛翔』では動かない)、赤色と黒色のフードの裏地に白色と黒色の模様(どちらも縦縞と横縞に並ぶ)があったが、アニメ版では瞳は閉じており、仮面が動いておらず、赤色と黒色のフードの裏地に黒色が広がっていた)。基本はアルルート準拠だが、尺の都合でカットされた場面が多く、初登場時にはクトゥグアのページを持っていたが、アニメ版では未所持であった。また、他にも2回に渡る覇道邸襲撃の際に、1回目は数人の警備員、2回目に至っては彼らに加え、避難シェルターにいた多くの一般人を殺害し、果ては魔導書の力でゾンビにして使役するシーンまであったが、アニメ版では未再現となった。これらのカットされたシーンは『UX』で参戦した際はシナリオ上で使用している。
--作品内でも特に蔑称が多いキャラで、原作時点で九郎から「変態ピエロ」、「ピエロ野郎」、「ゾンビ野郎」、「怪奇納豆人間((この時ばかりは、呼ばれた際「…本気でウザイわ、アンタ」と静かにキレていた。))」、続編の『機神飛翔』では「精神的ブラクラ野郎」と呼ばれたり、ウェストから「オカマゾンビ野郎」と散々なあだ名で呼ばれることもある。『UX』ではさらに「怪奇触手人間」、「(触手)オカマ野郎」と増えた。アニメ版ドラマCDではメタトロン(ライカ)から「オカマの腐乱死体」とも呼ばれる。
--特にその生態から作品内外で「腐乱死体」と呼ばれることもあり、『UX』でも第42話(ユニオンルート)にて、ベルゼビュートとマジンカイザーSKLを戦闘させると真上遼が戦闘前会話で「いつかの腐乱死体」と発言する。
-原作ゲームでのライカルート第13話では漫画版第18話から第19話のクラウディウスと同様にデモンベインに乗ったこともある。また、後に発売された小説にて瑠璃の両親を凄惨な形で殺害した事を自身の口から明かしている。
--なお、常に隠し持っている魔導書を消滅させられると不死の能力が失われて死に至るという弱点もあり、原作瑠璃ルートおよびライカルート、漫画版では主にこちらの方法で倒されている。漫画版に至っては、デモンベインに奇襲しようとした瞬間、同陣営だった筈のティトゥスに逆に不意打ちを食らい殺されるという結末になっている。
-名前の元ネタは、古代ローマ帝国ユリウス=クラウディウス朝2代目皇帝「ティベリウス」から。
**カリグラ
-アンチクロスの一員。髑髏型の仮面が特徴。クラウディウスとは喧嘩友達のような関係。
--油断大敵という言葉がよく似合う男。噛ませ犬。
-普段は落ち着いてクラウディウスの抑え役になることもあるが、一度怒ると周囲を破壊し尽くすまで収まらない。
-移植版及びアニメ版で声優を担当した郷里大輔氏は2010年に死去しており、故人であるため代役に三宅健太氏がキャスティングされた。
-名前の元ネタは、ローマ帝国ユリウス=クラウディウス朝3代目皇帝ガイウスの幼少の頃からの愛称である「カリグラ(カリギュラ)」から。
-昔からのニトロプラスファンは「吸血殲鬼ヴェドゴニア」に登場した旋風の暴君(カリギュラ)という武器を思い出す人も多いだろう。
**クラウディウス
-アンチクロスの一員で見た目は少年の魔術師。カリグラとは喧嘩するほど仲が良いの典型のような関係。
--実年齢がどうかは実は明かされておらず不明だが、まあぶっちゃけ18歳以上なのは間違いないだろう。
-移植版とアニメ版で声優が異なり、今回参戦のアニメ版においては故・川上とも子氏が声を担当していた。
--大方の予想通り、本作では移植版で声をあてた今井由香氏が起用され、ある意味オリジナルキャストと言える。
---ちなみに何で今井氏がアニメ版で降板したかというと単純に産休のためである(ちなみに当初は病気と発表したが、後に自身のブログにおいて本当の理由が明かされた)。
-漫画版では原作ゲームでのライカルートのティベリウスと同様にデモンベインに乗ったこともある。
-名前の元ネタは、古代ローマ帝国ユリウス=クラウディウス朝4代目皇帝「クラウディウス」から。
**ウェスパシアヌス
-CV:広瀬正志
-アンチクロスの一員。穏やかな老紳士を思わせる外見と口調だが、中身は下劣。
-「ガルバ」「オトー」「ウィテリウス」と言う名の3体の使い魔を使役する。
-物語の根幹の秘密に関わっている人物だが、アニメでは放映期間の短縮の煽りをモロに受けており、その部分に触れられることがなく影が薄いまま退場した。
--ドラマCDではその点を改善するため、とあるキャラたちによって(文字通りの意味で)改造されてしまうことに。
-ファンからの愛称は「アヌス」。あんまりである。
-本来は研究者なので彼自身の戦闘能力はお察し。低いわけではないが。
-所有する「エイボンの書」は本来ネクロノミコンや無名祭祀書並の力のある魔導書である。
--にもかかわらず精霊化してないのは、彼の所持するものが写本であるため。
-名前の元ネタは、ローマ帝国の皇帝ウェスパシアヌス。
--「ガルバ」「オトー」「ウィテリウス」もウェスパシアヌスの前の皇帝。
**ティトゥス
-アンチクロスの一員で末席に名を連ねている。二刀流の侍。
--…と見せかけて、背中にさらに二本の腕を持つ。実際は四刀流の侍。
-ウィンフィールドとは互いに認め合う好敵手。
--と、いうかウィンフィールドと絡み過ぎるあまり九郎とは微妙な関係。
-人呼んでミスター武士道。
--ただし、力を求めすぎた結果魔道に堕ちた経緯を持っており、自分が武士道と程遠いことは認めている。
--人間でいられなかった弱い化け物、である。
-人外になってできるようになったことが単なる不意打ち。「素直に四刀流極めろよ」とツッコんではいけない。
--実際、ウィンフィールドから事前に種明かしされていた九郎にあっさり敗北している。
--原作ではクトゥグア&イタクァを切り払いしてるので技量自体は既に極まっているのかもしれない。
-所有する魔導書「屍食教典儀」の恩恵は背徳的な儀式による異形化。
-案の定森次さんに「侍かぶれ(ミスター)」の称号を授与される。
-石神社長や皆城司令もそうだが、中の人である中田氏は『新』以来となる実に16年ぶりのスパロボ新録。
-名前の元ネタは、ローマ帝国フラウィウス朝2代目皇帝の「ティトゥス」から。
**ネロ
-アンチクロスの一員であり、最強の魔術師。「暴君」と呼ばれている。
-「暴君」の名の通り、多大な魔力と残虐性から普段は無幻心母の奥で拘束されている。
-その強さはマスターテリオンと互角とも言われている。
-物語の根幹に最も関わっている人物。
-すごく地味だが彼女の所有する「無名祭祀書」も人型で実体化できる。
-原作ではなんか色々エロい全身拘束具での初登場だったが、移植やアニメ版において修正された。
-今作でも言及されているがクトゥグア&イタクァを制御するための銃は本来は彼女のモノである。
-名前の元ネタは、古代ローマ帝国5代目皇帝であり、ローマ帝国史上最大の暴君「ネロ」から。
**覇道 瑠璃
-名前の読みは「はどう るり」。少女ながらアーカムシティの権力を握る覇道財閥の当主。我の強い性格。
-基本的に常識人なのだが、総帥としての責任感など多大なストレスを抱えており、そのせいか酔っ払うと本音をぶちまけつつはっちゃけてしまう。
--ストレスの原因の一部は九郎がデモンベインで出撃したり、怪異を解決する際の被害だが。
--グランドファザコンなのでお祖父様の遺産であるデモンベインやアーカムシティを超大事にしている。
--祖父である覇道鋼造は実は劇中に存在するある人。「直接あったことはないが、お爺さまとは別の意味で逢っているかもしれない」と加藤久嵩がそれを匂わせる台詞を吐いている(誰かはお察し)。
--また、両親もブラックロッジによって殺されている(後に発売された小説にてアンチクロスの一員であるティベリウスによって凄惨な形で殺害されたことが判明している)。祖父に比べろくに語られない方々。
---父親(覇道 兼定(はどう かねさだ))と母親(オーガスタ・エイダ・ダーレス(後のオーガスタ・エイダ・覇道))の方は小説版で活躍している。
-CERO:Bへの多大な貢献を行う。アニメ版より控えめにはなっているが。
-本作では何と戦術指揮要員として登場。「&bold(){精神ポイント20上昇、シナリオクリア時資金+30000}」&br()というどっかの大富豪ばりの強烈な効果を持ってきた。
--最後に追加される資金+30000に目を奪われがちだが、本領は2番目に覚えるSP+20。スキルパーツ使用不可なサブパイにも一律で適用される為、消費の大きい支援精神コマンドを早い時点で2回使えるようになったりする。
--なお、戦術指揮官あらため&bold(){応援役}を誕生させたのは他ならぬ彼女自身だったりする。ただし酒の席での話だが。
---おかげでチャムやエレボスにリナ、果てはフェイまでが自軍の指揮をとるというカオスな様に。どうなるんだ、俺達の部隊は…。
---しかし、この人事の結果、何人か生還して仲間になる人物が出てくる。どうなってるのこれ…。
-一貫してアルとは折り合いがよくない。理由はまぁ、女の戦いというヤツです。
--ゲーム版で用意された専用ルートでは、九郎不在の間にアルと協力してマギウススタイルで戦闘したりもする。
**覇道 鋼造
-名前の読みは「はどう こうぞう」。覇道瑠璃の祖父にして覇道財閥初代当主。原作及び本作中ではすでに故人だが回想などで出てくる人。
-裸一貫から屈指の大財閥を立ち上げ、片田舎だったアーカムを大都市にし、地下に対ブラックロッジ基地を作成、デモンベインを準備、とやったことを挙げただけでも色々やってる超人。なお、時代設定としてはゴールドラッシュ真っ最中のアメリカ(西暦1850~1900年)。明らかに技術レベルがオカシイ。
-ネクロノミコン新釈(記述はあんまりあてにならない)や自作の機械語写本(&b(){当時最新式の}パンチカード製)と共にブラックロッジとガチンコバトル
--ちなみに機械言語版はデモンベインの動力である「獅子の心臓」の制御をしていたため製本されて間もないのに精霊化している。
--中盤、九郎が装備するマントやバルザイの偃月刀を始めとする各種魔術品はこの人が覇道邸の秘密部屋に残してたもの。
-原作のとあるルート終盤や過去時間軸が舞台の外伝小説でその半生が語られる。その正体は…原作をプレイしてのお楽しみ。
--なお息子との仲は微妙だった模様。これが続編への意外な複線となる。
-UXで「鉄道王」と称されていたが、この設定は外伝小説以外では明言されていない。[[鋼屋氏もビックリである。>>https://twitter.com/J_hagane/status/312252522586841089]]
