『私が、そしてあなたが生きているから嬉しい』
このメッセージの配達がソーシャルワーカーの責務であり
ソーシャルワークそのものではないでしょうか。
誰もが生き甲斐をもって暮らすことのできる社会への変革です。
ソーシャルワークは本来、資格にとらわれない活動・営みです。
ひとと関わり、ありたい生き方に手をさしのべること。
それは決して特別なことではありません。
自分のすぐ近くをみわたしてください。
遠く離れた海の向こうではありません。
当事者はここにいます。
あなた自身がすでに当事者です。
世の中は多くの言葉であふれています。
あなたが接する言葉から、何を感じますか。
「軽い」 「重い」 「真意」 「まやかし」 「感動」 「拒絶」 「妬み」 「中傷」 「差別」 ・・・・・・
善意(善意とは何でしょう)につけこんだ嘘におどらされてはいませんか?
自分の心の動きを見つめ直す習慣をないがしろにしてはいませんか?
童子のようにあらゆる不思議を想う感受性が鈍くなってはいませんか?
常識を疑わない日々をすごしてはいませんか?
あなたの『善い』、は実のところ他人の悪ではありませんか?
言葉の力を信じましょう。
自分を見失うことなく問い続け、迷いをおそれない。
言葉の力はいつも行動に寄り添い、ともにあります。
それは、先人から受け継がれてきた未来への願いです。
私たちは生まれながらにしてソーシャルワークの担い手であり、そして当事者です。