**ウィンフィールド
-覇道財閥の執事。武に長け、身一つで魔術師とも互角に渡り合う実力者。
-ボクシングスタイルで戦い、技名などは音楽用語。
--界隈で無双していた所を覇道鋼造にボコボコにされた縁から仕える事になった。
-真夏のビーチでも「執事だから」という理由で何時もの真っ黒なスーツを着続ける男。
-レムリア・インパクトが使用される際は何があっても駆けつけ、お嬢様の後ろに控える。怪我で寝込んでいようが、&bold(){アンチクロスと死闘を繰り広げていようが。}
-声はお馴染み子安武人氏だが、本作では敵味方ともパイロットとして演じたキャラがいない。つまり今回子安氏は中断メッセージのため''だけ''に本作の収録に参加したことになる。
--もっとも何かとスパロボに出るキャラを担当しているので水面下の企画のおまけ収録の可能性も。というか、次のスパロボにはしっかり子安キャラがいる。
**チアキ
-CV:茂呂田かおる
-覇道財閥のメイド。デモンベイン発進のオペレーターを務め、デモンベインの整備も行う。ついでにデモンベインの武装解説も彼女の役目。
--さらに瑠璃もウィンフィールドも不在の時は彼女が指揮を執ったりとメイドの中では出番が多い。
-眼鏡と関西弁が特徴。ほかの二人に比べると一番の常識人。
-整備に関しては堅実派。その為、性能重視でピーキーなチューニングを好むドクター・ウェストとは犬猿の仲。
--ドクター・ウェストからは「凡人眼鏡」呼ばわりされる。デモンベインの設計思想的には彼女の方針の方が正しくはあるのだが。
--原作ではクトゥグアの力を制御する銃を作ってったりしている(ただしパワーは1/10程度)など、メカニックとしての腕は悪いわけではない。
**ソーニャ
-CV:こおろぎさとみ
-覇道財閥のメイド、デモンベイン発進のオペレーターも務める。
-オペレーター三人娘の中では最年少。「黙れ蛆虫」「貧乏人どもが」といった毒舌を平然と吐く。
**マコト
-CV:浅川悠
-覇道財閥のメイド、デモンベイン発進のオペレーターも務める。
-オペレーター三人娘の中で最も大人びているため、一見常識人のように見えるが、その実態は&bold(){同性愛者な上に幼女にだけ興奮する}というとんでもない性癖の持ち主。逆に男性は触れられるのも嫌うほど。現在のターゲットはアル。
--くららさんこっちです。
-アニメ版ではアルたんハァハァはカットされている。
**ライカ・クルセイド
-CV:黒河奈美
-アーカムシティにある教会のシスター。孤児達を引き取って世話をしている。
--九郎が食うものに困った時もたまに世話をしている。
--3人の孤児は今回出番なし。ゲームからTVアニメ、UXまでで彼女の関係者のうち、実に4人までが出番カット。
-原作ではヒロインとなるルートが存在し、世界設定に関わるほどの重大な秘密もあったが、アニメ版では丸々カットされてしまった。
--公式にもその事をネタにされている。ゲーム内ではリチャードにも……
-巨乳、メガネ、お姉さん系キャラとわりと属性の塊。その上妄想癖がある。
-地べたを這いずりまわるヒロイン。
-生まれも育ちもアメリカで、日本通でもないのに箸を使える。
--ついでに外伝小説では彼女の持ち歌は''ド演歌''(しかも女の情念系)とされている。
-乙姫から運命を乗り越えた等と言われている辺り、原作ゲームのライカルート後日談に近い立ち位置なのかもしれない
--原作を知っていると何かと突っ込みたくなる事も多いが、ルートによっては彼女の能力が失われる事もある。
**エンネア
-九郎が戦闘中に保護した記憶喪失の少女。
-明るい性格で九郎に猛烈なアプローチを仕掛けるため、嫉妬したアルには嫌われている。家事スキルはかなりのレベル。
-一方で九郎に度々妙な問いかけをするなど、謎めいた部分を秘めている。
-当人の申告ではアルよりはスタイルが良いらしい。あくまで当人の申告では。
-移植版&アニメ版でエンネア役だった成瀬未亜氏は引退したため、UXでは柚原有里氏が代役を務める事になったのだが…。
--''当の成瀬氏はUX発売後に声優活動を再開した''。どうしてこうなった…%%え?同じ声に聞こえる?何の事かな?%%
-名前の由来はギリシャ語の「9」から。
**ナイア
-CV:折笠愛
-たびたび九郎の前に現れては、思わせぶりなセリフを残していく謎の女性。普段の言動も非常に芝居がかっている。
--とは言いつつもクトゥルーネタをある程度かじった人ならナイアと聞いただけで一発で正体が分かってしまう、ある意味お約束な方。
--初登場時に一人称として「僕」を用いていたが女性。アイコンだけだとわかりづらいかもしれない。
--顔グラだけではわからないがプロモーション抜群のお体。多分作中随一。
-その立ち位置の割に、妙なところで間が抜けてるのは「それも私だ」の人によく似ている。
--ただし、あちらは本気で陰謀をめぐらせているのに対して、こちらは遊び半分……というか8割ぐらいは遊びである。
**ルルイエ異本
-CV:こおろぎさとみ
-インスマウスの神殿に安置されていた魔導書。ウェスパシアヌスがインスマウスを訪れていた目的はこれの入手+邪神召喚の実験のため。
-作中3人(冊?)目となる魔導書の精霊であり、オッドアイが特徴の神秘的な少女の姿を取る……この世界では魔導書の精霊は幼女というルールでもあるのだろうか。
--多分ある。
-アルやエセルドレーダと異なり感情や意思といったものがあまり感じられず、命じられるがままに邪神召喚の歌を唄う。ある意味はた迷惑な存在。
-ちなみにアンチクロス所有の魔導書が精霊化した姿もみんな幼女である。
--幼女化(実体化)させられる(している)方が格が上(魔力を恐ろしく消費するので)
-感情や自意識が希薄、作中では特定のマスターを持たない、最高位の魔導書ながら鬼械神の召喚をしない(代わりに邪神は召喚するが)と作中に登場する魔導書の中でもかなり特殊な存在である。
**クトゥグア
-CV:斎賀みつき
-フォマルハウトに住む炎の神性にして旧支配者の一柱「クトゥグァ」に関する記述が実体化したアルの断片。
--フォマルハウトはみなみのうお座の一等星であり、実在する星である。
-今作では武器「クトゥグア&イタクァ」を使用した際に人型状態が映る。
--ページモンスターの中でも別格らしく、精神世界の中とはいえ普通に会話している。ちなみに一人称はアルと同じく「妾」、アルを「母」と呼ぶ。
-褐色で軍服っぽい衣装の方。神獣形態は炎を纏った獣。
-モーゼルの方に宿っており、能力は純粋に火力が高い爆裂弾。
**イタクァ
-CV:斎賀みつき
-「風に乗りて歩むもの」イタクァに関する記述が実体化したアルの断片。二つ名通り風の神性である。
--原作では街1つ氷漬けにする派手なデビューを飾った。
-今作では武器「クトゥグア&イタクァ」を使用した際に人型状態が映る。
-色白でメガネをかけている方。神獣形態は氷を纏った竜。
--メガネキャラとしてはライカと被るが、こちらは文字通りクールビューティといった感じ。
-マテバリボルバーの方に宿っており、能力は自動追尾する銃弾。使用者の意思で軌道を操作することも可能。その分威力、貫通力はクトゥグアより劣る。
**ブラックロッジ構成員
-いわゆるブラックロッジの一般兵、ただし破壊ロボに乗ったりするわけではないので出番が少ない。
-主武装はトンプソン機関銃。でも大体通用しない。
-ウェストやエルザ達と一緒にリゾート地でバカンスを満喫したり、一緒に街の定食屋にお昼ごはんを食べに行く仲。
--慰安旅行もあるあたり、案外ホワイトな企業なのかもしれない。
--原作ではウェストのブラックロッジ離脱の際に全員が共にくっついてきたほど彼を慕っている。
*登場機体
**デモンベイン
-覇道財閥が作り出した人類の切り札となる巨大ロボット「鬼械神(デウス・マキナ)」。全高は55.5m(29.0598cubit)、重量は4254t(850.8mct)。
-神とも呼べる存在を模倣して造られており、攻防共に魔術的な武装を積んでいる。
--アーカムシティの格納庫にも「虚数展開カタパルト」という、簡単に言えば「平行世界の壁すら突破してデモンベインを召喚する」専用のカタパルトが存在しており、DVEなんかで呪文唱えて召喚してたりする場合大体コレを利用している。カタパルトと言いつつ見た目はデカイ目玉。ちなみに劇中の九郎によると転移中は非常に気分が悪くなるらしい。
-操縦は複座式。機体動作担当の九郎は後方のお立ち台でモビルトレースシステム、アル(エルザ)は前部でバイクのドラッグスタイル風シートにまたがりハンドル操作
-デモンベインとは魔を断つ者の意で、劇中や歌などでは「無垢なる刃」「魔を断つ剣」などと称される。本作では出てこないが、「無垢なる刃」は原作にて最初にアルが聞いた時(本作最初のDVE)の返答として自ら名乗っている。
-これでも魔導書本来の鬼械神と比べると圧倒的に性能面で不利である。原作で最も新しい時間軸の「機神飛翔デモンベイン」では「最弱無敵の剣」と称されている。
--簡単にいえば「100万回やられても絶対に折れない、人のための鬼械神」。とにかく操縦者に負担がかからない仕様。
---性能こそ高いが、操縦者に最終的に死を強いるアイオーンとは対照的。
-アニメ版とゲーム版で微妙にデザインが違う。特に、ゲーム版では髪があるのに対してアニメ版では髪が無い。
--髪動かす手間の関係で省略。ほぼ原作デザインのOVA(PS2版特典)でもビーム髪は省略されている。
--ついでにアトランティス・ストライク時に鶏冠と脚部シールドが変形するのもアニメオリジナル。
-Sサイズ・SSサイズがてんこ盛りの本作において&bold(){超貴重なLサイズユニット}。
--ちなみにダンクーガノヴァで37.8m。対してデモンベインは&bold(){55.5m}。さらに体重は&bold(){4254t}と凄まじく重い。ダンクーガが108t、ほぼ同じ身長のコン・バトラーでも550tなのだから相当である。
-独自の仕様として、ENがMPとなっていて改造できずEセーブも習得不可能。
--ちなみに、MPの補給は可能……どういう理屈なのかは考えない方がよさそうである。
--MPという仕様上、EN吸収攻撃の対象にならないのも利点の一つ。特にELS戦で真価を発揮する。
-最初は武装も乏しく特殊能力も無いが、原作同様にストーリーが進むに連れどんどん強化されていく。
--必殺技であるレムリア・インパクトは最序盤から搭載されているはずだが、その威力のヤバさ故序盤はイベント武装扱い。正式追加はエルザ搭乗時なのは何かの皮肉か?
--一々ナアカル・コードの了承を姫さんに取るのは様式美でもなんでもなく、パイロットによる悪用・乱用を避ける為。勇者王のハンマーみたいなもん。
-レムリア・インパクトには原作でも非常にカッコいいムービーが存在するのでぜひ一度見て欲しい。スタッフのこだわりが見て取れる。
--一見ゴッドフィンガーが元ネタ、と思われがちだが鋼屋氏サイト掲示板の氏の発言曰く、「シャイニングフィンガーじゃなくて、(覚悟のススメの)螺螺螺・螺旋」とのこと。
--原作では複数の敵機体に掌を当て、時間を置いて一斉昇華するレムリア・ディレイ・インパクトを使った事もある。
--当初武器名を聞いたアルは頼りない武器名(レムール(キツネザル))に心配していたが威力と結果はご覧のとおりである。
-戦闘力だけでなく魔術を使った特殊兵装も本作での魅力。
--他に再現されていない物に、ロイガー&ツァールという組み合わせると大型の手裏剣になる1対の剣や、時間を巻き戻す『ド・マリニーの時計』などがある。
-鋼造が建造した…とは言われているが、実は彼はアリゾナ砂漠から回収したデモンベインを修復したのであって、一から建造した訳ではない。
--その辺りの事情は今作及びアニメ版では扱われていないルートで明かされている。
---が、デモンベインの本当の開発者が誰なのかは、今もって明かされていない謎だったりする。一応傍証は散見できるので「想像しろ」。
**アイオーン
-魔導書「キタブ・アル・アジフ(ネクロノミコン)」により召喚される鬼械神で、アル・アジフの本来の鬼械神。全高は55.5m(29.0598cubit)、重量は5575t(1075mct)。
-物語開始前にリベル・レギスと戦闘になり、敗れて大破した。
-大破したものの、一部の武装はアルの手によりデモンベインに受け継がれている。
-ちなみに本来はアンチクロスの鬼械神を上回るほどの力を持つが、魔術師が不在だったこともありその性能を発揮できないまま破壊された。
--ただし本来の性能を発揮するためには、乗り手たる魔術師の魂を燃料とする必要がある。
--つまり「無茶苦茶強いが戦い続ければいずれ確実に乗り手が死ぬ鬼械神」であり、操縦者に負担がかからない鬼械神であるデモンベインとは対照的。
--本来の性能を発揮した際の活躍が見たい方は外伝小説を読むか機神飛翔をプレイするといいだろう。
---登場する二つの外伝小説ではそれぞれ使い手が違うせいか、外見や能力に差異がある。
-UXでは、アイコンのみだが登場している。
**リベル・レギス
-マスターテリオンの持つ魔導書「ナコト写本」により召喚される鬼械神。全高は51.2m(26.808cubit)、重量は3339.9t(667.98mct)。
-デモンベインとはあらゆる意味で正反対の性質を持つ、作中最強クラスの鬼械神。
-原作でもスパロボでもいきなり序盤で登場するが、この時は手加減しているため明らかにパワーダウンしている。
-原作ゲームでは序盤は右腕だけの登場。
-デモンベインが右掌からの無限熱量で敵を撃破するレムリア・インパクトがあるのに対して、左腕の絶対零度の極低温の手刀「ハイパーボリア・ゼロドライブ」を持つ。&br()かすっただけで分子崩壊を引き起こすというとんでもない代物。
--初見でこの武装を見て「左手で技を放っている」と仲間フラグかと思った人もいるかもしれないが、れっきとした原作再現である。一応隠し要素で仲間にはなるが。
--ちなみに、ハイパーボリアとはクトゥルフ神話における架空の大陸の名称。
---氷河期に衰退したとされ、技のイメージにも合っている。
-ちなみにこの機体は変形機能を持ち、UXでの背後に翼が展開しているのは「真の姿」と称される形態なのだが、今回は変形前の姿はまるごとカットされている。
-魔力の矢を撃ち出す天狼星(シリウス)の弓や、ホーミング重力弾を撃つン・カイの闇など、アニメ版ではカットされた武装が幾つかある。
**レガシー・オブ・ゴールド
-アウグストゥスの持つ魔導書「金枝篇」により召喚される鬼械神。全高は81.5m(42.673cubit)、重量は13470t(2694.185mct)。
--ちなみに本作に登場する魔導書は殆どがクトゥルフ神話に登場する架空の書物だが、「金枝篇」は実在する研究書である。和訳もされており普通に購入可能。
--「レェェガシィ!オォブゥ!ゴォオオォルドォゥッ!!」
-体中から高出力のビームレーザーを放つ。
-高い攻撃力とクトゥグア・イタクァの同時神獣弾(UXではテキストイベントのみで登場した武装。クトゥグア・イタクァを完全顕現させる弾)を受けても倒しきれないほどの防御力を誇る。
--クトゥルーからの魔力供給があったのでガチンコの場合どうなのかは不明だが。
--カットインは必見。
**サイクラノーシュ
-ウェスパシアヌスの持つ魔導書「エイボンの書」により召喚される鬼械神。全高は82.4m(43.144cubit)、重量は13922t(2784.450mct)。
-名前はハイパーボリア時代の言葉で「土星」。つまりクトゥルー神話における造語。
-ウェスパシアヌスの持つ人面瘡を媒介とした呪法攻撃が特徴。
--というかそれしか攻撃方法がないらしく、作中で「芸がない」とバッサリ切り捨てられている。
-なお、サイ&bold(){ノクラ}ーシュではない。
-今回はアイコンのみの登場となってしまった。まぁアニメでは直接対決しなかったから仕方ないかもしれない。
**ベルゼビュート
-ティベリウスの魔導書「妖蛆の秘密」により召喚される鬼械神。全高は58.4m(30.57cubit)、重量は4956t(991.272mct)。
-精神的、肉体的に相手を苛む攻撃を得意とし、武装は特殊効果のオンパレード。
-原作ではかなり多芸な敵だったが、ルーチン上の問題か残念ながら武器は透明化する上に相手のMP吸収して爆発する機雷(スターヴァンパイア)と、殺した相手の魂で強化する砲弾(怨霊呪弾)の2つのみ。
--しかしながら、怨霊呪弾(アニメ版では尺の都合で未使用)は攻撃力低下と行動不能がついており、原作の嫌らしさをよく表した強敵となっている。
--省略された代表的な武器としては、敵機体を行動不能に追い込むバッド・トリップ・ワインがある。
--また、原作ではこの機体も魔導障壁を使っている。
-無限熱量という設定を持つレムリア・インパクトをまともに食らっても倒しきれない、という恐ろしい機体(リベル・レギスでもまともに食らったことはない)。
--正確には倒された端から無限復活してくる。どっかのアリアやナタクのファクターの同類。
--そのため、原作ゲームでは退場の仕方がバラエティに富んでいる。
---おまけに復活してきた時の中身はけっこうグロい。
**クラーケン
-カリグラの持つ魔導書「水神クタアト」により召喚される鬼械神。全高は63m(32.986cubit)、重量は6222t(1244.446mct)。
-ロードビヤーキーとはよくコンビで出撃している。
-操縦者同様、パワーを主体とした武装と戦い方をする。
-ゲッター3の如く腕が無限に伸びる。
--そして召喚する魔導書は「水神クタアト」……狙ってるのだろうか。
-原作では水芸も持ってるが割愛された。
-魔導障壁を持っており、ディスイーブのナーブクラックの威力では大抵弾かれるため、ある意味アンチクロスの鬼械神では随一の強敵。
**ロードビヤーキー
-クラウディウスの持つ魔導書「セラエノ断章」により召喚される鬼械神。全高は42.1m(22.043cubit)、重量は1856t(371.365mct)。
-クラーケンとはよくコンビで出撃している。
-機動性重視の鬼械神であり、ゲーム中でも高い運動性を誇る。
-必殺技であるスクリーミングバードの威力はかなりのもの。リアル系の機体は一撃で落とされる場合も。
-機神招喚は魔術であるため、それにより召喚される鬼械神は術者の位階やタイプによって異なる。よってロードビヤーキーは「セラエノ断章により召喚される鬼械神」と言うよりは「クラウディウスが呼び出せるセラエノ断章の鬼械神」と言った方が正しい。
--事実、セラエノ断章の執筆者は同一の魔導書で別の鬼械神を招喚している。因みにウェストは過去にその鬼械神と術者に遭遇している。
**皇餓
-ティトゥスの持つ魔導書「屍食教典儀」により召喚される鬼械神。全高は47.2m(24.713cubit)、重量は2616t(523.33mct)。
-操縦者同様に複数の刀を使用する。飛び道具は一切装備されていない。
-滅茶苦茶速く動いて接近して切るだけというある意味芸の無い機体。一応隠し腕(『UX』では「隠し刀」名義)があるが。
--まぁ皇餓に限らずアンチクロスの鬼械神は一芸特化ばかりなので隠し腕というネタがあるだけマシかもしれない。
-「空間を切り裂く」ことで瞬間移動を行ったり、斬撃波を飛ばす技もあるのだが、アニメ版では使われていないため、『UX』でも不採用。
**ネームレス・ワン
-ネロの持つ魔導書「無銘祭祀書」により召喚される鬼械神。全高は312m(163.363cubit)、重量は755768t(151153mct)。
-全鬼械神の中でも最大の大きさを誇る。見てくれがでかいだけではなく、ネロの魔力の高さもあり、リベル・レギスと互角と言われてる。
-そのためかこの機体のみ、移植版『機神咆吼』のギャラリー(マシンライブラリー)における機体種別は「DEUS EX MACHINA(デウスエクスマキナ)」表記となっている。
-本来は戦闘用ではなく「C計画」で「C」の制御ユニットとしての鬼械神。
-「存在消去」という恐ろしい大技を持っているが、未登場。アニメ版で使われていないうえ扱いに困る技なので仕方ない。
--過去のシリーズには「光の粒子に変換するトンカチ」だの「時間を巻き戻して存在を消す」だのしてる武器が登場してるので演出がわからないことを除けばどうとでもなるかもしれないが。
--ちなみに、これに近い性質を持つ(と最近設定された)のが「風の魔装機神が火の鳥纏って突撃する」あの技だったりする。
**破壊ロボ
-ドクター・ウェストが開発したいろんな意味ですごすぎるロボ。全高は81.7m(42.778cubit)、重量は13570t(2714mct)。
-原作設定で修理装置を積んでいる珍しいロボ。続編の『機神飛翔』ではバラバラになったデモンベインの部品を組み立てて一瞬で完成させるという離れ業を披露した。
-名前に色々つくのが特徴でPS2版に同梱されたOVAでは【「スーパーウェスト無敵ロボ28号+スピードコントローラーと連射機能付き」】(これでひとつの台詞である)だったり、【「スーパーウェスト無敵ロボ28号ターボRFM音源内蔵」】とかになる。
-原作で最も新しい時間軸の『機神飛翔』では一号機が「スーパーウェスト無敵ロボ28号スペシャル〜皇帝の紋章〜」、二機目が「&bold(){蒼穹のスーパーウェスト無敵ロボ28号DESTINY~その力見せ付けろガグ!~}」というタイトルだったりする。
--何の因果か、「蒼穹の~」と「DESTINY」については今回共演。「28号」がいないのが残念。
-機体ボーナスに海Aがあるのはアニメ版で平然と海戦に対応していたためか。原作では海水で錆びて故障するというエピソードがある。
-元は西博士のギター演奏用移動舞台。邪魔されないようにアレコレ機能追加して行ったらああなった。
**量産型破壊ロボ
-ドクター・ウェストが開発した破壊ロボの量産型。
-ドラムカンのような胴体は破壊ロボ共通の特徴だが、ドリルなどの大型装備はオミットされている。
-本来は終盤に登場する。
--そしてデモンベインに一斉昇華される。
-飛行可能なはずなのだが、スパロボUXでは移動タイプが陸になっている。
--ツメスパやキャンペーンマップでは飛行している。
-原作ではゾンバイオというウェスト専用カスタム機もある。
**デモンペイン
-ドクター・ウェスト作の破壊ロボの一種。顔だけ破壊ロボ(オリジナル)のロボである。デモン「ペ」インである。全高は55.5m(29.0598cubit)、重量は6833t(1366.7mct)。
--ちなみに英語での綴りはデモンベインが「DEMON''BANE''」、デモンペインが「DEMON''PAIN''」と全く違う。
---ただ「ベ」から「ペ」になっているだけだが奇跡的に「痛み」という単語になっている。
-正式名称は「スーパーウェスト無敵ロボ28號DX」。だが破壊ロボと侮る無かれ、魔術による砲撃能力が有り、戦闘力は高い。
-武装(アルがいない状態)だけならデモンベインより上。エルザすげー!
-「我、埋葬にあたわず(ディグ・ミー・ノー・グレイブ)」は、本来エルザ本人用の&bold(){どこからか飛んでくる棺桶に収められた術式魔砲(つまり個人用の特殊武装)}。&br()使い勝手がよかったのでスケールアップして組み込んだのだろう。
-恐るべきことに、何とアトランティス・ストライクを完全コピー。命中時の爆発エフェクトが本家より派手。
--なお原作ゲームで取り込んだアルのページはバルザイの偃月刀だが、本作ではニトクリスの鏡になっている。
--実はPV1での本家のアトランティス・ストライクそのまんまである事は言ってはいけない。
-操縦および魔力伝達をエルザが、魔力供給をアルの断片が担っている。つまり&bold(){ウェストが乗り込んでいる理由が何一つない}。
--でも本作のメインパイロットは博士。
-小説版では覇道財閥のデータベースをハッキングして作ったらしく、ウェストがデモンべインを修復出来たのはこのためとされている。
**ダゴン
-「大いなる"C"」ことクトゥルーの眷属であり「深きものども」が信仰する海の邪神。巨大なフナ虫のような姿をしている。%%いや、そんな!あのフナ虫はなんだ!窓に!窓に!%%
--姿こそ虫だがまごう事なき神であり、その力は海というフィールドと合わせてデモンベインをも圧倒した。
---クトゥグアの力を制御できないまま解放してようやく倒したレベル。その代わりデモンベイン自身も大破するほどのダメージを負ったが。
-原作では妻であるハイドラを召喚したが、本作では召喚しない。その代わりアウグストゥスやネロ、果てはマスターテリオンが大量に引き連れてくる(一応ダゴンの大群は原作でもあった要素)。
--ちなみにそのハイドラと合体してゴンドラという新クリーチャーにもなっている(命名は九郎)。
-クトゥルー神話においては他の邪神より一段劣る小神・従神として描かれることも多い。また「深きものども」が長い年月を経て成長した姿がダゴンだと言われる場合もある。
--そのためデモンベインのように大量に現れて薙ぎ払われたり、他の神に一撃でやられたりと噛ませ犬的な扱いをされることもある。
--こいつがタイトルの作品では、主人公が最後に死亡フラグそのものの台詞を手記に書き残した事で知られる。%%そんなもん書き残すなよって?クトゥルー神話ではいつもの事。%%
*補足
-原作シナリオライターの鋼屋ジン氏がTwitter(12/13 1:37)においてスパロボスタッフがゲーム版のチェックもしているらしい事を報告している。 → [[該当発言>>https://twitter.com/J_hagane/status/278901475105710081]](外部リンク)
--その鋼屋氏曰くデモンベインという名前は学生時代にグルンガスト(スパロボオリジナル機体)につけた名前が元。
-参戦自体は以前からファンの間で希望の声があったが、その筆頭がグリリバこと声優の緑川光だったりする。
--PS2で発売された際の電撃PSのスタッフインタビューでニトロプラスのスタッフは堂々とスパロボ参戦を希望していたりする。
-デウス・マキナの語源はラテン語の「機械仕掛けの神」、本来は「デウス・エクス・マキナ」という舞台用語で、「収拾のつかなくなった舞台を強引に解決するご都合主義の塊」のこと。
-参戦名義になったアニメ版は「デモンベインのアニメ化はまだですか」とファンから言われるほどの出来であったが、12話という短さもあって一部シナリオと多くのキャラクターがカットされており、またスケジュールの逼迫等が災いして作画やCGの質も良いとは言えずファンからは非常に評判が悪い出来であり、特に原作では主要人物の一人で、OPやEDに登場し第一話にもシルエットが出ているメタトロン(と何故かEDにしか出ないサンダルフォン)が、第二話以降は存在をなかったことにされたところがネタにされていた。
-これだけならまだしも、オリジナルの開発会社であるニトロプラスまでもが別作品にて黒歴史ネタとしてアニメ版を皮肉っている。&br()が、結局はそのアニメ版によりスパロボに参戦出来たのだから皮肉としか言いようがない。
--本作ではアニメ版を基準としつつも原作ゲーム版、小説版、続編の『機神飛翔』の設定も少し拾っている。
--実はアニメ版エピローグではゲーム版デザインのデモンベインがゲーム版アルルートでアニメとは別のEDにたどり着いた場合の状態、つまりは平行世界の存在として登場しており、やろうと思えば今回もアニメ版原作再現終了と同時にゲーム版デザインのデモンベインに置き換えることも可能だった。
---しかし、それをやってしまうと、九郎とアルが自軍の九郎とアルとは別人になってしまうの為か行われなかった。
-EDで語られた『血の怪事件』や送り届けられる『アイツ』など、『機神飛翔』につながるネタが多数仕込まれている。
-ゲームは大きく分けて18禁指定のPC版、サブキャラの音声追加や演出やモノローグでの表現および一部キャラクターの台詞の変更・追加・カット、新イラストやムービー・ギャラリーモードの追加が行われたPS2版、処理が重いのを改善したPS2Best版がある。
--18歳以上で手軽にプレイしたいならPCのDL版、フルボイスでガッツリ楽しみたいならPS2のBest版をプレイするといいだろう。
---ただしBest版はさすがに品薄になってきているのか、少しずつ値が上がり始めている。
---発売15周年の2019年4月26日に、PS2版をWindows向けに逆移植したものが発売された。今からならこれを狙うのが良いだろう。
2023-11-03T09:40:02+09:00
1698972002
-
バグ
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/105.html
#contents
//見やすさ、項目内容から考えて新たなバグは指揮官バグの下じゃなくて、撃墜数バグの上の方がいいと思われます
*実害あり
**戦闘デモにおけるフリーズ・エラー
***暴風激烈斬(呂布)
-明確な発生条件は不明。
-デモをOFFにする、Bボタンでデモをキャンセルする、Aボタンでデモを早送り表示する、で回避可能。
***ギム・ゲネン一斉攻撃(ギム・ゲネン(アマルガン)、ギム・ゲネン(キキ)、ギム・ゲネン(ヘベ))
-特に43話のネロに対して使用した際の報告が多い。要注意。
-デモをOFFにする、Bボタンでデモをキャンセルする、Aボタンでデモを早送り表示する、で回避可能。
***シャイニング・トラペゾヘドロン(デモンベイン)
-51話でデモンベインとリベルレギスが戦闘し、お互いの武器にトラペゾヘドロンが設定されている時に発生する可能性がある。
-カウンターのあるなし、攻撃を仕掛けた側に関わらず発生する模様。リベル・レギスの攻撃を受けた後デモンベインが反撃しても発生。
***インフェルノブラスター(マジンカイザーSKL(ウイングクロス))
-キャンペーンマップ16でゴゴール(第3形態)に使用するとエラーが発生し本体が再起動する。
***トリプルドッグ(マークドライ、マークフュンフ、マークアハト)
-34話でラインバレル・アマガツに使用した際にフリーズした報告有り。フリーズしなかった報告もあり、明確な発生条件は不明。
-デモをOFFにすることで回避可能。ONの場合は使用キャラ、撃墜の有無、スキップや早送りの有無に関わらず起こる模様。
**精神コマンド:偵察が効かなくなる問題
-偵察をかけた敵が別のユニットに変わった場合(例:グラン・ネイドルを撃墜→ネイキッド)、再出現した敵のステータスは見れなくなるのだが、偵察の対象にすることができない。&br()偵察の回避率低下効果がリセットされず残ってしまっているのが原因だと思われる。
**移動+精神でSPが回復しない
-移動後に戦闘デモONで攻撃をするとSPが回復しない。デモOFFで回避可。
**移動+資金で資金が増えない
-移動後に戦闘デモONで攻撃すると資金が増えない。移動+精神同様デモOFFで回避可。
**条件を満たした(満たしていない)のに、ウィルが加入しない(する)
-44話クリア後のシナリオデモをスキップ(シナリオデモ中にL+A)すると条件を満たしているのに加入しなかったり、満たしていないのに加入することがある。
--必ず発生するわけではなく、スキップしたけど影響がなかったという報告もある。正確な発生条件は不明。
--本来の条件を満たさずに加入した場合、スキルパーツ「改造」は入手できない。
-このバグが発生した状態で周回した場合、44話をスキップせずにクリアした場合でもウィルが仲間にならない模様。
**搭載ユニットにイベントが発生するとユニットが消える場合がある
気力などが増減するイベントが戦艦に搭載しているユニットに発生すると、その機体が戦艦の周囲に配置される。
そのユニットを選択するとコマンド欄から「能力」が消失し(恐らく戦艦搭載時と同じ状況)、コマンドを選択してからキャンセルし(この時搭載音が出る)、
搭載機体一覧からさらにキャンセルするとユニットが消失する。
-搭載機体一覧からそのユニットを選択すると、ユニットがMAP左上に現れる。
-消失した場合でも部隊一覧から能力を確認したり、精神コマンド検索から精神コマンドを使用することは可能。
-キャンセルせずに攻撃や編成を行った場合は消失しない。また移動しての搭載や回収も問題ない。
-孫権ルート36話と最終話で報告有り。他のMAPでも、該当のイベントが発生する前に全てのユニットを予め戦艦から出しておいた方がいいだろう。
**黒獅子、凰雷鷹、爆竜の改造費用が高くなる
飛影正式加入後以降に任意で発生。
インターミッションで各三機を合体確認で獣魔、空魔、海魔にして武器改造するとなぜか高くなっている。
-回避するには合体確認せずにそのまま改造すると普通に引き継がれている。
-オルフェス、ダンクーガでも確認したがこちらは合体後も同じ費用だった。
**撃墜数異常増加
&bold(){※公式では仕様とされている}
-二週目において、一週目でほぼ使っていないキャラクターの撃墜数がとんでもない数に上昇し、自分が育ててきたキャラクターがトップエースから外されることがある。バンナムへの問い合わせによると「仕様」とのこと
--加入時の撃墜数算出計算式に問題があるらしく、突出して撃墜数が多いキャラクターがいると発生しやすい模様。
--隠し要素にその周の撃墜数が必要になる場合があるので確認が少し面倒になる
1週目にトップエースが主人公で撃墜数が700~800程度。8話時点でジンを除けば初期撃墜数が450~950程度。S.M.S.メンバーの初期撃墜数が比較的似通っていて同値も多く、話数が進むほど加速度的に(それこそ100機単位で)増えてくことから、初期撃墜数を前週トップエースの撃墜数×話数による補正×キャラによる補正辺りで算出している可能性が高い。
ただ、サヤが470機程度で主人公が800機弱だったことから考えて、前週の撃墜数が算出された初期値を超えている場合はそのまま引き継いでいるかも。
結論から言うと、KやLの初加入時と同様の処理を2周目以降も行っているため、
主人公の撃墜数を起点とした撃墜数のインフレが起きている。
Kでは一周目でキャラが初加入する際には以下の式で初期撃墜数が決定されていた。
初期撃墜数=「平均撃墜数」×キャラ固有の係数(以降ベテラン度と呼ぶ)
※少なくともUXでは、平均の対象は直前のインターミッションにいたキャラと分岐で抜けているキャラ
UXでは同様の計算が二周目以降でも行われ、結果が前周回での撃墜数を上回る場合上書きしている。
(三周目における検証で、前周回の撃墜数の方が多ければ上書きされないことを確認した。)。
以降、一周目で主人公を無双させたデータ(主人公350キラ317ショウ241)で具体的に説明する。
プロローグと1話では補正は発生しない。
1話後IMでの平均撃墜数は(主人公354+ジン17)/2=185(切り捨て)
2話ではヒーローマン:185*ベテラン度1=初期撃墜数185, グラハム:185*1.3=240,
リチャード:185*1.5=277, サヤ:185*1.2=222が出現し、グラハム・主人公・ジンが離脱する。
2話後IMでの平均撃墜数は(リチャード279+サヤ222+ヒーローマン190)/3=230
3話では九郎(230*1)=230が加入する。
3話後IMでの平均撃墜数は(リ294+九230+サ224+ヒ193)/4=235
4話ではロミナ(235*1)・レニー(235*1.1)・マイク(235*1.1)・ジョウ(235*1.2)が加入し
4話後IMでの平均撃墜数は260となる。
このように、二周目以降ではほぼ全キャラ(操・呂布・テリオンは未確認)のベテラン度が1以上であるため、
(一周目ではフェイやファフナーのような新兵キャラのベテラン度は0である)
平均撃墜数はベテランの参戦で増加し、専業指揮官の参戦で減少するものの
二周目も敵を撃墜しないと進まないのでトータルでは増えていく。
まとめると、主人公の撃墜数を220機程度にしておけば翔子(と9話以降で加入する全キャラ)がダブルエースになる。
1周目ではツメスパの13話も空Sさえあればただ突撃するだけで殲滅できる。
310機程度で序盤のヒーローマンを除く全キャラがダブルエースになる。
主人公以外を無双させた場合、サヤ・ヒーローマン・九郎の影響が大きい。
特にヒーローマンと九郎は中盤で再加入する際にも補正を受けるので三周目以降のインフレの元凶となりうる。
**専業指揮官バグ
12話以降で加入するキャラの撃墜数が実際の撃墜数平均から求められる値より小さくなっている。
また、序盤3分岐での敵レベルもレベル平均から求められる値より小さくなっている模様である。以下意見交換のコメント欄
・17話アメリカルート グレンデル型のレベルは平均-1なのか? 自軍平均は25.06なのだがグレンデルは24 - 2013-04-01 16:44:22 ・13話後の分岐はしばらくマイナスなのかもしれない。こっちはヨーロッパルートで15、16話で平均を下回っていた(14話は失念) - 2013-04-01 21:09:16
・専業指揮官がインターミッションに現れるのは11話クリア後
・これ以降で通常パイロットが20人未満になるのは序盤の3分岐のみ
・その後平均撃墜数が下がるタイミングは専業指揮官の加入と一致
これらの状況から、原因は専業戦術指揮官(孔明など)が平均を計算する際にも人数1、レベル0、撃墜数0としてカウントされるためだと考えられる。
専業指揮官も分岐による出入りやイベントによる一時離脱を円滑に処理するため内部ではパイロットと同じ枠で管理されていると思われる。
*実害なし
**分岐時に総士が大幅にレベルアップ
-ただでさえレベルが高くなりがちな総士であるが、分岐でファフナー勢がいないルートを通ると合流した時に総士のレベルが大幅に上昇している。
--通常、合流時に別ルートへ行ったメンバーのレベルが上昇しているが、複数人のサブパイロットである総士はその人数分だけレベルアップ処理が行われているのか、非常にレベルが高くなっている。
---防ぎようはないが、総士はサブパイロットなのでレベル変動に影響はなく、実害は一切ない。
**のりかえ後の機体性能
-乗り換え時に表示される機体性能が乗り換え前のパイロット能力で判定される
-撃墜数が影響する機体ボーナスランクと修理・補給装置搭載、地形適応上昇
**サブパイロットと修理・補給スキル使用
-メインサブ兼任の暉、エイーダ、サヤは機体一覧のサブパイロット画面からYボタンでスキルパーツ使用に飛ぶと修理・補給スキル使用の可否がゼロファフナー、ダンクーガノヴァマックスゴッド、オデュッセアで判定される。
--暉はゼロファフナー搭乗時ならスキルパーツ、パイロット一覧でも同様。
-ジョウもメインサブ兼任だがどの機体から飛んでもこの現象は起きない。
**サブパイロット時のイルボラのエースマーク
-イルボラが再加入したクリアデータを引き継ぐとサブパイロット時でもエース(Wエース)マークが表示される。
--3位以内でもトップエースの判定には影響しないので実害はない。
**戦闘グラフィック消失
-戦闘アニメーションで攻撃を受けた時、稀にユニットのグラフィックが消失することがある。
--実害は無い模様。
**武器弾数の設定ミス
-キャンペーンマップ・初回封入特典において、ライラスの武装リュラー・マインの弾数が「20/4」となっている。実際には4発しか撃てない。
**戦闘デモOFF時、Aボタン早送りのスロー化
-戦闘デモをオフにした際、Aボタンで演出の早送りをする時の速度が通常より遅くなってしまう。
--発生条件、解決策など不明。一度発生するとセーブデータに関係なく適用されてしまう模様。
**マークフュンフが分身
-マークドライ、マークアハト、マークフュンフの合体攻撃「トリプルドッグ」トドメ演出の最後でマークフュンフのグラフィックが2重になっている。
--通常のゴウバインスマッシュ用ポーズのマークフュンフの上に、トリプルドッグ用ポーズのマークフュンフが重なった状態になっている。
--立体視で見てみると分かりやすい。
**31話、40話での一騎の顔グラフィックの設定ミス
-31話にてマークザインでガイストテレスに攻撃を仕掛けた際の戦闘前会話、40話でサコミズを説得した際の会話の最後の台詞、同じく40話でのサコミズとの戦闘前会話で、まだファフナーはTV版シナリオの最中であるにもかかわらず一騎の顔グラフィックが劇場版の一騎の顔グラフィックになっている。
--戦闘中や戦闘終了後は元に戻る。
**41話ターン数リセット
-41話で敵味方増援が出るとターン数が1にリセットされる。合計ターン数もリセット後の数値で加算される。
--実害はないが、最短ターン数狙いのやりこみに若干影響があるかもしれない。
**別ルートの動向をアーニーが説明する
-42話でユニオンルートを選択した場合、44話開始前のデモでアーニーが『ユニオンでの事象が終わったら石上社長が全て話す』と竜宮島ルートでの出来事を説明する。
--部隊リーダーなので聞き及んでいた可能性はあるが、単純な人選ミスと思われる。
**発言していないキャラクターのログが残る
-50話などのIMでバックログを見ると、発言していないキャラクターの台詞が残っている。これは隠しキャラを仲間にしなかった場合、その台詞を代わりに言うキャラクターのもので、見てみると台詞の内容が見事に被っている(50話だと孔明に質問するのが道生だが、彼がいない場合は一騎。ログを見ると両方の台詞が残っている)。
**46話の気力減少イベントで一部ユニットの気力が減少しない
-46話の全ユニットの気力が減少するイベントにおいて獣魔、空魔、海魔、マジンカイザーSKL(ウイングクロス)の気力だけ減少しない。
**50話でフェイの曲が再生できない
-50話のイベント後(BGMがサヨナラノツバサに変わってから)、BGM設定でフェイ関連の曲が再生できなくなる。再生しようとするとサヨナラノツバサごと曲が止まる。
*バグと間違えやすい仕様
**スキルパーツ「撃墜数+5」
-[[「スキルパーツ」>スキルパーツ]]にも書かれているが、現在の撃墜数が5増えるだけでなく敵を撃墜した際にも撃墜数+5の効果がある。
--要は敵を一機撃墜する度に撃墜数が6増えるようになるということである。
-尚、表示上の撃墜数が増えるだけで、内部撃墜数は1しか増えていない模様。
**設定しているBGMが変更される
-機体、部隊ともに設定してあるBGMが強制的に変更される。
--武器はフェイ・イェンHDのLOVE 14 ver.HD、Believe ver.HD
--特殊能力のE・ウェーブ、スーパーデュランダルの翼の舞
**連続行動中に編成できない
敵を撃墜した後に発動する連続行動中に編成することはできない。
-特殊スキルなどの説明では一切触れられていない。
--合体や合神などは行える。
**覚醒の重複
特殊スキルの連続行動をもっており覚醒を二回以上使用できるのが条件。
-1 連続行動を発生できる条件を整えておく
-2 覚醒を使う。
-3 その状態で敵機を撃墜し連続行動を発生させる。
-4 覚醒を使う
覚醒の説明に重複されないとあるが、この時点で重複している状態となる。
3の段階で内部データでは敵を撃墜する=連続行動>覚醒となるため画面表示の覚のランプが消えてしまっている
見た目では判断し辛い状況になるが覚醒を掛けた分の行動は可能。
また3の連続行動で行動終了すると連マークが消えて覚醒が発生する。この状態での編成は可能となっている。
*誤字・脱字等
|MIDDLE:BGCOLOR(#ccc):~該当箇所|MIDDLE:BGCOLOR(#ccc):~場面|MIDDLE:BGCOLOR(#ccc):~発言者等|MIDDLE:BGCOLOR(#ccc):~誤|MIDDLE:BGCOLOR(#ccc):~正|MIDDLE:BGCOLOR(#ccc):~備考|
|1話|シナリオデモ|ノーヴル|&color(red){主}席|&color(blue){首}席|主席には首席の意味もあるので誤りではない|
|3話|シナリオデモ|ウィンフィールド|隠&color(red){避}学科|隠&color(blue){秘}学科||
|14話(アメリカルート)|シナリオデモ|瑠璃|テク&color(red){ロノ}ジー|テク&color(blue){ノロ}ジー||
|14話(日本ルート)|シナリオデモ|一騎|いえ、なんか急にいろいろあり&color(red){ず}ぎて|いえ、なんか急にいろいろあり&color(blue){す}ぎて||
|16話(ヨーロッパルート)~部隊合流|シナリオデモ|字幕|&color(red){エルシャンク}|&color(blue){マクロス・クォーター}|字幕も背景グラフィックもエルシャンク|
|22話|シナリオデモ|エイーダ|ごめなさい|ごめ&color(blue){ん}なさい||
|22話|シナリオデモ|ハザード|バ、バカ&color(red){は}なことを言うな|バ、バカなことを言うな||
|28話|戦闘前会話|アーニー|人道に&color(red){劣}る作戦なんて…|人道に&color(blue){悖}る作戦なんて…|もとる|
|28話|シナリオデモ|溝口|それがどうした&color(red){ん}ってんだよ?|それがどうしたってんだよ?||
|32話|マップデモ|アウグストゥス|そういうわけにもいきませんで、大導師…|そういうわけにもいきません&color(blue){の}で、大導師…|ので|
|33話(地上ルート)|シナリオデモ|カノン|我々とっては|我々&color(blue){に}とっては||
|35話|エイサップvsコットウ戦闘前会話|エイサップ|おわ&color(red){り}かりでしょう!|おわかりでしょう!||
|39話|刹那vsイドゥン戦闘前会話|刹那|なぜわかり合おうしない!|なぜわかり合おう&color(blue){と}しない!||
|41話||第三部開始時のナレーション|来&color(red){た}るべき対話|来るべき対話|どちらも「きたるべきたいわ」と読めるが、00の世界では「来るべき対話」が正しい表記。尚、ここ以外では全て「来るべき対話」となっている。|
|46話|シナリオデモ|孫尚香|さ&color(red){ず}がは正義の味方|さ&color(blue){す}がは正義の味方||
|50話|マップデモ|モニカ|接続したバトル・&color(red){ギャラクシー}の|接続したバトル・&color(blue){フロンティア}の||
|51話|フェイvsジン戦闘前会話|フェイ|周り人たちを|周り&color(blue){の}人たちを||
|エンディング|シナリオデモ|アル|汝のどこ&color(red){か}完璧なのだ|汝のどこ&color(blue){が}完璧なのだ||
|戦闘中|反撃不能|咲良|どこに隠れた?すぐに引きずり出しやるからね|どこに隠れた?すぐに引きずり出し&color(blue){て}やるからね|TV版で確認|
|戦闘中|被ダメージ|剣司(TV版)|嫌だけどやるかねえんだろ!?|嫌だけどやる&color(blue){し}かねえんだろ!?||
|戦闘中|曹操への援護攻撃|刹那|&color(red){孫権は一度下がれ}|&color(blue){曹操…次は俺の力を示す}|指定ミス|
|戦闘中|孫権への援護攻撃|刹那|&color(red){曹操…次は俺の力を示す}|&color(blue){孫権は一度下がれ}|~|
|戦闘中|通常攻撃|ロウリ|俺達は日本を&color(red){米国}の支配から脱却させたいだけなんだよ!|俺達は日本を&color(blue){ユニオン}の支配から脱却させたいだけなんだよ!|原作に合わせた結果。UXにおける米国はユニオンに統合されている。|
|戦闘中|日系人への攻撃|サコミズ|滅びよ!&color(red){21世紀}の日本人!|滅びよ!&color(blue){22世紀}の日本人!|21世紀どころかUXの世界ではとっくに22世紀である。|
|戦闘中|九郎からの被ダメージ|エルザ|&color(red){ウエスト}「さっすが、ダーリン! シビれるロボ!」|&color(blue){エルザ}「さっすが、ダーリン! シビれるロボ!」|指定ミス。顔グラもウエストになっている。|
//|戦闘中||イドゥン|我々はお前の&color(red){石}を必要としない|我々はお前の&color(blue){意思}を必要としない||
//アクセント的にも石(フォールドクォーツ)で正しい模様。
//|44話|シナリオデモ|ジョーイ|&color(red){あ}は…はい!|は…はい!||
//単に直前の会話で苦笑しつつ返答を返した可能性あり
//|49話|シナリオデモ|アネックス|アネックス・ザブームが頂く!|アネックス・ザ&color(blue){・}ブームが頂く!||
//株式会社ぴえろ公式サイトを確認したところ「ザブーム」表記でした。
//|戦闘中|攻撃|アレルヤ|逃&color(red){が}しはしない!|逃しはしない!|音声は「のがしはしない」。第2次Zでも同じミスがあった。|
//|戦闘中|援護攻撃|シン|このチャンス、逃&color(red){が}しはしない!|このチャンス、逃しはしない!|~|
//「にがす」なら「逃がす」ですが、「のがす」なら「逃す」であってます。
2023-11-03T09:39:47+09:00
1698971987
-
I,ROBOT
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/67.html
[[シナリオ攻略]]
*第14話(アメリカ) 『[[I,ROBOT]]』
**勝利条件
+敵の全滅
**敗北条件
-初期
+味方戦艦の撃沈
-第三軍増援後
+味方戦艦の撃沈
+デモンベイン(九郎、アル)の撃墜
+ヒーローマンの撃墜
**ステージデータ
-''初期''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''初期味方''|マークエルフ(一騎)&br()マークフィアー(甲洋)&br()プトレマイオス2改(スメラギ)&br()選択|
|BGCOLOR(#FFE4E1):''初期敵''|スクラッグ兵士(スクラッグ兵士)&スクラッグ兵士(スクラッグ兵士)×12|
-''敵5ユニット撃墜''
|BGCOLOR(#FFE4E1):''敵増援''|LEFT:~(左右中央)|
|~|スクラッグ兵士(スクラッグ兵士)&スクラッグ兵士(スクラッグ兵士)×6|
-''敵全滅''
|BGCOLOR(#ADD8E6):''味方増援''|LEFT:~(中央上)|
|~|デモンベイン(九郎・アル)&br()ヒーローマン(ヒーローマン・ジョーイ)|
|BGCOLOR(#F2E700):''第三軍増援''|LEFT:~(中央下)|
|~|デモンペイン(ウェスト)×7|
**ユニットデータ
-敵
|~機体名|~パイロット|~Lv補正|~HP|~射程(P)|~資金|~撃破アイテム|~備考|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~初期|
|スクラッグ兵士|スクラッグ兵士|0|4500|5(3)|1500||HP回復L1&br()EN回復L1|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~増援|
|スクラッグ兵士|スクラッグ兵士|0|4500|5(3)|1500||HP回復L1&br()EN回復L1|
-第三軍
|~機体名|~パイロット|~Lv補正|~HP|~射程(P)|~資金|~撃破アイテム|~備考|
|>|>|>|>|>|>|>|LEFT:~増援|
|デモンペイン|ウェスト|1|16800|7(4)|8000|||
**流れ
-5ユニット撃墜
--敵増援1
--「バルザイの偃月刀」襲来(PP毎に全味方に最大HPの10%ダメージ)
-敵全滅
--味方増援1
--第三軍増援1
--「バルザイの偃月刀」効果消滅
--敗北条件に「デモンベイン(九郎、アル)の撃墜、ヒーローマンの撃墜」が追加
-条件達成
--デモンベインに武装「バルザイの偃月刀」追加
**攻略アドバイス
-このルートに来ると、飛影、ラインバレル、三国伝、SKL、フェイ・イェンと多くの戦力が別行動になってしまうので若干注意が必要。
--一番の問題点はSサイズのスクラッグを相手にするのにディスィーブのナーブクラック(特殊行動版)やハインド・カインドのリフレクターコア(ラインバレル勢)がない事だろう。しかも、分岐終了までこの状況は改善しない。ここぞという時は集中や必中でフォローしていこう。
---皆城総士の戦術指揮に偵察を重ねれば安価に15%フォロー出来る事を覚えておきたい。
-マークフィアーは出撃するまで編成不可能だが、出撃後なら編成を行う事が出来る。全部PUで埋めていると1機余るはずなので、マップ上で編成をしても良い。
--増援のヒーローマンとデモンベインもマップ上で編成可能。
-デモンペインは獲得資金が、この時点で幸運や祝福はないはず(よほど稼いでいればエイーダが使えるが)。数も多いので、稼ぐとしたら努力と資金+のあるルナマリアが適任。
**戦闘前会話
-ウェスト:九朗、一騎、シン、ヒーローマン、刹那、エイサップ、アーニー
-ウェスト(アトランティス・ストライク使用時)
**クリアボーナス
資金+15000
援護攻撃
SPアップ
見切り
**隣接シナリオ
-第13話『[[約束-ちかい-]]』
-第15話『[[THE INVADERS]]』
**余談
シナリオ名ははデモンベイン原作のエルザ登場回タイトル。
アニメ版では使用されなかったにもかかわらずしっかりと拾われている。
元ネタはアイザック・アシモフの短編小説集。
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----
2023-11-03T09:39:35+09:00
1698971975
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バンプレストオリジナル
https://w.atwiki.jp/srwux/pages/44.html
&bold(){編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。}
#contents
*概要
本作のオリジナルキャラクターとロボット。
キャラデザインはChiyoko氏。ロボデザインは露木篤史氏と寺島慎也氏が担当している。
三名共スパロボシリーズにはお馴染みの顔ぶれとなっている。
戦闘アニメのフルボイス化に伴い、GBA・DSスパロボでお馴染みだった武器名変更システムが遂に完全削除となった。%%すぎたくんサヨナラ%%
*登場人物
**アニエス・ベルジュ
-地球軍北米方面部隊の少尉。通称%%ロックオン(兄)%%アーニー。女みたいな名前だが男。
--ただし、従来のスパロボと同じく主人公名の変更が可能なので作中で名前をネタにされる事は全く無い。
-天涯孤独の身で、それ故に何よりも人の命を大切にしたいと考えている。
--逆に何の罪もない人の命を脅かす外道が何よりも許せない。
--ゴゴール用の戦闘台詞で「僕の故郷を返してもらう」と言ってるので、センターシティ出身である。
-今回も参戦しているどこぞのガンダムマイスターに似ている。それどころかPV第2弾でネタにしている節すらある。しかし特に絡みは無い。
--今回はオリジナル内での関係性を重視しているのか過去作の主人公たちの様に特定の版権キャラと懇意になる事も無い。
--他にも絵師繋がりで「ニーサン+スットコドッコイ」とも。
-良い意味でも悪い意味でもとことん真面目。というか、天然に片足を突っ込んでいる。また、ジンとはベクトルこそ逆だが、思い込みが激しいのは同じ。
--最たるものは、リチャードの大根演技を間に受けて、クルーガー親子を長らく「落語家を表の顔とする傭兵」だと思い込んでいたこと。この誤解自体は2部で自然と解消されたものの、&bold(){落語ネタはエンディングまで引っ張った}。
--ライオットB(地球軍所属)からオルフェス(UX所属)に乗り換える際に、決別の意味も込めて軍服を脱ぎ捨てるぐらい真面目。&br()作中で大幅な衣装チェンジする主人公は意外と珍しい。%%親友のジンの服装はそのままなのに…。%%
---前後の状況から私服などは持ち合わせていないはずなので親父あたりが見立てたんだろうか。
--ノリが良いのか影響を受けやすいタイプなのか、オルフェスに乗り換えてからは特に前フリも無くリチャードに準じたセリフを発する様になる。いつから仕事人になった。
--3部になると何の前触れもなく顔グラとセリフが変更されて覚悟完了。マジ仕事人。
---実際はリチャードを真似た演技らしく、ダメージが蓄積すると素が出てくる。
-シリーズ全体でも珍しく、SC2ndのケイジ以来となる一人称が「僕」の主人公。
--彼を含めても、残りはαシリーズからのリョウトくらいで、「僕」主人公は片手で足りるくらいしか居なかったりする。
-&bold(){ある時期を境にサヤを呼び捨てにし始める}。
-UX加入からしばらくはコンビを組むサヤに引っ張られているような状態だったが、話が進むにつれ徐々に立場が逆転、最後には彼女どころか部隊そのものを引っ張るようになる。
**サヤ・クルーガー
-非合法傭兵組織「アンノウン・エクストライカーズ」(以下UXとする)に所属する女性。
--UXとは国家が表立って対処できない事件を解決する組織らしい。
-プロの傭兵だが、戦闘に関係のない感情を表現するのが苦手。
--そんな部分が反映されてしまったのか、実は技量値が味方でブービーという低さ(ロミナ姫が更に下回る)。ミサイルを撃つときは撃ち落とし・切り払い注意。
-思うところがありながらも親父さんの無茶振りに付き合ってやっているあたり、何だかんだで信頼しているようである。
--よろしくピース
-後継機の必殺技で上半身カットインが拝める。サヤさんマジ女神。
--3Dだからといって無理に揺らさずとも心震わすことは出来るということを証明してみせた。ごちそうさまです。
---でも寄せている。単純に大きさが足りないだけなのでは……。
-中断メッセージでちゃんと落語(どっちかというとアーニーとの夫婦漫才?)を披露してくれる律儀な人。
**リチャード・クルーガー
-サヤの父であるいぶし銀な男。UXの指揮官で、謎の機体オルフェスを操る。
--ジンの登場するPVの公開前は今作の裏切り候補と目されていた。
-自称『ろくでなし』だが「弱者の涙を黙って見ているほど無神経でもない」らしい。
-娘の人間性について悩んでいるようだが、間違いなく原因…というか元凶はこの親父である。色んな意味で。
-アーニーとの初顔合わせの時の自己紹介が、その後のアーニーとサヤの関係に多大な影響を与える事に。よくやった極楽亭。
-中断メッセージでは通常と極楽亭の両方の口調が聞けるが、同じ人が演じているとは思えない程に声色が違う。
-戦闘シーンの台詞が『必殺シリーズ・ファンの選ぶ名台詞集』みたいになっていて、元ネタを知っている人の腹筋に悪い。
-戦闘能力はあらゆる面でアーニーを上回る。第3部の仕事人モードより上。おまけに「魂」を覚えるため、火力でも上だったりする。
--離脱時期が早いため全て揃うことは普通ない。ラインナップは「不屈」「必中」「鉄壁」「直撃」「魂」。2周目以降はこれをモデルにアーニーの精神エディットをするのも手。
**ジン・スペンサー
-アニエスの親友で同じく孤児。髪がワカメ。
--どこぞのスパロボAの主人公を思わせる。(性格は異なるが。)
-各ゲーム雑誌では上記メンバーと一緒に登場説明がされなかったり、PV2弾でも立ち絵が無かったりなど扱いはぞんざい。
--そして何より、PV2弾で''ライオットAが味方側だが、左手持ちで攻撃していた''という時点でお察し扱いされていた。
---そして散々裏切り要員扱いされていたが蓋をを開けてみれば&bold(){裏切ったのは主人公の方}であった。%%まぁ、プレイヤーからしたら変わらんが%%
-孤児ということもあり上昇志向が非常に強いが、あのアーニーの親友である事からわかるように決して悪い人間ではない。ただ思い込みが激しく、運は悪い。
--その最たるものが「決別-ともだち-」。''率いるようになった部隊がいきなり全滅する''。
---というか、''ジンの部隊に所属した人間は、アユルやジン本人を含めて全員最終的には死亡する''。もはや歩く死亡フラグである。
--アーカムシティでアーニーが死んでいた場合は代わりにUXにいたらしい。ある意味、主人公になり損ねた男。
-本編で殆ど使えないお詫びなのか、キャンペーンマップでは出番が多い。
-ゲーム中唯一の周回撃墜数バグ対象外のキャラだったりする。
**ノーヴル・ディラン
-アーニーとジンにライオットを与えた博士。またリチャードの言葉からオルフェス等も開発したとされているが・・・?
-激しく余談ではあるが、彼女のCVは某暴乳姫の中の人のゆかな女史。
--今作ではフェストゥムとの兼任。「あなたはそこにいますか?」
**アユル・ディラン
-中盤からジンの相棒として参戦する少女。出生等に大きな秘密があるが実は・・・?
-基本、ジンと一緒に出てきた場合はジンと彼女のどちらかを撃墜すればイベントが進行する。&br()資金やパーツが欲しい場合はMAP兵器が必須。
-カットインはおとなしいが中断メッセージで盛大にかましてくれる。ごちそう様でした。
**ナック
-ライオットAに登場するネームドキャラクター。だが、顔は&bold(){汎用兵士}。
--ネームドの敵キャラの顔が汎用というのも''LOEのガスパ以来17年ぶりである''。
-セリフは一応(ライオット搭乗時)専用のものがある。一応。
-相方のコービィ共々、初登場からして死亡フラグの匂いをさせていたが…。かなり真面目な人物らしく、色々後味が悪い。
-だが能力は間違いなくネームド級。舐めてかかると手痛い一撃を食らうことも。
--しかし、その割には特殊スキルが一般兵と変わらない(援護攻防と全体攻撃の三つ)。底力か見切りくらい習得させても良かったんじゃなかろうか。
--乗機のHPは雑魚ライオットよりちょっと高いくらいなので、それなりに鍛えた機体に反撃無双させてるといつの間にか撃墜していたという事も。
-野心的な相方を持つ真面目なキャラということからどことなくアーニーを連想させるが、搭乗機体自体はアーニーとジンとは逆になっている。
**コービィ
-ライオットBに搭乗するネームドキャラクター。相方のナック共々顔が&bold(){汎用兵士}。
-非常に上昇志向が強く野心的。能力も低くはない。しかし、運は悪い。
-真面目な相方がいて上昇志向が強いということからジンを連想させるキャラクター。搭乗機は逆だが。
-一時期とはいえ主人公が登場していたのと同じ機体に乗り、声もあって台詞もあるとかなりの高待遇だが、唯一もらえる資金だけがナックともども何故か雑魚敵クラス。所詮はそこまでの存在ということなのだろうか。
**兵士
-いわゆる汎用兵士の皆様。
-瀕死に追い込むと、&bold(){どこの主人公だ}と言いたくなるような台詞を叫ぶコトがある。
-中盤までは普通の連中だが、最終局面になってからは一言も喋らなかったり突如として召喚されたりする不気味な連中に。&br()状況的にSAN値直葬されたか、それとも普通の人間ではない何かなのだろうか?
--一応見分け方として普通じゃない方はヘルメットの色が違ってたりする。
-PVでフェイに落とされていたのが印象的。
-三択ルートでジンが率いて来る連中はジャクソン、キャメロン、バークレーという名前。撃墜すると専用のやり取りを残して消えるため後味が悪い。%%スパロボとは思えない脱出装置の故障率%%
--先にジンを落とすとこのイベントが全部消滅するのがある意味救いか
**カリ・ユガ
-本作のラスボス。携帯機シリーズの敵としては某完璧親父とタメを張る程スケールのでかい存在。
--そのでかさはなんと3Lサイズ。しかも装甲2500・底力L9・ガードと恐ろしく硬い。
---因みに全高は&bold(){1999m以上}である。バイラル・ジン程でかくは無かった。
---それでもマクロス・クォーターの5倍以上と考えれば恐ろしくデカい。
--戦いの後半になると5段階改造程度では歯が立たない機体も。
---機体によっては、&bold(){魂を使っても10しか与えられない}という恐ろしい事態になってしまう。
--皆によってたかって太ももを攻撃される。
-カラフルで巨大な翼は全てリヴァルナという子機であり、一人一人が意志を持つ使いである。&br()敵ユニットとして召喚してくるほか、武装としても使用してくる。全能力半減の効果が付いているためカウンターで使われると厄介。
-今作に何体か登場する、デウス・エクス・マキナの一つ。見た目はかなり人間に近いが、他のキャラの反応見るに一応ロボットではあるらしい。
--目的を考えると一番「機械仕掛けの神」に近いと言える。
--おそらくバンプレストオリジナル史上最も美人のボスキャラ&bold(){機}。
---ただし、ヴァルシオーネの様に表情が変化する事は無いのでやはりロボット然とした無機質な印象を受ける。
-その設定上正の無限力の権化とも取れる存在であり、OGシリーズにケイサルを出すための布石ではないかという声も…
-本来カリ・ユガとはインドの哲学概念、「ユガ(時代)」の一つ。&bold(){悪魔カリ(男性・獣人系の外見)の支配する時代}の事。
--ただ設定としてはカルキ(カリ及びカリの支配する世界を&bold(){そこに住む人間もろとも}ぶっ壊す神)である。
--ある意味において神様そのものと言えないこともない存在。今作において、神様そのものは他に二人(?)ほど登場しており、色々とカオス。
-ラスボスではあるが善悪を超えた存在である、自軍からは酷い言われ様だが、自分たちを問答無用で消そうとしているのだから当然の反応ではある。
-敵機にしては珍しく、''トドメ演出がある''武器がある。運悪く撃墜されてしまったときに見る機会があるかも?
**リヴァルナ
-カリ・ユガのしもべたる小型機動兵器。
-色違いが七種類存在し、それぞれ一つずつ違う武器を所持。
--これが全て特殊効果つき。面倒な効果ばかりな上に無限増援なのが厳しい。
---スーパー系や戦艦などは対策しておかないと、あっという間にたかられてヘロヘロにされてしまう。
-体力は低めなのでボロボロ落とせる。
*登場機体
**ライオットB
-全長20.13m・重量72.5t。
-地球軍の次期主力兵器「ライオット」に近接戦用の装備を施した機体。Bはバトラータイプを意味する。カラーリングは青と白。
-動力は%%欠陥%%新型の動力機関『陽子ジェネレータ』。
-序盤で早々に離脱しアーニーはオルフェスに乗り換えるが、それまでの改造費用は全額返還される。
--そのためシリーズでもかなり早くに消える主人公機。不憫。鳴り物入りで紹介されていたのに…
--今思えば''オルフェス&ライラスとメカデザインが違う''のは伏線だったと言える。
-両腕にビームスパイクを内蔵し、さらに両肩にビームサーベルを収納している。
--一方で近接仕様であるために射撃武器は固定兵装の機関砲のみ。ライフルすら持たせないというガチ仕様。
---お蔭でうっかり矢面に立たせると大抵射程外からフルボッコにされる。
--一応、今回のザコ敵は射程3までのP武器しか持たない機体が割と多く、直ぐ突っ込んでくるが…反撃性能はともかく敵の射程外はほぼ取れない。
---が、よりにもよって、初陣の相手であるスクラッグが長射程武器を持っているという……
--必殺技はいわゆる「勇者パース」を彷彿とさせるポーズなどもありいかにも主人公ロボという感じである。
---しかし、進め方によっては一度も見る機会が無いままオルフェスに乗り換えてしまう事も……
-飛べるので、足回りはオルフェスより優秀。
--機体ボーナスを考えると単体の火力でもオルフェスを上回っている。2周目以降にフル改造するとよく分かる。
-破壊されたわけではないため今日も彼は自軍艦の格納庫の隅で主人を待っているのだろう。
--次に乗るはずだった機体が諸事情で使えず、やむを得ず元の機体に乗ろうとしたら格納庫ごと爆破されていた&br()OG1の量産型ゲシュペンストMk-IIタイプTTとどっちが初期機体としてマシな末路なのか…
--普通のロボットものならサヤ辺りが乗ってくれただろうに…
--アーニーがオルフェスに乗った後でもイベントでリチャードが乗って出てきたりする。
---JUDA近辺で起こったイベントでは無かったので、常に持っていってた模様。機体あるんだったら使わせてくれ…。
-因みに&bold(){機体名変更不可}。勘のいい人はこの辺で気づいたのでは?
--尤も、こいつの名前を変える事が出来ると他のライオットまでまとめて名前が変わってしまうので仕方がなかったとも言える。
-倉庫から引っ張り出されたと思いきや非業の最期を遂げる不遇の主人公機。後にこちらの手で撃墜しなければいけない場面まである。
--戦闘シーンだけでは分かりにくいと思うが、ライオットとオルフェスは&bold(){10m以上のサイズ差}があるので…。
-こいつが一番輝いていたのはPV第2弾のダブルロックオン締めだったのかもしれない…
-ちなみに任天堂携帯機シリーズで、主人公が最初に乗っていた機体から完全に別機体に乗り換えてしまうのは実はかなり珍しい。
--A:乗換なし、R:換装、D:合体or前機体コア化、W:合体、K:合体、L:乗換なし
--唯一の例外であるJですら、設定上は前半機と同一機が存在するので完全な別機体への強制乗り換えはUXが初めて。
**ライオットA
-全長19.25m・重量110.4t。
-地球軍の次期主力兵器「ライオット」に遠距離戦用の装備を施した機体。Aはアーチャータイプを意味する。カラーリングは赤と白。
--やはり背中のコンテナが重いのかBタイプより30t以上も重い。
-動力は同じく『陽子ジェネレータ』。
-両肩にそれぞれ用途の違うライフルを収納したコンテナを装備。
--薄っぺらい蓋からは大量のミサイルが出てくる。
-ぶっちゃけBより使いやすい。射程的な意味で。
--Aが使いやすいというよりBが使いづらいと言った方が正しい。
--更に言えばジンがヒット&アウェイをデフォルトで習得しているというのも大きい。
--機体ボーナスも射撃+、照準値+、射程+ととても優秀。
-登場回数はライオットBとどっこいどっこい。ライオットシリーズの明日はどっちだ。
-終盤にはどう見積もっても相性最悪なライオットBとPUを組んで出撃してくる。……もう駄目だ。
--そして当のプレイヤーもキャンペーンマップでアーニーとジンがPU組んでて頭抱える事になる。
--ちなみにLもそういうユニットが多かった。実用性より見栄え重視なのだろうか?
---難易度の観点から、遠距離×遠距離のツインによる一斉攻撃での被害等を考慮したのかも知れない。%%ライオットCは素でやってるが%%
**ライラス
-全長20.1m・重量14.8t。
--これMサイズじゃね?とか思われるかもしれないが、今回バルキリーがSサイズなので気にするな。
---バルキリーにも言えるが、戦闘機系は全長ではなく全高でサイズ判定がされているのかもしれない。%%どうでも良いことだけど%%
-オルフェスの支援用戦闘機。オルフェスと同じ動力機関を積んでいる。
-オルフェスとの連携で『ヘル・ストリンガー』という必殺技が使用できるが、難度が高いとのこと。
-おそらくネーミングの元ネタは琴座(ライラ)か。
--オルフェスがギリシャ神話の琴弾オルフェウスであるため、オルフェウスの琴がモチーフだろう
-修理装置を積んだサポート機の割に、武装が充実している上に移動力8、5段階改造で空Sのボーナスまで付く。%%ぶっちゃけオルフェスより使いやすい%%
--Lをプレイ済みな人にはビルドエンジェル枠といえば分かりやすいか。宇宙Sボーナスはないけど。
**オルフェス
-全長32m・重量52t。
--ノートゥングモデルとタメを張れる程の大きさだが、やはりLサイズではなくMサイズ。等身大の方々が多い本作におけるバランス調整の一環だろうか。
-アンノウン・エクストライカーズのフラッグシップである機体。闇を斬る蒼い影。
--何気にライオットBより10m以上でかいくせに20t以上軽い。
-レプトン・ベクトラーという動力機関で動いてはいるものの、機体の出自は謎に包まれている。
-BGMといい技といいどこか時代劇調。というか必殺仕事人の臭いがプンプンする。よく見るとチョンマゲも付いている。
-元パイロットのリチャードが早々にパイロットを降りることになり、代わりに主人公が乗るため、実は真の主人公機だったというオチがつく。
--そのためライオットと違い&bold(){機体名の変更が可能}。第1部終了時とやや遅めだが。
---機体名変更可能=名前を呼んでもらえない、という事なのでフルボイスである今作では微妙に不遇な存在。なぜこんな中途半端な仕様にしたのか…
-ネーミングの由来はオルフェウス。ギリシャ神話において、嫁さんを追っかけて地獄に行ってきた吟遊詩人。この辺のくだりは日本のイザナギとイザナミのエピソードと酷似している。
--実際、劇中でラインバレルのエピソードとの絡みでイザナギ夫妻との類似性について触れられる。
---ただし機体名変更イベント後の話なため、オルフェスから別の名前に変更していると会話に齟齬が生じる。とはいえ先に話されていたら機体名を変更し辛い雰囲気になってしまうのだが…。&br()また、シナリオ全体があくまで「オルフェス」である事を前提に作られているため名前変更をするとそこかしこで妙な違和感が残る。
--名前とは裏腹にその実態は純和風な仕事人。ユーザーの想像力の斜め上と言うか完全に向こう岸な機体となっている。
-琴弾きがモチーフのため、武器は琴のピックや弦をイメージしていると思われる。
--しかし戦闘アニメはやたら仕事人チック。とはいえ銃を使う仕事人もいたため、全ての武装に仕事人モチーフが用いられているとも考えられる。
-ピック系の元ネタは、正確には仕事人シリーズの原作にあたる「仕掛人 藤枝梅安」。
-単体では空を飛べない辺り、取回しでライオットBに劣る。回数は少ないが、単機で強制出撃させられると地べたを這いまわるハメになる。
--素直にライラスとセット運用して欲しいということなのだろう。
--主人公機の割にどうにも機体ボーナスがしょっぱい。この点だけ見ればライオットBの方が優秀だったりする。
-今回はちゃんと後継機があります。
**オデュッセア
-全長32.4m・重量66.8t。
-オルフェスとライラスが合体した主人公後継機。
-オルフェスの各部にライラスから分離したパーツが合体し、背部にライラス本体がドッキングする。
--勇者シリーズのグレート合体を彷彿とさせるような、どこか懐かしい合体方式である。
--強化装甲的な合体のせいか合体前とのサイズ差は&bold(){僅か40cm}である。重量も&bold(){相変わらずライオットBより軽い}。
---そして、やはりMサイズのまま。今作はLサイズとMサイズの境界線がいつもよりゆるめの模様。
--純粋な合体のはずなのに何故か合体するとカラーリングが全体的に変わる。これもオデュサイトの力か…。
---この手の合体には珍しくライラスの武装は一切使用できない。ミサイルとかビームとかは一体どこにいったのか…。
---スターリー・ミサイルはともかくリバー・ビームが残っていれば反撃性能も抜群だったので、実に惜しい。
-ネーミングの由来は叙事詩「オデュッセイア」。英雄オデュッセウスを主人公とした古代ギリシャの長編叙事詩。
--ちなみに名付け親は今回見せ場の多い某版権キャラ。勿論別の名前にすることもできる。
-(オルフェス視点から見て)武器は最強武器一つしか追加されておらず、戦闘アニメは変わっているが武器名はオルフェスと一緒。&br()ヘル・ストリンガーは背部の一回り小さくなったライラスが一時分離して使う準最強武器になった。そのせいか射程が短く…。
--しかしこの追加された最強武器の必殺仕事人度が極まっている。
//機体の能力や運用に関しては該当ページで
**ライオットC
-全長21.1m・重量95t。
-ライオットA・Bからフィードバックしたデータを基に作られた量産機。Cはコンポジットタイプを意味する。カラーリングは緑と白。
-そこそこ頑丈だが、気力120まで最大射程3という欠点がある。Aからミサイルを引き継いでいれば…
--しかも射程3の武器は低火力の機関砲なので、実質射程2と言ってもいい。
---A・Bの機関砲は射程2なので地味に強化されてはいるが、どうせなら最初から射程4のブラスターを装備した方が…
--大抵は気力が上がる前にミドル~ロングレンジから、上がったら上がったでクロスレンジで叩き落とされる。ライオットシリーズの明日はどっちだ。
-ただし、プロトンランチャーの破壊力は中々のもの。後半戦艦に集中攻撃を食らうと防御しても3回殴られると為す術無く撃墜されたりするので気をつけよう。
--しかもプロトンランチャー自体の射程が8もあるため、予想外の所から狙い撃たれる可能性も。出来る限り早めにボコっておこう。
**ライオットX
-全長21.2m・重量32t。
--どういうことか他のライオットシリーズより&bold(){やたら軽い}。
-最終量産機。カラーリングは薄い紫と濃い紫でパーツの縁には鎧のような黄色い装飾が描かれており、デザイン的にはヴィジャーヤとライオットの中間といった印象。Xの意味は不明。未知のXか実験機・試作機のXあたりだろうか。
--武装の全てにイミテイトという単語がついている。なにを模して造られたのだろうか?
--乗って来る兵士は無言バージョンのみ。…乗っているのは人間なのだろうか?
---ノーヴル博士制作のバイオロイドのような物なのかもしれない。
--イミテイト・ブラスターはダスク・ライフルに演出が似ているが、製作者が同じと思われるので当然か。
---ラスボスも出してくるあたり、ライオットの最終量産機ではないのかもしれない。得体のしれない機体である。
-かなり頑丈だが、気力120まで最大射程3という欠点が(ry というか&bold(){他のライオットで言えば機関砲にあたるイミテイト・ガンしか使えない。}&br()そのうえ、気力がたまっても射程2にはやっぱりイミテイト・ガンしか使えないという欠陥もある。
-しかも基本的に他のライオットの一歩手前に配置されているので気力が上る前に優先的にフルボッコされるだろう。ライオットシリーズの明日なんてなかった。
-一応、ラスボスが最後の最後に大量召喚する連中を放置すると痛い目を見る。……ストライクフリーダムのMAP兵器で一掃すればいいとか翼の舞で足止めすればいいとか言わない。
-最強技イミテイト・アサルトヒット時の演出は何処の主人公機だというレベル。ぜひ一度は見ておいてほしい。
**ヴィジャーヤ
-全長31.0m・重量55t。
-ジンが中盤から使用する機体。オルフェスやライオットと同様、粒子加速炉「ニュートリノ・ジェネレーター」を搭載している。
--全身が紫の射撃戦用機体。すっごく悪役っぽいデザインをしている。
--弱くはないのだが理不尽に強いわけでもなく、相棒やライバルの機体と違ってネタにも乏しい。武装追加のような強化イベントもなく、更に微妙に言いにくい名前も相まってどうにも印象に残りにくい。
--最終的には照準値が190に到達し、48話のフル改造ELSの照準(200)に続く超命中。リアル系でもまともに回避するのが難しくなってくる。
--最強攻撃では、どこからともなく箱が飛んでくる。
-武器が左手持ちだったりと何となく味方に出来そうな感じは漂っているが、加入報告は今の所ない。
-オルフェス&ライラスがギリシャ神話の名前由来に対して、こちらのコンビはインド神話から。
--ヴィジャヤは雷神インドラの所有する%%本人が使いこなせない%%槍。武器のガーンデーヴァは最高神の一柱ブラフマーが作った弓である。
**ドラウパ
-全高28.6m(上半身含む)・全幅115.0m・重量450t。
-アユルが乗る全翼機。常にヴィジャーヤと一緒に登場する。
--ライラスに当たる機体だが、合体はしない。
---が、その代わりに上半身が生えたり触手が生えたりするのでインパクトが凄い。ぶっちゃけヴィジャーヤより印象に残る。
--こちらもヴィジャーヤ並みに照準が高く、精神コマンド無しで避けるには運動性にかなり手を入れた機体が必要になる。
--オルフェス&ライラスと同じくヴィジャーヤとの同期臨界が可能なのだが、それで新技を使ってくるわけでもないのでイマイチ地味。
-ドラウパとはインド神話叙事詩「マハーバーラタ」に登場する姫。武器のインドラはインド神話の雷神で、主神格の古い神
--ガーンデーヴァも「マハーバーラタ」に登場する武器であるため、元ネタ的に機体名と武装名のマッチングがヴィジャーヤとひっくり返っている。意図的なものかどうかは不明。
**アヴァターラ
-全長73m・重量248t。
--今回の巨大ロボ枠であるデモンベインよりデカイ。重量は10分の1以下。%%デモベが重過ぎるだけとか言ってやるな%%。
-ノーヴルが乗る人型機動兵器。女騎士のような姿をしている。
--何の説明も前振りもなくいきなり最終話に登場する。その意味ではノーヴル共々本作きっての謎の存在。
--動力すら不明だが、多分粒子加速炉系譜の何かだろう。
-本体の周りを覆っているパーツ「ニューメラス・ビロウ」が主力武器。飛ばして切り裂いたり、大砲のバレルになったり。
-カリ・ユガほどではないがかなり頑丈。
-「意志の力をエネルギーに変換する」機構を搭載しているらしい。恐らくオデュサイトを用いた動力と思われる。
-元々はノーヴルが遥か古に、ユガの終焉に立ち向かう布石として開発した自身専用の機体。輪廻する中でそのループでの技術を取り入れて延々と強化し続け、完成したのが今回出てくるタイプ。
--その役割は、カリ・ユガと戦い、倒すためのいわばデモンストレーションの相手。ゆえに「化身」を意味する名前がつけられている。
-名称は他と同様、インド神話が元。アヴァターラとは化身を意味し、特に有名なものにヒンドゥー教最高神の1柱であるヴィシュヌ神の十のアヴァターラがある。カリ・ユガの項目で言及されているカルキもこの中に含まれる。
*補足
2023-11-03T09:38:59+09:00
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